戦姫絶唱シンフォギア AfterSong   作:幽影

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文章力?そんなものはない!


歌姫がいる日常

もし神様がいるのならこう問いたい。もしかして俺の事嫌いなの?

「なんでだ……」

(ひびき)達と出会って一週間がたつそんなある日俺はある問題にぶち当たっていた。

「いくらなんでもおかしくね?なんで毎日のように(かなで)が俺の部屋にいるの?」

「あまり細かいこと気にしてると禿げるぞ、(りつ)

「禿げてたまるか!いやいや!細かい事じゃないだろ!なんで毎日のように俺の部屋に入り浸るのさ!自分の立場を少しは考えろよ!」

そう、なぜかあの日から奏がずっと俺の家にいる。家に帰ったら部屋に風呂上がりの奏が居たときは色んな意味でビックリした。

「あたしは気にしないからいいじゃねーか」

「俺が気にするの!もし他の人に見られたりしたらどうする!?」

ツヴァイウィングの天羽(あもう)奏と男性が同じ部屋に入るのを目撃!!まさかの同棲か!?とか習慣雑誌にのるかもしれない。

「勘弁してくれよ……」

「律はあたしとは嫌なのか?」

「嫌ではないけど……」

嫌ではないが面倒な事はできるだけ避けたい。

「まあ、ほどほどにしてくれ、俺も男だし色々気を使うんだよ」

「りょーかい」

「本当にわかってるのか?」

「わかってるって、それよりもそろそろあたしの荷物が届くから運ぶの手伝ってくれよ」

「は?なんで荷物?」

「あたしが今日からここに住むからに決まってるだろ?」

「嘘だろ……」

「あたしは嘘はつかない主義だ」

清々しいまでの態度に怒る気も失せた。

「はあ、わかった。その代わりに俺の部屋にははいるなよ、昔に親が使ってた部屋があるからそこを使ってくれ」

「潔い男は好きだよ」

「はいはい、それはどうも」

のちほど奏の荷物が届き俺はそれを奏の部屋に運ぶ。

「ところでこの事は弦十郎(げんじゅうろう)さんとかは知ってるのか?」

「ん?多分知らないと思うぞ?」

「いや!せめて言っておけよ!」

「わかったわかった、そんなに怒鳴るなって」

そう言いながら奏は弦十郎さんに電話をかける。

「あ!もしもし?弦十郎の旦那?あたし今日から律の家に住むことにしたから!それじゃ!」

「で、弦十郎さんは何て言ってた?」

「さあ?なんか言ってたけど切ったから知らないや」

「お前なあ……」

なんでこう自由なのこの人。

「はあ、それじゃあ俺バイトだから家から出るときは鍵閉めておいてくれ」

そう言って奏に合鍵を渡し俺はバイト先のふらわーに向かう。

「よし準備完了、あとは客がくるのを待つだけか」

準備をおえてそう言ってる間に店の扉が開く。

「いらっしゃいませ、何名様です……か……」

「ああー!律くんなんでここにいるの!?」

「それはこっちの台詞(せりふ)だ、響……」

店に入った来たのは響だった。

「私は友達とお好み焼きを食べに来たんだよ」

「俺はここでバイトしてんの」

「響?この人は?」

俺が響と話していると小柄な女の子が響に話しかた。

未来(みく)!この人は律くんって言ってこの前知り合ったんだよ」

「そうなの?あ、初めまして小日向(こひなた)未来です」

「これはご丁寧にどうも、俺は音谷(おとや

)律だ」

響の友達にしては礼儀正しいな、響にも見習ってほしいものだ。

「なになに?ビッキーの彼氏さん?」

「まさか立花さんに彼氏さんがいたなんて驚きです」

「この前知り合ってもう彼氏だなんてそんなアニメじゃないんだから」

なんか他にもぞろぞろ入ってきた。

「えーと、響こちらの人達は?」

「私の友達!」

「いや、そう言うことじゃなくて……」

響をあてにした俺がバカだった。

のちに小日向が3人の紹介をしてくれた。

「なるほど右から安藤創世(あんどうくりよ)さん寺島詩織(てらしましおり)さん板場弓美(いたば ゆみ)さんでいいのか?」

「これからよろしくね、響の彼氏さん」

「よろしくお願いします」

「よろしく!」

「こちらこそ、あと響の彼氏じゃないぞ」

挨拶をすまし俺は注文をうけお好み焼きを焼く。

「ところで律くん、おばちゃんは?」

「ああ、なんか用事があるって言って今日はいないぞ」

「ええー!おばちゃんが焼いたのを食べれるって楽しみにしてたのにー、やっぱり私って呪われてるかも……」

「へえー、俺のは美味(うま)くないと」

確かにおばちゃんが焼いたお好み焼きは材料は同じはずなのに何故か俺が焼いたやつよりはるかに美味い。

「もう、響ったらそんな事言ったら音谷さんに

失礼でしょ?」

「そうだよビッキー、せっかく彼氏さんが焼いてくれたんだからさー」

「だから彼氏じゃないってさっきから言ってだろ……」

「そうだよね、よーし!律くん!じゃんじゃん焼いてよ!」

「焼くのはいいけど食えるのかおまえ」

「大丈夫!大丈夫!」

結局響はお好み焼きを5枚ほど食べて皆と帰っていった。あいつの胃袋どうなってんだよ。

「さてと、そろそろいい時間だし俺もあがるかな」

店の片付けをしてると店の扉が開いた。

「すいません、もう店を閉めるのでまた明日ご来店ください」

「けっ!こんな冴えないやつを連れてこいなんてフィーネも物好きなこった」

店に入ってきたのは銀髪の女の子だった。

「おいお前!悪いがあたしと来てもらうぞ、なんなら抵抗してくれてもいいが怪我したくねーならおとなくしくしてな!」

「いいよ」

「だよな、なら無理やりにでも……っていいのかよ!!」

「面倒な事は避けたいけどここで抵抗しておばちゃんの店を荒らされても困るしな」

「へっ!ずいぶんと物分かりがいいじゃねぇか、ならさっさと来やがれ!」

女の子がそう言った瞬間女の子の方から盛大に腹の音がした。

「…………腹減ってるのか?」

「うるせぇ!!いいから早くしろ!」

「まあ待て、ついていってもいいからまず飯を食え」

「お前には関係ないだろ!」

顔を赤くしながら女の子は怒鳴る。

「とりあえずまだ材料もあるし1枚焼いてやるか座って待ってろ」

「人の話を聞けよ!おい!聞いてんのか!」

そんな事を言いながらも座って待っているところを見ると根はいい子なのかもしれない。

「ほら出来たぞ」

お好み焼きを焼き女の子の前に置く。

最初は食べるのを渋っていたが空腹には勝てなかったみたいでいそいそと食べ始めた。

「にしても食べかたが汚いなお前、響ですらもう少しキレイに食べるぞ」

「余計なお世話だ!お前はあたしの親かなにかかよ!」

「頬にソースつけながら言われてもなぁ……」

俺がそう言うと女の子は顔を赤くさせながら腕で頬をぬぐった。

「ほら!食い終わったぞ!」

「わかったから外で待ってろ、お前が汚した机とか拭くから」

「っ!バカにしやがって!いいか!絶対にこいよ!逃げたらしょうちしねぇからな!」

そう言い女の子は扉を荒々しくあけて出ていった。

「で、どこに連れてかれるんだ?」

「お前本当はバカだろ?」

店をしめ外で待ってた女の子に話しかけるとあきれた顔でそう言われた。

「いきなりバカとは失礼だろお前」

「だってそうだろ!普通だったら逃げたりするだろ!」

「いや、逃げんなって言ったじゃん」

「たったそれだけで逃げなかったのかよ……」

女の子は信じられないといった顔で俺をみる。

「やめだ!やめだ!」

「やめだってなにを?」

「おまえを連れていくことをだよ!おまえみたいなのを連れていくとろくな事にならねぇ気がするからだ!」

「いいのか?」

「いいんだよ!あたしがそう決めたんだ!さっさとどこにでもいきやがれ!」

そう言ってその子は走ってどこかにいってしまった。

「なんだったんだ?あいつ……」

嵐のように過ぎ去った女の子を思いながら俺は家に帰ることにした。

 

「ただいま」

「遅い!いったいどこをほっつき歩いていたんだ!」

「なんで翼がいるんだよ……」

部屋に帰ると何故か(つばさ)がいた。

「決まっている!奏を連れ帰りにきたのだ!」

「律!助けてくれ!翼が無理矢理あたしを連れ帰ろうとするんだ!」

よく見ると奏が部屋の真ん中で簀巻きにされていた。

「ぜひ連れ帰ってください」

「律!?」

「ほら!音谷もこう言っているし帰るぞ!」

「嫌だ!あたしはここに住むって決めたんだ!」

「奏!いい加減にして!」

「いい加減にするのは翼のほうだろ!?」

言い争っている姿をみると姉妹みたいだなこの二人は。

「ていうか、なんで奏は俺の家にそこまでこだわるんだよ」

「そうよ!音谷の家になんでそこまでこだわるの!」

「だって翼と同じ部屋だと部屋が散らかるじゃねーか!いつも緒川さんに片付けてもらってるし」

(えっ!そうなの!?)

俺はちらっと翼のほうを見る。

「奏!それは誰にも言わないって言ったじゃない!しかもよりによって音谷に!」

「まあ、他にも理由はあるけどあたしは絶対に帰らないよ、翼」

「そう……なら私もここに住む事にしよう」

「なんでだよ!?」

「そうだぞ!翼!あたしと音谷の家だぞここ!」

「いや!本当は俺の家だけどな!?」

「私が奏を監視していれば間違いは起こらないだろ?それがダメなら無理矢理にでも連れ帰るぞ」

「くっ!わーたよ!翼も一緒に住もう」

「いや!なんで奏が決めるんだよ!俺の家だぞここ!」

「あまり神経質だと将来禿げるぞ?音谷」

「だから禿げてたまるか!あーもー!なんでこうなるんだよ!!」

こうしてツヴァイウィングの二人が俺の家に住むこととなった。

 

「家に美少女が二人いるって童貞にはキツイ状況だよな」

俺は自分の部屋にもどりベットに横になりながらそう呟く。

「そこらへんあのふたりは理解してんのか?」

しかも出会って一週間だぞ?一週間でその男と同棲っておかしいだろ。

「はあ、考えても仕方ないし風呂でも入るか……」

俺は着替えを用意し風呂に向かった。

「今日は疲れたな」

俺は服を脱ぎ風呂場の扉を開ける。

「奏?」

「ん?」

目の前から声が聞こえ前を見ると……。

「翼?」

目の前には翼がいた、風呂場であるため当然の如くお互いに全裸だ。

「きゃああああああああああ!!」

「ごめん!まさか誰かいるとは思わなかったんだ!」

「いいから!早く出ていけ!!」

翼は顔を赤くしながらそばにあった桶を俺に投げそれが見事に俺の顔面に直撃する。

「なんで……こうなるんだよ……」

その一撃で俺は意識を失った。

「ここは……?」

目が覚めると俺はリビングのソファに寝ていた。

「気づいたか音谷……すまない、まさかあんな事になるとは」

「いや、俺の方こそ悪かったよ」

「それでだな……、見たのか?」

「少しだけ、でも!あれは不可抗力だろ!」

「確認しなかった音谷が悪いだろう!?くっ、嫁入り前に男に裸を見られるとは……」

「ごめん……でも!湯気であんまり見えなかったから!安心してくれ」

「安心できるか!それに私だってお前の……その……見てしまったし……どうしてくれる!」

「まじかよ、もうお婿にいけない……」

俺は泣き真似をしながらそう言う。

「泣きたいのはこちらのほうだ!普通は逆じゃないか!?」

「だから悪かったてば!」

そのあとお互い今日の事は忘れるというとで話は落ち着き翼は部屋にもどり俺は風呂にはいる。

「ふぅ、本当に今日は疲れた……」

湯船に浸かりながらふと俺を連れていこうとした銀髪の女の子を思い出した。

「そう言えばあいつの名前聞いてなかったな……」

またあったときに聞けばいいか……。

そんな事を考えながら俺は風呂を上がり部屋にもどり布団にはいる。

(・・・なんで奏がいるんだよ)

布団入ろうとめくったとき下着姿の奏が気持ち良さそうに眠っていた。

「今日はソファで寝よう……」

俺は起こす気力もなくしぶしぶソファで寝ることになり次の日寝不足になったのは言うまでもない。

 




毎度のことながら四苦八苦しながら書いております。
この作品を見てくれている人達には感謝しかありません!見てくれている人達!ありがとうございます!
誤字脱字や感想があれはよろしくおねがいします
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