少年と少女は海色の夢を見る   作:カウン

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はじめまして!。
趣味で始めるので、
生暖かく見てくれるとうれしいです。


本編
Bye REALWORLD


あぁ、僕には何も残っていない

 

「僕が死んでも誰も悲しまない。」

 

だからここに来た。これから僕は死ぬ。

死ぬしかないんだ。

 

 

僕は、いじめを受けていた。

 

家族は僕の事を見捨てた。

 

そもそも僕はこの世にいらなかった。

 

父と母、それに姉はとても、天才だった。

 

両親は姉の世話しかせず、馬鹿な僕は忘れられた

物のように扱われていた。

 

そんな僕が楽しんでいること

それは艦これだ。

 

親の目を盗みこっそりやっていたんだ。

秘書艦は夕立、

明るく元気な彼女に励まされて生きていれた…。

 

だけど一週間前学校でイベントをしていたとき…

_____________________________________________

 

「…やっぱ、甲だときついな…、夕立が大破か…

帰還しよっと…」

 

「おい、何やってんだぁ!」「ひぃ!」

 

「お前、面白いそうなのやってんじゃねぇか」

 

彼らはそう言い僕のスマホを取ったんだ。

 

「お、おい…返してくれよ…」

 

「それで返す馬鹿がいるかよ!。なんだこれ?。

進撃っと…、ほらよやっといてやったぜ」

 

その時に大げさだか、僕は僕自信が死んだ気がした。

 

そいつからスマホをぶん取り、廊下へと駆け出す。

 

外へ走りだし夕立の轟沈を見て、泣いた。

 

犯人はその時の行動に怒り、いじめはエスカレート、

 

その結果がこれだ…。

 

全身痣だらけ、顔以外全てがぼろぼろだ。

 

両親からも何も言われずクラスもみんな黙っている。

 

それならいっそ楽になろうそう思いここに来た。

 

反りたった崖、下には海、ここから落ちれば楽になる。

 

「夕立はもう居ないんだ。早く逝こう。」

 

僕は笑いならが躊躇いもなく飛び降りた。

 

_____________________________________________

 

 

 

 

 

ここは…どこだろう…。

 

天国と呼ばれる場所だろうか…。にしては青い。

 

そんな誰もいないはずの場所に一人の少女がいた。

 

「やっと、会えたっぽい!。ここに来たってことは貴方がてーとくさんね。」

 

…状況が飲み込めない…。

 

 

 

なぜ、目の前に夕立が居るのだろう。

 

「」

 

「あはは。相変わらずっぽい!」

 

「て、提督って僕が?」

 

「それ以外に誰か居るっぽい?」

 

そう言い微笑みながら指輪をみせつけてきた。

 

確信はないが一週間前に沈まされた夕立だと僕は思った

 

「じゃあ、ここは天国なの…?」

 

「ううん、少し違うっぽい!」

 

「だったらここは」

 

気がつくと僕の周りがひかりだしていた。

 

「艦娘って沈むと魂だけ霊界に行くんだって。」

 

ゆっくりと僕の体が沈んでいく。

 

「つまり、今の私の沈んでいる体は空っぽなの

だから、私の体を貸してあげる。」

 

微笑みながら彼女は言っているがつまり

 

 

彼 女 は 消 え て な く な る 。

 

「ま、っ、待ってよ!。

まだ話したいことだってあるんだ!

それに、それが出来るならなら夕立が帰ることも出来るんじゃないか!?」

 

そう、言ったとき、沈んでいく自分の体に対して、

彼女の体は上に引っ張られるように

ゆっくりと上がり始めた。

 

「私は、もうだめっぽい…。」

 

尚も彼女は笑っていた。

 

「今の私に出来ることはてーとくさんに

幸せを知って貰うことっぽい!。私は十分だった…

今度はてーとくさんの番っぽい!」

 

「でも そ ん なこ と って …ううっ」

 

涙は止まらなかった。なにせ僕を支えてくれた、大切な思い出そのものだから。

 

すると、夕立はこちらを覗くように見てから小走りで僕に駆け寄ってきた。

 

そして、僕の唇に勢いよく夕立の唇がぶつかった。

 

「私はてーとくさんに会えて幸せだったよ!。

大好きだよ!」

 

そこで僕の意識は完全に沈んだ。深く淡い青の中へ。

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