貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】 作:小此木
『チェェェンジ!ゲッタァァァ
ゲッターアークの顔は
このゲッターは、〝真ゲ対ネオゲ〟世界の早乙女博士、〝新ゲ〟世界のハヤトとミチルの手によって設計完成された。
『行くぜ!バトルショットカッター!!』
行く手を阻むインベーダー。それに向けゲッターアークの腕が振るわれる。その一振りで数十のインベーダーが崩れていく。
『オラオラ、次はこれだ!ダブルトマホゥゥゥゥク!ブゥゥゥゥゥゥメラン!!』
両肩から飛び出したのは、先端にモーニングスター状の物が付いたトマホーク。その二つを持ち手で繋ぎ一つにして投擲。トマホークはインベーダーを屠り続け、戻ってくるときには目の前のインベーダー軍団はほぼ全滅。
『これなら、一気に號達の所まで行けるぞ!チェンジだリョウマ!!』
『ああ!オォォォォプン!ゲェェェット!!』
そして、ゲッターは別の姿で號達の場所まで駆ける。
『チェンジ!ゲッタァァァ
現れたのは全身棘が付いているロボット。両腕がドリルになっており、
『邪魔だ!ダブルゲッタァァァァドリルゥゥゥゥゥゥゥ!!』
両腕を前へ突き出し流星の如く號達が戦闘している場所まで突貫して行った。
(凄い。あれだけいた敵があっと言う間に居なくなった。それも、このロボット〝G〟をほとんど軽減されていないわ!私やリューガみたいに魔術の鎧でも纏ってないと、意識が保てない!それなのに、彼らは平然と乗りこなし敵を倒していく…人は、
ライカは、
(やっと私は、竜馬義兄さんと同じ戦場に立てる!何度も経験したループでは一度も会えなかったけど、今回初めて出会えた存在。
教会の子供達を守り、一緒に育て、導いて行った義兄。何度も怪我をして、教会を、子供達を、私を守ってくれたその背中に憧れ、寄り添い守ってあげたいと何度も、何度も思った!!)
ライカは無意識に、コックピットの中で拳を握る力を徐々に上げて行った。
(この鎧を扱えるようになって並んで戦えると思った!でも!義兄さんは強くなった私を見る前に旅に出てしまった…最初は直ぐに帰って来ると思っていたわ。1日、1週間、1カ月、1年、竜馬義兄さんがいつ戻ってもいいように、部屋は綺麗にして子供たちの世話と九郎ちゃんの面倒を見ながら待ち続けた。手紙は一度も来なくって、無事なのかどうかも分からず、そんなときにとうとうブラックロッジが動き出してしまった。
そして、街が破壊されようとした時、
ゲッターキリクの速度は音速を超え普通の人間では耐えられないモノへなっていたが、リョウマにハヤトそして魔術で出来た鎧を着たライカはものともしない。
(守ろうと思った背中はずっと、ずっと大きく遠くなって帰って来た。覇道財閥に入り込んだ敵を倒す為、潜入した私が見たモノは…
でも違った。魔術の形跡は一切感じられず、変な女2人…隼人ちゃんと武蔵ちゃんが魔導書だと思い調べたけど違った。それも、調べていた2人にはすぐにバレてしまって、気絶させて逃げようと魔力を込めたら、気付いた時返り討ちにあって私は空を見ていたわ。強くなったと云う自負を簡単に折られた私は、
…武蔵ちゃんからは脅威を感じなかったけど、妙な違和感を覚えた。でも、隼人ちゃんは私の道を阻む驚異になるわ!女の勘だけど。)
『義兄さん、今度こそ貴方の背中に追い付きます!私は貴方を守れる存在になる!!』
力強くそう宣言したライカからは、一瞬しか出なかった緑色のエネルギー…
■□■□
激化するインベーダーとの戦い。
『クソッ!倒しても、倒してもキリがねぇ!!』
『フ、フフン!九郎よ弱音を吐くのはまだ早いぞ!!』
次々現れるインベーダーを倒しているデモンベイン。しかし、中の操縦者である大十字九郎は度重なる戦いで精神的に疲れて行っている。アル・アジフも強がっているが心労が見て取れる。
『『(ハァ、ハァ)レ、レムリアァァァァァ!インパクトッ!!』』
『『ハイパーボリアァァァァァッ!ゼロドライブッ!!』』
だが、背中合わせで戦っているリベル・レギスに乗るマスターテリオンとエセルドレーダには、未だ心労の様子は無い。そして、ピンチは突然やって来る。
『九郎!今は休め!!パワーアップした妾がデモンベインを操縦すr<ガァアア!!>何ぃ!?』
一瞬の隙を突き、仲間を盾にしたインベーダーが1体デモンベインへ襲い掛かった。
『大十字九郎!?クソッ、邪魔だ!!』
『アル・アジフ!?避けろー!!』
マスターテリオン達もインベーダーと対峙していて助けに行こうにも行けない!
『ち、畜生ぉぉぉぉ!!』
『こ、こなくそぉぉぉぉ!!』
避けられず、防御も間に合わない。
『アル!』
『な、何じゃ!?』
最期を覚悟した九郎はアル・アジフへ叫ぶ。
『どんな姿でも、アルが好きだー!!』
『こんな時に言うでないわ!!』
愛の言葉を。雰囲気も何も台無しだが、今は仕方がない。
『わ、妾m『九郎ちゃん!助けに来たわよ!!』…ンンン゛!!ちょっとは空気を読まんか!!』
<ガギン!!>
そこへ駆けつけ助けたのは、
『この声、ライカ姉ちゃん!?』
全身を丸め、棘が飛び出たタイヤのようなロボット。
『これで、私も義兄さんと一緒に戦える!!』
『ラ、ライカ姉さん!?』
その名は、
『これは、私が新たに手に入れた力!ゲッター
『いや、違うから!これは、俺らのゲッターだから!!』
『…あのリョウマが突っ込む日が来るとは。ライカは末恐ろしいな。』
ゲッターカーン。(原作ではたった1回しか出てこないし、海中戦もしていない不遇の機体って言わないでくれよ)
少し時間は
『ハヤトさん!何か胸騒ぎを感じるんですが…』
『何っ!?戦闘時の勘は良く当たる!感じる方向とかは分かるか!!』
『は、はい!あっちの方向です!!』
『(今向かっている方向とは逆だが…)分かった!リョウマ!いいな!!』
『ああ!!』
そして、方向を180度変えそちらへ向かう。
『…あれか!奴ら仲間を犠牲に突っ込んで行くぞ!!』
『このまま行けば間に合う!だが、キリクの状態なら多少の被害は避けられんぞ!!』
このまま行けば間に合うが、ゲッターが損傷してしまう。
『チィ!仕方ないこのまま『私が行きます!!』ライカが!?』
『操縦は教えてねぇんだぞ!一体どうやってやるってんだ!!』
『大丈夫!この子が、ゲッターが教えてくれました!!』
驚く事に、ライカは搭乗しているゲッターに操縦を教えてもらったと言う。
『…嘘じゃねぇだろうな。』
『大丈夫です!ペダルを踏むタイミング、レバーを引く強さ、全部頭に流れ込んできています!!』
『…ゲッターの
そして、ゲッターアークは3つ目の姿を現す。
『行くぞ!ライカ!オープン、ゲット!!』
『任せて下さい!チェンジ!ゲッター
デモンベインとインベーダーの間に現れたゲッターカーン。
『ト、トゲトゲローリングアタック!!』
『って、もっといいネーミングは無いのかよ!!』
『またリョウマが突っ込んでいるだと!?』
ライカ、念願のゲッターで参戦!!
(これで、義兄さんと一緒に戦える!!)