アイしてる。   作:アシッドソード

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眼力(アイちから)

 魔眼というのは万能だった。先輩に出会う前だが。

 

「ここが・・・オカルト研究部ッッ!!」

 

「そう、そして、あなたの城となる所!」

 

 やだ!こんな薄気味悪い場所が城になるなんてやだ!。もはや幼児退行にもなりそうだ!。

 

「そして、この子がわが部員の!」

 

「石田白」

 

 石田白(いしだましろ)は先輩とは違い俺と同級生であり、スゲーチビだ!。

 

「アダッ!?」

 

 脛蹴ったぞ!?

 

「なにすんだ!」

 

「失礼なことかんがえた」

 

 こ、こいつ!読心術を使えるのか!?。

 

「え?なになに?」

 

「・・・」

 

 こ、この!メスガキめ!。

 

「ふ、ふん!腰くらいしかない身長しやがって!」

 

「!」

 

「あれー?どこにいったのかなー?」

 

 キョロキョロ見渡して惚ける。

 

「むー!」

 

「おやー?声がしてるのにいないゾー?」

 

 これには白もぶちギレた。

 

「ニャーッ!!」

 

「うおおおおお!?」

 

 

 ーただいま戦闘中ー

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

「シャーーッ!!」

 

 くっ!こいつ!完全に猫になったぞ!恐ろしい奴め!。

 

「ねー・・・」

 

「「はっ!?」」

 

 先輩がまた泣きそうになっている。

 

「ケンカするの?」

 

 うるうるとした純粋な瞳に魔眼を持つ俺でも直視できない。

 

「な、なにいってんだよ!な?ましろ」

 

「う、うん」

 

「ほんと?」

 

「ほ、ほんとだとも!なー?」

 

「ソダヨー」

 

 先輩に見えないようにましろの背中をつねる。白は俺の足を踏みつけてくる。こいつ!。

 

「うん!なら安心だね!」

 

 ふー、と先輩は呼吸を整えた。

 

「私は赤原恵、オカ研の部長で二年生!」

 

 ちな、三年生はいないとのこと。創設者は恵先輩だとか。

 

「で?あと一人は当てがあるのか?」

 

「うーん、ない!」

 

 そんな自信満々に言わなくとも・・・。

 

「そういえばさ」

 

 ついにか来たか・・・。

 

「あれって超能力なの?」

 

「あれは魔眼だ」

 

「魔眼「?」」

 

 魔眼とはすなわち、神の眼と言われており神眼とも言われていることがあるが。神を憎んでいる俺としては魔眼で十分である。

 

「厨二病?」

 

 この猫は!。

 

「例えばそうだな」

 

 紅色に変化する。そして、見つめる先に炎が灯された。

 

「「!?」」

 

「これはな猛火の魔眼と言って・・・っておい!?」

 

 二人は物珍しそうに火をつついたりして遊んでる。やめろって!や、ヤメロー!

 

「あぶねーよ!」

 

「え?」

 

 え?じゃないでしょーが!。

 

「ほら、離れた離れた」

 

 二人は惜しそうな顔でいる。そんな顔してもダメだ。

 

「あのな・・・こんなんでも危ない力なんだよ、それを操ってる身にもなってくれ」

 

「・・・なんかあった?」

 

 白子猫ちゃんずけずけと心に入ろうとするな。

 

「あー、俺のことはおいといて、君らは何かしらの力は無いのか?」

 

 いや、そんな?マークを出されても困るんだが。

 

「あるのかな?」

 

「少なくとも恵先輩はあると思うけど?」

 

 此方に振り向き肩を掴んだ。

 

「ほんと?それ、ほんとなの!?」

 

「アババババ!!?」

 

「私は?」

 

 白猫さえもやってきた。

 

「と、とにかく!先輩は俺の魔眼が効かなかったので、そうではないかと思ったんす!」

 

「え?ということはイマジンのブレイカーなの?」

 

「おそらくですけど」

 

 能力ブレイカーなのかなー、もう一人いればわかるかもしれないが、いない今は解明することはできない。

 

「晴君の友達にいないの?」

 

「友達?」

 

「・・・あっ」

 

 白猫、察しなくてもいいぞ?俺は君のような勘のいい猫は嫌いだよ。

 

「さて、どうするべきか」

 

 使うか?鑑定の魔眼。

 

「・・・よし!」

 

 二人の後ろに回り静かに鑑定した。

 

 ー赤原恵ー

 能力・能力消去(スキルブレイカー)

 

 おっと、予想通りだ。

 

 ー石田白ー

 能力・猫(きまぐれモンスター)

 

 おーっと!これはどういうことなんだ?

 

 俺はこれを後程に伝えることにしておく。まさか、本当に猫とは思わなかったよ。

 

「・・・なに?」

 

 やばい、耳と尻尾を幻視してしまった。くっ!魔眼を使ってないのに!。

 

「いや?」

 

 

 

 キーンコーンカーンコーン

 

「おっと、また明日な」

 

「あ、うん」

 

 俺はそそくさと去っていく。あー、部員どうするかな。

 

「よー!暇?」

 

「中之条か」

 

 こいつは中之条。

 

「んじゃ帰ろうか!」

 

 女装癖のある男の娘である。ってこら!ひっつくんじゃねえ!。




 明かされる能力。
 まさかの新キャラの能力!。

 そして、ホモ・・・これ、もうわかんねえな。

 ー猛火の魔眼ー
 目の色は紅色で特定の場所に火を出し、火力は火炎放射機からライターまで調節できる。

 ー鑑定の魔眼ー
 知りたい情報を眼に写すことができる。目は見ると発狂してしまうため、わからない。

 人物紹介

 井ノ口晴
 男性 高校一年生。 趣味はゲームに漫画、たまにお菓子作りとか料理する。
 魔眼の持ち主である程度のことはできる。
 目立ちたくはなく、そこらの雑草のようにのびのびと生きていたいと思っている。
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