がっこうぐーる   作:オコSunday

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この世界はいつだって理不尽で

そしてすごく愛おしい


世紀末覇者?向う見ずな阿呆ならいます

楽しいことや面白いことがあるとだいたいの人はテンションが上がると思う。が、テンションの上がり具合が著し過ぎると似つかわしくない行動をとってしまうお方もまちまちいると思う。

つまりなにが言いたいかといいますと──、

 

「ヒャッハァァァァ!もっとかかってこいやァ!」

 

──グシャ!

──べキンッ!

──ズシュッ!

──ドゴォッ!

 

「うわぁ・・・・・・」

「おじちゃんがんばれー!」

 

とりあえずそこにいるお嬢さんは、見たくない物を見たような表情をやめて貰えませんかね?あと、るーちゃんありがとう。今日はるーちゃんの好きなミートパスタ作ってあげるから。

 

俺はヤツらに突撃したあと早々に、腰に生やした触手モドキで右に薙ぎ払った。──前二列ほどのヤツらの腰から上が飛び散った。

祠堂に預けたバールとはまた違う予備のバールで目の前のヤツを殴った。──頭が深く凹んで動かなくなった。

と、ゆう風に触手モドキとバールを交互に使いながらヤツらを再び眠らせてあげた。ときおりるーちゃん達の方を確認して別の方法からヤツらが近づいてきたら触手モドキを伸ばして串刺しにして遠くへほおり投げた。

 

気がつけば辺りはヤツらの残骸が視界一面に転がっており、祠堂は唖然とした表情、るーちゃんは『すごーい!』と賞賛の声をあげていた。

思ったんだけど、るーちゃん肝座りすぎじゃないですかね?まだ小学生だよこの子?怖がられるならまだしも『すごーい!』だよ?びっくりだよ(小並感)

 

「お〜、二人とも大丈夫か?」

 

()()()()()()()()()()()()()ので、腰に生やした触手モドキを元に戻しながら二人の安否を確認しにいった。

 

「あ、あの・・・・・・今さっきのアレはいったい?」

「あぁ、いつの間にか生えてきた」

「生えてきたんですか!?」

 

祠堂が驚愕の声をあげた。無理もない。俺だってそう言われたらそう返す。だが一応()()()()()()()

 

「別に大丈夫だろ?触手の一本や二本ぐらい。人間その気になればポケモンみたいにレベル上げて二〜三段階進化したっておかしくないだろ?」

「あなたはポケモンかなにかですか!?」

 

ふむ、いいツッコミだ。今後の生活が少し彩るな。そんな期待に胸を膨らませて、祠堂の腕を掴んで立ち上がらせる。挫いた右足がまだ痛むようだが、歩けるぐらいには回復したらしい。

 

「そんじゃあ帰るか。・・・・・・おい、祠堂とやら。アンタも一緒に来ないか?こんなヤバい場所歩き回るよっかはマシだろ?」

「え?いいんですか?」

「いいもなにも・・・・・・どうでもよかったらそのまま見捨ててるわ」

 

ぶっきらぼうに答えながら自転車を押して帰路につく。──するとここでるーちゃんが爆弾発言を一つ。

 

「おじちゃんは“つんでれ”さんだから言い方がちょっと厳しいときあるけどすごく優しいんだよ」

「ちょっ!?るーちゃん!?いったい何を言い出すのかな!?」

 

それととくに厳しいこと言った覚えないんですけど。・・・・・・あれ?言ったことあったかな?まぁ、覚えてないから言ってないんだろう。多分、きっと、メイビー。

 

「あ〜・・・・・・でもごめんな?るーちゃん。今日お姉ちゃん探しに行くって言ったのに約束守れなくて」

「ううん、いいの!けーお姉ちゃんが怪我してるのおじちゃんがほっとくわけないってわかってたから」

「るーちゃん・・・ッ」

 

天使!るーちゃんマジ天使!RMT!なんてええ子なんや!

 

「あの〜・・・・・・もしかして私の存在忘れられてない?」

 

うるせぇ、黙ってついてこいや。

 

 

▶▦◀

 

 

そんなこんなで途中でヤツらをぶっ飛ばしながら家に帰りついた。

とゆうわけで今回の戦果:祠堂圭(女子高生)

・・・・・・アカン。今思えばコレって事案モノじゃなかろうか?ま、まぁ大丈夫だろ(汗)俺これでもまだ未成年だし?・・・・・・まぁ、おじちゃんとは言われてるけど

内心少し焦り気味な俺とは裏腹に祠堂はるーちゃんに手を引かれ、家の中を案内されていた。

 

「──それでねそれでね?ここが台所でここがお風呂場!あとここがトイレでここがおじちゃんと寝るところ!」

「へぇ〜、・・・・・・意外と広いな」

「あとねあとね!地下室もあるんだよ!“とれーにんぐるーむ”っておじちゃんが言ってたし入れてもらったんだよ!色んな道具がたくさんあったの!」

 

るーちゃんの最後の説明によりまた唖然とした祠堂である。その後、確認するかのように俺を見て口を開いた。

 

「地下室・・・・・・あるんですか?」

「あるんだなぁ・・・これが。親父が趣味で造らせたらしいけど今は俺の修行場になってるってワケよ」

「あの、つかぬことをおききしますが・・・・・・そのご両親は・・・?」

「・・・・・・・・・・・・さあ?多分どこかに避難してるんじゃないかな?うん、そうであってほしい・・・・・・だな」

「そ、そうですよね。すみません」

 

言った途端にしおらしくなった。だったら最初から聞くなとゆう話だ。聞いても妙な雰囲気になるのは分かりきっていただろうに。どうして人ってこうゆう状況で身内の生存状況とか聞きたがるもんなのかね?──まぁ、俺も()()()()()()不躾に聞いていたかもしれないが。

 

「まぁ、立ち話もなんだし座ろうや」

 

とりあえず祠堂もるーちゃんを居間に座らせた。

 

「この子はるーちゃん。本名不明。でもいい子だし癒されるよホントに」

「よろしくね、けーお姉ちゃん!」

・・・・・・あ、ホントに癒される。ご、ゴホン!さっきも言いましたが、私は祠堂圭。巡々丘学院の二年生です。よろしくお願いしますね。・・・・・・えっと」

 

そう言えば自己紹介するの最後だな。

 

「俺は高木 赫音(たかぎ かぐね)。おじちゃんとは言われているがこれでも17歳だ。まぁ、学生ではないけどな。そこんとこヨロシク!」

 

俺は若干おどけてそう言った。




三話目にしてやっとオリ主の名前でてきたよ……。
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