出来るように頑張ります!。
青い…ただ一面に…青…。
それと、ゆっくり沈む感覚。
脳内ではさっき夕立に言われた言葉が反響していた。
『私はてーとくさんに会えて幸せだったよ!。
大好きだよ!。』
なんで僕なんかのためにこんなことを…。
そんなことを考えていたら下の方が明るくなってきた。
てか、そもそもほんとに夕立の体に入るなんてこと出来るのだろうか。
夕立を疑っている訳ではないが不安になってきた…。
ふと気がつくと目の前が真っ白に──────────
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目を開けると見知らぬ天井が出迎えた。
「あ!目を覚ましましたね!。」
声から私は明るいと伝えて来るような心地よい声が聞こえる。
軽く記憶が飛んでいる…。ここはどこだろうか…。
「大丈夫ですか?。今司令官を呼んできますね!。」
そう言って、元気よく病室を飛び出したのは吹雪…。
え、なんで吹雪…。あ…………………。
『私はてーとくさんに会えて幸せだったよ!。
大好きだよ!。』
まるで、決壊したダムのように今までの足りなかった記憶が流れてくる。
ほとんどが辛い記憶だが、夕立のことに敵うものはなかった。
「僕のせいで…ぼくの……っ!」
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司令官がいきなりつれてきたボロボロだった少女、名前は[夕立]と聞いている少女が目を覚ましたのだが……。
「はぁ…司令官、どこに行ったのでしょうか…。」
自由に行動する司令官を私は見つけることが出来ませんでした。
夕立ちゃんに申し訳ないと思い、無意識のうちに頭を下げて、病室に入室しました。
「すみません。司令官見つかりませ え?!。
なんで泣いているんですか!?どこから痛むんですか!?。」
するとそこには、自分の名前を呼びながら泣く夕立ちゃんの姿が……?。
「うぅ… ゆ うだ ち …。」
「え?夕立が貴女じゃないんですか?。」
私の質問に対して解けない数学の問題に向き合ったような顔で夕立ちゃんはこちらを見てきた。
夕立ちゃんはゆっくりと手を何度も開いて閉じる。
続いて窓に映る自分をみて笑ったり眉をさげたり、顔を触って。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!?!?!」
………いきなり叫びました…えぇ…?!。
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「落ち着きましたか?。」
「はい…。」
数分間パニックになり、今やっと状況が理解出来た。
「つまり、私はとある島に漂着てしてたところを
遠征中だった吹雪さんに助けて貰った…。」
「はい、かなり酷い状態でしたよ。」
これは自分の推測だが、あのイベントの時に夕立は
沈んだ時に別の世界に飛ばされたのでは?。
確かにこの目で夕立が沈むのは見た。今でもくっきりと脳裏に焼き付いているのだもの。
けれどもこの夕立の体は生きている。
「そんな話、あり得るのかな…。」
「なにか言いましたか??。
それより、吹雪`さん`はやめてください。
吹雪でいいですよ。同じ駆逐艦じゃないですか。」
それと、彼女の笑顔を見ながら、まともに会話している自分に驚いた。これも彼女の体だからだろうか…。
自分は死ぬ前ではまともに話を…
いや、まず話しかけられなかったか…。
ほんとに夕立様々だ。
「じゃあ、吹雪ちゃん…で、私も自己紹介を…夕立です。呼び方はお好きにしてください。」
「なら、夕立ちゃんで!。」
それから吹雪に現在のこの世界の戦況を聞いた。
今の戦況はゲームの艦これと同じく海域を解放している
状況とのことだ。
「そ、それで提督さんはどちらに?」
「さっき探したんですけど見付からなかったんだよね。
それと出来れば敬語も…。」
「起きたのか?。」
いつの間にか窓が開いており、そこに長い黒髪の女性が
立っていた。
「」←びっくりしてる。
「もう、司令官!窓から入ってこないでください!。
というか、どこにいっていたんですか?。」
「悪かったわ吹雪、ちょっと散歩したくなったの。
ここの提督の秋山怜香よ。貴女の名は?。」
ここでふと、夕立が着任したときの台詞が頭をよぎった。
「こ、こんにちは、白露型駆逐艦夕立です。よろしくです!。」
出てる人がアニメっぽくなっちゃいましたね(笑)。
でも、にゃしいの方は出さないつもりなんで…。
提督はオリジナルの人ですけど……。
後々本編で語るつもりです。