こんなVRは嫌だ   作:猫黒

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なんでや!

 

 おっす、オラ転生者!大学三年生!………いや、違います大学二年生です、単位落としました(絶望)

 

もう無理ゲームしよ・・・・・・・・・。

 

まぁ、んな事ばっかやってっから単位落としたんすけどね。

 

いや、まぁ、いいんすよ?転生者の特権とか活かして、前に生きてた?っつーか、前世?っつったらいいのか頭ン中穿り返してみてみりゃ研究者だったみたいで、特許とかとれるんじゃね?とやっちった訳っすね。

 

人間の身体の動きっつーか脳からの動きを電子的に再現する研究をしてたらしくて、ほら、やっぱり心残りとかあるじゃん?てかあったのよ、研究完成させたい、っていうね。

 

幸い、っつーかなんつーか記憶を取り戻したのは小学生五年生ぐらいの頃でさ、友達と空き地で野球してた時に頭にボールが直激☆彡した時で。

 

でも、もうそんときには殆ど自我があったわけで、良ーい感じに頭の中がミックスジュースになってフルフルシェイカーされちゃった訳で、活発な少年と研究一辺倒だったおっさんが混ざった結果、ゲーム廃人爆誕☆ですわ。

 

おっさんも少年もゲームは好きだったみたいでねぇ、生まれた人格が俺説なんですけどwwwクソワロwww

 

んでまぁ、特許を取るにしろなんにしろモノがないと証明できんと。

 

んな訳で論文書いて、出資者を募るにしても、当時のだと絵に描いた餅、実験を行った結果に描いた論文も、餓鬼がどーやってんな実験したんだ、と。

 

ましてやジャンルがジャンルである、こーりゃ駄目だ、と小学生の記憶を取り戻した当時に思い、取り敢えず放置してゲームしよ、と妙に元いた時代よりもハイスペックなゲームやらが多いこの世界、やり込んでバグを発見して企業に報告書送り付けたり動画にしてあげたり攻略ページに小ネタとして書き込みを行う気色悪い小学生になったこの俺はめでたく友達を無くしてボッチ。

 

いやーやっぱ周りも今までの自分とは違くなったって離れて。

 

いってもこっちおっさんの記憶あるわけでクソガキでもいられない訳でして。

 

結果ゲーム廃人、と。

 

親には思春期で押し通し、ゲームを取り上げようものならテストオール90越えで10番以内維持で黙らせ。

 

え?100じゃないって?いやいや、バカ言うなよ、そんなんチートやでミスぐらいするて、保健とか家庭科とかんなもん先生によって違うし知らんわ。

 

まぁ、んな訳でこの中学時代っすねー、コンクールっつーか、なんか良く分からんけど未来は何時も若者の手に!的なおこちゃまの学会開いたるわ、あ、あとこれに提出するもんを自由研究な、と夏休みに押し付けられた中二の夏、これで注目されたら見物やわwwと半分好奇心で提出したのが小学生の時書いたあの論文、実験結果の欄をほぼ理論上、とか、筈、とか糞程論文としてはあり得ない仮定で埋めまくった論文を提出してしまった訳で。

 

 

 

これが何故か最優秀になって、実際に実験行う事になって、大事になった末、特許が利権がと騒がれて、天才だ云々といわれて糞程喧しくなって、もういっそ全部ぶん投げよ、と思って前々から目を付けてたゲーム友達の近所のにいちゃんにでもスケープゴートにでもなってもらおうか、丁度よさげな高校いってるし、大学へと推薦で入れるぞ、懇意にしてる子供に泣きつかれて柄にもなく本気だしたらこうなった、ということにしろと悪魔の囁きを送ろうとしたところ、実際に研究をおこなったアーガスとかなんとかいう会社がなんか勝手に目を付けてきて。

 

 

 

お前優秀だから囲むわ!あ、利権とかは守ったるわ!そんかわり今の論文の続き、研究、行ってや?

 

 

 

と一本釣り。

 

めんどくさいのでお断り、そも、あの研究は現実にこそあらわせれなかったものの自分の中では完璧におわらせたもので勿論続きもなにも全てあるがそれよりなによりゲームがしたいのでと冗談半分で。

 

 

 

ゲームしたいんでお断りしますwwwwwどうしてもwwいうならwwゲームが絡んだwww研究wwさせろwwwwwwwwwwwうぇwwwwwwwwwwwwwww

 

 

と送り付けた結果。

 

 

わかった

 

 

という返信が。

 

え?なにこれ怖いと思ってガクブルしていると翌日黒塗りの高級車から企業の偉い人が現れて「君にあってもらいたい研究者がいる、きっと君も気に入る筈だ」と。

 

? ? ?とそのまま黙っているのを肯定ととらえたのかそのまま連れていかれあったのは若い学生。

 

 

 

名前を茅場 昌彦とかいう馬鹿は自分の研究をゲームへと活かしたいと言って来た。

 

なんでもフルダイブ型仮想現実を再現しようとしているらしく、俺の人間の脳の動きからなる動きは革新的で、それ相応のリソースを割けば仮想現実で現実と変わらない動きを再現できるらしい。

 

茅場はそのまま自分に茅場が作ったのだというプログラムを見せてくると、成程、それは言うだけの事はある未だ初期段階だというそれは未だVRではなくARだというプログラム、屈み合わせの様に映る自分の姿はARでは現段階でも問題はないがVRにするとどうしても脳波の読み取り、人の感情の発露による電子的な合図、感覚神経と五感の再現が難航していたと。

 

驚くべき事に茅場はプログラマーであるのにゲームを作りたいという一心で俺程ではないにしろ既に人間の脳を仮想化するその手段を読み取りではなくプログラムにより脳波を受け取り再現するという馬鹿極まりない手段にて強引に進めており可能にしていた。

 

それを見た時の俺の感情は計り知れなかった、ここまでの熱をもつのか、とここまでしてやりたい事か、と。

 

 

「馬鹿だ、バカがいる―――――」

 

 

でも、やってみたい

 

 

「おれなら——」

 

 

そう

 

 

「俺なら、もっと上手くやる」

 

 

結局、茅場が作ったプログラムはゲームのシステムスキルというアシスト機能へと変化を遂げ、俺が作った脳波を読み取り、再現するという人間の脳科学よりの電子的工学技術は―――――。

 

 

人間の——

 

 

「リンク・スタート!」

 

 

仮想の世界への 通路 となった―――――。

 

 

 

まぁ、そんな訳で、当時は中学生だった自分が大学生になる頃には、元々の土台は出来ていたソードアートオンライン、も完成に至り、連日におけるここ一年の最終確認からのデバック確認——。

 

元々ゲーマーな俺だ、そりゃ勿論史上最大の神ゲーであると自負するこのゲーム、そん所そこらのバグには負けない、とあらゆる行動を起こした俺だ。

 

あらゆるバグをデバックで潰し終わった、とおおよそ一年以上ゲームに潜り続け昨日、単位を落とし留年が確定になるのと同時、ベータテストが終了した。

 

複数人では確認できなかったバグもおおよそあの優秀な運営人なら大丈夫だろう。

 

ただ「君がこのゲームをプレイすると、間違いなく崩壊するのでβもプレイはさせたくない、と特別扱いもしないのでしたければ自力で抽選に応募することだ」

 

とかこの場に及びクソみたいなことを言い出したので、ごねた。

 

が、駄目。

 

かくなる上は、と茅場の他の開発者にこんな神ゲー、仲間外れにされたくない、と泣き脅しを決行するが、どいつもこいつも。

 

「そ、そんな事いわれても、か、茅場さんがそういうのであれば・・・」や「そう・・・あの人も・・・でも、いや、だからこそ、なのかもね・・・」と慈愛の目で見てくる茅場の彼女?らしき奴とか下の奴。

 

「そ、そんなこと、いわれてもだめっす~!!え?いや、お前の秘密をばらす!?研究費用を貰えない様あることないこと喚く!??だ、だって、開発者っていっても僕も貰えてないっすーーーー!」

 

チッ・・・こうなったら企業の方に働きかけるか・・・と思っていたら何故か茅場が執拗な限り追ってきてプレイ権は公平に、とか言い出したので。

 

 

「そんなにか!!そんなにバグを見つけ出したのが悪いのか!上に落ちて百層ボスをひきずりだしたり無を召喚したりシステムコマンドを呼び出すバグや緊急停止させてセーブできない場所でセーブできたりするようなバグをみつけたのがそんなに恐ろしいか!!」

 

「・・・っいや、そちらの方も、半分ではあるのだが・・・」

 

 

と、何故か目を逸らしながら答える茅場。

 

 

「半分?」

 

 

と聞いてみれば

 

 

「・・・いや、何でもない、君というプレイヤーがこの世界の事を心待ちにしていたのは分かる、だがそれとは別に、君が他プレイヤーだったらどうだい?この世界に入るのが企業や運営のコネで手に入りじぶんが入れなかったとしたら?」

 

「ぶちのめす」

 

「だろう?」

 

「いや、だが、でも、さ・・・」

 

自分が関わったゲームなわけで・・・

 

「・・・・・・・・・ならばこそ、自分で勝ち取るべきだ、何、普通に抽選で選ばれるだけだ、そこまでは私 は 煩くはしない。」

 

「・・・ッチ」

 

 

結局、開発者であるものの俺はゲームの当選をする事はなく、執拗に恨みメールをスパム並みに茅場含め送りまくっていたものの・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不貞腐れて、ゲームのサービス開始まであと三日前、となっていた所、近所のお兄さんが当選したものの急な仕事の為ゲームが出来なくなった、と泣きながらナーヴギアを渡してきたので全て忘れてゲームを心待ちにした。

 

 

「さて、先ずは先にアバター設定だけでもしーてよッと!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メール 送信者 糞 茅場 塵

 

 

〈そこまで、熱意があるとは、私としてもとても嬉しいことだ、もしも、もしーー君に死んでもそのゲームがやりたいというその情熱があるのなら――――――〉

 

 

 

そのメールは、読まれる事はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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