Roselia Fantasy Online 作:ゆるポメラ
今回は、あこちゃんの回になります。
楽しんでもらえると嬉しいです。
それではどうぞ。
「紗夜さん、せっかくだから村の中を見ていきましょうよっ! 村の人達の話を聞けば、この世界のこと、もっとわかりますよ~!」
「賛成!(´∀`∩」
「なのです!(´∀`)」
今日も僕達はネットカフェに来ています。
あこちゃんが紗夜ちゃんに村案内を提案し、僕と燐子ちゃんはノリで賛成する。
さて、紗夜ちゃんはどんな反応をしてくれるのだろうか?
「……オンラインゲームの世界のことに、そこまで興味はないけど…… わかりました、では3人に着いて行くわ」
うーん……この反応からして、
やっぱり紗夜ちゃんはゲームにのめり込んでる気がする……
「あこ、まさか紗夜さんと一緒に旅立ちの村を歩けると思ってなかったですっ! NFOの世界、めっちゃよくないですか?」
「良いも悪くも……あまりよくわからないわ」
「分からない事があったら、なんでも聞いてね? 僕や燐子ちゃんが教えるから」
「なんでもこたえちゃいます(`・ω・´)キリッ」
って言っても燐子ちゃんの方が詳しいんだけどね?
「りんりんとゆうりんは本当に物知りで、マップに隠れてる見えないアイテムの場所とかも覚えてるんですよ!」
「見えないアイテム……そんなものもあるのね。私にはマップの見方すらよくわからないわ。3人がいなければこの村ですら迷子になっていると思うわ」
村で迷子になりながらウロウロする紗夜ちゃん……なんか微笑ましい。
「この村は比較的、わかりやすいマップですよ。村長さんの家を中心に、防具屋さんや武器屋さんがあってその反対側には素材屋さんがあるんです」
「そもそも、その村長さんの家を覚えていないのだけど……」
「じゃあ、あこがもう一回案内します! 紗夜さん、こっちこっち!」
「いきなり方向転換しないでください。ええと、向きを変えるのはこうね……」
未だにキャラの向きを変える操作方法が慣れてない紗夜ちゃん。
「それにしても、ゲームというのはどれもこんなに難しいのかしら」
「最初だけですよ。基本さえ覚えれば、素材集めや装備集めのお手伝いは、わたし達が全力でサポートしますし(σ`・ω・´)σ」
紗夜ちゃんはこういうRPG系やアクション系より、推理系のサウンドノベルや犬の動物育成系、またはシューティング系のゲームが向いてる気がする……
あくまで僕のイメージだけど……
「装備や素材も集める必要があるんですか…… 確かに、今回も元々は宇田川さんの欲しい武器を手に入れるために始まったのね。友達紹介キャンペーンでもらえる武器というのは、特別なものなの?」
「期間限定で今しかもらえない珍しいヤツなんです! 性能は今使ってる武器の方が断然上なんですけど…… でもでも、キャンペーンでもらえる武器は見た目がすっごくカッコイイんです!」
ちなみに僕はキャンペーン等で貰える武器や装備の事を『ユニークシリーズ』って呼んでる。
「あこちゃんのネクロマンサーにぴったりだもんね」
というか、ネクロマンサーの武器は比較的に魅力的なデザインなものが多い。
「あまりゲームには詳しくないので、間違っていたら申し訳ないのですが…… ゲームというのは突き詰めると数値の高低を争うものでは? そう考えると、単純に性能の高い武器のほうが有利だと思うのだけど…… ゲームの世界での見た目というのは、あまり進行には関係がないのかしら?」
紗夜ちゃんが尤もな事を聞いてきた。
「ま、まあそうなんですけど、でも違くて……! 性能の高い武器だったらクエストも簡単にクリアできるし、ボスと戦うときも有利ですけど……えっと……」
あこちゃん、なんて説明すればいいか分からないみたい。
よし、助け舟でもだすか……
「簡単に言うと、NFOで操作するキャラクターは自分自身みたいなもので、もう1つ付け加えるなら、理想の自分を反映した姿なんだよ」
「そうそう! だから、性能だけじゃなくて自分がカッコいい!って思う装備を集めていくのも楽しみのひとつなんですっ!」
「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」
「そういう楽しみ方もあるのね……」
結局のところ、楽しみ方は人によって千差万別みたいなものである。
「ほかにもいろいろできますよ。だからハマっちゃうんです.°+.(*`・∀・´*)⁰+.⁰」
「あと、みんなで出来るっていうのもハマるポイントだよねっ!」
「それが一番の良いところだよね、代表的なのは……」
「そうだね。今日も、Roseliaのみんなでこうやって遊べてすごく楽しいもんね」
……それは僕も思った。
まさか今日もRoseliaのみんなとNFOができるとは思ってなかったし……
「つまり、ゲームをどうやって楽しむかはゲームをする側に委ねられている……ということですか」
「そうだね。NFOにプレイヤーが何を求めるかによって、楽しみ方もガラリと変わってくるから……」
紗夜ちゃんに分かりやすく説明。
ゲームの楽しみ方というのは、ゲームをする側……つまりプレイヤー次第である。
「宇田川さんは、見た目を優先したいプレイヤーということね」
「もちろん、みんなでボスを倒したり、レアアイテムを探したりするのも好きですけど、あこはやっぱりカッコイイっていうのも大事ですっ!」
「キャラクターは理想の自分を反映した姿……でしたか。では、宇田川さんはそのキャラクターのようになりたいということかしら?」
「もっちろんです! 呪術とか儀式とか召喚とか、そういう響きってめっちゃカッコよくないですか!? 禁断の力を司る……聖堕天使あこ姫……! ふふ、ふふふふ……」
個人的には堕天使って響きが好きかな……うん。
「宇田川さんの求めるカッコイイ、というものは私には理解できませんが……」
「カッコイイと思うものって違いますしね(・・ ;) わたしにとってのカッコイイは……ゆうりくんとあこちゃんなんです(*/▽\*)」
あれ? まさかの僕も入ってたの……?
「僕がカッコイイかどうかは置いておいて…… あこちゃんの場合って自分の理想とする姿を疑わないし、その理想の為に頑張れるでしょ? これって結構、生半可な事じゃできないし、実際に現実でもあこちゃんって行動に移してるでしょ? ……と言ってもこの説明じゃ、紗夜ちゃん分かんないよね?」
「……いえ、それならわかります。自分を信じることができる…… それはカッコイイことだと私も思います」
……良かったー、なんかざっくりした説明になっちゃったけど、
紗夜ちゃんに意味が伝わって良かったー……
「キャラクターは自分の理想の姿、ね…… なるほど、このゲームが楽しいという意味が、少しだけわかったかもしれないわ」
「本当ですか!? それじゃあ紗夜さんのキャラもめっちゃデコりましょうっ!」
「何かほしいものはありませんか? フリフリのお洋服を着てみたいとか、翼がほしいとか(☆д☆)」
あこちゃんと燐子ちゃん……ノリノリだなぁ……
紗夜ちゃんがフリフリの洋服かぁ。それはそれで見て見たい……かな。
でもなぁ……
「……いえ、理想の追求は現実でやるので大丈夫よ」
……うん。分かってたけど、そうだよねー……
「ゲームも現実も一緒ですよっ! さあ、さあさあさあっ!」
「私は、理想に近づくための努力は、現実世界でさせてもらうわ」
「「「(´・ω・`)ショボーン」」」
「どうして悠里さんまで落ち込むんですか!?」
フリフリの洋服を着た紗夜ちゃん……
絶対に似合うのに……
もしかして現実世界でだったら着てくれるのかな、かな?
その辺は色々と相談かな、かな?
読んでいただきありがとうございます。
次は誰にしようかな……といっても、あと2人だけですが(苦笑)
本日はありがとうございました。