帝国貴族はイージーな転生先と思ったか?   作:古ぼけた蝶番
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前半は完全に悪ふざけです。総統閣下のネタがイメージ。


第三十七話 壁に耳あり障子に目ありと言う

 銀河帝国亡命政府の傘下組織の一つ、ハイネセン亡命者相互扶助会はハイネセンポリス第21区シェーネベルクに本拠地を構える。

 

 宇宙暦783年9月上旬、街の中央にある豪邸と呼ぶべき……実際貴族邸宅も兼ねているが……本部の防空壕の機能を有する地下6階の小会議室である会議が行われていた。

 

 会議の議長は相互扶助会会長クレーフェ侯爵、そのほか副代表テンペルホーフ伯爵、警備責任者ヘッセン子爵、財務部長ベーリング帝国騎士、事業部長カイテル男爵、広報部部長ブルクドルフ従士……そのほか多くの下級貴族や平民の幹部が狭苦しい部屋で神妙な表情で事業について会議をしていた。

 

「続いて次の案件です。現在広報部と共に行っている芸能部門での活動についてですが、長征派の巻き返しで苦境が続いています」

 

 事業部長カイテル男爵はテーブルの上の携帯端末のグラフデータを指差しながら歯切れの悪い口調で語る。

 

「昨年12月デビューした「ピーチマルドゥークズZ」、今年2月デビューの「ティアマト46」、今年3月デビューの「プリティハイネセンガールズ」……今年上半期の着メロダウンロード数、コンサート売上、アライアンスアイドルランキング783年上半期途中経過、全て我が方のアイドル軍団を凌いでいます」

 

緊張した面持ちで男爵はクレーフェ侯を見る。

 

「……ぶひっ…安心しろ、先月リリースしたリーゼロッテの新曲があるから大丈夫だ」

 

 事務用に眼鏡をかけた侯爵は静かに、皆を安心させるように語る。しかし……。

 

「……代表……新曲は……」

 

 ベーリング帝国騎士はそこで続きを語るのを止めてしまう。続きを額に汗の粒を垂らしたブルクドルフ従士が恐る恐る報告する。

 

「……新曲の売上は現在芳しく無く……売上目標の62%しか達成出来ていません。ぶっちゃけ旬を過ぎています」

「………」

 

 その報告を受けた侯爵は震える手で眼鏡を外し、同じように震えた、しかし怒りに満ちた声で場の出席者に語りかける。

 

「……ぶひっ…今から名を呼ぶ者だけ残れ。テンペルホーフ伯爵、ベーリング帝国騎士、カイテル男爵、ブルクドルフ従士」

 

 その命令に名を呼ばれた者達以外全員が静かに席を立ち退出していく。

 

全員が退出した所で……侯爵は怒りの限り叫んだ。

 

「どうなってんだよこの野郎め!お前らちゃんとアルバム買ったのかよ!どいつもこいつも、私の買い支え命令を無視するとはけしからん!」

 

 会議室の外では、退出した幹部達が固まって硬い表情で侯爵の罵声を聞いていた。

 

「その結果がこれだっ!何がいけるだよ、マネージャーの嘘つき野郎どもめ!」

 

 その声を外で聞いていた事業部のアイドルマネージャーの代表がすすり泣く。隣の同僚に「泣かないで、あの豚こっちの苦労を知らないのよ」と慰められていた。

 

「ぶひっ…皆嘘をつく!リーゼたん親衛隊メンバーまで!お前達親衛隊幹部は…あいたた……ほかのアイドルに浮気する異端者共だ!ぶひっ…てめぇらなんて……大っ嫌いだ!」

 

 肥満によって腰に痛みを感じつつ立ち上がり、侯爵は相互扶助会幹部、いやリーゼたん親衛隊幹部達をあらん限り罵倒する。

 

「うるせぇ豚侯爵!お前こそ20歳も年下のロリ嫁貰っている癖に……」

「嫁とアイドルは別物だろう!後さらりと豚っていうなぶひっ……!ベーリング、裏切り者め、お前なんか大っ嫌いだ!バーカ!」

 

 ベーリング帝国騎士の反論を早口で無理矢理侯爵は閉じさせる。

 

「おい認めろよ豚、正直リーゼたんは結構立派に育っているからゴスロリ路線は限界だったんだよ!」

「グラドルに転身させる気か!ぶひっ…てめぇまだ16の少女になんて事させる気なんだよ、イエスロリータノータッチの神託を忘れたか、この…この……畜生めぇー!!」

 

 怒りに任せ持っていた高級万年筆をテーブルに叩きつける!

 

「どいつもこいつも純粋に応援せずにエロい服装着せようとする!純情に可愛らしい声で必死に歌う姿じゃなくて絶対領域にカメラを向ける!ぶひっ……長征派だってあらゆる手を使いリーゼたんのオリコン1位を邪魔する!リーゼちゃんを邪魔し続ける!」

 

テーブルを叩きながら泣くように叫ぶ侯爵。

 

「私の判断能力が足らんかった…ぶひっぃ……!私も長征派のようにすべきだった、全同胞にアルバム購入の義務を負わすべきだった、ぶひぃ……!!」

 

 落ち着いたのかはぁはぁ息をつく侯爵は椅子に座りゆっくり語る。

 

「……ぶひっ…初期のリーゼたんは期待されてなかったが、それでも……殆ど支援無しで……オリコン1位を取って見せた……それなのに……それなのに……」

 

幹部達は複雑な表情で互いに目を見合わせる。

 

(……言えぬ。内緒でピーチマルドゥークズZのアルバム買ったなんて言えぬ)

 

 ブルクドルフ従士は、視線を逸らしながら内心で独白していた。

 

「裏切者共め……皆、皆で私やリーゼたんを裏切り、ぶひっ…騙し続けた!ピーチマルドゥークズZのグラビアなんかに釣られやがって!たわわな果実なんかに釣られて……全亡命者同胞に対する裏切り行為だっ!だが見ているが良い!ぶひっ…その血(財布)で償う時が来る!己の血(金欠)に溺れるのだ!」

 

 会議室の者達も、外で待機する者達もひたすら沈黙する……。

 

「……私の思いは届かない」

 

力無く項垂れながら侯爵は呟く。

 

「リーゼたんの歌もファンに届かない……。終わりだ」

 

 会議室に残る者達は互いに視線をまじ合わせる。重苦しい空気が漂う。

 

「……ぶひっ…この戦争(783年度オリコンランキング)は負けだ」

「「「「……………」」」」

「……だが言っておく。私は長征派共に尻尾を巻いて芸能事業を廃業させるくらいなら……ぶひっ…いっそ頭を撃ち抜く」

 

そして続ける。

 

「皆、1週間以内に逆転の方策を用意しろ…………長征派の奴らがドヤ顔でインタビューに出てくる前にな」

 

………最早誰も口を開く者はいなかった。

 

 

 

 

 

 

「という訳で10月の士官学校のオープンキャンパスに我が方のアイドルグループのコンサートを開くので宜しくとの事です」

「ごめん、何が宜しくなんだか全く分かんない」

 

 場所は同盟軍士官学校のすぐ近くにあるテルヌーゼン市リンカーン街コーヒーチェーン店「CAFE DE 7TH STREET」。不良騎士にコーヒーセットを(なぜかクロイツェルにも)奢らされていた所でベアトの報告を受けた私は真顔でそう答える。

 

 おい、というかなんださっきの茶番劇は?マジ?皆あんな会話マジでしていたの?

 

「同盟軍士官学校のオープンキャンパスは有名ですからなぁ。そこでコンサートを開くのはまぁ、悪く無い判断ではありますな」

「コンサートですか!?ワルターさん、面白そうです!一緒に見に行きましょうよ!」

 

 意地の悪い笑みを浮かべながらシェーンコップは補足説明する。一方クロイツェルは場違いな事を平然に口にする。くたばれリア充め、末長く爆発しろ!

 

「そりゃあ毎回数百万は集まるからなぁ。テレビ局も来るから広告効果は倍か」

 

 士官学校を初めとした軍学校の試験シーズン、学園祭、オープンキャンパスと言ったイベントはテルヌーゼン市にとって絶好の収入源だ。同盟全土から観光客が押し寄せ、マスコミが集結する。去年のオープンキャンパスは比較的静閑としていたがそれでも4日間で200万も集まった。

 

「だがなぁ……学校側がそんな物認めるか?」

「すでに許可が出ているそうです」

「嘘だといってよバーニィ!?」

 

ベアトの報告に私は悲鳴を上げる。

 

「士官学校からしても受験生を集めたいのでしょうなぁ。近年は受験者が微減していますからな」

 

 呆れたような笑みを浮かべ帝国騎士は御上の思惑を察したように答える。亡命政府の広報部と同盟軍士官学校広報部の思惑が合致したためなのはまず間違い無かろう。

 

 実際問題、同盟軍は近年人的資源の面で大きな問題を抱えていた。

 

 同盟軍の定数の拡大に対して志願兵が不足しつつあったのだ。切っ掛けは2年前のイゼルローン要塞攻略作戦に遡る。

 

 2年前、宇宙暦781年9月、第3次イゼルローン要塞攻防戦は同盟軍の完全敗北に終わった。

 

 同盟軍からすれば、宇宙艦隊の大規模再編以降初の大規模出征である。徹底的に要塞攻略法を研究した上で3個艦隊を基幹に各種独立部隊、陸戦隊、特殊部隊も投入した大規模遠征であった。総司令官に宇宙艦隊副司令長官デイヴィッド・ヴォード大将、副司令官に第6艦隊司令長官エルンスト・フォン・グッゲンハイム中将、艦艇4万4500隻、兵員510万6600名。不退転の決意の下にハイネセンを旅立った遠征軍は……敗北した。

 

 奇襲攻撃から始まった作戦は、要塞駐留艦隊を半壊させ、要塞表面に陸戦隊を降下させる事に成功したものの、帝国軍の増援艦隊到着前に要塞表面を戦闘工兵部隊で吹き飛ばし切れなかった。同盟軍は帝国軍増援艦隊に押し込まれる形で「雷神の槌」の射線に入り、2回に渡りその巨砲の洗礼を受けた。

 

 艦艇7100隻、兵員74万4700名を喪失した上で同盟軍は撤退した。要塞駐留艦隊の半数を壊滅させた事、初めて要塞表面に肉薄した事、総戦死者数はほぼ同数である事が成果であったが、それはなんら慰めにもならない。

 

 同盟軍は相当の自信を持って遠征した。過去2回の攻防戦から徹底的に研究と反省をした上での攻略作戦であった。実際、敵増援艦隊の司令官グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー中将の半ば強引な、そして苛烈な攻撃が無ければ少なくとも「雷神の槌」が振り下ろされる前に撤退出来た筈だ。そうすれば同盟軍も最高評議会も作戦を勝利と取り繕えた筈だ。

 

 同盟軍は第8艦隊第2分艦隊司令官シドニー・シトレ少将、第6艦隊作戦参謀ラザール・ロボス准将、第2艦隊第1分艦隊第10戦隊副司令官ジャック・リー・パエッタ大佐、第8宇宙軍陸戦隊第801工兵連隊長レオポルト・カイル・ムーア中佐等を英雄として祭り上げ敗戦の事実を糊塗しようとしたが、市民の厭戦気分……正確には市民の軍への信望と憧れは色褪せた。

 

 その後の同盟軍は精細を欠いた。782年3月には惑星ジンスラーケンの地上戦に敗北、同盟軍は8万名に及ぶ戦死者を出して惑星を放棄、同年9月には惑星カプチェランカ北大陸を喪失し戦死者4万名、783年2月にはドラゴニア星系第9惑星衛星軌道上にて第10艦隊第3分艦隊が敗北して14万名の戦死させた。

 

 一つ一つは戦局に決定的影響を与えるものでは無いが、大きな敗北である事も事実だ。ここ20年の同盟軍の年間平均戦死者は70万名前後である。しかし781年の戦死者はイゼルローンでの敗北もあり128万名、昨年の戦死者は約83万名、今年の戦死者は既に70万名を超えた。

 

 一方、各種学校への志願者は敗北の連続により減少、そこに同盟軍の軍拡もあり人的資源の不足を来していた。まだ軍務に差し支えるという訳では無いが、それでも第6・8艦隊の充足は未だに完遂せず、第10艦隊も4個分艦隊のまま定数不足となっている。地上部隊もローテーションが過密になり、近年は亡命軍地上軍の派遣戦力増加を要請されたと聞いている。亡命軍は数少ない前線に投入出来る星系警備隊だ。

 

「人集めのためなら何でもやる、と言う訳か」

 

 士官学校の倍率は未だ同盟最高レベルであるが、多くの英才が士官学校から国立同盟自治大学やハイネセン記念大学に流れているという。1個上のアレックス・キャゼルヌ先輩殿なぞ、同盟最大の物流企業サンタクルス・ライン社に引き抜かれかけて士官学校と経営陣との間でトラブルになったと聞く。

 

「まぁ、芸能関係はプロパガンダの絶好の媒体だしな」

 

 同盟の芸能界は軍事との結びつきが強い。戦時国家であるから当たり前ではあるが、毎年軍の宣伝用ドラマや映画がポンポン作られる。戦場に直に取材するニュースやドキュメンタリーなんて珍しくない。歌手やアイドルが慰安のために軍の基地でコンサートする事もある。同盟で最も人気のあったニュースキャスターであるウィンザー夫人は若手の頃二十回近く前線を取材し、実際何度も戦闘に巻き込まれ戦死しかけた。

 

「どうせアイドル達にアレンジした軍歌でも歌わしたり、軍服を着た学生格好いいっ!!とか言わせるんだろう?やれやれ、芸能人も楽じゃなさそうだな」

 

 あからさまなんだよなぁ、広報部としては少しでも志願者を増やしたいのだろう。それだけ同盟軍も焦っているわけか。

 

 最も単純な解決策は星系警備隊を動かす事だ。しかし彼らは玩具の兵隊として良く揶揄される。帝国の貴族の私兵同様、中央が自由に動かせられる戦力ではない。

 

 元々星系警備隊は「607年の妥協」を契機に成立した存在だ。これまでハイネセンから派遣されてきた駐留軍は、市民の守護を口で唱えながら内実は地球統一政府軍の従兄弟のような存在であった。

 

 旧銀河連邦系星系が自治区から同盟正式加盟国に昇格すると同時に、正規艦隊と航路警備は中央の正規艦隊や航路巡視隊、有人惑星の治安維持は新設の星系警備隊、と職務が分離した。

 

 実際の所、それは正規艦隊の負担を減らす意味もあったが、同時に地方の同盟政府に対するカウンターパートでもあった。虐げられてきたかつての被支配者達は、同盟の旗の下に留まる代わりにその暴走に際して対抗する手段の提供を求めた。

 

 同盟政府もまた、地方の治安維持の役目を押し付けると共にいつの日か帝国との接触時の貴重な予備戦力としてその存在を認めた。……少なくとも統一派は。

 

 尤も、今となっては半分地方星系の雇用対策の一環になっている側面もある。口の悪い者は公共事業、等と言って廃止を要求する程だ。

 

 現在、星系警備隊は同盟全土で全同盟軍保有艦艇(恒星間移動能力を持つ戦闘艦・支援艦)の約3分の1に及ぶ12万隻の宇宙艦艇を有している。

 

 だが殆どが数十隻から数百隻の規模、一部を除いて数千隻単位で纏まって作戦行動を行った事が無い。しかも大半が旧式艦艇、予備役艦艇、駆逐艦、そこに若干の巡航艦と戦艦である(別途戦闘艇有り)。宇宙海賊との戦闘が精々だ。何よりも政治的理由で前線に派兵される事が無い。

 

 星系警備隊は徴兵された地元市民と退役間近か左遷された正規軍人が主体だ。あくまで地元を、故郷を守るための存在で中央に貸す義理は無い。なぜ自国民を無理矢理戦場に出さなければならないのか、帝国と戦争したいのなら志願兵を使え、というのが地方星系の言い分だ。実際兵士達の士気も低い。まぁ、兵士達にとっては地元が一番大事だからね?

 

 何となく、原作の同盟末期におけるどこから出て来たか分からない艦隊の出所が分かった気がする。ヴァーミリオンで壊滅したのにマルアデッタやイゼルローンで万単位の艦隊が出てきたが、あれは多分星系警備隊の艦艇だ。艦艇だけ買ったのか、バーラトの和約関連か、あるいは敗戦による不景気で星系警備隊の手放した艦艇を使用していたのだろう。現在の同盟軍の艦艇が約34万隻、アムリッツァやその後の戦闘、ヴァーミリオンでの損害を引くと丁度良い数字になりそうだ。

 

 まぁ、そんな訳で幾ら徴兵を増やしても殆ど意味が無い。あくまで同盟軍は自由に使える志願兵が欲しいのだ。そのためにはプロパガンダで軍への志願者、それも優秀な者が欲しい。

 

「で、具体的に何をしろと?」

 

 私は半分呆れつつコーヒーを飲みながら控えるベアトに尋ねる。

 

「生徒会、及び風紀委員会への根回し、広報部隊への本番での助言と監査、トラブルの調停、と伝えられております」

「マジ?それ駄目だろ。絶対生徒会長と風紀委員長乗っかってくるだろ?」

 

 現在の生徒会長はヤングブラット首席、風紀委員長はコープだ。絶対噛ませろと言ってくるよ。絶対うちのグループも派遣するよって言ってくるよ?

 

「いや、寧ろだからか」

 

 クロイツェルの件で面識があるから私を通して話す方が良いと考えたのだろう。私を通して比較的スムーズに交渉が纏まった事から、私の交渉術(笑)を見込んでの事かも知れない。いえ、別に交渉が上手い訳では無く罵倒だけ省略しただけです。私の財布が大破したしね。

 

 最も、侯爵には借りがあるのでノーと言う訳にも行くまい。血が流れる訳でも無いのだ。受け入れざるを得ない。

 

 取り敢えず話の通じそうな方に連絡を入れる。携帯端末から電話をかけると人当たりの良さそうな生徒会長が口を開いた。

 

『やぁ、ティルピッツ君。例の件についてだけどこっちからも「スザク」と「チーム・グランパス」を参加させるけどいいよね?』

「アッハイ」

 

 その後はあれよあれよと生徒会長のペースで話が進みあっと言う間に大枠が固まった。

 

「………」

 

 続いて恐る恐る風紀委員長に連絡を入れる。

 

『あ、お前ね。うちから「ティアマト46」と「ピーチマルドゥークズZ」出すから、会場は離しておいてくれる?そっちもファン同士の乱闘なんて見たくないでしょ?』

「アッハイ」

 

 数分でスムーズに大枠の交渉が固まり私は電話を切る。

 

「………いや、話広がるの早くね?」

 

 皆耳が早いなぁ、等と場違いな事を私は思った。うん、現実逃避だよ?

 

 






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