IS~fighting‐soul~   作:肉焼きマン

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第2話 中学生の記憶

side一夏

 

さて、これまで色々な事があったな。

 

まずは女性にしか扱えない最新兵器、IS(インフィニット・ストラトス)の登場だろう。

神社のお姉さんこと篠ノ之束さんが開発した宇宙に羽ばたくためのマルチフォーム・スーツだったらしいが、注目された切っ掛けが悪かったね。

 

全世界の軍事基地が何者かにハッキングされて、世界中のミサイルが日本に標準をあわせて発射されたのだが、それを登場者不明のIS、白騎士がすべて撃墜したのだ。しかもその後白騎士を捕らえようとした戦闘機や戦艦などを一人も犠牲を出すこともなく無力化して逃げきったのだ。そら兵器扱いされるわ。

 

そして束さんはISのコアを467個作った後に雲隠れしてしまったのだった。そりゃ数が限られてるなら兵器にせざらおえんわ。

 

その煽りを受けて重要人物保護プログラム(だっけ?)で篠ノ之家は離散してしまい、箒ちゃんも転校してしまったのだった。

 

それが原因か兆秋が少し荒れていたのだが、入れ違いで転校してきた新たな鳳鈴音ちゃんと親しくなることで寂しさもまぎれたのか落ち着きを取り戻していった。

 

親しくなった経緯は外国から来たということで虐められていたところを助けたそうな。

その優しさを俺にも分けてくれよ、いやマジで。

 

そうして小学校を卒業し中学校に通うことになったわけだが・・・

 

「なんだよその点数、千冬姉の顔に泥を塗るつもりかよ!」

 

「いいじゃん別に、そこそこいい点だろ?93点って」

 

「ふざけんな!オレみたいにキッチリ100点、ケアレスミスをしても95点以上はとれよ!」

 

「そーだぞ出来損ない、ちったあ兆秋を見習えよ」

 

「恥ずかしくないの?出来損ない」

 

学校ということもあっていじめっ子どもも一緒になって絡んでくるなあ。

 

「ちょっと、やめなさいよ兆秋!今のアンタちょっとおかしいわよ!」

 

「うるせえぞ鈴!これはオレとこいつの問題だ!!」

 

「だったら後ろの奴らは何なのよ!文句があるなら二人っきりで話せばいいじゃない!」

 

「それで済んだらオレがどんだけ・・・もういい・・今日は白けた、帰る。」

 

「ちょっと!まだ話は終わってないわよ!」

 

「俺は大丈夫だから追ってあげなよ鳳さん。慣れないことして本人も傷ついてるだろうし、慰めてあげなよ」

 

「アンタも少しは・・いいわ、ありがとう。じゃあ、また明日ね」

 

「うん、また明日」

 

ちぇ、つまんねえの・・・、なんて声が周りから聞こえてくる。ボスの兆秋が帰ればそうもなるか。さてと、

 

「俺も帰るか。」

 

こうして俺の中学校の毎日は過ぎていくのだった。

 

 

side鈴

 

アタシには思い人がいる・・・

 

虐められているアタシを助けてくれて、友達になってくれた、ちょっとキツイところもあるけど優しくて素敵な男の子・・・

でもどうして?どうして自分の兄にはあんなに苛烈なの?どうしてあんなに非道いことができるの?何より・・・

 

「どうして虐めてるアンタが一番苦しそうなのよ・・・」

 

おしえて?兆秋・・・




短くてすみません。小学校と中学校のころに関しては早めに終わらせたかったんで、次からは長くしていきます。

一夏の受けた虐めの程度については、各々の想像にお任せします。ただ、後遺症が残るような傷をつけられそうになったりや、冤罪のようなことはありません。
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