PERSONA 4ーFANTASIA   作:ネヘモス

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ここからバトスピの要素が出ます。どうしてこうなった…(´・ω・`)


永琳と悠と未知なる力

悠がツクヨミが治める大都市に来て一週間が過ぎた。あの後、ツクヨミから自分の固有ペルソナから極々僅かだがツクヨミの父親の、伊邪那岐の力が感じ取れたと言われた。そして、命令されたのが、

 

「悠ー。朝御飯出来たわよー」

 

「はい、今行きます」

 

八意永琳の所での居候だった。永琳の家は言ってしまえば、豪邸そのものだった。本当に永琳は一介の薬師なのか疑いたくなった。しかも、家事までこなせるというハイスペック…。料理を初めて食べた時は何故か涙が出てきた。

 

「そうそう悠。あなた、修行してみない?」

 

「…何故ですか?」

 

「あなた、私が見つけられなかったら間違いなくあの妖怪の餌だったわよ?」

 

言われてみればそうだ。よくよく考えてみると、永琳があの時駆けつけなければ自分は今頃ルーミアの餌だったかもしれない。

 

「そうね…、あなたの種族と能力を考えると、最低でも霊力と体力、それと得体の知れない力は鍛えておかないとね…。ついでに剣術も鍛えた方がいいと思うわよ?」

 

そういえばイザナギの武器も剣だったな。てか、俺の武器も刀なんだけど。ちなみに十握剣はツクヨミが預かっており、その代わりに都市の兵が使っている剣を持つことを許された。

それにしても、霊力、妖力、神力に該当しない得体の知れない力…?もしかして、

 

「その得体の知れない力って魔力のことか?」

 

「あら、身に覚えがあるのかしら?」

 

イゴールは自分の種族が魔法使いだと言った。だが、現実には現人神…、なら、自分が魔法使いが使うような力と言えば、魔力…。なぜか、直感でそう思ったのだ。

 

「なるほど、つまり元々はあなたは『魔法使い』という人間でも妖怪でもない種族だった。しかし、何かしらのトラブルがあってここに来る時に現人神になっていた、と」

 

「あくまで推測の域を出ませんが」

 

「分かったわ。あなたの言う魔力という力だけど、どうやら霊力に近い力らしいから、瞑想で強化できるかもね」

 

強化する必要性が有るのかと口に出そうとして、昨日のことを思い出す。あの時、自分は確かに死ぬところだった。ペルソナが使えなかったらと思うとゾッとする。

 

「分かりました。今日からでもやってみようと思います」

 

「あ、それなんだけど明日からにしてもらえるかしら?」

 

「え?」

 

「今日は寄るところがあるから、ちょっと付き合ってくれる?」

 

永琳に言われるままに付いていく。(ちなみに悠は普通の刀を装備して。)都を出て、自分が倒れていた森を抜けるとそこは所謂遺跡のような場所だった。

 

「私は薬草を採りによくこの森に来るのだけど、偶然これを発見してね。ツクヨミ様に調べる様に言われてるのよ」

 

遺跡に入ると、そこには3枚のアルカナのような物が納められていた。そのアルカナはそれぞれ「8の戦車」「11の剛毅」「3の女教皇」が記されていた。そして、悠が遺跡に入ったその時だった。

 

突然、アルカナが変化した。戦車のアルカナは2振りの剣を持つ天使、剛毅のアルカナは2つのハサミのような武器を持つ鎧武者、女教皇のアルカナは祈りを捧げる女神の様な存在に変化していた。また、それらはどこか見覚えのある仮面をつけていた。

永琳が臨戦態勢を取る中、悠は突然謎の声を聞いた。それと同時に悠の周りの空間が歪んで悠1人が取り残された。

 

『お前が、我らの主か』

 

その中の天使が問う。だとしたらどうする、と悠は聞き返す。

 

『ならば、力を示せ。それを抜いてみせればお前が我らの新たな主だ』

 

悠の足元に1振りの剣が突き刺さっていた。太陽を模したようなその柄は灼熱のエネルギーを発してるようだった。

悠がその剣に触れる。そして、変化は訪れた。

 

『我は汝、汝は我…。我は汝の心の力が具現化したものなり。さあ、発せよ。我の名は…』

 

「ーー輝煌聖剣(きこうせいけん)シャイニングソード!」

 

瞬間、悠はそれを引き抜いた。そして、これにより、悠はあることに気がついた。シャイニングソードを抜き放つと、悠は天使にこう言い放った。

 

「お前らは、俺のペルソナなのか?」

 

『そうだ、我らは汝に芽生える可能性があったペルソナだ。そして、汝はそれに応えた。ならば、汝は新たな主、そして、新たなる我らだ』

 

天使、鎧武者、女神はそれぞれ悠に頭を垂れた。

 

『我の名はアヴリエル、剣刃(つるぎ)を司る天使』

 

『我、キャンサード。巨蟹宮の武神…』

 

『我はヴィエルジェと申します。処女宮を司る女神です』

 

それぞれは3枚のアルカナとなって悠に宿った。そして、悠の意識が遠のいた。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

気がつくとベルベットルームに来ていた。

 

「ようこそ、我がベルベットルームへ」

 

相変わらず鼻の長いイゴールがいつもの言葉を言う。

 

「やはり、あなた様は素晴らしいお方だ。よもや、我らの把握していないペルソナを見つけ、それを使役するなど…、もしかすると、近い将来、大きな試練が待ち構えてるやもしれません」

 

「特に、あなた様が身につけた2つのペルソナ、『キャンサード』と『ヴィエルジェ』はアルカナの力に留まらず、黄道十二宮の巨蟹宮、処女宮の力を持っています。また、あなたが手にした剣は元はある世界を支えていた柱の1つ、その試練を乗り越えるために是非とも活用なさってください」

 

また、意識が揺らいでいった。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

そして、悠がまた目を覚ますと、

 

永琳の顔が何故か眼前に迫っていた。

 

「!?お、起きたのね!?良かった…、突然倒れたから心配したんだから!!」

 

すぐに離れて顔を真っ赤にしながらそっぽを向いた。

 

「すまなかった…」

 

「いいのよ…謝らなくて…。(もう少しでキスできたのに…)

 

なんだか後半の声が聞こえなかったが無視するとして、悠は何があったのかを確かめようとした。すると、

 

右手に先程引き抜いたシャイニングソードが握られており、大体の事情を把握した。

 

「悠…、あなた何したの?あなたが倒れた瞬間に、遺跡の絵柄が全部無くなってあなたの手にその剣が現れたのだけど…」

 

悠は自分の身に起きた出来事を包み隠さず話すことにした。そして、それらを、永琳に伝えた結果、ツクヨミの判断に任せるとの結論に至った。

 




オリジナルペルソナ(ゲーム風に書き換えてます。ステータスは、想像にお任せします…)
元ネタは全てバトスピのスピリット、ないしブレイブです。

・アヴリエル(元ネタ:大天使アヴリエル)
アルカナ:戦車
レベル91
耐性:光無効
初期スキル
ハマオン
ゴッドハンド
メシアライザー
闇からの大生還
体術の心得
魔術の素養

追加スキル
レベル92:チャージ
レベル93:アグネヤストラ
レベル99:オーバーレイ
オートスキル。自身に「ソードペルソナ」を2つ装備可能にする。

・キャンサード(黄道:巨蟹宮、元ネタ:巨蟹武神キャンサード)
アルカナ:剛毅
レベル91
耐性:物理、光、闇無効、火弱点
初期スキル
ブレイブザッパー
刹那五月雨撃
チャージ
ヒートライザ
赤の加護

追加スキル
レベル92:武術の心得
レベル93:真・火炎見切り
レベル99:巨蟹連撃斬
相手が2体以上で発動可能。相手全体に物理小ダメージを12回与える。

・ヴィエルジェ(黄道:処女宮、元ネタ:戦神乙女ヴィエルジェ)
アルカナ:女教皇
レベル91
耐性:光無効、闇弱点
初期スキル
マハンマオン
メギドラオン
メシアライザー
サマリカーム
コンセントレイト

追加スキル
レベル92:魔術の素養
レベル93:闇からの大生還
レベル99:処女宮の加護
オートスキル。チェンジからでも発動可能。自身、及び味方全体にオートリカーム(戦闘不能後に自動でリカームをかける)効果を付与する。

ソードペルソナ
自分の装備している武器に降魔術の要領で1つだけ装備可能な「奥底に秘められた心の力が具現化した存在」
・輝煌聖剣シャイニングソード(元ネタ:輝きの聖剣シャイニングソード)
固有スキル:聖なる煌炎
敵全体に炎属性+万能属性の小攻撃。
装備効果:力と速さにそれぞれ+5の補正。更に相手が魔術、妖術を装備対象に使った場合それを無効&物理属性の大ダメージ。

ノリで書いたらこんなことに…(´・ω・`)
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