漫画版ズ・メビオ・ダとほのぼの暮らす話   作:erif tellab

12 / 19
メ・ガリマ・バとは、首を狩るのが得意なカマキリのフレンズである(半分合ってる)


星の屑作戦

 その日の帰り道。川原での邂逅を果たした後も、ガリマ姐さんは俺たちに付いてきていた。おそらく気まぐれだろう。

  メビオの紹介もとっくに済ませていたが、当の本人は俺に腕を絡ませては頑なに離れない。その上、ガリマ姐さんに無言の威嚇をするものだから失礼の極みだった。“振り向くな”をされるのが怖いため、何度も小声で注意するが態度を直してくれない。なんて娘だ。

  対してガリマ姐さんは表情には出していないものの、道すがらに生えている木のイチョウや紅葉をのほほんと眺めている。飽きている様子はまるでなかった。

  ご覧の通り、このガリマ姐さんは俺の知っているガリマ姐さんではない。もっとこう……カッコいい雰囲気があったのだが、その面影は全くない。間違いなく、メビオと同じパターンだ。

  “振り向くな”が来ない事を祈りつつ、俺は勇気を振り絞ってガリマ姐さんに話を切り出す。取り敢えず、相手を知るには会話が必要不可欠だ。

 

「ところでガリマ姐さん。どうしてこんなところまで?」

 

「紅葉を眺めていた。今までなら気にも留めなかったが、わからないものだ。何故か楽しく思えてくる」

 

「そうですか」

 

  どうやら、彼女の心境の変化に何かしらのきっかけがあった模様だ。それよりも以前は、ゴへの昇格を一心に目指していたと考えても問題はないかもしれない。

 

「あの時のガミオがゲゲルを拒む理由をずっと考えていた。言いたい事がわかるから、私もどうしてゲゲルをするのか考えたくなった」

 

「……ん?」

 

「取り敢えず、ガミオのように変わり者の真似事をするのを決めた。すると周りの景色が一変した。見えなかったもの、気が付かなかったものをはっきり認識できるようになった。本当に不思議だ……」

 

  ガリマ姐さん。それはちょっと行動力の振り方がおかしいと思います。俺の真似って、もしかして奇声を上げながら側転したり、ゴオマにサンアタックをしたり、ガドラにキン肉バスターを掛けたり、そんな事をしたんですか?

  しかし、そう言う割りにガリマ姐さんの表情が何かと達観している。これ以上余計な詮索をすると言葉を失いそうになるから、ここは素直に彼女を信じておこう。ガリマ姐さんが「ブットバソウル!」と叫ぶ映像が思い浮かべない。

 

「グロンギであるお前たちがこうして仲良くしているのも珍しい。友だちというやつか?」

 

「それは……」

 

  突如として投げられた意外と悩む質問に、俺は呆気なく言い淀んでしまう。すると、メビオが俺に代わって即座に言葉を返した。

 

「違うぞ。友だちなんかと一緒にするな」

 

「友だちじゃない……? じゃあ、なんと言うんだ?」

 

  しかし、ガリマ姐さんにそう言われるとメビオは瞬く間に困り果てた。妙に意気込んだ様子から一転し、ご褒美を欲しげなペットのような表情で俺に助けを求める。

 

「えっと……ガミオ、ガミオ」

 

「俺に振るのかよ。そうだなぁ……とっくに友だちとか親友とかの範疇を超えてるだろうし、強いて言うなら仲間かな?」

 

「むっ。もう一声」

 

「じゃあ夫婦」

 

  瞬間、一気に顔を真っ赤に染めたメビオに肘鉄を軽く脇腹に打たれた。ダメージは大してないが、一発だけでなく何発も繰り出されたのだった。

  ちょっとした痛みに堪えながらメビオを見てみる。顔を俯かせた彼女は、より強く俺の腕にくっつく。顔は全然見せてくれないが、甘えるように頭を擦り寄らせるのだった。

  これを受けてガリマ姐さんは、合点が行ったかのような素振りを見せる。そして、朗らかな調子で口を開く。

 

「なるほど。夫婦か」

 

「すみません。こればっかりは違うと思います。夫婦は早すぎたみたいです」

 

「ん? そうなのか?」

 

「はい」

 

  俺が咄嗟に声を挟むや否や、きょとんとするガリマ姐さん。隣にいるメビオは急にがっかりし始めた気がするし、今日は色々と新鮮な出来事ばかりだ。

 

  それから紆余曲折を経て、ガリマ姐さんを家に招く事になった。彼女に興味を持たれたのが運の尽きだった。

  家の前で小鳥たちと戯れるザクⅡと出会う。案の定、ザクⅡが気になったガリマ姐さんは俺に質問してきた。

 

「あの緑色の奴はなんだ?」

 

「ジオン公国の主力モビルスーツの陸戦改修機、MS-06J ザクⅡ」

 

「じおん……?」

 

  ここでガリマ姐さんだけでなく、ザクⅡの長ったらしい肩書きと正式名にメビオも小首を傾げる。メビオには二度目の紹介となるが、二人には小難しいようだ。こればかりは理解できるから仕方ない。

 

「ザクで構いません」

 

「そうか。私はガリマだ。よろしく、ザク」

 

「――!」

 

  通称で伝えると、あっさり得心のいったガリマ姐さんはザクⅡと挨拶と握手を交わした。傍目ではメビオが、ザクという名前に何度もコクコク頷いて、満足げな表情をする。“ザク”の名が彼女のお気に入りだというのがよくわかる。

  また心無しか、ガリマ姐さんに対してザクⅡは「オッス、オッス。シロアリ一号です」とへつらいているような気がした。ザクⅡの肩に止まっている小鳥たちも、翼を器用に動かして敬礼の姿勢を取る。僅かでも共感できてしまうのが何とも言えない。

  次にそのままザクⅡたちに見送られながら、ようやくガリマ姐さんを家の中へと招き入れる。最近作った座布団の上に座ってもらい、短い待ち時間で飲み物を用意する。失礼な真似は一切許されない。

 

「すみません。粗茶すら出せないですが……コーヒーです」

 

  そうして彼女の前に出したのは、どんぐりを使った代用コーヒーだった。手作りのティーカップに注ぎ、小皿の上に乗せる。

  お茶がない我が家にとっては、実に苦しい手だ。しかし、これ以外に案は何もない。手作りスポーツドリンクとかを出すのは、いくら何でも憚られた。

  出したコーヒーは俺のと合わせて二人分。メビオはあまり好きにはならなそうだが、興味はそそられたみたいだ。横からじっと代用コーヒーを覗き込み、俺に尋ねてきた。

 

「ガミオ、なんだこれは? また私の知らないのか?」

 

「飲んでみる?」

 

「うん」

 

  俺の分の代用コーヒーをメビオに渡す。ティーカップを手にした彼女はおずおずとしているが、きっと胸の内はワインの時のように期待で満ち溢れているのだろう。だが、コーヒーはそんなに甘くはない。

  新しくコーヒーを注いでくるついでに、糖の結晶を持ってこよう。こんな事もあろうかと、モーフィングパワーで抽出したものを密かに貯めておいていた。サトウキビを育てた方が一番美味しい砂糖が取れるかもしれないが、それにはまずインドネシア辺りまで行かなければ。育て方を習う必要もある。

  まぁ、サトウキビ入手は現実的ではないな。素直に諦めよう。

  コーヒーと皿盛りした糖をお盆に乗せて、ガリマ姐さんたちの元へ持っていく。すると、そこにはコーヒーを飲む体勢で動きを固めたままの二人の姿があった。

 

「えっと、メビオ? ガリマ姐さん? どうしたの?」

 

「「……苦い」」

 

  そっとティーカップを降ろした後に、そう呟く二人。その顔には、どこか儚しさが宿っていた。メビオはともかく、ガリマ姐さんも素の代用コーヒーは無理だったか……。

 

「すみません。今、角砂糖の代わりを持ってきたので――」

 

  その瞬間、メビオが俺の隣を過ぎ通る。甘味目当てにしては俺の持つお盆にちょっかいを掛けて来なかったので、不思議に感じながらついつい後ろを振り返ってしまう。

  どこからともなく一つの瓶を手にするメビオ。高速で動いたにも関わらず、片手で持ったティーカップの中身は零れていない。そして、その瓶が何であるのか俺が把握すると同時に、メビオは迷わず瓶の口をティーカップへ傾ける。

 

「あっ! バカ! そんなにドバドバ入れちゃ――」

 

  瓶の中身はなけなしの余った蜂蜜だった。メビオの疾さは知っているので、ここで急いで彼女の元に駆け付けても間に合わないだろう。だが、呑気に見過ごす事もできなかった。

  お盆を床に置いてから、メビオの所業を食い止めようと走り出す。メビオが蜂蜜を選んだのは、他の甘味の所在を俺が隠していたせいだ。隠した理由は他愛ない、教える機会がなかっただけ。だからこそ、レア度高めの蜂蜜よりもモーフィングパワーで抽出した糖を彼女に勧めなければ。彼女は蜂蜜の味を占めている。

  あらかたの量を入れたメビオは、そそくさ瓶の蓋を締める。蜂蜜はまだ残っているようだった。これに俺は胸を撫で下ろし、迂闊にも気を緩めてしまう。コーヒー一杯で僅かな蜂蜜が全損せずに済む、と。

  そのため、メビオが突如としてモノを放り投げる動作をした時は何が何だかわからなかった。目で追うのが精一杯だった。それは俺の頭上を通り越して、ガリマ姐さんの手に渡って行く。

 

「それ甘いぞ、ガリマ!」

 

「っ! ならば……」

 

「蜂蜜ぅ!?」

 

  間髪入れずに転進するものの、時既に遅く。淡々と、しかしどこか嬉しげに蜂蜜を代用コーヒーに注ぐガリマ姐さんを視界の中に収めるや否や、俺は力なく床に膝をついた。

  恐らく空となった瓶に手をかざすが、消費された蜂蜜はもう戻らない。決死の思いで蜂の大群と戦った過去の記憶が甦る。

  まさか、甘い物でメビオとガリマ姐さんがここまで同調するなんて。ある意味、手のひら返しの激しいメビオには、涙を禁じ得ない。

 

「「……美味い」」

 

  蜂蜜を足したコーヒーをそっと飲んだ二人は、まったりとした雰囲気に包まれながら静かにそう言う。ここは彼女たちの舌に合って良かったと思うべきなのだろうが、複雑な気分だった。

 

 

  蜂蜜を回収したのは、家の近くに巣が出来たのを駆除した時だ。その日はまだメビオもザクⅡもいなくて、蜂の相手は全て自分一人でやらなければなかった。周りに味方はおらず、負けた先に待つのは蜂毒による死。実質、たった一人の最終決戦と呼べよう。

  以下、蜂の言葉をアテレコして回想します。

 

「良いスズメバチは死んだスズメバチだけだぁ!!」

 

「「はい! 良いスズメバチは死んだスズメバチだけであります!」」

 

「いやぁぁぁ!? 蜂がいるぅぅぅ!?」

 

  蜂の巣駆除の苦労はとてつもなかった。急拵えの防護服で挑み、徹底的に安全性を図ったチキン戦術で一匹ずつ丁寧に数を減らす。それと同時に、俺の神経も磨り減らされる。

  ミツバチなら駆除しなくても平気だと? その考えは甘すぎる。光あるところに闇があるように、ミツバチあるところに天敵あり。ミツバチを放置なんてしてしまえば、奴らの天敵であるスズメバチたちを引き寄せる事になる。どのみち、蜂の駆除は回避できなかった。

 

「ミツバチにジェットストリームアタックを掛けるぞ!」

 

「見せてもらおうか、ミツバチの団結力とやらを」

 

「ミツバチとは違うのだよ、ミツバチとはぁ!」

 

「流石はスズメバチだ! なんともないぜ!」

 

「見せてやるよ、真紅の稲妻の真骨頂ってやつを」

 

「「女王様と巣はこのミツバチRXが守る!!」」

 

「ミツバチの蜂球に囲まれました! 離脱できません! 助けて下さい、シャア少佐!!」

 

「ウラガン、キシリア様に蜂蜜を渡してくれ。あれは、良いものだ――!?」

 

「出してぇぇ!! ここから出してぇぇ!!」

 

 

「やめてぇ!? スズメバチの乱入やめてぇ!? やめろぉ!!」

 

  漁夫の利を狙うが如く、複数のスズメバチが俺たちを襲う。相手がミツバチだけなら比較的簡単に対処できるのだが、スズメバチとなると戦闘力は段違いだ。この時の俺は生きた心地がしなかった。

  それでも、蜂たちを殲滅せんと気張って立ち向かう。最も優先したのは、前線に出ている少数のスズメバチだ。まずはコイツらを片付けて、ミツバチの巣を滅ぼす。

  そして、後顧の憂いを断つためにもスズメバチの巣の特定に乗り出す。今度は徹底的に装備を固めてから出陣した。

 

「ガイドビーコンなんか出すんじゃないよ! やられたいのかい!?」

 

「見つけた! スズメバチの巣ぅ!」

 

  かくして、ポケットの中に収まる程度の小さな激闘は終わった。捕まえた蜂はなんやかんや調理して食べたが、労力を考慮するとこんな風に蜂蜜をいとも容易く使いきるなんて、割りに合わなすぎた。

  故に、大事に使っていきたいという俺の思いが、例え不慮の事故でも無下にされたせいで悲しくなってくる。自分もコーヒーを飲む気が失せてくる。この場違いな空間から出ていきたくなる。彼女たちに背を向けて、体育座りをしたくなる。これはショックが大きすぎた。

 

「ガミオ、元気を出せ。ほら、ぎゅっとするから。蜂蜜入れたら美味かったぞ」

 

「別に……また命燃やして採ればいいだけだし……落ち込んでないし……」

 

  コーヒーを一気に飲み干した後、体育座り中の俺にすかさず気づいて慰めてくるメビオ。俺は言葉の上っ面だけでも誤魔化すが、もちろん通用しない。その次に彼女が少しあたふたし始めたのは、後ろから抱き締められていてもわかった。

  本当に心配を掛けたくないのなら、すぐにでも体育座りをやめるべき。ただ、気持ちがどん底にまで沈みきっていたので、立ち直ろうとする気力がイマイチだった。

  あぁ、暖かい……。だけど、この暖かさを持った人が誰かの頑張りを足蹴にする。それがわかるんだよ、特にメビオ。あの蜂蜜が存外すぎた扱いをされて、俺は悲しい。

 

「すまない。今のは流石に厚かましいにも程があったか。蜂蜜とやらの埋め合わせは必ずする。……蜂の蜜?」

 

  傍では、ガリマ姐さんが謝罪の言葉を口にする。しかし、蜂蜜がなんたるかを理解していない様子。蜂蜜を前後に区切ると意味不明に感じるのはわかるよ。

  全面的に悪いのは俺だ。糖の結晶を真っ先に出さなかったから。未だに元気を失っているが、その事を頑張ってガリマ姐さんに告げる。

 

「いえ、全部俺の手落ちですから……ガリマ姐さんは気にしないでください」

 

「そうはいかないだろう。えっと……メビオのようにすれば元気が出るのか?」

 

「みゃ!? ガリマはあっち行け! ガミオは私が慰める!」

 

  手探りで試みようとするガリマ姐さんに、メビオが対抗して俺の身体を強く抱き締める。人間態でもグロンギの怪力はある程度健在なので、身体が締め付けられて痛かった。

 

 

  この後、なんやかんやで一悶着を起こしつつも、事態はやがて収束していった。ガリマ姐さんの訪問にメビオはむすっとしているが、二度目の喧嘩には発展していない。

  また、蜂蜜を使い切ってしまった事でばつが悪いのか、ガリマ姐さんが家事や料理の手伝いを申し出てくれた。ただし、その手つきがやたらぎこちなかったので、俺が教えてガリマ姐さんが学ぶという二度手間になった。

 

「――で、こうなると」

 

「やはりダメか?」

 

「いえ、全然。あっコラ、メビオ。ガリマ姐さんに手を出すんじゃない」

 

  そうして就寝時間。俺は右にメビオ、左にガリマ姐さんに挟まれて、川の字になるようにして寝ていた。ふかふかの布団が欲しいが、現状では藁しか用意できないのが辛い。どうして俺はこうも客人に対する備えができていないんだ。

  改めて寝床の事をガリマ姐さんに聞いた時、野宿と言い出したのはとてつもなく驚いた。その上、端から俺の家に寝泊まりしないで野宿する気満々だったのだから、彼女の思考回路に戦慄してしまう。

  そういう訳で、無理にでも彼女に泊まってくれるように言い留めた。決して邪な気持ちはない。ただ純粋に、ここで素直に追い出してしまう形になるのは悪い気がしたからだ。テントがないこの御時世、せっかく雨風が凌げる場所があるのだから。

  しかし、川の字で寝る事になるのは想定外だった。メビオはいつも通りとして、ガリマ姐さんも添い寝を願うなんて一体誰が予想できよう。

 

「我ながら信じられぬな……。グロンギである私が、今日のようなリントの真似事など……」

 

  ようやくメビオが寝付いた頃、ふとガリマ姐さんが小さな声を漏らす。誰にも聞こえないように喋ったみたいだが、しんと静まったこの場にはよく響く。寝言とは思えなかった。

  まだ起きているのが気になるが、俺はあまり彼女の顔を直視できなかった。ひとたび見てしまえば照れる自信があるので、必死に仰向けの状態を維持する。ここが耐えどころだ。

  ただ、しばらくするとガリマ姐さんから小さく寝息が立つ。先ほどの言葉の真意は、結局わからず終いだった。やがて俺も、まどろみの中に身を委ねる。

 




Q.ガリマ姐さんとメビオがガミオと添い寝した! おのれディケイドぉぉぉ!!

A.俺のターン、ドロー! 魔法カード、『女体化』を発動! フィールド上にいるゴオマを生け贄に捧げ、正真正銘のヒロインへと変身――へ? だめ?
ならば、仮面ライダーアギトより女性型のアンノウンを引っ張って来ましょう。擬人化させて。

スネークロード、アングィス・フェミネウス「呼ばれてきました」

クイーンジャガーロード「いる訳ないもん! こんな女に魅力を感じる男なんていないもん!」

ビーロード、アピス・メリトゥス「もー、いつまで寝てるのー? もう朝だよ、起きなさーい!」

……よし、イケるな!



Q.その頃のプリキュアの妖精として生まれ変わったジャモルとガーゲの行方は?

A.

ジャモル「かわルンルン♪」

ガーゲ「プフッ!」

ジャモル「……今、俺を笑ったな? 上等だ、表に出ろ」

ガーゲ「受けて立とう」


・妖精ジャモル ♀
悲しめばいいのか笑えばいいのかわからないが、プリキュアの変身アイテムになれる。最近になって人助けにホワホワを見いだし、初めて知った人の愛と平和、絆と正義の為に今日も戦う。二頭身の妖精の癖して、肉弾戦がやたら強い。


・妖精ガーゲ (キュアリザード) ♀
先輩妖精からプリキュアになれと命令された哀れな奴。最初は渋っていたが、やがて人助けにホワホワを見いだし、初めて知った人の愛と平和、絆と正義の為に今日も戦う。きっかけは次のような感じ。

~ある日の悪夢~

ガミオ「ガーゲ……勝負は今までだ。すでに話してもいいだろう。あなたも愛を捨ててはいない。その心に刻みました、愛!」

ガーゲ「話せない! それだけは死んでも話せない! 愛を帯びるなど、グロンギの魂を失っていない俺には恥辱! 俺はメ・ガーゲ・レ! 死にも自慢がある! ……ええい、口調が毒された!」

<魚ぁ! 表示ぃ! 世紀末敗者『私ゲージRE』ウイ死んだ形を~!! ……しまったぁぁぁ!?


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。