貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】   作:小此木

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黄金拍車様、adachi様誤字報告ありがとうございました。


第39話

 

 

 

量産型エンペラーベアー号から飛び出した()ゲッターロボは、號達が相手をしているコーウェン&スティンガーへ一直線に向って行った。

 

『號くん達の援護はリョウマくん達に任せるわ!私達は目の前の軍団と地球に降りて行ったバケモノ共を何とかしないといけないわ!!』

『ああ!()()に借りた借り、倍にして返さねば私の…いや、』

『『『我らの気が済まぬ(のでな)!!』』』

 

そして、量産型エンペラーベアー号が動き出す。

 

『各砲塔、狙いは前方のインベーダー軍団!これ以上、地球やこの銀河に侵入を許すさないで!!』

『『『応!!』』』

 

エンペラーベアー号の前方の口部分が開きビームが放たれ、両側面からゲッター線入りのミサイルが雨あられと飛び出して行く。

 

『金時達は量産型新ゲッターで地上のネオゲッター軍団を援護!スリーマンセルで行動しろ!!』

『殿より勅命だ!この金時に続けぇぇぇ!!』

『『『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』』』

 

エンペラーベアー号の腹部ハッチが開き次々と射出される戦闘機群。そして、その戦闘機群は一定の距離を開けながら地球へ降下して行く。

 

『『『チェェェンジ!ゲッタァァァァァ!!』』』

『『『ワン!!』』』

 

降下中に3体のゲットマシンが合体。新ゲッター1に変形してネオゲッターの援護へ向って行ったのだった。

 

()ゲッターロボが加わり、コーウェン&スティンガーを直ぐに倒せると思っていた()ゲッターロボパイロットの十文字號、橘翔、大道剴。しかし、敵の親玉が軍団を引っ提げてきた事により状況は全くの逆。コーウェン&スティンガーにダメージを与えるどころか、地球にこれ以上インベーダーを降ろさない事しか出来ていない。

 

『ゲッタービィィィィィィィム!!』

『神ゲッタァァァァトマホォォォォォォォク!!』

 

インベーダー軍団と戦い、

 

『『我らを忘れてもらっては困る!!』』

『忘れちゃいねぇぜ!!』『だが、これでは…』『切りが無い!!』

 

『だぁぁ!四方八方敵だらけ!一か所にまとまりやがれ!!』『五月蠅いぞ號!!』『ハァ、援軍はまだかな?』

 

コーウェン&スティンガーの攻撃を躱す。

 

『『レムリアァァァァァ…!インパクトッ!!』』

『『ハイパーボリアァァァァァッ…!ゼロドライブッ!!』』

『クソッ!ゲッター線を持たない僕達邪神は、足手まといでしかないのか…』

 

デモンベイン、リベル・レギスは迫り来るインベーダー軍団を相手取り、大立ち回り。だが、自身の力が通用しないと知ったナイア…邪神ナイアルラトホテップ達は只呆然とするしかなかった。

 

 

 

■□■□

 

 

 

此処は量産型エンペラージャガー号のブリッジ。

 

「君の兄は計三つの世界を間接的だが救っている。…これが俺達と奴らの情報だ。そして、とある()()からゲッター軍団から逃げて来た奴ら…インベーダーがこの宇宙を狙っていると情報がもたらされ駆けつけたんだ。」

「兄がそんな事を…それに、兄やこの世界を助ける為に来て下さるなんて、感謝の言葉しかないわ。」

 

ハヤトさんの話は驚きの連続だった。義兄さんが間接的とは言え、恐竜?帝国の野望を打ち砕き、次は鬼退治。最後は私達が戦った正体不明のバケモノとの死闘をしていたなんて。私の知らない所で義兄さんは邪神(ナイアルラトホテップ)の所為で大変な事にあったのに、他人を助ける為に戦っていたなんて…一時期でも義兄さんを忘れてしまった自分が情けないわ。

 

『全く分からない、僕が閉じ込めた空間からいったいどうやって脱出したんだ…』

 

この巨大艦長のハヤトさんから色々教えてもらったけど…この憎たらしい邪神(ナイアルラトホテップ)の分体は、義兄さん達がどうやって脱出したかを考えているみたい。

そう言えば、ハヤトさんって何となく義兄さんが連れて来た隼人ちゃんに似ているんだけど…気のせいよね。

 

「さて、話は此処までだ。俺も號達の援護に行きたい。だから、」

 

あら?急にハヤトさんが瑠璃ちゃんに視線を送っているわ。ま、まさか!?

 

「ハヤト様どうなさったのですか?」

「覇道瑠璃、君にこのk「ハヤトさん!付き合うには、段階と近しい方の許可が!!」…ライカさん一体、何を勘違いしているんだ!彼女と付き合うつもりはない!この戦艦の指揮を執ってもらおうと話し掛けただけだ!!」

 

あらあら!?私ったら、早とちりを…

 

「ごごごご、ごめんなさい!てっきり瑠璃ちゃんに気があるのかt『ハヤト君!()()()()の調整が出来たぞ!!』こ、今度は何ですかー!?」

「ああ、この声は早乙女博士のものだ。頼んでいた()()のゲッターが出撃可能になったのさ。」

 

ふぅ、ビックリした。でも、ハヤトさんも出撃するんだ。私達の星なのに、頼ってばかりなんて義兄さんに合わせる顔がないわ。

 

「では、覇道瑠璃。君の戦艦での指揮能力は先程の戦闘で見せて貰った。規模が大きいだけだ。気負わず同じようにやってくれ。命にかかわる危険なモノは、このエンペラージャガー号が自動的にガードしてくれる。」

「分かりましたわハヤト様!では、ウィンフィールド!!」

「此処に!!」

「ソーニャ!!」

「は、はい!!」

「マコト!!」

「はい!!」

「チアキ!!」

「はいな!!」

「覇道財閥の力を見せてやりましょう!!」

「「「「はい!!」」」」

 

ちょっと羨ましいな。義兄さんが帰って来る場所を守る事が少しでも出来るんですもの。

 

「…姉さん。」

「心配ないわリューガ。帰って来るのを待つのも、大切な事よ。信じましょう。竜馬義兄さんが無事帰って来る事w『おい、ハヤト!早く来やがれ!!お前が居ないと発進できんだろうが!!』って、に、義兄さん!?」

 

ちょっと、待って!目の前の浮かぶパネルに竜馬義兄さんの顔が!?

 

「に、義兄さん何時この世界に帰って来たの!?私心配したんだよ!!帰って来たなら来たって連絡をしてくれてもいいじゃない!!それも、直ぐ戦場に出るですって!リューガも心配していたのよ!!顔を見せて無事だったことを伝えたって、(ばち)は当たらないと思うけど…一旦、此処まで来てくれないかしら?」

 

もう!もう!!無事だったなら早く言ってよ!義兄さんが無事なら、私は今の十倍だって百倍だって強くなれるのよ!!あんなバケモノ達なんか、一ひねりなんだから!!

 

『わ、悪い。ライカさん、だっけ?俺はアンタの兄の竜馬じゃねぇんだよ。顔は似てるけど、俺の名前は()()()()()。簡単に言えば、アンタらから見たらパラレルワールドのリョウマって所だ。それと、()違うだろ。…なんか、期待させちまって悪かったな。』

「…そ、そんな。」

 

そんな、まさか。義兄さんの顔なのに義兄さんじゃない!?そう言えば、何時もの義兄さんより老けてる気がする。

 

『だが、アイツが簡単に死ぬようなタマかよ!この俺が全力出しても勝てなかった相手だぜ?アンタの兄貴を信じて待ってな。そのうちひょっこり帰って来るぜ!!』

「…そう、ね。ウジウジしてたら、義兄さんに笑われちゃう。」

「話はまとまったようだな。(竜馬、話以上に怖いぞライカ君は。帰ってきたらインベーダーよりライカ君を落ち着かせる方が骨が折れそうだ。)博士!俺もそっちへ行きます!!発進準備を「私も、私も連れて行ってください!!」ライカ君!?」

 

さっき分かったわ。もう、待っているだけは嫌!私も義兄さんが帰って来るこの星、地球を守りたい!!

 

「足手まといなのは重々承知です!でも、だけど!義兄さんが帰って来る場所を一緒に守りたい!!私も連れて行ってください!!」

「だが、」

『ライカ君。儂は早乙女と言う。このロボットに乗るには相当の訓練を積んで「絶対に弱音は吐きません!!」ウムムム…』

『ハヤト、博士。俺達の負けだ。ライカさんを乗せてやろう。』

「リョウマ?」

『丁度、一機自動操縦だろ?覚悟と信念を持って言っているんだ。それにこの嬢ちゃん、乗るまでテコでも動かねぇぜ。』

 

リョウマさんの言う通り。私は乗るまで…いえ、私は絶対乗るんだ!!

 

「ハァ、分かった。博士俺達の負けですね。流石竜馬の妹だ。やる事が俺達の斜め上をいってる。」

『分かった。ライカくん。くれぐれも無茶だけはせんでくれ。』

「ありがとうございます!!」

 

義兄さんが帰って来る場所は、私が守る!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ライカを乗せ()()()()()()が発進する。

 

『まさか、3人で発進できるとはな!!』

『ライカ、もう無理だと思ったら早く言え。戦艦に直ぐ戻る。』

『分かりました。(義兄さんもこんな感じの戦闘機に乗ってたのかな。)』

 

そのロボットの名は、

 

『しゃあ!行くぜ!()()()()()()()

『『『発進!!』』』

 

ゲッターロボアーク。

 

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