死神と氷の求める物   作:K joker

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すみません!
とうこうおくれました!
理由は、季節外れのインフルエンザです。
すみません!



では、どうぞ。


決着

コインが落ちた瞬間、シノンのヘカートIIが火を吹いた

 

しかし、その弾は俺に当たらず後ろの壁を破壊する。

 

既に俺はツェリスカーを抜き、シノンへ向けている。

ターゲットへの距離20。

 

勝ったーー

そう思った瞬間、シノンがMP7A1を俺に向け発砲。

 

思っていた以上に取り回しが早く、少し驚いたが焦らず体をずらして避ける。

 

距離10

 

シノンが焦りからか、後ろに跳躍。

 

俺はツェリスカーを一発、シノンの足下へ発砲。

地面が抉れてシノンがバランスを崩し、土煙の中へ転がる。

 

その間に俺はツェリスカーをホルスターへと戻し、背中に手を回す。

 

シノンが急いで土煙から出て来て、俺を見て怪訝そうな顔をする。

 

「シノン、お前は俺の主武器をなんだと思っている?」

 

「そのツェリスカーじゃないの?」

 

「正解だ。だが、間違ってもいる。」

 

シノンが眉をひそめる。

 

俺は背中から一丁の銃を取り出しながらこう言った。

 

「あれはフィールドの敵を撃退するだけの武器なんだよ。

決闘する時も基本あの武器だが、本気の時だけこれを使う。」

 

そうして取り出したのは、一丁の大型ライフル

 

DENEL NTW-20、威力、命中精度ともに最強と謳われるライフルだった。

 

* * * * *

 

コインが落ちた瞬間、私のヘカートIIが豪炎を吐いた。

 

決まったー

 

そう思った。

しかし、その弾丸は何もないところを通り抜け後ろの壁を破壊しただけだった。

 

避けられた。

それを認識してすぐにMP7A1を前に向け、乱射。

 

彼が驚きで止まった一瞬で後ろに跳躍、体制を整えてもう一度ヘカートIIで撃とうとするが、彼がそれを許さない。

 

ツェリスカーの弾丸が私の足元を爆発させる。

その衝撃で私は出来た穴の中に転倒する。

 

まずい、砂埃で視界が確保出来ないー

 

すぐに立ち上がり砂埃から出ると、彼がツェリスカーを戻して背中に手を回していた。

 

「シノン、お前は俺の主武器をなんだと思っている?」

 

「そのツェリスカーじゃないの?」

 

「正解だ。だが、間違ってもいる。」

 

どういう事だろう。彼の主武器はハンドガンであり、ツェリスカーのはずだ。それが違うのならば...

 

まさかー

 

彼が背中から取り出したのは、GGOの中で一丁だけ存在すると公式発表のあったDENEL NTW-20だった。

 

大口径のボルトアクション、1220mmの砲身、マズルブレーキ常時装備という、高火力のスナイパーライフルであり、個人で持てる最大の銃である。

 

私のヘカートIIよりも火力が高く、発射レートも早い上、実力も彼の方が上。

 

勝ち筋が見当たらない。

 

彼がまた地面に発砲し、砂埃を上げた。

 

 

 

 

 

だけどー

 

「負けるか!!」

 

負けちゃダメなんだ。

 

 

 

 

 

ここで負けると今まで自分で積み重ねた「強さ」が無くなるような気がして、怖い。

 

 

 

だから私は、負けるわけにはいかないんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、私の目に弾道予測線が飛び込んで来た。

 

「じゃあな」

 

彼が手にしていたのは、いつもの武器、ツェリスカーだった。

そして、目の前が暗くなるー




ライフルを出したから、使うと思った?

残念ながら、使いません。
多分あの銃はしばらくお蔵です
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