戦車乙女たちに追われています   作:神崎識

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エイプリルフールネタをしないのは嘘でした!

騙すようなことをしてすいません!

今回は伊藤巧がやらかしてしまうお話しです!

前後半に別れる長編です!

なお番外編の話なので本編にはあんまり関わらないです!

活動報告にて意見募集中!


『番外編』伊藤巧と戦車乙女たちの閑話
エイプリルフール記念企画!『伊藤巧もたまにはふざける・前編』


「巧さん今日はエイプリルフールですよ?」

 

巧が退社途中に同僚の女性に声を掛けられていた。

 

「もう4月ですか」

 

「それよりも真面目はいいですが、たまには肩の力抜いた方がいいですよ?」

 

「そうだね。それじゃあまたね」

 

連盟の本部の建物を歩いて退社して行く巧は考えた。

 

『そういえばあんまりこういう時に嘘をついたことがないな』

 

巧は真面目で嘘を滅多につかないのでたまにはこういう時に嘘をついたことがなかったので交流を兼ねて嘘をついてみようかなと巧は思ってしまった。

 

これが地獄を起こすことに誰も気づいていなかった・・・

 

~★~

 

巧は自宅に帰ると早速嘘のネタを考えた。

 

だが巧は嘘などついた事がないのでパソコンで調べて考えた。

 

「『この度、結婚(婚約)する事になりました!』か・・・いいなこれにしよう。だけど信用性に欠けるからもっと工夫しよう!」

 

初めてイタズラする子供の如くドキドキとワクワクで胸を躍らせていた。

 

その工夫とは一体何だろうか?

 

巧は足早に出かけて行った。

 

~★~

 

数十分後には帰宅していた。

 

何故出かけたのかと言うと・・・

 

「シルバーリングの画像も添付していたら信用性増すかな?」

 

この通り巧はこの嘘の為だけにペアのシルバーリングを買ってきたのだ。

 

片方を左手薬指にはめてケースに入ったもう片方のリングを一緒に写真に写した。

 

緑のアイコンのトークアプリを起動してみんなの投稿に投稿した。

 

満足した巧はみんなの反応を楽しみにしてスマホを机に置いた。

 

そしてそれと同時にスマホの電池が切れた事には気付かずに巧はシャワーに行った。

 

だが文章を添えるのを忘れた巧はこの後に裏で起こされる悲劇をわかっていなかった。

 

~★~

 

~聖グロリアーナ女学院学園艦~

 

「アッサム至急に各校の隊長にお茶会の誘いの連絡をかけて頂戴」

 

聖グロリアーナ女学院の紅茶の園に集まっている聖グロリアーナの戦車道の隊員達。

 

そのうちの一人の隊長のダージリンが副隊長のアッサムにそう伝えた。

 

「かしこまりました。バニラ、クランベリーついて来なさい」

 

『はい!』

 

アッサムが下級生を引き連れて紅茶の園を後にした。

 

「ダージリン様・・・」

 

不安そうな顔でダージリンの事を呼ぶオレンジペコ」

 

「こんな格言を知っている?『愛とは信頼。人を愛するときは完全に信じることよ』」

 

「・・・マリリン・モンローですね」

 

ダージリンのいつも通りの格言を聞いてもまだ不安そうな顔だ。

 

「つまりは巧さんの事をしっかり信じていれば愛が通じるのよ」

 

「そうですね!巧さんを信じていれば私達の愛は巧さんに届きますね!」

 

オレジンペコがやる気を取り戻したのはいいがローズヒップが暴走していた。

 

「ダージリン様!殴り込みに行ってきますわ!」

 

紅茶の園から飛び出しそうにしているローズヒップをダージリンが呼び止めた。

 

「ローズヒップ落ち着きなさい。『恋は決闘です。もし右を見たり左を見たりしていたら敗北です』と言う言葉があるわ」

 

「フランスの作家、ロマン・ロランですね」

 

ダージリンの格言とオレンジペコの紹介を聞いて意味の分かっていない顔をしてポカンとしているローズヒップ。

 

「今は他人の事を見ていると奪われるわよ。正面から戦って恋人にしなさいローズヒップ」

 

「そう言う事でございますか!ダージリン様!」

 

皆が落ち着いて正常に戻った。

 

これはダージリンの隊長としての才能だろう。

 

「(私自身に送る格言は『All is fair in love and war(イギリス人は恋愛と戦争では手段を選ばない)』ね)」

 

ダージリンは自分自身に言い聞かせて心を落ち着かせた。

 

この茶会の正体はダージリンが最も有力な情報を取り入れる為の茶会なのだ。

 

そして翌日の茶会には各隊長らが出席するのだった・・・

 

 

 

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