少年と少女は海色の夢を見る   作:カウン

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本当に申し訳ないです…。10月に終わるはずのものが1月まで延びてしまいました…。
今後も休止は続くことになってしまいました…。
ですが、隙間を見つけて地道にリメイクをしていこうと思います。
こんな形ですが今後ともよろしくです。


One day off 2

「本当に行ってしまって良いのでしょうか…。」

 

そう呟いて私は水平線を静かに眺めていた。

 

Iowaはパフェを一緒に食べに行こうと言ってからの行動はとても早いものだった。

 

日にちをを直ぐさま決め、司令に外出許可を取り、もうその日がやってきたのだ。

 

不知火はその日何度目かのため息を吐いて静かに目を閉じた。

 

すると、後ろの方から明るい声が飛んできた。

 

「sorry!!少し遅れてしまいましたか?。」

 

声のした方を振り向くと、そこにはGジャンを着て、チノパンを履いたIowaが立っていた。

 

対する私はグレーのパーカーにショートパンツとスパッツだ。

 

「…いえ、時間ぴったりですよ。」

 

アメリカ艦らしい彼女のおしゃれな私服を見て少し羨ましく思ってしまった。

 

私も彼女位自由に慣れたらいいのにと。

 

「oh! lucky! 実は少し寝坊しちゃって…。」

 

そう言って、彼女は子供っぽく笑顔で舌を出しておどけた。

 

「…そうですか。では行きましょう。」

 

私はそう言って、そさくさと先に駅にむかった。

 

「……むー…Please accept some more.」ボソッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この島は深海棲艦との戦いの前線にあるにも関わらず活発に発展している。

 

島には繁華街などもあり、ここに来ると前線に居るとは思えないくらいの栄え様だ。

 

そんな繁華街が写る窓にIowaは釘付けだった。

 

「WooW!! シラヌイ!?あの建物はなに!?」

 

まるで子供みたいに窓にベッタリと張り付いて外を見ていた。

 

「あれは、電波塔です。鎮守府の食堂にテレビがありましたよね、それらの電波を飛ばしているものです。」

 

Iowaは私の話を聞きながら表情をコロコロと変えて聞いている。

 

そんなとき、私たちが降りる駅が耳に入った。

 

「アイオワさん、ここで降ります。降りる準備してください。」

 

すると、Iowaは嬉しそうな笑顔でこちらを振り向いた。

 

「シラヌイ…やっと名前で読んでくれたわね!」

 

その笑顔はとても眩しいもので、それを見た私の心拍数が何故か上昇した。

 

「は!早きゅ降ります!」ドキドキ

 

「アハハハ!噛んでるわよ、シラヌイ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「アイオワさん、今日は司令官や、吹雪さんたち頼まれたものを買ってからパフェを食べ………って。」

 

駅を出て、このあとの動きを説明しているとき、後ろを振り向くとIowaがふらふらと別の方向にむかって歩いていた。

 

「こっちです!。まったく、ふらふらと勝手に動き回らないでくだ──。」

 

そう言いかけ、Iowaの顔を覗き込むとその目はとても潤んでいた。

 

そしてうわごとのように「ああ……Oh……Finally I stood in the same place.(やっと同じ場所に立てたわ)

 

と呟いた。

 

私はいつもからは想像出来ないようなIowaを見て驚いた。

 

しかし、彼女は目元を手早く拭うとくるりとターンをして動揺している私の鼻をつつく。

 

そして、さっきまでの顔をどこかに置いてきたかのような顔で「フフ、シラヌイ、顔が真っ赤よ。」と言われた。

 

え…かおがまっか?私は慌てて近くのビルの窓越しの自分を見た。

 

「どうしてなのでしょうか…。」ドキドキ

 

私は理解できない真っ赤な自分の顔をまじまじと見つめた。

 

「もしかして、私に見とれてた?」ニヤニヤ

 

そんな私を見てIowaは笑顔でからかう。

 

私はその可能性を頭のなかで振り払ってIowaに言い返す。

 

「そっそんなことないです!早く行きますよ!」

 

そう言って誤魔化してIowaを後ろから押して目的地に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで一通りのものは買いましたね。」

 

鎮守府の必要なものや頼まれたものを買って残すはパフェを食べに行くだけとなった。

 

「yes!早く食べにいきましょ!」

 

そう言ってIowaは私に抱きつきてきた。

 

ほんのりと優しい香りが……っそんなことを考えてる場合出はないと思い返しIowaを振り解く。

 

「い、いきなり何をするんですか!」

 

慌てて言い返すとアハハと笑って謝りながら回した腕を放した。

 

そして、くるりと振り向いて手を差し出してきた。

 

「さぁ、Let's go to eat soon!」

 

私は、顔ではやれやれとした顔をしつつも、内心とても嬉しかった。

 

Iowaの手のひらに荷物を渡して軽く笑いつつ見上げる。

 

「じゃあ、荷物もってください。」

 

why!?なぜ?!と笑いながらIowaと目的の店に歩いて向かう。

 

他愛のない話が笑顔を隠せないほど楽しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は、皆が沈んでいったのを見ていました。」

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