貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】 作:小此木
足止め程度に考えていた石波天驚拳が、まさかガニメデを破壊するとは思わず、俺はその事実を受け入れないで呆然としていた。そんな中、蘇ったゴウがケイとガイを救出。ケイとガイの二人はビィートごと真ドラゴンへ乗り込み、あれよあれよといつの間にか木星のブラックホール化を阻止する為、何故か俺達もそのメンバーに選ばれてしまった。
『…何故俺達が行くメンバーに?』
『いや、お前さん、あれだけの力を見せて、ソイツを連れて行かん訳にはならんだろう?』
うう、ベンケイの言う通りなんだけどさ。
『ヘッ、生の木星がこの目で見えるんだ!それも、ブラックホール化しそうって言うじゃねぇか!それを何とかしねぇとどうせ死ぬんだから、最前線で見ながら戦ってた方がいいだろ!!』
『このままこの地球が無くなったら、
ちょ、何で君達乗り気なの!?
『腹ぁ括れ、そっちの竜馬さんよう!早くしねぇと太陽系が乗っ取られちまうぜ!!』
あぁ、もう!この世界のリョウマの言う通りなんだけどな!!…真・シャインスパークで俺達の宇宙にトンズラって手が有ったが、元々やるつもり無かったし!仕方ねぇ、腹、括るか!!
『だぁー、分かった!分かった!!俺達も行く!!』
『これで、9人揃ったな。じゃあ、行くz『その前に野暮用だ!!』ん?手短に済ませろよ。』
さぁて、行く前に野暮用だぜ!!
『はぁぁぁぁ、はぁ!!』
『ゲ、ゲッターが黄金に輝いてやがる!?』
こっちのリョウマが驚くのも無理はない。俺も出来て驚いたし、隼人や武蔵からの質問責めにもあった。模倣した業って正直に答えたら、隼人からは「その、まぁ、何だ。奥義習得、おめでとう。」って言われ、武蔵からは「感、無量だ!」って言って涙ぐんでた。なんでだ?
『この業は地球から力を貰っている。故に、地球から離れると威力が大きく下がってしまう。だから、この業を使う範囲は、コレでギリギリなんだ。んで、木星では使えないからな。』
『そ、それは本当か!?ん、この反応…ブレインズベース!気を付けろ!!後ろだ!!』
この世界のハヤトも気が付いたみたいだな。っと、それよりも、ブレインズベースを狙ってるインベーダーをぶっ倒す!!
『流派、東方不敗が最終奥義ぃ!石破!天驚けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!』
石破天驚拳を受けたインベーダーはゲッター線を浴びた様に崩れて行った。ま、種明かしをすると、進化した俺達のゲッターは常にゲッター線を
『後は、任せたぜ。スーパーロボット軍団!!』
『『『任せろ!!』』』
さぁ、行くぜ!木星!!
■□■□
真ドラゴンのトマホークと真ゲッターのゲッタービームでワームホールを造り、真ドラゴン、真ゲッター1、そして、進化した真ゲッタードラゴン(見た目は真ドラゴンver進化)は木星へやって来た。
木星では、コーウェン、スティンガーが使役している
『ゴウ!これじゃ、キリがねぇ!!』
『三つのゲッタービームを合わせて木星へ打ち込み、核を安定させるんだ!!』
『分かった!やるぞ!!』
次々と現れるインベーダー。先の見えない戦いを終わらせる為、木星を安定させる事をリョウマ達は優先した。
『『『ゲッタービーム!!』』』
が、
『うわぁ!?』
『な!?炎が!?』
直撃した場所から突然炎が上がり、意思を持ったようにゲッターロボ達を拘束したのである。
『グフフフ!!』
『ハハ、ハハハハハ!!』
それは、木星と一体となったコーウェンとスティンガーだった。そして、語り出す。自分達インベーダーと人類のルーツ、始祖が同じだと。
『は?何を寝ぼけた事を言っている。寝言は寝て言えよ。コーウェン、スティンガー!!』
しかし、全く影響を受けない存在が居た。
『な、何!?我らの力が効かない!?』
『そ、そう言えば、何故
そう、別の
『なにゴチャゴチャ言ってやがる!竜馬代われ!私のドリルで腐った脳天ぶち抜いてやる!!』
『そもそも、私は人間ではない!私は艦娘!大和型戦艦二番艦、大和型、武蔵だ!!』
異世界から来た竜馬の態度、隼人と武蔵の何物にも屈しない態度に感化されたこの世界のケイは、吠える。
『たとえお前達と同じ起源だろうとも、たとえゲッター線を浴びたからとしても、アタシ達人類は自らの意思で進化したんだ!ゲッター線に頼り、寄生しながら突然変異を繰り返したバケモノとは違うんだ!!』
『『『『『おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』』』』』
炎のインベーダーの拘束と強制同化を振り払う為、この世界のリョウマ達も吠えた。感情の高まりによって活性化したゲッター炉心は、インベーダーの拘束を存在ごと崩壊させた。
『はぁぁぁぁぁたりゃ!!』
異世界の竜馬は、明鏡止水の力によって三度その機体を黄金に輝かせ、インベーダーの拘束を解く。
だが、コーウェンとスティンガーは巨大な1体のインベーダーと化し、竜馬達を倒さんと襲い来る。それを向かい打つ3体のゲッターロボ。
『何だ?いったい何が奴らを動かすと云うのだ!?』
ゲッター線を吸収し巨大化するインベーダーを数多く生み出しているコーウェンとスティンガーだったが、全く
過去を未来へと繋ぐため現在を生き、ゲッター線を捨て去り、自らの手で未来を切り開く事。それが、この世界のリョウマ達が行きついた答え。早乙女博士が伝えたかった事だった。
『フッ、何を戯言を!!』
『ならば、ゲッター線に
木星に取り込まれた筈の衛星が木星の中から現れ、コーウェンとスティンガーの強烈なビームの攻撃支援システムと化した。そのビームによって、不覚を取った真ドラゴンと真ゲッター1は閉じ込められてしまったのだった。
『待ってろ、今助けてやる!ストナァァァ、サァァンシャァァァァイン!!』
間一髪そのビームを避けた真・ゲッタードラゴンは、ストナーシャインを放ち、
『小癪な!エウロパが破壊されても、また造り出せば『この時を待っていた!!』何!?』
恒星の一つエウロパを破壊した。そして、一瞬攻撃が緩んだ隙を付いて、真ゲッター1が真ドラゴンの竜の頭に立った。そこから真ゲッター1へエネルギーを集中させ、
『死なば、諸共よ!ゲッタァァァァトマホォォォク!おぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁ!!』
残りの恒星諸共、両断した。
『コレで終わったと思うなよ!!』
『我が種族は永遠なりぃぃぃ!!』
そして、崩れゆくコーウェンとスティンガー。
リョウマ達は、3つのゲッタービームで木星を安定させたまでは良かった。だが、その木星を
巨大インベーダーを倒す為、真ドラゴンの奥の手で迎え撃とうとしたこの世界のリョウマ達だったが、ゲッター炉心の出力が思うように上がらず真ゲッター1の炉心を使うことに。
『最初に言っておく。俺達の真・ゲッタードラゴンは初手しか攻撃が出来ない場合がある。』
『何!?それは、どう云う事だ!?』
『…俺達は別の世界の人間だ。そして、このシャインスパークで幾つもの世界を渡ってきている。』
最終決戦前に聞かされる驚くべき事実。
『気にするな。『リョ、リョウマさん!?』良いかケイ。それにお前等!そっちにも何か事情があるのは察していた。それと、最後の最後に正直に言ったんだ。そんな事、今更どうでもいいじゃねぇか!!』
『『『『ああ(そうね)!!』』』』
そして、彼らは巨大インベーダーへ挑む。
『ゲッタァァァァ・シャァァァァイン!真・シャイィィィィン』
『『『スパァァァァァァァァァァァァァァァァァァァク!!』』』
まずは、異世界の竜馬達の真・ゲッタードラゴンが突撃し、
『ゲッタァァァシャァァァァイン!シャイィィィィン』
『『『『『『スパァァァァァァァァァァァァァァァァァァァク!!』』』』』』
次に真ドラゴンとその頭に乗った真ゲッター1が続く。
『『『『『『『『『おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』』』』』』』』』
3体のゲッターによるシャインスパークは、巨大インベーダーを口ごと消し去りそして…
『りょ、竜馬前見ろ!前!!』
『ん?どうした隼tどわぁぁぁ!か、回避ー!!』
突然俺達の目の前に現れたのは、
『無理だ!隼人ちゃん衝撃に備えろ!!…あと、竜馬も。』
<ドゴン!!>
デカい鉄塔っぽい物。それも、その大きさは尋常じゃねぇ。ゲッターが小さく見える程だ。それに俺達はぶつかっちまった。
『み、皆無事か!?<パリン!!>く、空間が割れた!?』
『おのれ、ゲッタァァァァロボォォォォォォォ!!』
な、何だ?空間が割れて、変な鉄塔?はそれに飲み込まれて行った。何故かゲッターロボって叫びながら。
『無事か皆?』
『ああ。って、此処は…
『こ、
ん?武蔵の様子がおかしい。こんな事、初めて見る。一体どうしたんだ?
『お、おい武蔵、どうしたんd『ご無事ですか!神様!!』…か、神様!?』
『■、■■君!?よかった。
えっと、〝神様〟って武蔵に呼ばれていた人の輪郭の発光体は、武蔵を転生させた存在らしい。数十分前武蔵を送って、そのままギィムバグの戦艦を抑えてたってスゲェな。
『な、何だコイツらは!?』
『これって、ゲッターロボ!?』
そこはゲッター軍団とインベーダーとの戦いの場だった。ゲッター軍団は1体1体が真ドラゴンの何倍も大きく、数も数えるのが馬鹿らしくなる程だ。
『待っていたぞ、ゲッターチーム。』
そのリーダーだと思われる機体からよく聞いた男の声が聞こえた。
『エンペラーから各機へ、ライガー2044を中心に真ドラゴンの修理を急げ。』
『…ご厚意、感謝する。』
その機体のブリッジには二人の男が立っていた。
『気にするな。未来を守る為、これもゲッターの意思だ。』
『それでも、お力添えに感謝しよう。』
その