貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】 作:小此木
ゲッターアーク(今はカーン状態)の参戦で少しは持ち直した前線。しかし、別の宇宙から出て来るインベーダーに終わりは見えてこない。
『ニードルミサイル!!』
『
『神ゲッターホーミングミサイル!!』
ゲッターカーンが棘状のミサイルを撃ち、続けて新ゲッター3と神ゲッター3のミサイルが続く。
『クトゥグア、イタクァ!!』
『思う存分暴れてくるのだ!!』
『
『マスターを害する者に死を!!』
デモンベインとリベル・レギスも次々とインベーダーを倒しているが、先ほどまでとは打って変わって九郎達の心労は無くなっていた。
『ラ、ライカ姉ちゃんの前で不甲斐ない事は出来ないぜ!!』
『な、何故、ライカが来たら元気になるのだ!?』
『今回のループで出会ったライカさんには、絶対逆らっちゃいけないんだ!彼女は竜馬兄ちゃ…義兄さんの摩訶不思議な修行を一緒にやっていて、2流3流の魔術師程度なら生身で簡単に
『な、なんと!?』
アル・アジフが驚愕するのも無理はない。これまで出会って来たライカは、魔術で出来た鎧を
『一度2人の前で悪ふざけした時怒られてな…今でも思い出すだけで、うぅ!考えただけで恐ろしいぜ…』
『そ、それ程までとは…』
心と肉体が強く逞しく成長したと思っていた九郎だったが、義兄と義姉の前ではまだまだ小さい頃と同じ手を焼く弟のようだ。
『クソッ!まだまだ敵に終わりが見えないぜ!!』
『武蔵坊さん!諦めないでください!竜馬義兄さんなら絶対に諦めないわ!!』
『ヘッ!違ぇねえ!!おい!アイツ…この世界の
『フッ、違いない。』
『ちょ、リョウマ!ハヤトも!!』
終わりの見えない戦いに弱音を吐くベンケイ。しかし、ライカと〝新ゲ〟世界のリョウマとハヤトに発破をかけられる始末。
『オイ、剴!お前は弱音を吐かねぇよな!!』
『ちょ、號なに言って『無論、我らに弱音を吐くような輩は居ない。』翔ぉ!?ハードル上げないで!?』
〝真ゲ対ネオゲ〟世界の號は剴をからかい、それに翔が便乗した形だ。連戦に続く連戦。バカ話しぐらいをしないと、流石の彼らも心労を紛らわす事が出来ない。
『おい、ハヤト…』
『ああ、分かっている。彼らもそろそろ限界が来ている。早く、早く来てくれ―』
コックピットの中で〝真ゲ対ネオゲ〟世界のリョウマとハヤトは願う。
『『
援軍の到着を!!
■□■□
隼人の容赦ない往復ビンタとボディーブローを耐えきった俺を、誰か褒めてくれ。
『大袈裟だな~。君を縛ったロープは特殊な素材でね。』
大袈裟なんて…現に俺は隼人にボコボコにされて一歩も、動けない、あ、り、さま!?
『
今までの疲れが吹っ飛んでる!?あれ?でも俺が殴られる必要は無かったハズじゃ!?
『おぉっと!君の義妹だったかな?彼女達がピンチになってるよ!!今のげったー?ロボだったかな?それの力と、僕/私の力なら一度だけその
急に話を逸らしやがって!!
「ライカさんのピンチだ!行くぞ!!」
「…はぁ、武蔵特有の病気が出て来た。だが、いもう…ライカを見殺しになんて出来ない。行くぞ!!(此処で義妹…ライカを
「誰も行かないとか、見殺しにするなんて言ってねぇだろうが!何処の誰かは知らんが、ライカに攻撃した時点で地獄すら生温い恐怖を味合わせてやる!!」
待ってろライカ!兄ちゃんが助けに行くからな!!
■□■□
<ピシ、ピシピシピシピシ!!>
突然、空間がガラスの様に割れた。
『インベーダーの増援か!?』
一切の攻撃が効かず、役立たずとなってしまったナイアルラトホテップの悲痛な叫びが宇宙空間で漏れた。
『いや、』
『コイツらは…』
しかし、それを否定した〝真ゲ対ネオゲ〟世界のリョウマとハヤト。
『ヘッ!遅かったじゃねぇか!
『スマン、インベーダー共の足止めを喰らってな。だが、此処からは奴らの好きにはさせん!!』
〝新ゲ〟世界のリョウマが口にした名前は、以前敵対していた〝神〟の名。そして、その存在の後に続く
『コーウェンにスティンガー!?まだ死んでいなかったのか!?』
『しつこい野郎だな。』
『全くだ。』
蝙蝠の羽をしたゲッターと
『…ケイは俺が守る。』
『本っっ当にしつこいわね!!』
『此処まで来ると感心しちまうぜ。』
東洋の龍を思わせるゲッターに続き
『スーパーロボット軍団!このシュワルツに続けぇ!!』
『『『『応!!』』』』
所々強化されているのが分かるスーパーロボット軍団
『神司令!量産型エンペラードラゴン号並びに各機、戦闘準備完了です!!』
『フハハハハ!デッカイ花火を打ち上げるぞ!!』
『ちょ、敷島博士!?何故
それらを引き連れている超巨大ゲッタードラゴンと様々な形をしたゲッター軍団だった。
『こ、これは…』
『やっと来たか!こいつらがハヤトが言っていた
ナイアルラトホテップの呟きに答えたのは、〝真ゲ対ネオゲ〟世界のリョウマ。そして始まる、星を簡単に壊せる程の攻撃の応酬…この宇宙を守る為の戦いが!!
『あぁぁ!あぁぁぁ!!に、義兄さんが
『『『…ッ!?』』』
若干、同じ顔で同じ声の3人に悪感がしたが気のせいであろう。
『エンペラービーム照射!!』
『オラオラ!ゲッタートマホォォォク!!』
『ゲッタービィィィィィィィム』
彼らが参戦した事により、インベーダー側は徐々に押され出した。
援軍の到着と少しではあるが、現状の好転。
だから、皆少しではあるが油断していた。
『ん?これは…』
<ビシィ!!>
地球の傍で異変が起きている事を知らずに。
『おのれ!ゲッタァァァァァァァァァァァァロボォォォォォォォォォォォォォ!!』
『『『『な、何ぃ!?』』』』
恐らく、超巨大戦艦の先端部分。
『コ、コーウェン君!僕達の母星候補が無くなっちゃうよ!?』
『スティンガー君!これは予想外だ!?』
インベーダー側も予期していなかった事態。
しかし、
『このぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
一人…いや
『これ以上、僕の星に手を出すなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
一
『おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
その一瞬。されど、一瞬。その時間を稼いだナイアルラトホテップを後に人は女神と呼ぶだろう。
『『『スパァァァァァァァァァァァァァァク!!』』』
地球を救ったのだから。
やっと一番最初に思いついた所まで来ました。
もう少しで完結予定です。最後までお付き合い下さい。