貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】 作:小此木
『レムリアァァァァァ…!』
『ハイパーボリアァァァァァッ…!』
宇宙で繰り広げられる、
『インパクトッ!!』
『ゼロドライブッ!!』
インベーダー対ゲッター線搭載のデモンベイン&リベル・レギスの戦いは、
『…なぁ、マスターテリオン。』
『…何だ、大十字九郎?』
2体の
『俺達、いらなくね?』
『言うな。』
だが操縦者である九郎とテリオンは、操縦コアで呆然としているだけ。それも無理はない。
『向こうの姉ちゃん達スゲエな!翔も俺達に構わずやってもいいぜ!!』
『…いや、あの鬼気迫る勢いは私では無理だ。』
『ヘッ、そうかよ!!』
『良かった。これ以上の
そして、その戦いを観戦しながら戦うロボットが1体存在する。
『
『我らの攻撃が当たりさえすれば!!』
『そんな
青いゲッターの右腕はドリルになっており、そのドリルから七色の光が飛び出しコーウェン&スティンガーの身体を次々と貫いて行った。
『凄い、これがゲッターの力。僕の知らない力…』
その戦いを呆然と見ている事しか出来ないナイア。そして、初めて見る
『邪神ナイアルラトホテップよ、近くに居たバケモノ共は妾達で殲滅した。地上はどうなっておる?』
『あ、ああ。問題ないよ。君達を此処へ連れて来た青白い戦艦が大量のロボットを使って殲滅中だ。だが、』
『やはり、最初に制圧された地域が気になるのですね。』
『そう言う事だ。相手を舐めていた僕達邪神に非があるけど、対応が後手後手に回り過ぎた。アーカムシティだけなら既に取り返したが…あの青いネオゲッターとやらの数では、世界中に戦力を分散させるのは悪手だよ。』
宇宙空間に居たインベーダーを殲滅した
『ならば、
『私が向かいましょう。…ですが、何故貴女は何時もの様に〝世界をやり直す〟事をしないのです?』
完全に空気と化した大十字九郎とマスターテリオンを無視して話を進める魔導書コンビ。
『……ん…よ…』
『ん?申し訳ないが聞き取れん。もっとハッキリ喋ってくれぬか?』
『…け……のよ…』
『一体どうしたのです、ナイアルラトホテップ!ハッキリ言って下さい!!』
『奴ら、奴らが現れてから直ぐに僕はやったんだよ!でも、全く出来ないんだ!!何か私より大きな力によって、この空間、この時間で固定されてしまっている!!こんな事初めてだ!こっちのほうが聞きたい程だよ!!』
何時も自分の都合の悪い状況になった時や面白い状況の時、時間を巻き戻し何度も自分の都合のいいように繰り返して来たナイアルラトホテップ。驚く事にその力が今は全く使えない。
『なん…だと…』
『そんな…まさか…』
その衝撃の事実に戦慄する魔導書コンビ。そして、ゲッター線を浴びた大十字九郎とアル・アジフは全ループの記憶を取り戻しているのを補足として記述しておく。
『アザトースの庭を解放できても、今の僕達邪神はあのバケモノ共との戦闘でボロボロ。君達を強化してくれた
何時も愉悦に浸り他人を弄んで来た邪神ナイアルラトホテップ。その邪神の悲願がかなった途端現れた正体不明のバケモノによって、彼の邪神は絶望の淵に立たされていた。
そして、
<ピシピシピシ!!>
ソイツらは突然やって来た。
『な、なんなんだコイツ
『わ、妾達の宇宙が…』
『よ、余がたじろぐだと!?…何と云う規模だ!!』
『マ、マスターは、私が、ま、守ります!!』
『僕達の宇宙が!?やっとの思いで解放したアザトースの庭が!!』
惑星より大きいモノはざらで、恒星をも潰せる程の…
『チィ!向こうの団体さんの方が早かったか!!翔!剴!!コイツに付き合っている時間はなさそうだ!一気に決めるぞ!!』
インベーダーの軍団だった。それを見た青いゲッターロボのリーダーらしきパイロットは、決着を早く付ける為動き出す。
『分かっている!行くぞ剴!オォォォォォォプン、ゲッェェェェェト!!』
『任せろ翔!!チェンジ、神ゲッタースリィ!ゲッターホーミングミサイル!!頼むぜ號!オープン、ゲット!!』
『任せろ剴!チェェェェェンジ、神ゲッターワン!ストナァァァァ、サァァァンシャァァァァァイン!!最後は細切れにしてやれ翔!オォォォォォォプン、ゲッェェェェェト!!』
『任せろ!光速の戦いを魅せてやる!チェンジ、神ゲッターツゥ!!神ゲッタードリル!!』
次々と姿が変わりコーウェン&スティンガーへ攻撃を与える青いゲッター。ミサイルの次にゲッター線の塊、最後はドリルで穴だらけにされたコーウェン&スティンガー。
だが、
『グフフフフ、パワーアップした我らには効かぬわ!!』
『流リョウマや早乙女ケイの乗っていない別のゲッターに、負けるものか!!』
みるみるうちに傷は元通りになってしまう。
『クソッ!強化した神ゲッターでも、後一押し足りない!!』
『まだか、本隊は!?私達だけではコイツにも歯が立たないとは!!』
『號に翔!まだ焦っちゃいけない!そろそろ<ピシピシピシ!!>き、来たー!!』
そして、彼らの味方も駆けつけた。
『座標は此処で合っているの?』
『間違いない。彼らの話から割り出した場所は、この時間、この銀河の
その戦艦は
『…アレは、別世界のリョウマくん達が追っていたインベーダー!?座標はぴったりよ流石
『それ程でも『って、號くん達の支援をしないと!量産型エンペラーベアー号全砲門開け!!』…ハァ、了解!全砲門開け!號達と前方のインベーダー軍団へ照準合わせ!撃てぇぇぇぇぇぇ!!』
その戦艦から女性の声が聞こえた途端、ミサイルとビームが流れ星の様に打ち出されて行った。
『ハヤトくん!此処は私に任せて號くん達を!!』
『分かった!リョウマ!ベンケイ!!聞こえたな!!』
『ヘッ、やっと暴れられるぜ!!』
『ハヤト、早く来ないとリョウマの奴が此処で暴れちまうぜ!?』
そして、この戦艦にも
『アノ馬鹿が!済まないが後は頼んだ
『任せて!!』
『リョウマを頼むぞ!!』
そしてもう一つ別世界のゲッターが出撃する。
『行くぞ!
『『『発進!!!』』』