赤龍帝に転生した男   作:ウッキー

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第11話

「ふぁあ~~~~~、眠ぃ・・・・・」

『どうした?相棒、今日は決戦だぞ。』

だってさ~、決戦始まるの深夜零時だぜ?眠くもなるでしょーよ…

 

只今、夜の10時・・・

俺は自分の部屋でのんびりしていた。

部室に集合するのは11時30分。

あー、あと1時間半どうすっかなー?

格好はいつもの学生服、

部長が「ユニフォームは学生服ね。」って言ってたから

 

所でドライグ、今日俺ちょっと本気出すぜ。

『相棒の事だからそうじゃないかと思ってたよ・・・で?何を使うんだ?』

流刃若火と虚閃かな。

『相棒!まさか、アレを使うんじゃないだろうな!!アレは相棒の体にもかなりの負荷をかける!

 何より、仲間を巻き込む気か!!!』

落ち着けって、卍解はするけどアレは使わない。その一歩手前だ。

『そうか、ならいい。』

ありがとな、心配してくれて。

『相棒が死んだら俺が困るからな。』

照れちゃって。

 

ーーーーーーーコンコン

「入っていいよ、アーシア」

「失礼します。」

おずおずと入ってくるシスター服を着たアーシア

「どうしたアーシア?」

「そばに行ってもいいですか?」

「うん、おいで。」

俺の横にちょこんと座るアーシア。肩が少し震えてる。

「怖いのか、アーシア?」

「はい、これから戦いがあると思うと震えが止まらないんです。」

「大丈夫だ、アーシア。俺がついてる。」

「はい。やっぱりイッセーさんが近くにいると怖くなくなります。」

「そっか。」

静かに隣に座ったアーシアの手を握る。

「イッセーさん、これからもずっと一緒にいていいですか?」

「もちろん。」

「……よかった。」

 

ちょっと居づらいドライグ……

『相棒は本当に・・・・・・ハァーーーーーーー』

その溜息がとても深かったのはここだけのお話・・・

 

集合時間もすぎ、みんなが部室で自分の準備をしている。

みんな落ち着いてるんだなーーー

「皆さん、準備はお済になられましたか?」

グレイフィアさんが魔法陣から現れる。

それから、グレイフィアさんの説明を聞く。

場所は異空間に作られた戦闘用の世界らしい・・・

これってあれか?やりたい放題で本気だしていいってことか?

『相棒・・・相棒が本気を出したら、5分もしない内にその空間が壊れるぞ。』

そんなことねえよ?・・・多分・・・・・・

『すでに疑問形なんだが・・・』

うるせえ。

 

あれ、そういえば『僧侶』がいない・・・

ま、ここに居ないって事はそれなりの事情があるんだろう。

 

そんな事を考えているとグレイフィアさんが口を開く。

「今回は、両家の皆様方も他の場所で戦闘を中継でご覧になります。」

ふーん

「さらに、わが主である魔王ルシファー様もご覧になります。」

ふーん、魔王様が・・・ねぇ・・・

「そう、お兄様が見られるのね・・・」

ふーん・・・えっ!?

「お兄様って・・・部長の?」

「ええ、そうよ。」

マジかよ・・・

「サーゼクス・ルシファー『紅髪の魔王』、部長のお兄様であり最強の魔王様だよ。」

木場が補足説明してくれる。

「なるなる。」

「そろそろお時間です。皆さんは魔方陣へ」

俺たちは魔方陣に集まる。

「なお、一度移動しますとゲーム終了まで転移は不可能となります。」

魔方陣が光り始める。

 

カッ!!!!

 

目を開けるとそこは俺等がいつも集まる部室だった。

校内放送でグレイフィアさんの声を聞く。

つまり、この学校はレプリカって事か。

「よくできてんなー」

「全員、この通信機器をつけて下さい。」

朱乃さんから渡されるイヤホンマイクタイプの通信機器を受け取る。

 

キンコンカーンコーン

学校のチャイムが鳴り始める。

「ゲームスタートです。」

レーティングゲームが始まった。

 

「さて、まずはライザーの兵士を撃破しないといけないわね。」

「確かに。」

そこからみんなで作戦会議みたいなことをする。

みんなが部長に言われて出ていく。

「部長ーー、俺はどうしたらいいんですか?」

「そうね、イッセーはプロモーションしないといけないわね。」

「ですねーーー」

ちょいちょいと部長に手招きされたので言われたように近づき隣に座る。

「ここへ横になるのよ」

部長に膝枕してもらっている俺

俺の頭をさする部長

「部長、俺は絶対に部長を勝たせて見せます。あんな野郎なんかに部長を渡したくないし。だから部長、俺がライザーと戦っていいですか?」

少しびっくりした顔をする部長

「わかったわ。」

了承しても部長の顔は不安を隠しきれてない。

「大丈夫ですって、この前部長に言いましたよね?俺は部長の為だったら神さえ殺してみせるって

 だから、安心してアーシアと待っててください。」

笑顔でそう告げる。

部長も笑って答えてくれた。

「待ってるわ。」

 

「さてと、行きますかねっと。」

体をほぐしながら歩く。

俺は、眷属撃破とライザーを倒すこと。

部長がなんか難しい事言ってたけど何とかなるだろ。

俺は、仲間を巻き込まない為にも単独で動くことにした。

「まずは、体育館からか。」

裏口から中に入ると、

コートには悪魔が4人その中にライザーと会ったとき俺に向かってきたミラというロリっ子もいる。

「へー、兵士3に戦車1か・・・まずまずだな。」

「余裕かまさないでよ!4対1で勝てると思ってんの!?」

ミラが俺に叫ぶ。

「逆に聞くぜ?お前らこそ、その人数で俺に勝てんのか?」

その言葉に切れたのか4人が一斉に襲い掛かってくる。

「威圧に怯まなかっただけ、成長してるって事か・・・それに免じて火傷だけで済ませてやる。」

流刃若火を抜き放つ

刀身から出てきた炎が4人を包む

兵士3人と戦車の1人が炎の中で光に包まれる。

グレイフィアさんのリタイアという放送が流れる。

よし、俺はライザーの所に行くか・・・

『俺を使うまでもなかったな、相棒』

確かに。ライザーは大丈夫だろ!つーか、あいつ嫌いだから使うんだけどね。

『がんばれよ、相棒』

言われるまでもないね。

 

運動場に向かって行く途中に小猫ちゃんのリタイアと相手の兵士3人のリタイアを聞いた。

木場かな?

「後残り9人か。」

「イッセー君」

小屋の物陰に木場がいた。

そこで、運動場を仕切っているのは騎士、戦車、僧侶だと聞いた。

途中で敵のカーラマインからの宣言を聞いた。

「行くか、隠れてたって進まないし。何より木場なら行くと思ったからな。」

「そうだね。」

 

「リアス・グレモリーの眷属、兵士 兵藤一誠」

「同じく騎士 木場祐斗」

カーラマインは嬉しそうに笑う。

「じゃ、木場同じ騎士同士いってらー」

俺は手を振りながら木場を見送る。

「それで、あんたら2人はどうする?」

顔の半分に仮面をつけた女性と縦ロールの女の子に言う。

「私、あなたとは戦いませんわよ。イザベラ、相手してあげたら?」

「元からそのつもりだ。」

「何、そっちの僧侶は戦わないの?」

「気にしないでくれ、あの子は特殊なんだ。」

「なんで?」

つい、聞き返した俺は悪くないと思う。

「彼女はライザー様の妹君だよ。」

その真実に驚愕する。

「何、ライザーって妹にまで手を出す変態なのか?」

「いや、ただの自慢の為らしい。」

くだらなさ過ぎて突っ込む気も失せた。

「ま、いいや。あんたって武器は拳?」

「そうだが、それがどうかしたか?」

「いや、相手の土俵でやる方がフェアだからさ」

「そうか、では行くぞ!」

鋭い拳が顔の横を通り過ぎる。

「すまない、少し見くびった。もう1、2段ギアを上げよう。」

「バーカ、本気で来い。じゃないと一瞬で終わるぜ?」

その言葉と同時に腹部に蹴りをかます。

「グッ!!!」

うめき声とともにイザベラが少し飛んでいく。

「そうだな、本気で行こう。」

腕を鞭のようにしならせ攻撃を仕掛けてくる。

それを一つ一つ見切りかわす。

相手の顔に汗が浮かぶ。

「そろそろ終わらすか。」

俺は逆にパンチをするためタイミングを計る

その瞬間

横から炎の旋風が巻き起こる。

そして木場によってそれが止まる

「スキみっけ」

俺はイザベラに踵落としをかまそうとする。

イザベラは腕をクロスさせ防御しようとする。

「甘いんだよ!!!!!!」

「イザベラ!受け止めるな!避けろ!!!」

カーラマインからの忠告で回避行動に移る。

 

ドライグ!威力に今までのパワーを譲渡だ。

『おう!!』

 

『Transfer!!』

 

「木場!!上に飛べ!!!!」

木場がその言葉で上に飛ぶ

俺の脚が地面に当たる。

 

ドゴォォォォォォォォォォン!!!!!!

 

すごい音と共に土煙があがる

俺を中心に運動場がひび割れてそれが運動場全体に広がる。

そのひびに二人とも足を取られる。

「木場!!今だ!!!!」

木場はその隙を逃がさず二人を撃破する。

呆気にとられている僧侶と兵士2人は俺が撃破する。

 

「ライザー・フェニックス様の兵士2名、騎士2名、僧侶1名リタイア」

 

上を見上げるそこにはライザーの妹がいた。

「よくあれ避けたな?」

「ひびが迫るまで時間がありましたから。」

「そっか。」

 

「リアス・グレモリー様の女王リタイア」

 

朱乃さんがやられたか。

「朱乃さんを倒したのはあんたか?」

ライザーの妹の近くに来ていた1人の女性を見る

多分、フェニックスの涙かな?

「木場、多分相手の女王はフェニックスの涙を使って朱乃さんを倒したんだと思うんだけど、どう思う?」

「僕も同意見だよ。」

「木場、悪いけどこの2人まかせていいか?」

「別にいいけど・・・イッセー君は?」

「俺はそろそろこの勝負に決着をつけてくる。」

「わかった。この2人はまかせて。」

「さんきゅ。」

そう告げて、ライザーの魔力を探る。

ーーーーー見つけた!屋上!!ーーーーーー

 

「よう、焼き鳥」

「ドラゴンの小僧!!どうやってここに」

驚愕の顔をするライザー

「どうでもいいけど、早く終わらせようぜ。このゲームを。」

「ああ、お前らの負けでな!!!」

いきなりとてつもない火球を放ってくる。

「いいや、テメエの負けでだ!!!!」

 

    万象一切灰燼となせ

            流刃若火

 

刀を抜きライザーと向かい合う

「炎を司る俺に炎で対抗するのか!!」

ライザーは笑いながら問いかける。

「やってみなきゃわかんねえだろうが!!」

ライザーを切り伏せる。

「バカが。そんなものが俺に効くか!」

余り効果が無いっぽいなあ・・・

『炎の威力を譲渡してあげればいいんじゃないか?』

そうだな・・・それより、卍解するぜドライグ

『わかった。』

 

「ライザー、先に言っとく。てめえが炎を司っていようが俺の炎はその上を行く。」

「ははは、面白い。転生悪魔ごときがやれるもんならやってみろ!!!」

ライザーから尋常じゃない炎が湧き上がる

俺とライザーは炎の海に包まれる。

 

「卍解ーーーーーー残火の太刀」

 

俺とライザーを包んでいた炎が一瞬にして消え、俺の刀は焼け焦げた刀になる

ライザーは驚いていたが、俺の刀を見て笑い始めた。

「その刀で俺を超える炎を出すだと?滑稽だな!!」

「なら、くらってみるか?」

瞬時にライザーの目の前に移動し斬りつける

「そんなもん効くか!!」

ライザーは平然としたのもつかの間その切り口から爆炎が起こる。

「グハッッッッ!!」

ライザーがよろめく。

「残火の太刀は炎を巻き起こさない代わりにその炎をこの一本に凝縮した状態だ。この太刀で斬ったものはその切り口から爆炎を起こし焼き斬られる。」

「なんだと・・・」

ライザーの顔が驚愕に染まる。

「お、お前は分かっているのか?この婚約は悪魔の未来のために必要で大事なことなんだぞ!

 転生悪魔如きが邪魔をしていいもんじゃないんだ!!」

必死にこの婚約の必要性を叫ぶ。

「だからなんだ?俺には悪魔の未来とか難しい事はわかんねぇよ。だけど、部長と約束してんだよ!部長の為なら神さえ殺すってな!!」

ライザーに刀を振り下ろす。

「ぐはっ!!」

ライザーは、膝から崩れ落ちる。

「俺には、悪魔の未来よりも部長の笑顔の方が数万倍大事だ。」

流刃若火を鞘に納めると同時に爆炎で学校が崩れる音と、俺たちの勝利を知らせるグレイフィアさんの放送を聞いた。 

 

 

 




投稿が遅くなってすいませんでした。

一応レーティングゲームは終わらせましたが一誠対ライザーの戦闘描写が書き足らないと思っているので、後日書き加えると思います。

では、これにて。
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