ジリリリリリリリリリリ!!
「ファアアアア、もう朝か。」
うーん、なんかあったような気がするな~、何だっけ?
ベッドに座りながらまどろむこと数分・・・
やべ!部長と鍛錬じゃん。
部屋の窓から下を覗くと家の前にジャージ姿の部長が家の前に立っていた。
俺の視線に気づいたのか目があった。
早くしなさい。
苦笑されたので運動着に着替えて外に出た。
朝の住宅街を走る。
「あなたの体力は十分あるようね。」
部長は後ろから自転車に乗りながら言ってくる。
自転車姿ってなんかシビアだな~
とか言いながらもゴールの公園に着く。
「お疲れ様。さて、次は筋トレよ。」
まだするんすか・・・
「501、502、503、」
朝っぱらから部長を背中に乗せて片手腕立て1000回ってきつくね?
『とか言いながら、汗ひとつかいてないだろう相棒』
まあ、それもそうだけど・・・
「そろそろ、来るころね。」
誰が来るんだろう?
疑問に思っているとアーシアが走ってきた。
あ、転んだ。
「アーシア、なんでいるんだ?」
この問いにアーシアは頬を赤く染める。
「そ、それは・・・」
何で赤くなってるんだろう?
『相棒も相当だな・・・』
何がだ?
『いや、何でもない。』
あっそ。
「そろそろ、時間ね。じゃあ、学校でね。」
部長はそう言いながら帰って行った。
「じゃあ、俺たちも帰るか。」
「はい。」
二人で家に帰った。
学校にアーシアと一緒に行くことになったけど松田と元浜が金属バットで殴り掛かってきた。
「てめえら、危ねえだろうが!!」
バッドを蹴り落して二人を組み伏せる。
「「ギャアアアアアアアア」」
さて、学校を終わらせますか。
ー夜ー
時間が跳んだ?気にすんな!!
住宅街を走りながらチラシをポストに投げ入れていく。
「すいません。イッセーさん私のも手伝ってもらっちゃって。」
「気にしなくていいよ。」
面倒見るって言ったのは俺だからな。
「アーシア、あれが神社だよ悪魔は入っちゃダメだ。」
俺は入れるけど・・・
「イッセーさん、ローマの休日という映画を見た事がありますか?」
「聞いた事あるけど見た事はないな。」
「そうですか・・・」
あれ、なんか声のトーンが落ちたぞ?
「憧れだったんです。こうして並んで歩くのが・・・」
俺の手をギュッと握ってくる。
今は嬉しそうだからいいか。
「ただいま。」
旧校舎に戻り部室に入る
「あらあら、お疲れ様。今お茶を淹れますわ。」
「ありがとうございます。」
姫島朱乃先輩に礼をしてソファに座る。
「夜のデートはどうだった?」
「楽しかったよ。」
笑いながら話す。
「……深夜の不純異性交遊」
厳しいことを言ってくる後輩の搭城小猫
相変わらず、厳しいな~
「部長、ただいま帰りました。」
報告するが部長はボーっとしている。
「部長?」
気付いたのか我に返ったようだ
「ごめんなさい、少しボーっとしていたわ。ご苦労様、イッセー、アーシア」
なんか、考え事か悩みでもあんのかな?
「さて、今夜からアーシアにもデビューしてもらいましょうか。」
「よかったな、アーシア。」
「わ、私がですか?」
戸惑いながら聞き返すアーシア
「そうよ。がんばりなさい」
一瞬、アーシアに変な依頼が来たらどうしよう?とか考えてしまった。
まあいいや、その時は殺すか。
木場が俺の顔を見て固まっている。
どうしたんだろう?
「じゃあ、いってらっしゃいアーシア」
部長が言うと魔方陣が光り始めた。
「はい、イッセーさん頑張ってきます。」
「おう、頑張ってこい。」
深夜、アーシアの契約も無事に終わり家に戻ってきた。
「すいません、先にシャワーいただきますね。」
そう言われて俺は部屋で刀の手入れをしていたら部屋に魔方陣が浮かぶ
グレモリーのだ。
誰だろう?と思いながらそれを凝視する。
段々とシルエットが浮かび上がる。
「部長?」
現れたのは部長だった。
その顔は思いつめた表情で、俺に詰め寄ってくる。
「どうしたんですか?」
「イッセー、私を抱きなさい。」
「はい?」
いきなり何言ってるんだろう?
「私の初めてをもらって。至急頼むわ」
俺の聞き間違いじゃないようだ。
部長は服を脱ぎ始める
「部長、待って。」
部長の手を止める。
「何?私じゃ欲情しない?」
「そう言う問題じゃ無いです。むしろ、襲い掛かりそうになります。けど、いきなりすぎます。」
そういった瞬間また部屋に魔方陣が浮かぶ
それを見て部長が顔をしかめる。
現れたのはメイドさんだった。
しかも、かなり強い。
「こんな事をして破談に持ち込もうとするのですか?」
淡々とあきれた口調で言ってくる。
「このような下賤な輩に操を捧げると知れば旦那様とサーゼクス様が悲しみます。」
こりゃ、完璧お家の問題だな・・・しかも下賤な輩って言われたし・・・
「どうも兵藤一誠です。リアス・グレモリー様の兵士をやってます。」
「こちらこそ、私はグレイフィア。グレモリー家に仕えております。」
「部長、今日は帰った方がいいです。」
「そうするわ、迷惑をかけたわねイッセー。これはお詫びよ。」
そういって頬にキスをしてくれる。
その部長の手を取り
「俺はあなたの兵士です。だからちゃんと言ってください。あなたの為なら神さえも殺して見せます。だから、約束してください。」
目を見つめ部長に言う。
部長は微笑みながら
「ありがとうイッセー。明日学校でね。」
そう言ってグレイフィアさんと魔方陣に消えていった。
何だったんだろう?
俺はそれを考えるしかなかった。
ライザーとの邂逅は次になります。
お楽しみに。
誤字脱字がありましたら教えて貰えると幸いです。
原作のイッセーとこの小説のイッセー違いが半端ないですね…
流石に乳龍帝にはしませんがこれからもこの小説なりのイッセーを書きたいと思ってます。
これからもよろしくお願いします。