他の小説をお待ちになってる方はすいませんがしばらくはこちらの執筆に取り掛かるのであと一ヶ月はお待ちください。
それでは早速どうぞ!
頭の半分程を覆うヘルメットを被った旅人が1台のモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)で走っている。
その旅人は、10を半分と少し過ぎた程度の男だった。
「なぁ、ハープ。次の国までどのくらいかなぁ」
ハープと呼ばれたモトラドは、
「あと半日ぐらいあれば着くと思うよ、セレス」
と10歳ほどの少女のような声で答え
「そうか」
セレスと呼ばれた男はそう返した。
セレスは腰に自身が『ホルン』と呼ぶハンド・パースエイダー(注・パースエイダーは銃器。この場合は拳銃)が吊り下げられ、ハープの前輪の横についてるパースエイダー入れには『オーボエ』と呼ぶライフルタイプの、パースエイダーが入っていた。
「ねぇ、セレス。あとどのくらい旅を続けるの?」
「もちろんブロッサ、あぁ本名はブロッサム。今はフォトと呼ばれてるらしいがあいつを見つけるまでは俺は旅を続けるし。そいつがもし何処かの国に定住しているならその国に一緒に住むことも考えてるさ。もちろんあいつが結婚してなければな」
「ふ〜ん」
「そろそろ見えてきたよ」
「ん〜、あ確かに。でも結構時間かかりそうだね」
「そろそろ日も落ちるし、今日は野宿しようか」
「私はどうせテントのロープになるんだろうけどね」
「頑張れ」
「……」
ーー
「ねぇセレス、雨降ってきたんだけど。」
「あれ、本当に?勘が弱ったな〜」
「どうする。一日降りそうだけど」
「ん〜、とりあえず一眠りしてから考えるよ」
「はあ、おやすみ」
「ああ」
ーー
小鳥のさえずる声が聴こえる。あれから少し経ったほどだが日が昇り、ハープの言う事が外れたようだ。
「おはよう、ハープ」
そう言いながらセレスはテントの外にで出来た。
「おはよう、セレス」
「うん絶好の天気だ。よしハープ出発するよ」
「ほいほーい」
そうして僕らは目の前に見える国へ目指して車を走らせようとしたときだった。
「少年今からどちらへ?」
と、ちょっとぼろっちい警察のような服を着ている人が近づきながら言ってきた。
「僕ですか?あそこに見える国へですよ」
「そうか、あの国に…」
「どうされたのですか?」
ハープが聞いた。
「いや何、私はあの国から逃げてきたのさ。見たらわかると思うが警察だった」
「ほう」
「だがな、あの国の環境にはもううんざりしてきたんだ」
「どんな国なんですか?」
「あぁ、あの国はな……」
そこからはあの国の酷い有様を僕たちは一心になって聞いていた。
なぜなら僕の生まれた国とどこか似たようなものを感じたからだ。
ちょうどいい次の話は僕の生まれた国の話をしよう。
はいと言うわけで次話はいきなり過去編に飛び込みます。
また原作に登場してるキャラに名前をつけてあげたりしています。
ちなみに国はなんて名前か知りませんが後のフォトの生まれた場所ですので時雨沢ファンはぜひお待ちを!