Roselia Fantasy Online   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回は、リサちゃん回になります。
リサ姉みたいなヒーラーがいたら何度でも癒されたいわ……
楽しんでもらえると嬉しいです。

それではどうぞ。


Extra4 アタシの服装

「さて、と。一通りみんなに操作を教えたけど、どうしようか、ゆうりくん、あこちゃん」

「みんなに村を案内しようよ! 道具屋の場所とか覚えておくと便利だし」

「それが良いかもね、店の場所とかも初めての人は迷うと思うし……」

 

Roseliaのみんなに基本操作を教えた後、

この後はどうするかを燐子ちゃんが訊いてきたので、あこちゃんが村の案内……特に道具屋の場所の案内を提案してきた。

僕も特に異論はないので、あこちゃんの意見に賛成だ。

 

「ねえねえ、服屋ってないの?」

 

すると、リサちゃんが服屋はないのかと訊いてきた。

 

「服屋はありませんが防具屋ならあります(☆ω☆*)」

「リサ姉、装備変えたいの?」

「変えたいっていうか、みんなと違って、アタシのだけ見た目がなんかビミョーじゃない?」

 

つまり見た目が地味……と言いたいと。

 

「そうかな? あこ、ヒーラーっぽくてカワイイと思うよ!」

「あこちゃんに同意です! ヒーラーの良さが凝縮されていますし(*・▽・*)」

「僕も燐子ちゃんに同意。リサちゃん可愛いし」

 

するとリサちゃんが僕宛ての秘密チャットに、

『ありがと』のメッセージが送られてきた。

でもなんで、秘密チャットで送ってきたんだろ……?

 

「うーん、でもちょっとモタっとしてるっていうか……アタシの好みとはちょっと違うんだよな~…… 袖がすっごく長いし、これって歩きにくくないのかな? それに、なんか変なものかぶってるし。雨が降ってるならまだしも、こんないい天気だよ? 色もちょっと地味、っていうか……服、変えられるなら変えたいな」

 

現状、リサちゃんのキャラの見た目は、

教会のシスターをモチーフにした感じである。

 

「手に持ってるのは……これ、なに? 木の棒?」

「それはね、木の杖っていうんだよ! ヒーラーは杖系しか装備できないんだ」

「へー、そうなんだ? でも、ちょっと木の杖っていうのも心許ない感じがする……本当にこの武器で大丈夫かなあ?」

「ヒーラーの最上級武器の見た目は、めちゃくちゃカッコイイんですよ(・-・*)♪」

 

確かにヒーラーの最上級武器は豪華だった気がする。

見た目だけじゃなくて性能も凄いからなぁ……

 

「最上級武器……今日始めたばっかのアタシじゃまだまだ遠いって感じ?」

「すぐには無理無理! 手に入れるのめっちゃ大変だよっ!」

「まじかー……じゃあしばらくは、この服と木の杖でやらないとって感じか~……って、せっかくあこが選んでくれた職業なのにゴメン! アタシもこのゲームを楽しみたいって気持ちはあるんだけど、つい……」

「ううん、平気だよ! 見た目が大事ってリサ姉の気持ち、あこすっごくわかるもん。だからリサ姉、とりあえず防具屋さんに行ってみようよっ!」

「初期装備に比べれば見た目の変化が楽しめますよ(゚▽゚*)」

「ほんとに? それじゃ、ちょっと見てみるよー☆」

 

 

そんな訳で防具屋に移動する事に……

 

 

 

 

 

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はい。やって来ました! 防具屋!!

なんか読み込み中が長かったけど、気にしない。

ゲームではよくある事だし……

 

「えっと、初期ボーナスとさっきのクエストクリアで一通りの装備はそろえることできるよー! この村は安いからねっ!」

 

最初の村で買う道具屋とか防具屋は安いのは、

どこのゲームでも一緒だと個人的には思う……

 

「ん? これってどうすればいいの? お店に入れないんだけど……」

「リサちゃん、リサちゃん、お店の前で立ってる人に話しかけてみて?」

「えーっと、これでいいのかな? あ、なんかいっぱい出てきた。へえ、こうやって選べるんだ」

「気に入った防具があったら、買うことができますよ(*´ V`*)」

「んー……けど、ピンとくるもの、あんまりないかも……」

「まだ最初だから、あんまりいい装備は手に入らないよー」

 

実はこのゲーム、あこちゃんが言ったように買える装備と買えない装備がある。

いわゆるレベル上限付きというやつだ……

気に入った装備や武器を見つけても、『レベルが足りません』という無慈悲な事を言われるのだ。

 

「あ、ねえ。さっき画面の端にいたキャラクター! あれもヒーラーだよね? あの人、すっごくかわいかった! デザインもアタシ好みだったし!」

 

リサちゃんが今言ったキャラに視点を向けると、

やたらと豪華な装備をしたヒーラーがいた。

というかあれは……

 

「ねぇ……燐子ちゃん、あの人……課金してるよね?」

「うん、しかも結構課金してる人だね(-Λ-;)」

「あこちゃん、リサちゃんに分かりやすく説明よろしく」

 

課金をしてるキャラクターだった。

 

「ここであこなのっ!? えっと、長くやってる人とか、ゲーム内アイテムを実際のお金で買ってる人とかだと、ああやってすごい装備になるんだよ」

「実際のお金が必要なの……?」

「でもでも、ゲームを進めていけば、もっとカワイイ防具も出てくるよ! すっごい高かったり入手するのが難しいけど」

「へえ、でも課金しなくてもあるにはあるんだ? そういう要素があるならアタシも楽しめそう!」

「髪型とか髪の色も変えられちゃいます(* ̄ ⁀  ̄*)」

「こういうゲームするのって初めてだけど、オシャレが楽しめるのっていいね!」

 

気分転換に見た目を変えながら楽しむのも、このゲームの面白さの一つである。

 

「実際、装備集めをメインに活動してる人もいるんだよ~! そういう人たちのファッションショーがあったりもするの! それ以外にも、農業メインで活動してる人とか!」

「農業!? え、ゲームの世界で?」

 

リサちゃんが驚くのも無理はない。

初めてやるプレイヤーは誰もが驚く要素の一つである。

 

「NFOでは農業が盛んで、野菜はいろいろなことに使えるんですよ」

「回復ポット系の材料になったり、そのまま食べることもできるんだ! あとはね、料理人の人が野菜を買って、調理したものを売るの!」

「補足しておくと、料理人が調理してくれた料理はいろんな効果があって、モンスターが低確率で落とすアイテムが上がるとか、経験値が倍になるとかがあるんだよ?」

「そんなのもあるんだ~」

 

これを別名、料理スキルと僕は呼んでいる。

 

「最初はヒーラーとか吟遊詩人とかよくわからない職業ばっかりだったから、現実味なかったけど……料理人とか農業やってる人がいるとか、あんまり現実世界と変わらないんだね」

「売れっ子の料理人さんだとバイトを募集したりするんだよ! その料理人さんの代わりに材料を集めに行く仕事なの」

「え!? バイトまであるの? 最近のゲームってすごいねー……」

「……現実世界と同じように欲しいものを買うためには、お金はどうしても必要なんだよ……」

 

バイトで思い出したけど、

今度のシフトってどのくらいなんだろ?

後で確認しておかないと……

 

「なるほどねー。確かに、現実世界で良いなって思う服はちょっと高かったりするもんね。このゲームの世界で本格的にオシャレを楽しむには、それなりに努力が必要ってことか。結局は現実と一緒なんだね~」

 

 

まぁ、結局のところ、ゲームも現実と変わらないところもあるのである。

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
次回は……あの子だけですね。
頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
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