超能力者のトラブる   作:留年の危機学生

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始まりの日

「ギャァァァァァァ!?」

 

曲がり角を曲がったら叫ばれた。

なんならついでに念動力までオマケしてある。それも舗装されているアスファルトをバキバキ砕く位には強烈なやつ。

どうやら自分の顔面は殺意の波動に目覚めさせる程のものらしい。いやー、生まれて16年になるが初めて知ったわ。毎朝鏡見てるんだけどよく生きてるなぁ!HAHAHA!

……いやいや落ち着け俺、現実逃避したいのはわかるが落ち着け俺。目を閉じて深呼吸するんだ、ひっひっふーひっひっふー。ほぉうら落ち着いてきた。よし、今一度前を見よう。朝だから寝惚けてるだけだようん。

目を開けると、強烈念動力がすぐそこに……

 

「って、死ぬわボケェ!」

 

とっさに右手を前にかざし能力を使う。

道を粉砕しながら迫り来る念動力に同じような念動力をぶつけて相殺させる。

思ったよりも相手の出力が高かったようで完全に相殺とはいかず、突風がこちらに吹いてきた。

…………え、嘘やろ結構力込めてたんやけど押し負けたとか。どんだけ殺意高いねん。

取り敢えず相手の顔だけでも拝んでやろうと前を向く。

「貴方、いったい何者なの……?」

 

そこには白衣を着たダイナマイトボディ美女と、

 

「 」

 

犬にじゃれつかれながら気絶している看護師さんが。

 

「いや、どういう状況やねん」

 

これが俺の高校デビュー最初の記憶、ただでさえ非日常だった俺の日常が、更にしっちゃかめっちゃかになることになる最初の出来事だ。

 

 

 

 

 

 

「ウギャァァァァァァァアアア!?」

「ちょ落ち、落ち着いて静さギャァァァ!?」

 

時には幽霊少女と特訓したり、

 

「おはよータロー、お菓子貰いに来たよ」

「朝飯作ってるんでそれ食べていきなさい。……何勝手に人ん家の菓子漁ってんだてめぇ!」

 

時には隣人に菓子を根こそぎ持っていかれ、

 

「どうですか、ここのたい焼きは美味しいでしょう」

「いやあの……もう10件以上巡ってて味わかんないって言うか……もう腹十分目って言うか…………」

 

時には聖地(たい焼き屋)巡礼に同行したり、

 

「行くぞ下僕!」

「待ってお願いちょっと待って!君に下僕呼ばわりされるとご近所の評判が危険なことになるんだ!」

 

時には幼女にみたらし団子をおごらされ、

 

「えーっと……何で泣いてるんですか?」

「だっでぇ……みがんちゃんがいいごだがらぁ……!」

 

時には小学生に癒される。

 

 

宇宙人、幽霊、変態、(知り合いが)ラッキースケベ。

 

彩南町に来てから彼の日常は大騒ぎ。

これはそんな彼の生活の一部を切り取ったものだ。

 

「ザスティンさん?あの人が一番の苦労人やと思うで。昨日なんかアシスタントの仕事が忙しいとかで副業休んだって言っとったで」

「ザスティンェ」




こんな話を書きたいなぁ(文才無し)
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