エミル『霊夢さぁぁん……能力教えてくださぁぁい……』四つん這いしながら霊夢にねだる…
霊夢『…エミル……いい?自分のことは自分でやりなさいよ?能力だってそうよ。自分で見つけないとダメなのよ?』少しだけ呆れたような口調で話す。
エミル『でも…知りたいんです。ダメですか?』
霊夢は少しの間考える。不思議にもその時は蝉の ミーンミーンという鳴き声が殆ど聞こえなかった。しばらくして霊夢は無言で立ち上がると、外に出ていってしまった。
エミル『あ!霊夢さん!待ってくださいよ!』
エミルが霊夢の後を追いかけると、霊夢は庭の真ん中に立ち止まると、こちらに振り向き。
霊夢『……いいわよ。能力、教えてあげる。……ただし!』いきなり御札を何枚かエミルの方向に飛ばす。かなりの速さで。しかもエミルに向かって敵意を放っている。本気なのだろう。
エミル『え!?…きゃぁ!?』辛うじて避けるが、右腕に少しだけかすって、かすったところから血が出てきた
エミル『れ、霊夢さん!?何を!?』血が出たところを押さえながら聞く
霊夢『私と戦って、能力を見つけなさい!ほら!まだまだいくわよ!』かなりの量の御札を飛ばす。それがエミルにかなり当たり、当たったところから血が出てくる。もう普通の人間なら気絶してもおかしくないくらい。
霊夢『これで…終わりよ!』先程同様、かなりの速さでお札をエミルに向かって放つ。
エミル『…まだ…だ……』ふらふらと倒れかけながらもエミルが呟くと、エミルの回りから……『稲妻』のようなものが出てきて、バチバチと音を出しながらエミルの身体に纏う。
霊夢『エミル……!?』いきなりのエミルの変化に驚きを隠せない様子でエミルを見る。
エミル『はぁぁっ!』光を超えた神速の速さで霊夢の投げたお札を綺麗に避けていき、凄まじい速さで霊夢の目の前に移動する。霊夢が気付いた頃には既に目の前にいた。
霊夢『くっ……!!まだまだ甘いわよ!!』蹴りを放ち、エミルの頭に直撃させる。
エミル『ぐぁぁ…!?』力なくして倒れる。
霊夢『……あ!だ、大丈夫!?』側による
エミル『な、なんとか……うぅ……痛い……』
霊夢『…そう。よかったわ…それで……わかったかしら?……1つ目の、『能力』は?』エミルは何とか上半身を起こして言う。
エミル『えっと……『雷』…ですか…?』エミルがそう言うと、霊夢は笑顔になった後エミルを抱き締めた。
エミル『れ、霊夢…さん!?///』
霊夢『当たりよ。1つ目は、『雷を操る能力』よ。発見おめでとう。エミル』
優しく微笑みながら言ってくれた。
エミル『霊夢さん……ありがとう…ございま……』なんとか体勢を保とうとしていたが限界がきたらしく、力なくその場に前のめりに倒れる。
霊夢『ちょ…だ、大丈夫!?』急いでエミルの首筋に手を当てて脈を確認する。すると、どくんっ!どくんっ!と一定のリズムを刻みながら脈打っていた。どうやら気を失っているだけのようだが、出血が酷い。普通の人間ならば死んでいただろう……だがエミルは気を失っているだけだった。
霊夢『よかった…気を失っているだけみたいね。だけど出血が酷いわね……急いでエミルを手当てしなきゃ……』エミルをお姫様抱っこで神社の中にまで運んでいく。
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雑談コーナー
霊夢さん優しいですね…見直しましたよ。
霊夢『ふふ。ありがと。あのときは正直驚いたわ……エミルにあんな変化が起きるなんて思ってなかったもん。』
まぁまぁ。だけど2つの内の1つ目の能力はわかったんですから。良いじゃないですか。
霊夢『まぁ、それもそうね。』
おっと。それではこの辺で。また次回お会いしましょう。