次回はもうちょっと話を進めますので。
「はぁ はぁ 。」
吹雪はどこに居るのか。必死に走って探していた。
入渠所を見たが誰も居ない。部屋にも、帰って居ないようだった。
「ど こ ?。」
「わぁ!」「きゃっ!」
角を曲がったとき、出会い頭にぶつかってしまった。
「いってて…、大丈夫?、夕立ちゃん?。」
「飛龍さん…、大丈夫です。」
「朝のときはごめんね。私も蒼龍も朝弱くて…。
準備し終わったときにはもう終わっててね。」
「そうだったんですね。そういえば吹雪ちゃんを見ませんでしたか?。」
「そういえば、海岸の方に歩いてるのを見たけど…。」
「ありがとうございます。」
と、言って、急いで海岸に向かった。
「…何かあったのかな?。」
走りながら考えていた。自分がこんなにも、心から謝りたいと思うなんて。
昔は虐められすぎて謝るとこになんとも思わなくなっていたのだ。
でも、今は違かった。
ここまで、誰かのことを、思うとは、。
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「はぁぁぁー…、なんであんなこといっちゃったんだろ私…。」
私、吹雪は海岸に来ていた。
来た理由は気を紛らわすため。
「いくら親しくなったって感じても、まだ初めて会ってから2日もたってないんだよなぁ…。」
なのに私は、人の心も考えず、思ったことをそのまま言ってしまったから…。
「うん、謝ろう!。許してもらえなくても、私の気が晴れないから!。」
そうと決まれば…、あれ誰か走ってくる?。
あ、夕立ちゃんじゃん────ヴぇ!?なんで?!。
ど、どうしよう…怒ってるのかな…?。
「ハァハァ、吹雪ちゃん!」
「は、はい!」
「さっきはごめんなさい!」
「さっきはごめん!」
「「え?」」
──説明中──
「そうだったんだ…。考えず戦ってるってすごい!!」
「そうゆうことだから、説明出来ないんだ…
ごめんね。」
「ううん!、気にしてないよ、なら私は見て学ぶから。それで私も同じくらい戦えるようになるんだから!。」
「前向きだね。」フフッ
「あーー、笑うなんて酷い!」
────仲直り出来て良かった──。
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「そういえば司令官が夕立ちゃんを探していたよ?
なにかあった?。」
「いや…、思い当たることはないかな…。
とりあえず行ってみるよ。」
─司令官室─
コンコン「く、駆逐艦夕立です。」
「開いてるから入って。」
ガチャ「提督さん、何でしょうか?。」
「秘書艦やってもらおうかなって。」
「」
もちろん、やったことあるわけない。
「心配しないで、書類に不備が無いか見てもらうだけだから。」
「了解です…。」
思ったより秘書艦の仕事は辛いものではなかった。
だが、部屋には紙が擦れる音だけで
なぜ私が呼ばれたのかがわからなかった。
「貴女は、」
何時間か経ってから提督の方から話しかけてきた。
「貴女は、寂しくないの?」
「………寂しいです。────
嘘ではない、夕立のことは一生忘れることはないだろう。
────でも、みんな優しいのでその優しさに救われてます。」
「そう、貴女は強いのね。」ナデナデ
提督は微笑みながら、私の頭を撫でた。
「?!///」
「あ、ごめん。いつもみんなにやってるから…。」
初めてだった。頭を撫でてもらうなんて…。
「このまま……お願いします…。///」
すごく…落ち着く。
「ごめんね。なんか夕立を撫でてると落ち着いて…。」
結局、3分位撫でられてしまった…。
「い、いや、私も落ち着くから…また…。///」
「私もね、父によく、撫でて貰ったんだ。」
「へぇ…、御父さんには今どちらに?。」
「確か、今父は…。」
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日本海、男は船の上で刀を担いでいた。
「重巡ネ級が三隻、そっちに行きます!!」
「ふん、面白い…。三笠!、お前の方は任せたぞ!」
「はい、お任せを!。」
「さぁて…、楽しませてくれよ…。」