ダーリン・イン・ザ・アマゾン   作:イビルジョーカー

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 さーて、ダリフラ13話の感想は!

 ・ヒロとゼロツーの因果関係パネェッす!

 ・もうラストのエンディグやら諸々の演出とかヤベェぜ!

 ・今後のダリフラに期待・大! テンションはもう神レベルだぁぁぁぁ~~~~~ブワッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!!!









サザ〇さんとエグ〇イドの両ネタですみません(-_-;)

 







戦うケモノ

 

 

 

 

 

 獰猛なる赤が風の様に駆ける。

 その都度にクモアマゾンの身体は切り裂かれ、体毛による自慢の強固な防御力は無意味だとばかりに傷が容易く増えていき、黒い鮮血が舞い散った。

 

「どうした? こんなもんか?」

 

 赤は嗤う。クモアマゾンの脆弱さに。

 

『グゥゥッ! 調子ニ乗ルナァァッ!!』

 

 だが、いかに傷が出来ようとこの程度では大したダメージにはならない。

 何も問題なく立ち上がったクモアマゾンは悍ましい歯が覗かせる口から糸を吐いた。しかも只の糸ではない。エレベーターを支える専用のワイヤーの約3倍はある鋼の如き硬度の剛糸。故に相当な力で無ければ断ち切ることなどできない。

 

 それがクモアマゾンが相手取る赤…アマゾン・アルファへと巻き付き、身動きできなくしてしまった。

 

『ヒッヒッヒ、ヒィィヒヒヒヒッッッッ!!!! コレデ、終ワリダ…アマゾン・アルファァァァァッッッ!!!!!!」

 

「と思うじゃん?」

 

 既に勝利の余悦に浸るクモアマゾンとは対照的にアルファは至って冷静どころか余裕のあるそれだ。疑問を抱く暇もなく籠手のように形成された両腕の外骨格から鋭利な刃を出現させ、クモアマゾンの剛糸をアルファは容易く、それこそ紙のように切り裂いてしまった。

 

『バ、バカナッ!』

 

「可哀そうだが、これ、現実なんだよな~」

 

 アルファは呑気にそう言って両腕を上げて首を傾げる。まさしく困ったのポーズだ。

 

 そこには確かな余裕があり、糸如きがどうしたと言っているようにクモアマゾンは感じた。

 

「単に切れ味は俺の方が強かっただけさ。なんだ? もうお終いかよ」

 

『上等ダァァァァッッッ!!』

 

 故に一層憤怒し、アルファの挑発に乗ってしまったクモアマゾンは両手腕を広げ襲いかかるがアルファは自分の両手でクモアマゾンの手首を掴んで、一時的に身動きを封じた。

 

『バカガ! 手足ハ、マダアルゾ!!』

 

 だが忘れてはいけない。クモアマゾンが“蜘蛛”たる由縁を。

その背には蜘蛛の脚のような部位があり、無論ただの飾りのようにそこにあるだけではない。きちんと自らの意思で動かせるのだ。しかも先端は鋭く、貫通力はFRANXXの装甲に穴を開けられるレベルにまで及ぶ。

 そんなものを喰らっては一溜りもないのは明白だ。

 

『オラァァッ!』

 

「グッ、ガァァッ!!」

 

 左右二対、計4本の蜘蛛脚が両肩と両方の脇腹を抉り食い込む。生々しい音を掻き立てるように奏でることで鮮血がリズムを奏でるかのように噴き出ては、その都度アルファ自身の身体を濡らしていった。

 

「グッ…ちったァァ、やるみたいだなァァッ!!」

 

 アルファはクラッシャーの部位を大きく開き、そこから覗かせる無数の牙でクモアマゾンの顔面に喰らいつく!

 

『ナ、ヤ、ヤメ…ギャアアアアァァァァァーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!』

 

「グルルルゥゥゥゥ……ッッ!!」

 

 人肌とは比べものにならない強固な外骨格を顎の力で砕き、その下の皮膚を牙で抉り、更に奥の筋肉繊維を容赦も慈悲もない獣の如き唸りを轟かせ喰らい引き千切る。

 クモアマゾンの顔面は既に元の形状が分からないほどに半壊し、夥しいほどの粘り気を帯びた黒い血が溢れ出る。

 やがてアルファのクラッシャーが『何か』を捕らえた。

 

「ガアァァッ!」

 

『ギィィッ!』

 

 それを抜き取られた瞬間、クモアマゾンの肉体が自身の血と同じ黒の粘着性の液体へと変換する形で崩壊。アマゾンにとって確実な死だった。

 

「ねぇ、それって何?」

 

 先程の凄惨な恐ろしい戦いなど知らぬとばかりの呑気な声でゼロツーが指を差しながら言う。その先には、アルファが咥え込んでいる謎の物体があった。

 

「こいつはアマゾンの生命維持を司る“中枢臓器”。叫竜で言うコアに似たもんだ。アマゾンには通常の生物で言う脳がなくてな。だが脳細胞の代わりを担う細胞組織があって、そこや身体全体の筋肉繊維に活動する為のエネルギーを送っているのがコレってわけだ」

 

 クラッシャーから片手に移した謎の物体…アマゾンのコアについて解説するアルファは戦闘を終え、その姿を元の鷹山へと戻していた。

 そして……。

 

「あん」

 

 今度は人間の口で、コアを丸齧りしてゆっくりと咀嚼を始めた。

 

「うぐっ……」

 

「……」

 

 異様過ぎるばかりか刺激まで強いその光景に対し、屈強な体格と気質を有するゼロツーのステイメンは思わず目を背ける。

 黒服の何名かもそうだがしかしゼロツーだけはじっと。ただ淡々と見ていた。

 

「んん~中々旨いが、物足りないな。やっぱ喰うならAランク以上のアマゾンだな」

 

 あっという間にコアを食べ終え、汚いゲップまで吹く鷹山の姿は先程の戦いで垣間見せた凶暴性がウソのように思えるほど呑気なもので、口調で物を言う。

 

「で、一人死んじまったが…他は大丈夫か?」

 

「は、はい。幸いケガ一つありません……」

 

 黒服の一人が恐る恐るといった引き気味に答え、それに鷹山は被害が大きくならなった事に安堵するのみで相手の態度など微塵も意に入れない

 

「そっか。んじゃ、早めに行って報告しないとな……“ここにもアマゾンが紛れ込んでる”ってな」

 

 いつもの飄々とした掴み所のない鷹山の態度。しかしそんな雰囲気とは裏腹に何故かその目は鋭く、得体のしれない何かを感じ取っているようにも思えた。

 

 

 

 

※ ※ ※

 

 

 

 

 アマゾンの出現という、突発的イレギュラーはあったものの目的地へ辿り着いた一行。

 ゼロツーとパートナーの男性は別件の用事で別れ、鷹山並びにフランクス博士は今回のアマゾン遭遇の一件をハチへ報告する為、彼のところへ赴くことにした。

 

「そ、それは本当ですかッ!!」

 

 APE作戦本部司令室に声が響き渡る。

 

 二人の報告を受けたハチは、驚愕と焦燥。この二つが伴なった声を司令室の空間内へ響かすばかりに叫び、信じられないと言った様子でモニターデスクへと両手を置いて顔を下に伏せてしまった。

 

「セキュリティは完璧で何の異常も検知されなかった筈! よりによって13部隊の入隊式当日にアマゾンなど…」

 

「まぁよ、気持ちは分かるが取り敢えず落ち着けハチ坊。どんな時でも冷静になって的確な指示を出すのが司令官じゃなかったか?」

 

 鷹山の言葉にハッと顔を上げるハチは深く息を吐いて落ち着きを取り戻した。

 

「すみません鷹山博士」

 

「気にすんな。ともかくアマゾンが現れた以上、警戒は一気に引き上げろ。それとできれば明日の入隊式は中止した方がいいんだが……」

 

「そいつは難しいぞ」

 

 鷹山の意見にフランクス博士が否定の声を挟んだ。

 

「あのジジイどもは逆に入隊式そのものを利用する気だ。アマゾンを誘き出す為にな」

 

 博士の言う“ジジイども”とは七賢人のことである。

 実質的トップである彼等にとってアマゾン及びヴィスト・ネクロは目の上の瘤以外の何物でもなく、まさしく早急に排除したい存在に違いはない。今回13都市であるセラススにもその存在が確認されたが、“内部での出現”は初めてだった。それまでは目的こそ不明だがプランテーション外部においてまるでこちらを追跡し、様子を伺っているかのような行動が何度か確認されていた。

 仮説では“人の匂いや気配に引き寄せられている”といったものが有力視されているが、野生個体ではなくヴィスト・ネクロ所属のアマゾンの可能性も捨て切れなかった為、七賢人たちは敢えてこちら側からは事を起こさず、監視目的で泳がすことにした。

 

 そして彼等は群がるアマゾンがヴィスト・ネクロだった場合。もしくは既に侵入している場合を想定して彼等が表への行動に出る可能性の高い催し…すなわち今日開かれる“第13部隊の入隊式”へと目を付けた。

 

「ヴィスト・ネクロが三つのプランテーションに多大な被害を齎した際はどれも、“特別な催しが開かれている最中”というタイミングじゃった。第15と第16はキッシング時の歓迎式典で、第17は17部隊の入隊式。ならば今回の入隊式に動かない道理はないと見ていいじゃろうな」

 

「なるほどねぇ……ようするにお偉いさん方は13部隊の入隊式そのものを囮に使う腹積りっつーことか」

 

「とは言え、それで出て来たアマゾンが全てとも限らんがな。全部、とはいかずとも一匹でも多く害虫を始末したいのだろーよ」

 

「………」

 

 囮。別にそれ自体は手段としては間違いではないが、それでも都市一つで挙げての大規模な催しそのものを囮にするというのは、時に非情な決断を下す立場のハチでも思いつかないものだった。

 

「まっ、やることは変らないな。出て来たアマゾンを狩って殺すだけさ」

 

 陽気にカラカラと笑う鷹山だが、その目は獲物を見定める狩人そのもので、言葉からは鋭利で獰猛な殺意が沸々と滲み出ていた。彼にアマゾン……すなわち同族を狩ってその命を奪う行為に対して躊躇や罪悪感はない。

 “人間を守る”。

 それが彼の掲げる絶対にして不変なる“正義”であるのだから……。

 

 

 

 

 ※ ※ ※

 

 

 

 

 晴天の極み。そう表現するに足るほど青い空が広がり、日差し良く、雲も少ない天候は13部隊のパラサイトたちの初陣を飾る式典を

執り行うに相応しい日はないだろうか。

 13部隊はパラサイトとしての責務を未だ全うしてはいない“雛形”の部隊。

 適性試験では合格点を得たものの未だフランクスには一度も乗ってはいない為、今回が正式且つ初めてのフランクスの操縦という事になる。

 

 イチゴたちが特殊なパイロットスーツを身に纏い、定められた各機体に乗り起動準備を整えているその頃。ヒロとナオミ。落第の烙印を押されたコドモたちが停留所で各プランテーションへの移動手段である球体状の乗客機の到着を待っていた。

 

「……」

 

「……」

 

 華やかな式典当日の空気とはまったく真逆の陰鬱とした空気が二人の間に漂う。

 様々な努力も意味を成さず、無意味に終わった結末は暗い影を落とすには十分過ぎた。それに落第の原因の決定打はヒロ本人であるということが尚更悪かった。

 曖昧な原因不明ならまだ“運がなかった”“どうしようもなかった”で許せる。

しかし明確化した原因、しかも特定人物という条件ならばそこへ負の感情を向けてしまうのが人の性というもの。  

 

「なんで、ここを出るの?」

 

「……」

 

 沈黙を破り、ナオミがヒロに問い質して来た。

 

「贔屓だろうが何だろうが、いられるだけいいじゃない……私は……私は……」

 

 うまく言葉が出せない彼女が一体何を言いたのか。ヒロはよく分かっていた。

 

 今までパートナーだったからこそ全部が全部というわけではないが、それでも分かることはある。ナオミは13部隊の仲間を自分の家族として見ていた。彼女にとって自分が家族と認める人たちと一緒にいるというのは何を差し引いても得難い居場所そのものであり

、そこに存在意義を見出していた。

 それはコドモとしてはあまり例を見ない、悪く言えばコドモらしくない歪な在り方と言える。

 だがそれでも、そうだとしても。

 

「……みんなと一緒にいたかった。いたかったのに!……なんで貴方がパートナーだったのよ……ッッ」

 

 彼女には、それが当たり前ながらも大切なことだったのだ。

 嗚咽を漏らし溢れ出る涙を拭うナオミにヒロはただ一言…“ごめん”としか言えなかった。他に何が言える? 原因は自分だ。自分がちゃんとしたパラサイトならナオミはここにいられた。

 荒波のように押し寄せる自責の念が、ヒロの胸を茨の蔓のように喰い込むが如く締め付ける。

 しかしそれをどうにかする術を……残念ながらヒロは持ち合わせてなどいなかった。

 

 

 

 

 ※ ※ ※

 

 

 

 

「……マズいな。霧が出てきおったわい」

 

 式典の会場でフランクス博士はぽつりと。そう呟いた。

 確かに少しばかり霧は出てきたがそれの何が悪いのだろうか? 答えはすぐに判明した。

 

『■■■■■ーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!』

 

 不気味な鳴き声を上げて吼える“それ”は、全体的に角ばった無機質なデザインの形状を成し、例えるなら恐竜の代名詞である肉食恐竜のティラノサウルスに似てなくもない。顔は大きく目らしき部分は見当たらないが青いラインが奔り、顔以外でもラインは全体的に見れる。

 叫竜の“モホ級”。これこそ、マグマ燃料を求め人類へと牙を向ける天敵の姿だった

 

『キシャァァッ!』

 

「へ? あ、ああああッ!!」

 

 だが人類の天敵は叫竜だけではない。

 スタッフの一人が突然蒸気のような気体を吹き出したかと思えば、数分と時間を労さずアマゾンへ変貌。近くにいた者を襲い始めた。

 

「バカな、アマゾンだとッ?!」

 

「やはりここにも潜伏しておったわけか。忌々しい」

 

 ハチは驚愕に声を上げるがフランクス博士は冷静に言ってのける。

 鷹山からアマゾン出現の報告は受けてはいたが、それでも式典の場に現れるとは思ってもみなかった。しかも最悪なことに1体だけでなく複数の個体が出現。正確に数えれば計15体。その内3体は鷹山が狩ったクモアマゾン型の別個体、他は吸血鬼を彷彿とさせる蝙蝠型の“コウモリアマゾン”1体と蟻型の“アリアマゾン”が11体。

 

 彼等は容赦なく式典の警護に当たっていたスタッフや“オトナ”たちを容赦なく、無慈悲に喰らっていった。

 

「や、やめッ!」

 

『ギギィィィィィッ!』

 

「あ、あああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!」

 

 人間は無力だ。オトナや武器を持ったスタッフでもアマゾンという獰猛性に特化した獣の前では歯が立たず、彼らの馳走に成り下がるのがオチだ。いっそ式典会場丸ごと一個ふっ飛ばさせる威力の爆弾でも使えれば楽に越したことはないと思ってしまうが、それを使えば被害はより大きくなり、フランクスやそれに乗るパラサイトも只では済まなくなる

 

「おいおい。こんないい天気に人食い祭りの開催って、よッ!」

 

 式典場の中央。丁度、七賢人の一人……いうより実質的リーダーとも言える男が立って演説をしていた場所では既に命を失い、事切れたオトナの首筋から肩にかけての部位を貪り喰っていたアリアマゾンの1体を後ろから奇襲し、見事首を刎頸せしめた赤いピラニアのアマゾン…鷹山が変身する『アマゾン・アルファ』はいつもの飄々とした雰囲気と口調を崩してそう吐き捨てた。

 そして敵のアマゾンに勝る獰猛な空気を纏い唸るように言葉を紡ぐ。

 

「具体的な目的が全然見えねぇ……喰いたいだけっつーのは絶対違う筈だが」

 

 アルファは、今まで多くのアマゾンをこの手で狩って来たアマゾン専門の狩人。中には人に限らずタンパク質を摂取することに執心し、言葉さえ介せないほど野生に特化した野良の個体もいたが、その多くはヴィスト・ネクロに属する獣人だった。

 ヴィスト・ネクロという組織の目的は一切不明。ただ叫竜がそうであるようにプランテーションへ侵攻し、人類に様々な被害を齎すが何故そうするのか。何故人間に対して牙を剥くのか。その行動原理や思惑が全く掴めないのだ。

 

 

 

 “単純に人肉を好むから”

 

 

 そう説明すればアマゾンという生物の特性を鑑みれば納得はいくが、プランテーションへのセキュリティを掻い潜り、リスクを冒してまでそうする意図が分からない。

 実のところ、このプランテーションだけが人類唯一の居住地というわけではない。

 規模は小さく数も少ないがそれでも知恵を振り絞って、叫竜やアマゾンが跋扈するこの世界を生き抜いている人々もいるのだ。

 しかし、それでも高度な科学技術の結晶であるプランテーションを保有するオトナたちと生存率を比較すれば、オトナの方に軍配が上がる。それはつまり、オトナよりも外の世界で生きる人間の方が遥かに喰い易いことを意味している。

 ならば合理的思考の結果として、そちらを襲えばいいだけだ。大してリクスも冒さず人肉にあり付ける。

 だがヴィスト・ネクロはそれを選択せず、プランテーションでの人間の殺害もそうだが内部施設の破壊に魔手を伸ばした。

 この事実が意味するのは一つ……ただ単に人肉を喰らうことが目的ではない、ということだ。

 

「まっ、どうせ考えても答えは出ないか。ならお前らを存分に、一匹も残さず、狩り尽くす!」

 

 そう言って駆け出すアルファはベルトの左側グリップ部分を握り、唸らせる。

 

『バイオレント……スラッシュ!』

 

 ベルトから発せられる音声と共にアルファの両腕に鋭利な刃状の“アームカッター”が生え、丁度良く自身に襲い掛かって来たクモアマゾン2体を擦れ違い様に斜め一閃。

 その身体を真っ二つにした。

 無論、弱点である中枢臓器も体と同じ末路を辿っている為、万が一再生して生き返るようなことはない。

 

『アルファ……お前を殺す』

 

 つい先ほど刃と化した翼でオトナ5人の首を落としたコウモリアマゾンがアルファの前へ降り立つ。  

 そして発せられたのは怒りと殺意が十分に籠った“眼前の敵の名”と“殺す”の二言。それを聞いたアルファは内心面白いと言いた気に笑みを零す。

 

「はは……いいね、やってみろよ。殺せるならな!」

 

 獰猛な赤き肉食魚と空を舞う獣。両者は互いの牙を剥き出しに衝突した。

 

 

 

 

 

 

 

 






~今回の補足説明~


 ・プランテーション外でも一部の人間は生きている

 ダリフラ世界って、荒廃している割に場所によっては環境良かったり、普通に生物が生息してたりとか。ここでは『プランテーション以外でも人間が住んでる場所は、かろうじてある』という独自設定があります。後々絡んで来る予定です。



 ・アルファの噛みつく技

 原作アマゾンでもよく見られた噛みつき攻撃。
 相手が低ランクの個体とは言え、これだけで倒しちゃう刃さんはパナいっすよ本当。  




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