新しい家族はメイドラゴン   作:akatsuki4612

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5月10日 修正


プロローグ

やあみんな、初めまして言うべきかな? 俺の名前は美隆(みたか)俊介(しゅんすけ)小学校の教師をしているんだ。 年齢は22歳、まだ成人したばっかりだ。それだというのに何故か1クラスの担任を任されてしまったんだ……一体どういうことなんだろうな?

 

え? お前のそんな話はどうでもいいって? すまない、ではこれだけでも聞いてくれないだろうか。いきなりこんな話をして驚くかもしれないが、実は初めての人生ではないのだ。

 

……寝言は寝て言えって? そう思うのも仕方ない、俺だって前はそう思ってたさ。でもある日、気が付いたら自分の家じゃない場所で目が覚めたときは物凄い驚いたさ。けれど、その世界は戦争ばっか起きていて、弱いままでは生き残れなかったので死に物狂いで己を鍛えたさ。

 

その結果、何とか国の戦争が終わるまで生き残る事ができ、天寿を全うした。

 

そのときはそれで終わりと思ったさ。大体そういう話は前世で不幸な死に方をした奴が天寿を全うしてもらう為に神が転生させるんだろ? だから俺もそういう感じだと思ったんだ。

 

だけど、俺の場合それで終わりじゃなかった。……そう、また別の世界に転生したのさ。しかも前世の記憶と技術持ちで。

 

そして、その世界の争いを終わらせて天寿を全うしようが、その途中で死のうが俺は争いが起こっている世界に転生し続けた。勿論、今までの記憶と技術を持ってね。

 

あるときは、竜がいる世界に転生したり又あるときは魔法のある世界に転生した。俺は途中で面白みを出すために前は使わなかった武器や技術を使ったりなんかしていた。

 

そして何千回何万回と転生を繰り返し、次はどんな所に転生するのかだろうと思っていると、ここの世界にたどり着いたわけさ。この世界の景色を見た時、俺はやっと帰ってきたんだと思ったんだ。

 

そして両親に育ててもらい、学校生活を満喫して今に至るというわけさ。

 

こんな話を聞いてもらってありがとう。正直信じられないと思うが、まあお伽話だとおもってくれればいいさ。

 

おっと、そろそろ帰る時間だな。俺の仕事分はもう終わったし帰ろうかな。

 

そう思って、俺は席から立ち上がり自分の荷物を纏める

 

「お先に失礼しまーす」

 

そう言って俺は他の先生方に挨拶をする。すると他の先生が俺に紙を渡してきた。

 

「今度遠足があるのでルートをこの紙で確認しといてくださいね」

 

「ありがとうございます!それではこれで……」

 

「お疲れ様ー!」

 

荷物を持ち、扉を開けて職員室を出る。ふむ、遠足のルートか……どうせだから今日確認しにいくか。

 

俺は外に出て、駅まで歩いていき電車に乗る。やっぱり電車はいいな。馬車と違いずっと速い。まあ空を飛んだり出来るが、疲れるしな……

 

考えていると、終点に着くので降りる。さて、山の方面に行くのだが、何々……熊が出没する恐れあり? 困ったなー此処は遠足で使うルートだからなあ……あっそっか!いっちょ熊狩りすっか!

 

そう思って山を登りに行く。途中、おじさんから熊が出るから登らない方がいいと注意されたが熊程度に遅れは取らないさ。

 

そうして登っているうちに上空で鳥たちが一斉に飛んでいった。彼処にいるのか……?

 

そう思いながら進んでいくと、そこには熊ではなく、背中に剣が刺さっているドラゴンがいた。

 

……Wow、こんなところに何故ドラゴンがいるのだろうか?実は此処はfantasyなworldだったのだろうか? いやそんな筈はない。するとドラゴンが俺を見つけるなり口を開いて

 

『ドコカラ入ッテキタ……去レ!食イ殺スゾ!』

 

ドラゴンから脅しをかけられた。どうしよう。これ撃退した方がいいのかな……?

 

そう思っているとまたドラゴンが口を開く。

 

『マァドノミチ……我もスグ死ヌ……』

 

えっ……?ドラゴンってその程度じゃ死なないのでは!? 俺の時は必死に戦って倒すのに結構時間かかったし背中に剣が刺さったぐらいじゃ死なんだろドラゴン!

 

『神共ト戦イニ敗レテコノ地……異界へ来タ……』

 

成程、神にやられたのなら仕方ないわ。あいつら強いもん。今なら俺の方が上なんだがな。

 

それにしてもやっぱり此処はfantasyなworldじゃなかったか。なんか一安心したわ。

 

『ソレニシテモ、最後ニ会ッタ者ガ人間トハ我モミジメナモノダ……』

 

ドラゴンは自分を嘲笑うかのように言った。……なんかムカつくなあ。

 

「なあ、ドラゴン」

 

『我ニナンノ用ダ人間、本来ナラ消シ炭ニスルトコロダガ特別ニ聞イテヤロウ』

 

「お前、生きたいとは思わないのか?」

 

俺がそう言うと、

 

『無理ダ……背中ニ刺サッテイル神剣ノセイデ身体ヲ治ス事ガ出来ヌ』

 

ドラゴンはまるで諦めたかのように言ってきた。

 

「ふ〜ん……じゃあこの背中の剣を抜けばいいんだな?」

 

俺は歩きながらドラゴンの背中に登る。するとドラゴンが慌てながら、

 

『人間ニハ無理ダ!! 精神ヲ破壊サレルゾ!!』

 

と言ってきたが、俺は無視して剣の持ち手を握り、

 

「悪いけど、今更神ぐらいじゃ俺はどうしようもできないよ」

 

そう言いながら剣を引っこ抜いた。そのときドラゴンは物凄く驚いていた。そして神剣を試し振りするがあまり出来は良くないのか直ぐに折れてしまった。

 

「そういやその喋り方やめてくれない?こっちが疲れるから」

 

俺が思いだしたかのように言う。

 

「すみません、助かりました……しかし神では貴方をどうしようもできないとはどういうことですか……?」

 

あっ……やべ思わず口走っちまった。まあ適当に誤魔化すか。

 

「まあ、言葉の綾というか……俺は神なんかこれっぽっちも信用してないからさ……」

 

適当に誤魔化すと、ドラゴンは納得してないのか頭を悩ませていた。

 

「まあ、取り敢えずこれでお前も生きていけるだろ?」

 

「でも私にはもう帰る場所がありません……」

 

俺が言うとドラゴンは暗い顔?をしながら言ってきた。

 

「じゃあ家に来る?」

 

俺がそう言うとドラゴンはパァァと聞こえるような輝く顔?をしながら俺に

 

「いきます!」

 

とそう言って来た。あっそういえば!

 

「ここらで熊を見なかったか?」

 

「熊なら私が威嚇しただけで奥の方へ逃げていきましたけど暫くは降りてこないでしょう」

 

……なら安心か?

 

そう思っていると、ふと時間が気になって時計を見ると結構いい時間だった。

 

「それじゃそろそろ帰るわ!えっと……」

 

「私の名前はトールです」

 

「トールか、俺は美隆 俊介。俊介でいいよ」

 

そうして互いに自己紹介を済ませると俺は走って行く。

 

「いつでも家に来ていいからなー!じゃあなトール!」

 

「えぇ、さようならです俊介さん!」

 

そうしてドラゴンの姿が見えなくなるまで走った後、俺は魔法を使って空を飛ぶ。

 

「これで急いで帰るか!」

 

俺は全速力で飛ばして家へと向かう。

 

そしてこれから俺の物語が始まっていく……

 




どうも、作者です。あまりメイドラゴンの二次創作を見なかったので自分で書こうと思い、実行に移しました!

ちなみに知識として、漫画は今の所1〜6巻 アニメは全部見ております。

もし此処が違うとかありましたら、感想欄で言っていただけるとありがたいです。

それではまた会いましょう。

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