貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】 作:小此木
望月様誤字報告ありがとうございました。
突然侵入して来た敵によって覇道財閥の基地は混乱していた。先の戦闘で竜馬達に敗れたカリグラの仇を討とうと、少年の容姿をしているクラディウスが乗り込んで来たのだった。
次々と突破される迎撃システム。そして、クラディウスは着実に基地中枢…整備中のデモンベインへと向かっている。途中、九郎とエルザが迎撃を試みたが、あと一歩の所で逃げられてしまった。そして、格納庫へ侵入しクラディウスがデモンベインへ乗り込もうとハッチを開けた瞬間、
「な!?」
「フン!レッツ、ブレイク!!」
先に乗り込んでいたドクターウエストが自慢のギターケースからのミサイルでクラディウスをふっ飛ばした。
それと、同時刻。
「ウインフィールド?」
覇道瑠璃が何かに気付いた執事にどうしたのか聞こうとした瞬間、司令部の後ろの壁が爆発し二刀流の侍ティトゥスが侵入して来た。
「お嬢s「此処は私らに任せな!!」貴女方は!?」
「よぉ、お嬢サマ。倉庫借りてるぜ。」
「こ、此処は
そこへ現れたのは、隼人と武蔵。
「竜馬のアホがどっかに行っちまってな。探してたらコイツが此処に侵入するのが見えたから助太刀に来たぜ。倉庫の家賃代わりに、コイツ倒すからチャラにしてくれ。」
「―ッ、そ、それはもういいです!それよりも相手は魔術師です!!貴女方は避難を!!」
<パシ!>
「オイオイ、こっちは女子トーク中だ。野郎は黙って待つのがマナーだろ?」
「ッ!?…お初にお目に掛かる。強きお嬢さん方。」
「ま、まさかこんな事が!?」
いきなり一太刀浴びせて来たティトゥス。それを右手の中指と人差し指二本で止める隼人に驚きを隠せないウインフィールド。
「執事殿、此処は私達に任せてもらおう。なに、私の後ろへは鼠一匹通さん!隼人、好きに暴れろ!!」
「言われなくても!!行くぜ!侍擬き!!」
「いざ、尋常に!」
「「勝負!!」」
■□■□
クラディウスは奪えなかったデモンベインを今度は破壊する為、格納庫で自身の
『このロードビヤーキーで粉々にしてやんよ!!』
「これじゃあ、中に乗り込む事も出来ねぇ!!」
「そんな事はないのである!第二波、レッツゴー!!」
乗り込む隙が無いとぼやく九郎に、ドクターウエストは最後の隠し玉を出した。
『任せろ!!』
そこに現れたのは、
「りょ、竜馬兄ちゃん!?」
隼人と武蔵が探していた竜馬だった。
『カ、カリグラの仇ぃぃぃぃぃ!!』
竜馬目掛け
「舐めるなよ!!」
が、その拳は一つも当たらない。的が小さいと云うのもあるが、それを考慮しても凄まじい速さで敵を翻弄している。
『クソッ、風の魔術師である僕がこんな奴に!!』
「とっとと外に出てもらうぜ!はっ!はあっ!」
そして、何処にそんな力があるのか
「な、なあドクターウエスト。俺の目が節穴じゃ無ければ、竜馬兄ちゃん生身で
「正直、吾輩も此処まで規格外の超生命体だったとは思わなかったのである。」
「す、凄いロボ!!」
殴り、蹴り、デモンベインから距離を取った後、
「ぬおおっ!でえいっ!はああっ!北斗飛衛…機神猛撃拳!!」
必殺の蹴りで地上目掛け蹴り上げて行った。
「テメェら何やってる!デモン何とかってぇので止めを刺せ!!」
「わ、分かってる!!」
その後、地表でデモンベインが〝触れた対象に無限の熱量を流し込んで滅殺する第一近接昇華呪法〟『レムリア・インパクト』を相手に浴びせ勝利した。
■□■□
「…な、何故だ。人まで捨てたこの俺が、こんな小娘に負けるなど!!」
「全っ然ダメだなおっさん。そんなんじゃ、私や武蔵には勝てんぜ?」
圧倒的。その一言に尽きる。隼人は、ティトゥスの二振りの刀の軌道を簡単に見切り、不利と悟り隠していた腕二つでの不意打ちすら〝見て〟躱し、カウンターすら入れていた。
「あ、あの武蔵様。もう決着は付いたのですから、私とチアキを解放して頂けませんか?」
「至高のひと時だった。(小声)…では、二人とも足元に気を付けてな。」
「はいな!武蔵はん、助かりましたわ。あの二人の戦闘に巻き込まれそうになった時、私とお嬢様を咄嗟に抱えて此処まで運んでもろうて。」
隼人とティトゥスの戦闘中、武蔵は覇道瑠璃とオペレーターのチアキを抱えソーニャとウインフィールドが避難していた場所へ移動した。
「何、気にするな。当然の事をしたまでだ。(これが、役得と云うやつか。…それにしても、二人とも素晴らしいモノを持っておられた!!)」
武蔵に下心があったにせよ、二人を助けたのは事実である。
「そうか、『人』はそこまで上り詰める事が出来たのだな。」
「ん?どうしたおっさん?」
「もう、俺は人には戻れん。…その頂き、この目に焼き付け逝くとしよう!!外に出ろ!
人の可能性を垣間見たティトゥスは、
「
刀を操る
「武蔵!!」
「分かっている!!」
隼人と武蔵は同じようにそこから飛び出し、
「こんな時、竜馬のアホは何やってんだ!!」
「そうぼやくな。<ドゴン!!>…多分あそこだ。合流するぞ!!」
「ああ!!」
地上に打ち上げられたロードビヤーキーを見つけ、そこへ駆けた。そして、竜馬と合流し
「今回は私にやらせてくれ!」
「隼人?…何があった武蔵?」
「ちょっと訳ありでな。今回の奴は隼人にやらせてやってくれ。」
「分かったぜ。存分にやれ!隼人!!」
「言われるまでもねぇ!!」
『行くぞ!オープン・ゲット!!』
『チェンジライガー!スイッチ、オン!!』
赤いロボットが三つに分かれ、今度は容姿も色も変わり新たなロボットが姿を現した。
『それが、貴様の
『へっ、言うじゃねぇか!音速を超えた戦いを見せてやる!!竜馬、武蔵!行くぞ!!』
二体が動いたのはほぼ同時。だが、
『この太刀筋見切れ『遅い!マッハスペシャル!!』…ま、まさかそんな?』
隼人の操る真・ゲッターライガーの方が何枚も上手だった。
「な、何なんだこのロボットは!?それも、形を変えるロボットだと!?魔力は感じず、僕すら全く知らない存在!!こんな、こんな事一回も無かったぞ!!」
この
神谷さんが使っているのに南斗は駄目だと思い、北斗へ変更しました。