貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】   作:小此木

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第46話

 

 

 

そこへ現れたのは、量産型エンペラードラゴン号…より二回りほど小さいエンペラードラゴン号だった。

 

『此処は、地球か?』

『間違いない、地球だ。だが、これほどまで大きなゲッターは存在しない筈…』

 

この世界へ渡って来た別の星から来た来訪者は戸惑うしかない。自分たちが乗っている宇宙戦艦に似た存在は、比べる事が出来ない程大きく力強い。

その周りの存在も軒並み彼らを上回る力を有しているのは一目でわかった。

 

『俺の名は竜馬。この星の人間だ。今から事情を話す。』

()()だと!?それにこの声、俺に似ている!?』

 

それから竜馬はこれまでの事を簡単に話し、ギィムバグや今まで操縦していた真ゲッタードラゴンの事を説明して行く。

 

「やっと、落ち着いて話が出来るね。あの時はありがとう!初めてだよ、僕が生き残った世界は。」

 

此処はゲッターエンペラーポセイドン号のブリッジ。戦闘を終えた真ドラゴン以外のゲッターと鬼械神(デウス・マキナ)は各エンペラーへ格納された。

そして、エンネアは武蔵へ以前自身を救ってくれた礼を改めてしている。

 

「何、美女、美少女さらには熟女や幼女、ロリババアまで私の守備範囲…オホン、礼はいらない。体が勝手に動き、私に貴女を癒す手があった為だ。」

「あ、あははは…それでも、だよ。君には感謝してもしきれない。それに、我が子にも生きて会えた。」

「…我が子?」

「そう、我が子だ。そう言えば、紹介していなかったね。おっと、丁度来たみたいだ。彼が我が子、テr「イケメン死すべし!慈悲は無い!!」え?えぇ!?」

 

その拳は閃光の如し。武蔵の放った黄金の右は、丁度ブリッジへ来たマスターテリオンの右頬へ突き刺さり、

 

<チュドン!!>

 

人体から出てはいけない音と共に壁へ突き刺さってしまった。

 

「マ、マスター!?」

「女を大切にしない奴へは、慈悲など無用!!(キリッ)」

 

そして武蔵は明鏡止水を発動させたまま、エンネアへ憎たらしい程のドヤ顔をさらした。

 

「な、何てことするんだ!彼が僕の子供なんだ!!大丈夫、テリオンちゃん!!」

「お、お義母様!揺さぶらないでください!マスターの首が曲がってはいけない方へ曲がっています!!」

 

慌てふためく幼女の二人を呆然と見ながら武蔵は、

 

「むしゃくしゃしてやった。反省はするが、後悔はしていない!!」

 

何故か得意げにそう返した。

 

 

 

■□■□

 

 

 

「この機体は貴方が造った物だ。お返しする。」

「なっ!?竜馬それは!!」

 

別の世界のエンペラーに乗って来たリョウマ達へ一通りの説明を終えたこの世界の竜馬は、そう繰り出した。

 

「隼人、さっきも話しただろう。この機体は元々この世界のモノではないんだ。あるべき場所へ戻る。それだけだ。」

「で、でもよぅ…」

「隼人ちゃん、私もそれに賛成し「シリアスな所、悪いがそれは却下だ。」ん?どうしてだ、えぇっと「流で構わない。」流さん。」

 

だが、それに待ったを掛けたのが返される側の竜馬。

 

「いや、正直返されても俺達の身体がもたない。以前のスペックでも一杯いっぱいだったのに、それを凌駕する性能だ。」

「真ゲッタードラゴンは、君達別世界のゲッターチームにこのまま使って欲しい。機体の性能データがまだまだ足りないからのう。いつデータを取りに来れるか分からんが、やってくれんか?」

 

リョウマと早乙女博士にそうまで言われた竜馬は、

 

「…分かったよ。(これでゲッターから逃げられると思ったのに。)」

 

渋々了承するのだった。

 

そして、戦士たちは束の間の休息をとる。

 

『じゃあな、この世界の(竜馬)!!』

 

インベーダーの襲撃を食い止める為、様々な世界から来たリョウマ達はそれぞれの地球へ。

 

『ギィムバグは、お前等が煮るなり焼くなり好きにすればいい。だが、俺達の地球へ二度と来させるなよ。』

『ああ、分かっている。この戦艦の〝空間を固定〟と〝時空を超える〟技術を取り出した後、しかるべき処置を行う事を約束しよう。』

 

原初のリョウマ達もギィムバグの事をこの世界の竜馬達へ任せ帰って行った。

 

そして、

 

『ゲッタァァァァ・シャァァァァイン!真・シャイィィィィン』

『『『『スパァァァァァァァァァァァァァァァァァァァク!!』』』』

 

この世界の竜馬達は、また別の世界へ渡って行く。

 

『ここは何処だ!?任意で別世界に行けるって神様が付けてくれた装置、全然機能してねぇじゃねぇか!!』

『別世界の流から聞いた景色の良い丘とやらに、ちょっとした旅行に行くんじゃなかったのか馬鹿竜馬!!』

『だから言っただろう!旅行するなら船である私が隼人ちゃんを背に乗せ、竜馬を足蹴に航行してやると!!』

『『願い下げだ!!』』

『何故!?』

 

その世界での出会いは、また別の物語で話すとしよう。

 

 

 

 

 

脳内BGM Say good-bye loneliness 希望

 

竜馬:神谷明

 

神隼人:矢作紗友里

 

大和型戦艦二番艦武蔵:味里

 

真ゲ対ネオゲ

新ゲ     流竜馬:石川英郎

チェンゲ

 

真ゲ対ネオゲ

新ゲ     神隼人:内田直哉

チェンゲ

 

新ゲ   武蔵坊弁慶:梁田清之

チェンゲ   車弁慶:飯塚昭三

 

大十字九郎:伊藤健太郎

 

アル・アジフ:神田理江

 

マスターテリオン:緑川光

 

エセルドレーダ:神田理江

 

暴君ネロ/エンネア:成瀬未亜

 

ドクター・ウェスト:山崎たくみ

 

エルザ:佐藤美佳子

 

ナイアルラトホテップ:折笠愛

 

古代進:富山敬

 

兜甲児:石丸博也

 

シモン:柿原徹也

 

吹雪:上坂すみれ

 

 

原作

機神咆吼デモンベイン

ゲッターロボ『永井豪と石川賢原作漫画版』

ゲッターロボサーガ

ゲッターロボ大決戦!

真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日

真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ

新ゲッターロボ

 

 

 

編集 兼 構成 兼 効果音 兼 監督

 

       小此木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「父ちゃーん!!」

「あまりはしゃぐなよ()()!…怪我させたら隼人にまたどやされるしな(小声)」

 

此処は宇宙戦艦のブリッジ。

 

「聞こえてるぞ!全く、拓馬と()()()には、お前に似ないよう私が徹底的に躾けるつもりだ!ジュンはあんなお父さん嫌いだよね。」

「おとうさんきらーい!!」

「ゴフッ!なん、だと!?」

 

そんなブリッジに、仲睦まじい家族(一人精神攻撃を受け、吐血しているが)の会話が聞こえる。

 

「キィー!泥棒猫が!!義兄さんの純潔を奪うのは私だったはずなのに!!」

「聞こえているぞ、義妹。お前が夫の飯に散々媚薬を盛った結果!わ、私が、襲われたんだぞ!!…女とみられて嬉しかったけど(小声)」

「今度こそ、隔離した部屋で事を為してやるんだから!!」

「…先回りして三人目だな(小声)」

 

だが、夫の方には聞きたくなかった話も聞こえて来ていた。

 

「俺、この先大丈夫かな?」

『き、君達、これから()()()との決着を付けに行くんだぞ!そんな悠長に構えていて大丈夫なのか!?』

「大丈夫…じゃないが、何処か別の宇宙に居ても()相手では何も変わらん。だからこのくらい問題ないだろが、女神様?」

 

そこへ現れたのは、この宇宙では有名な地球の神。

 

『その名で僕を呼ぶな!今は仕方なく神をやっているだけなんだ!何でこんなに信仰されているか分からないのに…全盛期の倍以上の力が発揮できるようになったから仕方なくだよ!仕方なく!!』

「まぁ、まぁ、()()()さん抑えて、抑えて。何なら、九朔(くざく)のお守りでもやって、現実逃避でもします?」

『…九郎君も悪乗りしないでくれるかな!!』

「ナイアお姉さん遊んで!遊んで!!」

『く、九朔(くざく)ちゃーん何して遊ぶ!!』

 

彼と地球の神…ナイアルラトホテップとの会話に入って来たのは、人の聖の極限、絶望を知らぬ英雄と謳わられた大十字九郎。そして、その息子だった。

 

「堕ちたモノだな、邪神!!」

『えらい言われようだね。だがアル・アジフ、君も同じようなモノだろう?』

「なっ、違「あっ!お母さんだー!!あそぼ、遊ぼう!!」お、おーよしよしよしよし!やっぱり、妾の九朔(くざく)は可愛いのー!!」

 

邪神と魔導書は小さな子供の九朔(くざく)を二人であやし出してしまった。

 

「はぁ、どっちもどっちだな。」

「お互い大変だな。」

「そうですね義兄さん。…だから、こんな日常を壊させはしない為に!!」

「ああ、だな。」

 

だが、此処は戦場。彼らの戦艦の後ろや傍らには、

 

『こちら、宇宙戦艦ヤマト艦長古代進!波動エンジンのエネルギーの艦首への充填100パーセントだ!指示があれば、何時でも波動砲は撃てる!!』

 

(かつ)て大戦で沈んだ船を宇宙使用へ改造した戦艦、

 

『光子力エネルギー、フルチャージ!こっちも、何時でも行けるぜ!!』

 

神をも越え悪魔も倒せる魔神の皇帝、

 

『天も次元も突破して!掴んで取り戻してみせるぜ俺の…俺達の道を!!なあ!()()さん!!』

 

ゲッターとは別の進化の力、螺旋力を使い宇宙を救った螺旋の戦士達が揃っている。

 

『あぁ!当たり前d『フッ、これ以上私の桃源郷(ハーレム)を壊させはしない!!』武蔵テメェ!!』

『そ、総司令!?済みません、済みません!武蔵さんには私からも言っときますから!!』

 

エンペラーポセイドン号から聞こえた武蔵の声と、少女の声。

 

『全く。武蔵、お前が出した〝()()()()()に行かせてくれ〟って条件をちゃんと叶えてやっただろうが!真面目にやれ、真面目に!!…なんでコイツを操縦者と選んだんだかねポセイドンは。』

『ヲ!ヲヲ!!』

『む、何でヲ級ちゃんが竜馬の意見に同意するんだ!私は何時も真面目だぞ!!』

『あ、あははは…そ、総司令!私達艦娘と深海棲艦さん達全員戦闘準備完了しています!!何時でもどうぞ!!』

 

武蔵の出した条件を叶える為、渡った世界で助けた少女…いや、吹雪型1番艦駆逐艦吹雪から、全ての戦闘準備が整った連絡が入った。

 

『ククク、何時もお前には笑わせられる。それに、数十年と云う一瞬でそれだけの軍勢を集めるとはな。』

『これだけの仲間が集まったのは、ただ運が良かっただけだ。それと、前は悪かったなラ=グース。お前が居なかったら俺は死んでいた。』

『気にするな。余が勝手にやった事。』

『ま、そういう事にしとくぜ。じゃ、そろそろ行くぜ戦闘隊長殿?』

『任せろ!このギィムバグ!全ての生きとし生ける生命の為、全てを賭けて戦おう!!』

 

全ての宇宙の存亡を賭けた戦いが今、始まる!!

 

貴様(時天空)にも味合わせてやる!』

 

 

 

『『『『ゲッター(俺/私達)の恐ろしさをな!!』』』』

 

 

 

完!!

 

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