幻想雷華郷   作:エミル

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エミル 紅魔館へ

……霊夢視点on……

「ったく…いきなり倒れちゃって…限界っていうのを知りなさいよエミルは……」

吐き捨てるように言う私は少女をお姫様抱っこして1つの和室に向かった。

その道中…先程出会った青年…「悠真」が此方に気づいて近づいてきた……まだいたなんてね…まぁ…待っててとは言ったけども……

 

「霊夢さん…どうかしたんですか…?」まぁ…そんな反応してくるってのは薄々感じてはいたけど…まさかその通りの言葉が出てくるとなんか……

 

「特に何もないわよ?ただ…この子が……」

 

……霊夢視点out……

 

……エミル視点on……

 

私が目を覚ますと、隣には霊夢さんが心配そうな顔をしながら私の顔を覗き込んできていた。

は、恥ずかしい…女同士とはいえ………流石に見つめられると……

 

『エミル……大丈夫?無理しないで、ちゃんと寝なさいよ?こんなところで死なれたら私が疑われるし、別の部屋にいる人にも迷惑が掛かるから。』

 

あ、私の心配じゃないのね…って……別の部屋にいる人?

他にもいるのかな?どんな人だろ?

どんな人か聞いてみようかな?

 

『さて…能力が1つ見つかったけど、まだその能力のこと、あまりわかってないわよね?』

 

あ、聞いてくれなそう…

だけど霊夢さんの言っていることは正しい。

たしかに私はまだ自分が持っている能力について全く知らない。

 

分かることといえば……私が使えるのは「雷」だということ。

そしてもう1つだけ能力があるということ。どんな能力なのかは分からない。この2つしか分かっていることは今のところはない。

そして、私はここから自分が持っている能力について知っていかなければなにも出来ないということになる。

流石にそれは霊夢さんや魔理沙さんに迷惑がかかってしまうからそれは避けたい。

そんなことを考えてると霊夢さんが私を慰めるかの様に霊夢さん

『ま、まぁまぁ。これからわかっていけばいいのよ。最初は誰だってそうなんだから。』

と言ってくれた…まぁ……たしかにそうなんどけど……

 

『たしかにそうです。ですけど、このままだと霊夢さんに迷惑がかかってしまいますから……私は早く自分が持っている能力の事を知らないといけないんです……』

 

霊夢さんは私の言葉を聞くと、何かを考えるような素振りをしたあと、何かいい案が思いついたらしく、再び私の方に顔を向けてきた。その顔は真面目だった。

 

『だったら良い方法があるわ。ちゃんと聞いてね?一回しか言わないから。2回も同じことを言いたくないの。いい?エミルには能力のことを少しでもわかって貰えるように、『紅魔館』っていう館であることをしてきて欲しいのよ。』

紅魔館って…館なのかな……?この世界にはお金持ちの人がいるのかな?

 

『紅……魔…館?してきて欲しいこと?』

私は、キョトンとしたあとに霊夢さんの方向に向いて聞いてみる。すると、霊夢さんは目を閉じて、

 

『えぇ。その館で、『フランドール・スカーレット』っていう『吸血鬼』と遊んで来て欲しいのよ。』

 

吸血鬼と遊べるんだぁ……って…へ?吸血鬼…?吸血鬼って………血を吸う…あの吸血鬼……?その吸血鬼と私が戦うって………って!!おかしい!絶対におかしい!

 

『霊夢さん!?きゅ…吸血鬼!?吸血鬼ってあの…人の血を吸う……あの吸血鬼のことですか!?』

 

『ま、まぁ…血を吸う人間は限られてるから、エミルには吸い付かないとは思うけど…一応私も同行するから安心して。』

 

あ、良かった…一人だったら迷子になっちゃうもん……それに私は弱いし……すぐに妖怪に食べられちゃうかもしれないって不安だったから…霊夢さんが一緒だと心強い…!

けど…吸血鬼って……強いよね?

私勝てないよ?必殺技も何もないし……霊夢さんに頼ってばかりになるから…なるべく自分でどうにかしたいところなんどけれど………考えとこ…とりあえず霊夢さんが来てくれるから安心といえば安心なんだけれどね。

 

私が安堵の息を吐いていると、霊夢はフワフワと空を飛び始めた。

 

『早速向かうけど…飛べる?』

 

あ、空中から移動するんだ…だけどどうやって飛べば…………あ!そういえば…雷って電気だから、電磁浮遊とかって出来ないかな?やってみる価値はありそうだし…試してみよう!

 

『え、えっと…雷だから…電気も操れる……ってことは……電磁浮遊も……』身体に稲妻を纏うと、電磁浮遊で、少しずつだが、たしかに浮かび始めてきた!なんとか成功した!ま、まぁ……まだ少しだけフラフラするけど、慣れれば大丈夫だよね!

 

『霊夢さん!飛び始めました!』

 

『エミル…よくそういう風に鮮明に扱えるわね。すごいわよ?……よし。それじゃあ、行きましょ。』

 

『はい!』

 

私はフラフラ飛びながらも、なんとか霊夢さんに追い付こうと飛ぶ。

その時、神社の中から一人の男性…いや、青年が此方に向かって走ってきた。あの人が霊夢さんの行っていた人なのかな?

 

「霊夢さん…何処に行くんです「貴方は待ってて」酷い!まだ聞いてる途中なのに!」

 

話してる途中から霊夢さんに突っ込まれた青年はその場に膝をついた。なんだか…可哀想だなぁ…

 

「ちょっと出掛けてくるだけだから!待ってて!良い?神社から出ちゃダメだからねー!?」そう叫ぶと霊夢さんは上へ高く飛んでいく。

私はフラフラしながらも霊夢さんを追いかけて行った。

 

あ、あの人の名前聞いてないや…ま、いっか。




新年明けましておめでとうございます。

久々の投稿ですね(汗
結構低クオリティなのですが、気が向いたら小説を書く感じです

次も気が向いたら小説を書きます…ではまたいつか
それまで…サヨナラ…サヨナラ
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