今回短いですが、よければ見ていってください。
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「さて、休日だから今日は1人で歩き回ろうかな〜」
俺は、外に出る用意をして玄関に向かう。
「俊介さん、何処かに出掛けるんですか?」
「まあそこら辺を歩き回ろうかなって、何か用事でもあった?」
「いえ、今日はクリスマスなのでパーティをしようかと思っていたのですが」
クリスマス……そういえばもうそんな時期か
「なら帰るときにケーキでも買ってくるよ」
「お願いしますね!」
そんな会話をして俺は扉を開けて外に出て歩く。
「さて……武器屋にでも行くか」
そう、今回の目的は武器商人の所に行って武器になるものを買おうと思っている。
まあこんな平和な世界には武器商人なんていないだろうから、世界を移動しなきゃいけないがな。
「えっと……あの世界は……ここだ!」
この転移の魔法は無詠唱でいいんだが、弱点として行ったことのない所には行けないのと遠すぎると魔力をかなり消費する事だ。最初の頃は数mしか移動出来なかったが、今はこうやって移動できるようになった。
「さて、この世界も久しぶりだな……」
確か3つ前の世界だったかな? 一応この世界は終戦したけど武器商人はまだいる筈だ。
そう思いながら、街を歩いていると武器屋が見つかる。よかった、無かったら別の世界に移動しなくちゃいけなかった。
俺は扉を開けてお店の中に入ると「いらっしゃい!」と声がお店の中に響く。
さて、どの武器を買おうかな……前にいろんな武器を使ってきたが刀か剣が使いやすかったな。そういうのを買うか……
剣や刀を探していると、1つの剣が目に入る。
「この剣は……確か」
俺が、転生して最初の頃に自称天使の女の子に貰った西洋剣だったな。それにしてもなんでこんな所に?
「なあ店主! この剣は何処で手に入れた?」
俺が質問すると店主は少し考えた後、思い出したようで話始める。
「確かその剣は女の子が売りに来たが、誰もその剣の鞘が抜けねえのよ。こっちも鞘が抜けない剣はいらないと言ったが、お金は要らないから置いてくれって頼まれてさ……仕方なく食糧が買える分の金だけ渡して引き取ったんだよ」
店主がこの剣の事について話してくれる。……ん? 女の子だと……?
「なあ、その女の子って髪の色はピンクだったか?」
すると店主は確かそうだったと答えた。やはり、あの自称天使の女の子がこれを……いや、これ以上考えるのはよそう。
「店主、この剣を買いたいのだが」
「おいおい、俺の話を聴いてたか? その剣は誰にも鞘が抜けねえって……」
店主が言い終わる前に俺は剣の持ち手を握り、ゆっくりと鞘から抜いていき剣身が出てくる。
よかった、錆とかはないな……俺がそう思ってると店主が口を開けて唖然としている。
「店主、これは幾らだ?」
俺がそう聞くと店主は「何やっても抜けなかった剣がこんな簡単に……」とブツブツ呟いている。
「おーい? 店主ー!!」
俺が叫ぶと店主は、はっと我に帰り
「いっいや……お金はいい……どうせお前以外に抜けるやつはいないだろうからな……無償でやる」
まじか……正直ありがたいな、前にお金貯めてたがもし足りなかったらどうしようか思っていたからな。
「ありがとうな、このお店のこと宣伝させてもらうわ!」
俺がそういうと店主はしっかりと宣伝してくれよと言った。
俺は剣を鞘に戻してお店を出ていく。
確かこの剣には何か効力があったような……そうだ! 魔力量が倍になるのとあの天使の加護があるんだっけな……まあ加護はあまりよくわからんが
これを貰ったのは最初の転生だったから全然意味なかったが、今となっては物凄い役に立つな……
「それじゃあ元の世界に帰るか……」
元の世界の風景を思い浮かべて、魔力を込める。やはり魔力量が多いのはいいな、まだまだ余裕があるぞ!
ただ、これどうやって隠すかだな。魔力で作った異次元空間に置いといても良いのだが、それだと魔力量は元に戻るし……そうか、 ペンダントにすればいいのか!
俺は物質変化の魔法を使い、剣をペンダントに変える。よし、これでいいか。
……というか、そういえばこの剣、名前がなかったよな……折角戻ってきたんだし、勝手に名前を付けるとしよう。そうだな……
さてと、魔力量2倍を調節するのは少し大変だが……こんな感じでいいか。それじゃあ、ケーキを買って家に帰りますか。
さて、パーティと言っていたが呼ぶ人いるかなぁ……?
そんなことを思いながら、俺はケーキを買いに歩いていった。