以前にも二次創作は投稿させていただいていたのですが、オリジナルは初めてです。
どうか温かい目で見てくださると助かります。
最初なので様子見という感じで短い文章なのですが、どうか楽しんで頂けると幸いです。
「これで終わりだ!」
1人の男とその仲間は所々からドス黒い物体が流れる化け物と対峙していた。
その暗い城には人々から魔王と呼ばれる者が住んでいた。
そして勇者と呼ばれたその男と仲間たちはその魔王を追い詰めていたのだ。
「くっ…流石に今の一撃は重かったな…だが、そこにいる王女を連れて来たのは間違いだったな!」
魔王はそう言うと勇者の隣にいた王女へと襲いかかった。
本来王女という者は王城に暮らしている。ただ、魔王にトドメを刺すためには王族のみが使える強化魔法が必要なのだ。だからこの場へと連れてこられた。ただし、魔王も王族の血を飲むと体力が回復する。だから、普通は王族中で最も強いと言われる国王がこのような場に連れてこられるのだが、国王は隣国へと出かけていた。
「『マジックウォール』!」
仲間の魔法使いは魔王が王女に触れる寸前で魔法の壁を作る。
「王女様!とりあえずこの魔王を瀕死に追い込みます!貴方は転送魔法で逃げてください!」
勇者は魔法使いに合図を送ると魔法使いは王女の足元に魔法陣を描いた。
「『転送』!」
魔法使いがそう叫んだ瞬間、王女の目の前は真っ暗になった。
「ふふふ…まーたあれを繰り返そうとしてんだ」
「そりゃあしょうがないよ。その方法しか人類の助かる道はないんだから」
全体的に黒と赤で染められたその空間には10歳ぐらいの少女と少年がいた。
「でもさ、私達を殺せばこの呪いは解かれるんでしょ?」
「そうだよ。でも、愚かな人間如きが僕達の存在に気付くとは到底思えないんだよね」
「そうだね。何たって私達も形は人間だもの。人間界に行ってもバレたことないからね」
少女のその言葉を聞き、少年は頷く。
それから2人の会話は途切れたが、奇妙な笑い声は永遠に続いていた。
ここは王都から遠く離れた小さな村。
人口自体少なく住民同士の結束が硬い。全員が家族のようなものだ。
その村にその男は住んでいた。
「シオンくんウチで取れたキャベツ持って来たよ!」
「いつもありがとうございます!そういや今年は米が豊作でして出荷したけどかなり余ってるんですよ。倉庫のところにあるんで俵ごと持っていっていいですよ」
この男シオンは至って普通の農民だった。父親は冒険家だったが、40の時に母親の本職である農民へと転職した。それもあって剣術とかは普通の農民よりも優れているが、本職の冒険家には到底敵わない。
そんな普通の男だった。
「シオンくん!この前お母さんに頼んでおいた服できた?」
「ちょっと待っててください!母に聞いてきます!」
シオンが家に入ると丁度母親が服を作り終えた。
「隣のクラブさんがその服待ってたよ」
「あ!そうだった!早速渡してきてくれる?後今からお父さんと旅行に行くから。ちょっとご飯は食べるのよ」
「はいはい。分かったから…親父と仲良くな」
俺は両親を見送りクラブさんに服を渡した後木陰で寝ていた。
この後何が起こるかを知らずに…
どうでしたか?
不定期更新が故に更新が遅くなることもありますが、どうかよろしくお願いします。
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