本当にすみません。
短いです。
よろしくお願いします。
あれから一週間、俺とシノンはフィールドの中にある壊れたコロッセオのような建造物の中にいた。
「ルールの確認だ。
1、互いに15メートルずつ離れて開始
2、開始は上に投げたコインが落ちた瞬間
3、勝敗はどちらかのHP全損、又は降参
この3つでいいな?」
「それだと貴方に不利すぎない?私はスナイパー、遠距離攻撃よ?合計30mも離れてたら一瞬よ」
「死神の【グック】をなめるな。30mなんざ一瞬で詰めれる」
「そっちこそ、【氷の狙撃手】を舐めてるんじゃないの?」
「フッ...かもな。それじゃあ、行くぞ...?」
そういうと、彼女は数回深い呼吸を繰り返してから小さな声で言った。
「ええ、始めましょう。」
* * * * *
あれから五日後、私は彼との決闘のためにフィールドの旧コロッセオにいた。
「ルールの確認だ。
1、互いに15メートルずつ離れて開始
2、開始は上に投げたコインが落ちた瞬間
3、勝敗はどちらかのHP全損、又は降参
この3つでいいな?」
これを聞いた瞬間、少しだけ怒りが湧いた。
スナイパーの私とガンナーの彼だと、30mも空いていると一瞬で片がつくからだ。
しかし、なぜこんなルールなのかはすぐにわかった。
「死神の【グック】をなめるな。30mなんざ一瞬で詰めれる」
彼には自信があるのだ。いくら敵がスナイパーで、相手に有利であろうと絶対に負けない自信が。
しかし、私にも多少のプライドはある。
だから、こう言うのだ。
「そっちこそ、【氷の狙撃手】を舐めてるんじゃないの?」と。
そして、私は自分にもこんなことが言えたんだ。と少しだけびっくりした。
ああ、相手が彼だからなんだ。
何故かは分からないけど、彼といると自分に自信が出て来て、安心する。
それを理解した時、改めて彼をもっと知りたいと思った。
彼は自分に自信がある。そして、その自信に見合った実力がある。
ーあぁ、この人はなぜこんなに強いのだろうか?
不思議でならなかった。だからこそ、彼の近くにいて、その強さの根源を知りたかった。
こんなことを考えていたら、もう決闘が始まるみたいだ。
深く息を吸い込んで
ーー吐く。
集中ーーーーー。
これを数回繰り返してから、彼に向き直ってこう言った。
「ええ、始めましょう。」
大丈夫。
私は戦える。
この戦いに勝って変わるんだ。
* * * * * * * * *
チャリン、と、コインの落ちる音がした。
* * * * * * * * *
そして俺は、本当の意味で彼女を知る戦いを始めた。
そして私は、彼が何を求めているのか知る戦いを始めた。
ーそして、お互いに求る物を見つける戦いが始まったー
次回、ついに戦いが始まります。
少しだけ時間を下さい。
今後のストーリーに関係してくるため考える時間が必要なのです。
ありがとうございました。