貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】 作:小此木
少し加筆修正しました。
第35話
此処は絶対引けない!
「私達が義兄さんが帰って来るこの街を、アーカムシティを壊させはしない!!」
『何なんだコイツ等は!僕達の、邪神の力でも滅せられないなんて!?』
何としてでも、守り抜く!義兄さんとの思い出が沢山、沢山詰まった街だから!!
「僕は義兄さんの事を良く知らない。だから、帰ってきたら聞きたいことが山ほどある!それを聞く為に、姉さんと一緒にこの街を僕は守る!!」
『何故、何故別次元へ幽閉しても戻ってくるんだ!?』
何時だって義兄さんはそうだった。絶対に引かない。どんな困難な場面でも私達を守る為必死に戦ってくれていた。だったら、今度は私達の番!絶対にアーカムシティをバケモノ共から守り抜いて見せるわ!!
「竜馬義兄さんの見様見真似だが、機神、猛撃拳!!」
『僕達とは異なる次元のバケモノ共めぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!僕達の地球や宇宙は渡さない!!』
リューガと神様(仮)も奮闘してくれている!それに、もう少ししたら九郎ちゃんをエンネアちゃんが連れ戻してくれる。彼女の御子さん、テリオン君を連れて!!
―数分前―
そこは、宇宙。人の聖の極限、絶望を知らぬ英雄〝大十字九郎とアル・アジフが操るデモンベイン〟。人の負の極限、絶望を知る魔人〝マスターテリオンとエセルドレーダが操るリベル・レギス〟。2機の
『その切実なる命の叫びを胸に、祝福の華に誓って――我は世界を紡ぐ者なり!』
『その深き昏き怨讐を胸に、埋葬の華に誓って――我は世界を紡ぐ者なり!』
そして、二つの〝触れた対象を異次元へ放逐する〟力…いや、〝無限に存在する並行宇宙そのものを結界と化して、邪神たちの宇宙(アザトースの庭)を封じたもの〟は衝突した。
『『
それを愉快に眺めている、この繰り返す世界を造り出した
『フフハハハハ、これで宇宙があるべき姿に戻る!
そして、
だが、
<ピシィ!!>
『ン?』
此処で
<ピシピシピシピシィ!!>
『な、何だこの空間のひび割れは!?』
邪神をも予期せぬ事態が発生した。
『此処は、地球か?』
『だが、我らが知る地球ではなさそうだ。』
アザトースの庭が解放された場所の反対側の宇宙が突然割れ、そこから人語を介する巨大な
『何なんだアレは?まぁいい、僕達邪神に掛かれば直ぐ片が付く。』
アザトースの庭から解放された邪神たちが
『この宇宙の既存生命体かな?僕らに似た形態の者が襲ってくるよ。ど、どうする
『無論迎え撃ち、此処を我らの宇宙に変えるよ
『そ、そうだね。それが良いね!!』
そう言うと
『興味深い生き物だ。だが、僕たち邪神の力の前では無意味。ま、九郎君とマスターテリオンの様子でも見ながら時間を潰す…な、なんだって!?』
その光景に今まで余裕だったナイアルラトホテップの顔は、驚愕に歪められてしまった。
「貴女、あの子の母親なんでしょ!早く止めさせなさい!!」
「ぼ、僕も止めたいんだけど、今回のループで初めて対面したんだし、母親って言われても自覚ないし…って、そっちも九郎を止めてよ!!」
地球の外が大変な事になっている事などつゆ知らず、ライカとエンネアはそんな言い争いをしていた。
「ムムム!分かったわ。竜馬お兄ちゃん直伝の技なら九郎ちゃんも一撃なんだから!!」
「またその竜馬お兄さんか。今回のループで初めて聞く名だけど、モミアゲが特徴的でとんでもない事を思いつく人って印象……え?ラ、ライカお姉ちゃん?竜馬お兄ちゃんの事
「それはそうよ。一度何か魔術的なモノで消されはしたけど、今は問題ないわ。」
「僕は一度しか会ってないけど、覚えている。…一度技も喰らった。それに、あれ程強烈な技が魔術ではないと聞いた時の驚きは忘れようにも、忘れられない。」
言い争いの中、エンネアはライカが竜馬を覚えている事に驚く。あの
「一体どうs「危ない!!」ッ!?」
「兄さん直伝!『酔舞・再現江湖デッドリーウェェェェイブ!!』」
エンネアが考えているそこへ、突然強襲が来た。だが、ライカが左腕・右膝を突き出して相手に体当たりし、襲われる前に弾き飛ばしたので大事に至らない。
「エンネアは私達の後ろへ!!」
「此処は僕達が食い止める!!」
『ライカさん!エンネアさん!リューガくん!気を付けて下さいませ!正体不明の敵が
そして、覇道瑠璃から空からまだ敵が来るとの警告と、
『覇道号!主砲発射ぁ!!』
船からの迎撃が行われる。
『エルザ!迎え撃つのである!!』
『私に指示するなロボ!でも、迎え撃つロボ!!』
その迎撃にドクターウェストとエルザが操る破壊ロボも加わった。
「ッ!僕にも
『暴君ネロ!生きているか!?』
「この声、邪神ナイアルラトホテップか!?何の用!今の僕は取り込み中だけど!!」
そこへ驚いたことに、
『一人でも戦力が居る!君の
「(ナイアルラトホテップも知らない存在!?でも、何とか先に僕が九郎とあの子、マスターテリオンを助け出さないとまたコイツに操られてしまう!)…分かった!行くよネームレス・ワン!『
突然エンネアの目の前に眩い光が現れ、その中からネームレス・ワンが出現した。そして、間髪入れず目の前のバケモノを両断。
「これは、ネームレス・ワン?どうして、九郎ちゃんに破壊されたって聞いたのに!?」
『クソッたれな神の贈り物だってさ。この
「(九郎ちゃん達を探す?扉の向こうで何があったの!?いえ、それより!)私も行k『駄目だよ、お姉ちゃん!』でも!!」
『僕には
突如復活したネームレス・ワン。エンネアの話によれば、神からの贈り物らしい。それも、その神と一緒に宇宙に行き、九郎達を探すと云う。
『でも、大丈夫。神様にお姉ちゃん達を守ってもらうようお願いしたから。(ナイアルラトホテップ、ライカ達を守りなさい!じゃないと手伝わないわよ!それにライカ達に変な事でもしてみなさい、その場で裏切ってやるんだから!!)』
(…わかった。その条件を呑もう。)
エンネアは邪神の手助けをするのに条件を付けた。その条件を渋々飲んだ邪神はライカ達の前に姿を現した。
『私の名はナイア。君達を守る神的存在だ。だが、君達も侵略者を倒す手伝をしてほしい。この星の為に。』
そして始まる。邪神をも巻き込んだこの宇宙を賭けた戦いが。