デート・ア・ライブ 〜天使を纏いし最古の王〜 作:多趣味の一般人
ある日、いつもの様に五河士道は目覚めようと目を開けた。すると目の前に、ピンクのパンツらしきものが見えたと思った瞬間、
ドゴォ!
「グフッッッ!!」
「あはははは!!グフだって!陸戦用だー!!」
突然お腹の辺りに衝撃がきたと思った時、お腹の辺りから士道の妹である五河琴里の笑い声が聞こえてきた。
「………妹よ…少しいいか…?」
「ん?なんだ愛しのおにーちゃんよ!」
愛らしい顔で士道の方へ顔を向ける琴里。その顔を見ると怒る気になれなくなった士道。やはりシスコンか。
「……兎に角すぐにそこから降りてくれないか?朝飯作れないだろ?」
「それは困るな!よし!今からおにーちゃんに朝ご飯を作る任務を与える!」
「はいはい、分かったから早く降りてくれ。」
「おー!」
「ぐっ!?」
降りる瞬間、腹の真上でジャンプしたせいで、お腹を蹴られた様な衝撃が再び士道を襲った。
「…たく、しょうがないな。」
しかしやはりシスコンの士道は琴里を怒ろうとしない。さっさと起きて通っている学校の制服に着替え、リビングへ降りていく。
「ん?テレビ見てんのか?」
「うん、なんかまた空間震が起きたんだって。」
「またか…。」
ここ最近、少しずつではあるが空間震の頻度が増している様に感じる士道。何かの前触れなのか、少しばかり不安になる士道。
「……まぁ、考えても仕方ないし、朝飯作るか。」
気にしても仕方ないと考え、朝食を作る士道。
「………予定より早いかな…。」
テレビを見ていた琴里から何か聞こえた気がした士道。
「ん?どうした?」
「ん、あんでもあーい。」
気になり聞いてみたが、返ってきた返事に違和感を感じた士道は琴里の近くまで移動し、
「こら、朝飯前にお菓子を食べるんじゃない!」
そう言って琴里が咥えていたチュッパチャプスを引っこ抜こうとする。しかし、負けじと顎に力を入れる琴里。
「ぐぬぬっ!なんでこんなに力あるんだよ!?」
「んんん〜!!ん〜!!」
意地でも離さないつもりの様で、いくら振り回しても顎の力を強める琴里。
「……はぁ、仕方ない。ちゃんと朝飯食べろよ?」
「ん!おー!おにーちゃん大好きだぞ!」
「あぁ、俺もだよ。さ、早く食べよう。」
そうして、五河兄妹は仲良く朝食を食べた。
「おーい、琴里!そろそろ学校行くぞ!」
「おー!分かったぞ!おにーちゃん!」
朝食を食べ終え、色々準備した2人が靴を履き家を出る。
「よし、琴里の学校も今日は昼までなんだろ?」
「うん!そうだよ!」
「なら、久しぶりに昼飯は外で食べるか。」
「本当!?なら、『デラックスキッズプレート』が食べたい!!」
「近くのファミレスのメニューかよ…。本当に琴里はそれ好きだよな?」
「うん!」
「まぁいいか。」
「いいの!?」
「あぁ、今日は特別だぞ?」
「やったー!!大好きだぞ!おにーちゃん!」
嬉しさのあまり士道に抱きつく琴里。余程嬉しかったようだ。
「ほら、早く行くぞ。遅刻しても知らないぞ。」
「うん!行こっか!」
そうして、2人は学校へと向かっていった。
ピキーーーーン……………
遥か上空にて、ガラスの割れる様な音が響く。しかし、その音を聞いた者は誰もいなかった。
そして、本来ありえないIFの物語が…幕を開けた。
第一話と言うことで、今回は短めです。良かったですか?良かったら、感想よろしくお願いします!
それでは、また次回εε=(((((ノ・ω・)ノ