新しい家族はメイドラゴン   作:akatsuki4612

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勝手に学校に来ないでください

「さて、そろそろ教室に行こうかな……」

 

そろそろ、朝のHRが始まるので教室に行きたいのだが……

 

『此処が俊介さんの仕事場ですかー!』

 

何故、 トールが学校にいるんだ!しかもこっそり来るために認識阻害を掛けてまで!

 

ん?何故認識阻害を使っている筈なのに何故トールがいるのか分かるかって? まあ認識阻害はあくまで、魔法の1種だから魔力を探せばすぐにわかるんだ。まあトール程になるとそれでも全然分からんが。

 

まあ俺の場合、認識阻害より強く魔力を使って、索敵の魔法を使ってるから上書きされて分かっているだけだが。少しでも調整を失敗すればすぐトールにバレてしまうがな。

 

すると朝のHRの始まりのチャイムが鳴る。おっと、早く行かなければ。

 

俺は、少し早歩きで教室へと向かう。すると、少ししてトールも付いてくる。

 

教室に着くと、扉を開けて中に入る。トールが教室に入れるように扉は開けたままにしておく。少ししてトールも入ってくる。

 

「それじゃ、朝の挨拶をしようか」

 

俺がそう言うと、日直の子が、号令をかける。

 

「きをつけー、れいー」

 

「おはようございます!」

 

みんな一斉に挨拶をする。

 

「それじゃ、健康観察をしようか」

 

健康観察表を取り出し、皆の体調を確認していく。というかトールよ、あまり人の顔をジロジロ見ないでくれ。

 

そうしてチェックが終わると、少し話をしてから皆に体操服に着替えて外に出るように言い、自分も動きやすい服に着替えに更衣室に行く。

 

……もしかして、トールの奴更衣室にまで入るつもりか?

 

それはないよなと思いつつ、更衣室に入り着替える。トールはと云うと更衣室に入ってきて着替えを見ていた。まあ裸になる訳では無いからそこまで恥ずかしくないが、無反応で着替えるのは辛かった。

 

今は体育をやっている。皆、それぞれいろんな遊びをしている。

 

俺は、危険が起きないように子供達を監視している。そして、トールは俺の隣で立っている。俺の顔をずっと見てくる。なんだか恥ずかしいな……

 

そして、そのまま何事もなく体育が終わり何だかホッとする。ん?トールはどうだったかって?……別に何も無かったさ。でもずっと見られてるのを気付いてないフリするのもキツかったさ。

 

 

 

俺の担当のクラスが低学年だということもあり、四時間で本日の授業も終わり、明日の授業の為のプリントやら連絡表を作る訳だが……

 

なんて言えばいいのだろうか、俺がお茶を飲んで少ししてからトールが(何処から持ってきたのか知らないが)珈琲やら紅茶やら色々、俺のカップに入れていた。しかも毎回飲むものに合わせてカップが変わっている。

 

いろんな味を楽しめて嬉しいが先輩方から、お前何処からそれ持ってきたん?と言いたそうな顔で俺を見られるのがきつい。あぁ〜早く帰りたい……

 

 

 

 

 

 

 

□ □ □

 

 

 

 

 

 

ふぅ〜やっと仕事終わったぁ〜……思ったより早く終わることができたな。

 

「お疲れさまでーす!」

 

そう言って俺は職員室から出て、そのまま靴箱まで行き外に出る。しかし、どうやってトールを呼ぼうかな……

 

そう考えながら校門まで歩いていると人影が見えた。……あれはトールか? もしかして先回りしていたのか……

 

「俊介さん〜!」

 

トールが俺の所に走ってくるので受け止める。

 

「待たせて悪かったな」

 

「いえいえ、俊介さんの為なら何時までも私は待ち続けますよ!」

 

「はいはい……それじゃあ帰るか」

 

「はい!」

 

そう言ってトールは認識阻害を使い、ドラゴンの姿に戻る。俺は、トールの背中に飛び乗る。

 

『それじゃあ行きますよー!』

 

そして、翼を羽ばたかせて高速で空を飛ぶ。

 

やっぱりドラゴンは速いよな〜、今まで電車とかで行ってたのが馬鹿みたいだ。

 

いや、そもそも俺は電車で通勤してたか?……お金を使うのが嫌で空飛んだり空間転移ばっかだったな……。

 

『さぁ着きましたよ!』

 

「いつもありがとな」

 

そう思っているともう着いたみたいだ。自分で空を飛んでいくよりは早いな。

 

トールの背中から飛び降りて、ドアノブに手を掛けて回すと扉が開く。……ん? 俺は鍵を閉めてなかったか?

 

「なあトール、もしかして鍵を閉めてなかったか?」

 

「閉めましたよー?」

 

トールに聞くと、閉めたと言われた。もしかして泥棒か……?

 

中に入ると、人の気配を感じた。入られたか……奥に入っているとニュースでやっていた泥棒2人組がいた。1人は、網に入って捕獲されていて、もう1人は縄で脚を吊るされていた。……昔遊び心で作った防犯対策用の罠が役立ったな……少ししてトールがやってくる。

 

「なんですかこれ?」

 

「間抜けな泥棒が俺の作った罠に引っかかってたのさ」

 

そう言うとトールが「ほんとに間抜けですね」と言って電話で警察を呼んでいた。泥棒よ……せめて家を狙わなければ捕まることもなかっただろうに……

 

そうして2人組は警察に連行されていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも作者です。いろんなイベントがあり、投稿が遅れてしまいました。本当に申し訳ない。

次は頑張りますから!許してください!

これからもよろしくお願いします!
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