死神と氷の求める物   作:K joker

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他人の作品と類似している。
と感想で指摘が来ましたが、この運営様のF&Aにて、大丈夫と書かれています。
また、自分は八幡シノンの小説を調べ、本サイトにて書かれているとある作者様にはすでに連絡をしています。



今回も少し短いです。



情報集め

あの後、彼女から狙ったことに対する謝罪をされた。

 

謝罪を受け入れ、帰ろうとしたら彼女からこんなお願いをされた。

 

 

「ねえ、私と決闘してくれない?」

 

「断る。大体、なんで急に言ってくるんだよ。」

 

「私は少しでも貴方の強さに触れていたいの。もし、それが偽物だったとしてもね。」

 

...彼女が縋るように言ってくる。

しかたない。

 

「...まあ、いいだろう。ただし、準備期間を設けよう。

その方が、お互いにメリットになるだろう?」

 

「ええ。そうしましょう。」

 

実際に、俺もあの子も2人ともお互いのことは全く知らないと言っても過言ではない。

だからこそ、互いに勝率を上げるため情報を得る期間を用意したのだ。

 

「期間は一週間、その間にせいぜい勝つ努力をするんだな」

 

「貴方こそ」

 

 

 

あれからシノンについて色々調べていると、情報が滅茶苦茶出てきた。

水色の髪で、冷徹に敵を殺す事だけを考えているように見えることから名付けられた【氷の狙撃手】と言う2つ名。

 

確かに、【氷の狙撃手】と言う2つ名は似合っていると思うが、敵を殺す事だけを考えているようには思えなかった。

彼女は敵を殺す事で何かを見出そうとしている。それがなんなのかは分からないが、少なくとも彼女が言っていた「真の強さ」であることは確定だろう。

 

装備は対物ライフル、ウルティマラティオ・ヘカートⅡ、

サブとしてMP7A1。

どちらも瞬間火力が高い武器であり、特にヘカートⅡに関しては掠ったら死ぬようなぶっ壊れ性能となっている。

 

ここまでの装備の揃った相手とは初めて戦う。さあ、俺に勝てるかな?

 

おそらく、向こうは俺が完全なハンドガン使いだと思うだろう。

 

ならば、ハンドガンは対策されるはず。

 

対策されるなら、別の武器種で行くまでだ。

 

* * * * * *

 

 

決闘を承諾してもらう事が出来た。

準備期間は一週間。この間に勝つために情報を集めて、勝たなければいけない。

 

彼に勝てば、少しは強くなったと思えるかもしれないから。

 

 

 

調べ始めて2日経った。

 

おかしい。おかしいほど彼の情報が少ない。

 

ーいや、正確には、正しい情報が無い。と言うべきか。

どれだけ調べても、正しい情報がほとんど出ない。

 

曰く、アサルトライフルを使うプレイヤーである。

曰く、スナイパーで敵に気づかれないまま殺す。

 

彼と会ったからこそ分かるのだが、彼はおそらくハンドガン使い。

唯一の正しい情報として、

プファイファー・ツェリスカと

スミス・ウェッソンM500を使うと言うものがある。

 

これは2つとも実弾銃で、超レア武器であるためその威力も桁違いだと聞いている。

 

この時点で私は、彼がハンドガン使いであり、それ以外の武器を使わないと思っていた。

 

そう、それが間違いだとは知らずに。

 

 

彼は、ハンドガンしか使わないのではなかった。

単純に、火力が高いのがハンドガン。だからハンドガンしか使っていなかったのだ。

 

そう、全ての情報は嘘でもあり、本当でもあったのだ。

 

今思えば、この時点で私の負けは決まっていたようなものだろう。

 

私は、ハンドガン使いの対策しかしていなかったのだから。

 

 

 

 

 

そしてその五日後、2人は荒野の中にいた。




次回多分2人の対決の始まる前の話です。

頑張ります。
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