貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】 作:小此木
光溢れる世界で俺は、
「…おい!これ以上隠している事は無いだろうな!!有ったら承知しないぞ!!」
隼人にシメられている。…身動きが出来ないように吊るされて。それも、ご丁寧に自称神が造り出した発光する縄でだ。俺の全力(明鏡止水無し)でもビクともしない代物にグルグル巻きにされ、見えない棒的なモノに吊るされて…とほほ。
「自業自得だな。…プクク。」
『りょ、竜馬君ゴメン!彼女には逆らえそうにないんだ!!』
武蔵を転生させたって云う神様なら、俺達を閉じ込めた存在も知っているんじゃねぇかって思って色々聞いてたら、隼人に言っていなかった前世の記憶に関しても喋っちまって…あら、大変。
鬼の形相でブチ切れた隼人が俺の胸倉掴んで来た。追い打ちをかける様に、武蔵がさりげなく前から知ってたことをゲロったらご覧の有様。もっこり星人こと冴○獠のようにグルグル巻き状態でサンドバックにされてる。今も誰も助けてくれない!やはり、神は死んd『死んでないよ!!』何ぃ!?心の声に突っ込むとは、やはり貴方が神か!!
『そりゃ、一応曲がりなりにもこの星の神をやっているからね。…でも、君みたいな子は初めてだよ。神々の恩恵や手出し無しで前世の記憶持ち、それも特殊な特典や能力無しでそこまで鍛え上げられる人型は。』
「…人型って!?サラッと酷い事言いますね神サマ!!てか、やっぱり俺には特典無かったんでs「コラ!私との
だから、だから顔を殴るのは、もう止めて下さい!!痛い、痛い!でも、前世の記憶があったのを話していないだけで、こんなに怒るなんて思わなかったんだよ!本当にゴメンなさい!!
『そうそう、武蔵君。君には伝えたい事があったんだ。』
「ム、神様が私に?」
『…改めてだけど、君が行きたがっていた世界に転生、或いは転移してみるつもりはあるかい?』
…そう言えば、武蔵が言ってたな。自分が望んだ世界に行くはずだったって。武蔵は、どっちを選ぶだろう。俺達と一緒の道を行くか、一人で別の道を行くか。
「隼人、口出しは「分かってる!それより、話題を逸らして
「ククク、ざまぁみろ竜馬!!(済まない竜馬。私には隼人ちゃんを止められないんだ。)」
『む、武蔵君!?心の声と口に出す声が逆になってるよ!!』
隼人に話題逸らしが通用しないだと!?クソッ、これじゃあ
「ま、アレは痴話喧嘩だ。(少し羨ましいけがな。)『えぇ!?竜馬君のライフはもうゼロ寸前だよ!?』痴話喧嘩だ!」
『ち、痴話喧嘩かな。』
「それと神様。私の進む道は既に決まっている。私は―」
あ、ヤベ。意識が遠のいて来た。生まれ変わるんなら、ゲッターロボが居ない世界がいいな。…でも、マジンガーも遠慮したい。〝衝撃!Z編〟や〝ZERO〟とか生き残れねぇよ…
何なんだ、この生き物は!?
『復活させたレガシー・オブ・ゴールドが大破!操縦者の邪神は無事脱出できたが、これじゃあジリ貧だ!何か手はないか
『駄目だ!地上の
今分かっている情報は、親玉以外は不定形で何にでも変化できる。それに、人、物を選ばずに寄生し体を乗っ取って行く。…クソッ!また地上の人間が寄生された!!
厄介な事に、親玉を何度も別の次元や宇宙へ幽閉しているが、この宇宙へ必ず戻って来ている。そう、まるで
『あの子達…いや、ゲッターロボを相手しているようだ。』
<ビクン!!>
ん?顔面の親玉の様子が変だが、どうしたんだ?
『ゲッ、ター。』
『ゲッターロボ、ダト!?』
あのバケモノが止まった!?
『コ、コーウェン君!この宇宙にもゲッターロボが存在するらしいよ!!』
『お、落ち着こうスティンガー君!我らは幸運だ!この宇宙にはゲッター線がほぼ無い!そんなところのゲッターなら。』
『『我らの敵ではない!宇宙は違えど、我らの怒りや憎しみをこの世界のゲッターへぶつけ、この宇宙を手に入れよう!!』』
『このバケモノの元凶はお前か、ゲッタァァァァァァァァァァァァロボォォォォォォォォォォォォォ!!』
このバケモノの次はお前達だ!竜馬、隼人、武蔵、ドクターウェスト!そして、全ての元凶ゲッターロボめぇ!!
■□■□
地球ではライカとリューガの拳と蹴りが、覇道号率いる戦艦とドクターウェストの破壊ロボのミサイルと魔術が、エンネアが操るネームレス・ワンの攻撃が次々とバケモノ共へ決まるが、
『ま、また復活したロボ!?』
『お嬢!これじゃ、キリがないです!!』
『これじゃ、九郎達を探しに行けないよ!!』
『でも、私は引かない!此処は兄さんが、竜馬兄さんが帰って来る場所なんだからー!!』
奴らは何度でも、何度でも蘇って来る。斬られても、爆破されても元通りになって襲ってくるバケモノ達。それでも、ライカ達は寄生されていないだけ他とはマシだ。他の国では、既に全国土を掌握された場所まで存在するのだから。
『お兄ちゃん直伝!
〝ふとした拍子〟と云うのがある。ソレはまさにその事を指す言葉だった。
『え?倒れたのに、起き上がって来ないわ。それも、苦しんで…崩れちゃった。』
ライカの蹴りでバケモノが崩れたのだ。
『姉さんが
それも、只の蹴りではない。体が緑色に発光している…ソレはこの宇宙には
『凄い、ライカお姉ちゃん…』
『ラ、ライカさん凄いです!!』
『凄いロボ!!』
『この光、この色…あのロボを動かすエネルギーもこんな色だったのである。』
『ラ、ライカ君!僕達神にそのエネルギーを調べさせてくれないか?侵略者を倒すヒントになる!!』
次々と称賛を浴びるライカ。ナイアに至っては藁にも縋る勢いで迫る始末。結論から言えば、長い間ゲッター線を浴び続けた竜馬と接触していたから一瞬出たモノだ。なので、
『あ、消えちゃった。』
その効果と時間は微々たるもの。彼女は蹴り一発でゲッター線は消え失せ、
<キシャア!!>
『姉さん後ろ!!』
『不味い!囲まれてる!(別次元へ逃が…間に合わない!!)避けろ!!』
放たれたゲッター線を感知したインベーダーに囲まれ絶体絶命!!
その時!!
『拡散型エンペラービーム照射!!お前達助k『ウェストちゃん大丈夫か~?助けに来たぞい!』敷島博士勝手に喋らないでください!!』
空を覆う