戦姫絶唱シンフォギア 双槍のガングニール   作:四月一日 響

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いやぁ~長らくお待たせしました~
いやまじでごーめんなさいねぇー
まさか原稿が消えるというハプニングに発狂しながら何とか投稿できました!
パチパチパチパチ
はい、長いですね、はい分かってます(-ω-)/
では本編をどうぞー


雑音と不協和音と騒音

あぁ苦しい……

胸が張り裂けそうほど苦しい……

 

あぁ熱い……

体が燃える様に熱い……

 

何で私ばっかりこんなに思いをしなくちゃダメなの……

あぁそうか……あの頃からずっと……

 

お前たちのせいでぇ!

 

「ウガァァァ!」

 

黒い獣‐立花舞‐はまるで知性が有るかのように吠えた

そして目の前にいるノイズを蹂躙していった

 

黒い獣は目の前の一番近くにいたノイズに伸し掛かり、地面に叩き付け切り裂いた

その手はまるで刃物の様に敵をノイズを切り裂いていった

ノイズを突き刺し切り裂き、叩き付け切り裂き、切り裂き、切り裂き、切り裂いた

そして一体のまるでブドウの様な姿のノイズが逃げるように建物の外に出ようとしていた

 

逃がすかぁ!

 

「ガァァァ!」

 

その雄たけびに答える様に右腕のアーマーが動き形を変え、黒い獣‐立花舞‐の手が大きく鋭くなり、まるで鉤爪(かぎつめ)の様になった

 

そして地を蹴り一瞬でノイズの背後に移り、その大きく鋭く尖った鉤爪で体を貫き引き裂いた

 

数十体といたノイズ瞬く間に消滅していった

 

そして黒い獣‐立花舞‐力尽きた様に倒れた

 

 

‐数時間後‐

 

気が付くと私はベッドの上に寝かされていた

 

「ここは……私の部屋?」

 

気が付くと私はリディアンの寮にある私の部屋で寝ていた

 

「私どうしてこんな所に……いっ」

 

体を起こそうとすると全身に痛みが走った

 

「あまり無理に体を動かすと痛むわ、そっとしておきなさい」

 

痛みに苦しんでいた私に声をかけてくる人がいた

 

「あなたは確か……保健の先生の……」

 

櫻井麗子(さくらいれいこ)よ」

 

櫻井先生は部屋に備え付けてある椅子から立ち上がりベットの側で座った

 

「櫻井先生……私はどうして……そうだ、ノイズは!いっ」

 

私はさっきまでノイズに囲まれていた事を思い出し咄嗟(とっさ)に体を動かしてしまい、また痛みが走る

 

「はい、安静にする」

 

痛がる私を櫻井先生はベットへ寝かしつけた

 

「少し体が痛むと思うけど体には異常はないから安心して」

 

体に異常がないと聞いたら少し安心してきた

でもあの時、ノイズに囲まれた時、一体何があったのか何も覚えていない

 

「櫻井先生……私ノイズに囲まれていて、それで次気付いたらベットで寝ていて」

 

「何も覚えてないのね」

 

「えっ?」

 

それは何か知っている様な口振りに聞こえた

私の反応を見た櫻井先生は目を細め顎に手を置き何か考えているようだ

 

「そうね……聞きたい事は一杯あると思うけれど今日はもう寝なさい」

 

そう言うと櫻井先生は立ち上がった

 

「それから明日の放課後保健室まで来なさい、そこであなたが聞きたい事を教えてあげるわ」

 

「……はい」

 

やっぱりこの人は何か知ってるんだ、あそこで何かあったか

 

「じゃあ私は行くわね、お休みなさい立花舞さん」

 

櫻井先生は最後にそう言い残し部屋から出て行った

 

そして部屋には私一人となった

 

本当に……今日は色々あったわね

風鳴翼にノイズ……私が最も憎い二つに出会うなんて……

何て……さいあ……く、なの

そんな事を考えている内に意識段々が落ちて行った

 

 

‐次の日の放課後‐

授業も終わり私は荷物を片付け櫻井先生との約束のために向かう準備をしていた

そんな私に声を掛けてくる四人の影があった

 

「マイマイこれからフラワーにって行ってみない?」

 

私の事をマイマイという謎のあだ名で呼んでくるクラスメイトの安藤創世(あんどうくりよ)

 

「フラワー?」

 

「駅前にあるお好み焼き屋さんです、美味しいと評判ですよ」

 

普段はおとなしい性格の寺島詩織(てらしましおり)

 

「ごめんなさい、この後ちょっと用事があって」

 

「あんたといい響といい流石姉妹ね、アニメみたいに同じ反応するわね」

 

話をする時大抵アニメの事を言う板場弓美(いたばゆみ)

 

この三人はいつも一緒に行動している

響とも仲良くしてくれている

正直言って彼女らの存在には感謝している

でも私はあまり彼女らの事は好きじゃない

私の事を響と同じように扱ってくれる

それが何というか苦手だ

 

「仕方ないまた今度一緒にいこ」

 

「それじゃあ」

 

「まったねー」

 

三人は手を振って去っていった

そして一人だけその場に残った者がいた

小日向未来だ

 

「響も舞も何かあった?ちょっと様子が変だよ」

 

未来は心配そうな顔でこっちを見てきた

 

やっぱりこの子は鋭いわね

それに響も?

 

「そう?響は兎も角私は大丈夫よ、じゃあ私は用事があるから行くわね」

 

私はカバンを持ち、教室から出て行った

 

「舞……」

 

 

未来から逃げる様に教室をでた私は一直線に保健室の前まで来た

ノックすると中から声が聞こえた

入って良いみたいだ

 

「失礼します」

 

中に入ると櫻井先生が椅子に座って待ってた

 

「さぁどうぞ」

 

櫻井先生向かい側にある椅子に座るように促された

 

「あぁ、扉の鍵は閉めてくれるかしら」

 

「はい」

 

私は扉の鍵を閉め、椅子に座った

 

「さて何を聞きたいのかしら」

 

「全部です、あの時あの場所で何があったのか」

 

私は真剣な表情で訴えかけた

それを見た櫻井先生は昨日の晩の時のように顎に手を置き考えてる様子だ

 

「そうね話すと長くなるから単刀直入に言うわ、あなたはシンフォギアを纏いノイズを倒したのよ」

 

「…えっ?……シンフォ……ギア?」

 

私は櫻井先生が何を言っているか全く分からずにいた

 

「アンチ・ノイズ・プロテクター、聖遺物の欠片を歌の力で活性化させ一度エネルギーに還元し鎧の形で再構成したもの、それがシンフォギアよ」

 

「聖遺物……?」

 

私は櫻井先生の話が分からず聞き返した

 

「世界各地の伝承に登場する現代では製造不可能な異端技術の結晶、それが聖遺物」

 

そんな物がこの世に存在してたなんて……じゃもしかしてあの時のアレは……

 

「でも私はその聖遺物ってのは持っていません」

 

「いいえ、あなたは持っているわその胸の内に」

 

「胸の内に……?」

 

「覚えてるはずよ、二年前のライブ会場の事件を」

 

「えっ!」

 

二年前のあの事件……やっぱりあの時のは……

 

「あのライブ会場でノイズと戦っていた天羽奏のガングニールの槍、その破片があなたの胸に残っているの」

 

あの時私の胸に刺さっていたのがその聖遺物だっていうの……

 

「でもどうしてそんな事を……」

 

どうして櫻井先生がそんな話を知っているんだ

 

「それはあなたの手術の執刀医(しっとうい)が私だからよ」

 

もう何が何だか……驚きの連続だ

 

「そう……だったんですか……でもどうしてお医者さんが聖遺物やシンフォギア?の事を知っているのですか?」

 

「それは聖遺物研究の第一人者が私の妹櫻井了子(さくらいりょうこ)だからよ」

 

「櫻井先生の妹さんが……」

 

「えぇ私の妹、了子はシンフォギアシステムの生みの親であり……フィーネの生まれ変わりよ」

 

櫻井先生の妹がシンフォギアシステムの生みの親で……フィーネの生まれ変わり?

 

「その……フィーネというのは?」

 

「先史文明の巫女、輪廻転生システム、リインカーネイションにより幾度なく生まれ変わってくる存在、そして二年前のライブ会場での事件の黒幕よ」

 

私は気が付いた時には櫻井先生の胸倉(むなぐら)を掴んでいた

私の体は考えるよりも先に動いていた

 

「櫻井先生……それは……どういうことですか」

 

櫻井先生は平然とした表情で話を続けた

 

「二年前あのライブ会場の地下では特異災害対策機動部二課(とくいさいがいたいさくきどうぶにか)を主動として聖遺物ネフシュタンの鎧の起動実験が行われていたのよ」

 

「どうして……あの場所で」

 

「歌よ」

 

「歌……」

 

「さっきも言ったように聖遺物は歌の力で起動するの、だからあの場所で起動実験が行われていたのよ」

 

「……ツヴァイウィング!」

 

「そう、ツヴァイウィングの歌によるネフシュタンの鎧の起動実験、実験は成功したわ、でも聖遺物はフィーネにより強奪されたわネフシュタンの鎧の暴走によりノイズが現れたというシナリオまで用意してね」

 

私は掴んでいた手を放し後ずさった

 

あの事件は……全て仕組まれていて、私と響はそれに巻き込まれたっていうの……

 

「絶対に……絶対に許さない、そのフィーネっていうのは!

 

私は櫻井先生を睨め付けながら言った

 

「櫻井先生そのフィーネはどこにいるんですか!」

 

私噛みつく勢いで櫻井先生にフィーネの居場所を聞いた

 

「今行っても今のあなたじゃ返り討ちに合うだけよ、それに妹は正体を隠し周囲に溶け込んでいるからあなたが不審者として扱われるだけよ」

 

「じゃあどうしたら!」

 

私は吠えた、私と響の全てを壊した奴がいるなら私はそいつを許さない!

 

「待ちなさい、妹は必ず行動を起こすわ、だからあなたはそれまでにやらなくてはならない事があるわ」

 

「やらなければならない事?」

 

「それはギアをシンフォギアを自分の力にする事よ、いずれその力は必ず必要な時がくるわそれまでにあなたは力を付けなさい」

 

「でもどうすればシンフォギアの力を……」

 

「任せなさい、私もそれなりにシンフォギアには通じているから、いくら方法を考えてあるから」

 

「分かりました、私は何としてもでもシンフォギアの力を物にします!」

 

響、お姉ちゃん必ずフィーネを殺して私と響を巻き込んだ事を後悔さしてあげるから

 

 

次回に続く




この様子だとアニメ五期が始まるまでにどこまでいけるのやらw
次回はハプニングが無い事を祈りながらなるはやで頑張ります
いつも駄文も読んでくださってありがとうございます。(*'ω'*)
脱字誤字がありましたらごめんなさいです(*ノωノ)
また見に来てください(´-ω-`)
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