爆弾少女リリカルなのは~高町なのはは、静かに暮らしたい~   作:天天 天天

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「」 会話

《》念話


そんな出会いは望んで無かった

小学校が終わってから塾へ向かって居るとアリサちゃんが

 

「ここを通ると塾に行くのに近道だから」

 

と言って小道にはいって行ったの。さすが過程を省いて結果だけを得ることができるスタンドを持ってるだけあるね。

 

ここって、夕べ夢で見た場所。いや、他にもこういった場所は有るから似ていただけ。

 

「なのは?」

 

「どうしたの?」

 

「うんん、何でもない、ごめんごめん」

 

「大丈夫?」

 

「うん」

 

「じゃあ行こう」

 

そう、こんなこと気にしてたら安眠が出来なくなる。

 

 

 

《助けて》

 

今何か聞こえた?

 

「なのは?」

 

「今何か聞こえなかった?」

 

「何か?」

 

「何か声みたいなの」

 

「別に」

 

「聞こえなかったかな」

 

となると聞こえたのって私だけ?それとも聞き間違い?

 

《助けて》

 

また、

 

「なのは?」

 

「なのはちゃん?」

 

「また聞こえたの。アリサちゃんとすずかちゃんは聞こえた?」

 

「私は何も聞こえなかったわよ」

 

「私も聞こえなかったかな」

 

つまり聞こえたのは私だけなの。

 

「何て聞こえたの」

 

「助けて、って聞こえたの」

 

やっぱり、スタンドによる能力かな?でもそれだと私だけ聞こえるのはおかしいの。相手が私を知って居るから?それとも無差別?無差別だったらスタンドが使えるアリサちゃんとすずかちゃんも聞こえるはず。

 

《助けて》

 

「また聞こえたの、こっちなの」

 

とりあえず聞こえる方に行って元凶を潰すの。

 

「ちょっとなのは」

 

「なのはちゃん」

 

 

 

 

確かこっちの方から聞こえたはずなんだけど。

 

あっ、何か倒れてる。フェレット?赤い石を付けてる。この子が元凶?どちらにせよ、キラークイーンを出してこの動物に触れるだけ。

 

「なのはちょっとなにキラークイーン出してんのよ」

 

「あっ、見て動物?怪我してるみたい」

 

「うん、そうなの。だけど、声みたいなのはここから聞こえてて、この子が居たってことはこの子が元凶だってことなの。だから私の平穏のためにもここで消しといた方がいいかなと」

 

「ダメだよなのはちゃんこんなに弱ってるんだから」

 

「でも、この子がさっきの声の元凶の可能が高いんだよ」

 

「なのは、そんなに無闇に殺さないの」

 

「そうだよ、なのはちゃん」

 

「ゔ、わかったの。でも、何か有ったらすぐに爆発させるの」

 

仕方ないか、二人は結構動物が好きだからね。でも、処分しないとなるとどうするの?

 

「じゃあ、どうしよう」

 

「どうしよう、って。とりあえず病院?」

 

「獣医さんだよ」

 

「えっと、この近くに獣医さんって有ったけ?」

 

「えーと、この近くには」

 

「家に電話して見る」

 

 

 

 

 

結局あのフェレットは獣医さんに見せて治療してもらったの。

治療のあと私をじっと見てたからやっぱりあの声の元凶はあの子だったと思うの。

あのフェレットは、明日まで院長さんに預かって貰えるらしいの。

 

アリサちゃんとすずかちゃんは家に犬とネコが居るから飼えないらしいの、ウチも食べ物商売だから難しいし、それよりもあの声のせいでぐっすり眠れないからあのを爆発させたいの。でも、二人が悲しむからうちで家族と相談してみることにしたの。

 

結果は、OKをもらえたの。でも、お父さんがフェレットを知らなかったのには驚いたの。

メールでアリサちゃんとすずかちゃんに連絡もいれたからバッチリ、これで今日もぐっすり眠れるかな。

 

ん、何なのこの音は?

 

《聞こえますか。僕の声が、聞こえますか。》

 

また、夕べの夢と昼間の声と同じ声、

 

《聞いてください、僕の声が聞こえるのならお願いです、僕に少しだけ力を貸してください。》

 

やっぱり、あのフェレットだね。アリサちゃんとすずかちゃんには悪いけどこれは処分決定だね。

 

《お願い、僕のところへ。時間が、危険がもう》

 

仕方が無いの、気になってぐっすり眠れないなら、元凶をただしてからぐっすり眠ってやるの。

 

 

 

 

獣医さんのところへついたの。でも、またこの音なの。

音が止んだの、辺りが変な感じなの。これはもう、爆発させるしかないの。

 

「あ、あれは」

 

え、何なのあれは、でっかい毛玉みたいなのは。とりあえず、あのフェレットを助けて事情を聞き出してやるの。

 

手を広げたらフェレットが飛んできたの。

 

「来て、くれたの?」

 

フェレットが喋ったのやっぱりこの子だったんだね。

この子の話しを聞きながら逃げるの。

 

この子の話を要約すると、何でも探し物があって別の世界から来た。しかし、一人では達成できそうにない。だから、めいわくだと分かっているが、魔法の資質を持った私にお礼をするから協力して欲しいとのこと。

 

魔法とか、胡散臭いの。てか、毛玉が来たの。

 

「お礼は必ずしますから」

 

「お礼とか言ってる場合じゃないでしょ」

 

仕方が無いの

 

「わかった、あれを消せば良いんだよね」

 

「え、ちょっとこれを…」

 

「大丈夫なの」

 

私は毛玉と向き合うと服の袖から円板状の五百円玉サイズの鉄の板をだす。羅漢銭と言って硬貨などを指で弾く攻撃方なの。ただの硬貨だったらあの毛玉には効かないだろうけど。

 

『キラークイーン』

 

一つ一つ触れて爆弾に変えれば。

 

「食らうの」

 

硬貨を飛ばす、そして毛玉に当たった物から爆発して行く。

 

「す、すごい」

 

十枚くらい飛ばしたところでやめにしてみる。煙が立ってどうなったか見えないけど

 

「これだけやれば消えるでしょ」

 

煙が晴れて行く、するとそこにはボロボロになっているけどすごいスピードで再生する毛玉がいるの。

 

え、ヤバイの

 

「これを使って」

 

そう言うと、フェレットは赤い宝石を渡して来たの。

 

「それを手に、目を閉じて心を済ませて、僕の言ったとうりに繰り返して」

 

なにを言ってるのこのフェレットは。でもこの毛玉のこと知ってるみたいだしやってあげるの。

「いい?いくよ」

 

「うん」

 

「我、使命を受けし者なり」

 

「我、使命を受けし者なり」

 

「契約の元その力を解き放て」

 

「契約の元その力を解き放て」

 

「風は空に 星は天に 」

 

「風は空に 星は天に 」

 

「そして不屈の心は 」

 

「そして不屈の心は」

 

 

「「この胸に 」」

 

「「この手に魔法を レイジングハート セットアップ」」

 

それからイメージだのなんだのフェレットが言ったのでとりあえず適当にイメージしてみたの。

 

そして気づきたら、服がイメージした物に変わっていて、手にはイメージした杖を持っていたの。

 

とりあえず毛玉を倒したけど、一言だけ言わして欲しいの。

 

 

 

私は平穏を望んでいただけで、こんなこと望んで無かったの。

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