隠し扉の先は前までの通路と同じく金属むき出しの通路。けど幅が狭い一本道。向こうから人が来たらすれ違い出来ないね。
通路の電灯は点いていて、それがアイエフさんがスイッチを切り替えたからなのか、リンダが点けたのかは分からないけど、おかげでその通路がそれほど長くないことは分かった。
通路を出ると、少し広い空間に出た。下へ下りる階段があるだけの空間。他に道はなく、リンダはこの下へ行ったのだと思う。
先頭はネプギア、後ろは私の順番で降りていく。会話はない。というか音を出さないように慎重になっている。
慎重に、ネプギアが前方に注意しながら下りていくと、私達はさっきまでのドームのように広い空間とは違う、弱い光で照らされた薄暗い空間に出た。ドームのような空間は岩肌むき出しの空間だったけど、ここは違う。何らかの物体が入っているのだろう大きなタンク。あちこちに張り巡らされた管に、どこに繋がってるのか分からないコード。そして中身が見れるよう全面がガラス張りのポッドがいくつも。タンクから伸びている管はいくつかに分かれポッドの上部へ繋がっている。今は空のそこには、管から注入された何らかの液体で満たされていたのだろう。ポッドの底には成分がよく分からない色のついた液体が僅かに残されていた。
この施設の情報をジンさんは知っているのだろうか。それは分からないが、後で施設の写真を撮り、この施設の存在を報告しなければ。…そうすれば任務外の行動について咎められないよね……? それにまあ、捕まえれば任務内の行動になるし……追うのは変わらず任務外の行動だけど。
けどそう考えるのも、証拠写真を撮るのもまた後。今は陰に隠れて、この扉の向こうにいる人達の会話を聞き逃さないようにしないと。
声から察するにリンダと前に会ったネズミのモンスター…名前は確かワレチューだっけ。それと男の人の声が聞こえるけど……
「それで失敗したっちゅか? 相変わらず下っ端は使えないっちゅ」
「うるせえ! テメエまで下っ端って呼ぶんじゃねえ!」
「うるさいっちゅ。下っ端は下っ端で十分っちゅ」
「このネズミ野郎……!」
「まぁまぁ、お二人とも落ち着いて。いいではありませんか。彼女が頑張ってくれたおかげで、我々は円滑に事を進めることができたのですから」
「そうっちゅね。女神共を引き付けたのはごくろうさまっちゅ」
「上から目線に、この……!」
「まぁまぁ落ち着いて。さて…えー、下っ端さん?」
「だからリンダだっつーの!」
「そうですか。それで下っ端さん、例のブツは持ってこれたのですね?」
「…チッ。ああ持ってきてやったぜ。ほらよ」
「それは、まさかマナメダル!? なぜあなたのような方がそれを持っているのですか!」
えっ!? なんでゲイムキャラが持っているはずの物をリンダが!? それに今の声…反応からしてまさか……
「へっ、わざわざガラじゃネェ変装までして手に入れてきたんだ。しかしまぁ教会にあったおかげで探す手間が省けてよかったぜ」
「ありがとうございます、お疲れさまでした、下っ端さん。さてネズミさん、そのゲイムキャラをここへ」
「はいっちゅ」
「やめてください! あなた方は私をどうするつもりですか!?」
「どうするって、決まっているでしょう? 私は研究者。ならばやることはただ一つ。実験ですよ」
「実験って、何をするんですか!?」
「それはすぐに身をもって体験するでしょう。なにせ、あなたはその実験のパーツの一つなのですから」
「っ!?」
「さあ、仕上げに取り掛かり──」
研究者と名乗る男性の言葉は途中で途切れた。これ以上はまずいと私とネプギアが扉をぶち破ったから。
「そこまでです! 全員両手を上げてください!」
「なぁっ、女神!?」
「ちゅっ!? 下っ端がつけられてたっちゅか!?」
リンダとネズミは突然現れた私達に驚いた。が、研究者は至って冷静だった。
「む? おや、これはこれはプラネテューヌの女神候補生ではありませんか。そちらの方は存じ上げませんが、あなたのことは大変よく存じておりますよ」
「それはいいので、大人しく命令に従ってください」
「おやおや、それは嫌ですねぇ。これより行われる実験の後ではダメでしょうか?」
「ダメに決まってるじゃないですか。今すぐ両手を上げてください。でなければ……」
「でなければ、何を? よもや女神候補生ともあろうお方が、か弱き一般人に暴力を振るうと? おぉ、それはとても恐ろしい」
か弱きはともかく、一般人ってどの口が言うんだか……
「ではこちらはそれ相応に抵抗させていただきましょう。──リンダさん、ワレチューさん。お二人とも、今しばらくの間彼女達のお相手をよろしくお願い致します」
「チッ。テメェはいけ好かネェがマジック様の命令だからな。おいネズミ!」
「ちゅ。この実験が成功すればすぐに世界はおいら達のものっちゅ。その邪魔をさせるわけにはいかないっちゅ!」
「そんなことはさせません! 世界の…ゲイムギョウ界の平和は、私が守ります!」
「なんだかよく分からないけど、とにかく実験とやらを止めればいいんだよね。ならここは全力で止めさせてもらうよ!」
本当に何が何だか分からない。私が知らないところでゲイムキャラは捕まってるし、マナメダルはゲイムキャラじゃなくて教会にあったっぽいし、それをどういう手段でかリンダは盗んでるし、それらを実験に使うってあの見た目がまさにがりがりの研究者は言ってるし、よく分からない装置にマナメダルとゲイムキャラがセットされてるし。
…うん。本当によく分からないけど、とりあえず私達の勝利条件は実験の阻止だ。
よし、行くよ、相棒!
『Yes,My Master.』
こちらの勝利条件は実験の阻止。対する向こうは時間稼ぎにより実験を実行させること。
どれだけの時間がこちらにあったのかは分からない。既にキーアイテムらしき二つはセットされていたし、後は何をして、何が必要だったかなんて分からなかったから。
ただ研究者は「仕上げ」と言っていたからそれほど時間がないことは分かっていた。分かっていて、それがワレチューの言うように本当にすぐに世界を支配できるほどのものだとしたら、絶対に阻止しなければならなかった。その焦りがあった。
焦りながら必死に二人と戦ったけど…予想外に二人は強かった。以前倒せたのが嘘のようだった。月光剣が言うには、二人からはいつもとは別の力を感じるからパワーアップアイテムを使ったんじゃないかって。それを知ったところで今の私達の全力で戦うしかないんだけどね。
勿論ネプギアだって出し惜しみなく女神化して戦ったけど、場所が悪く、その機動力を活かせずもどかしそうにしていた。
二人で幾度も実験を阻止しようとしても、リンダかネズミか、はたまた二人がそれを阻む。
それを何度も繰り返しているうちに、何かの操作をしていた研究者は白衣のポケットから取り出した
『──マスター!!』
「うん!!」
月光剣の焦ったように呼ぶ声に、瞬時に何をすればいいのか判断し、足に力を入れ、跳ねるように体当たりをしようとする。
が、それをリンダとネズミに身体を張って阻まれて、ネプギアの手も届かなくて。
「ハハハッ! 無駄でしたねぇ、女神サマ! これで実験に必要な全てのパーツは揃い、全ての力がヤツに取り込まれた!! ゲイムキャラの力も! マナメダルの魔力も! シェアクリスタルも! 全て!!」
「やっぱり…でもどうしてシェアクリスタルが……!」
「不思議でしょう。本来あなた方にしか精製出来ないシェアクリスタルが、何故我々の手にあるのか! それはズバリ、我々が研究者であり、幸運の持ち主だからですよ!!」
いや答えになってない。
というかあの虹色の石がシェアクリスタルなんだ……
…あれ? これって結構まずくね? あの管がどこに繋がってるのか分からないけど、取り込まれたって……
『まずいとかのレベルではありません。今のシェアクリスタルは──』
言葉は途切れた。立っていられないほどの地震と、周りの声が聞こえなくなるほど大きな地鳴りが私達を襲ったからだ。
「な、なにが起きて……!?」
「ハハハッ! 分かりませんか? 分かりませんよねぇ! そんな女神サマにこの私が教えてあげましょう! 目覚めるのですよ。我々が捕獲し、力を与えた最強のモンスター! …になる予定の実験体が」
最後は小声でボソッと言った研究者だけど、バッチリ私の耳には入ってる。
捕獲。モンスター。実験体。
全て聞こえた。知りたかった事実。聞きたくなかった現実が、真実だったと裏付ける言葉が。
「っ……」
『マスター……』
否定したかった思考が現実だった。そのショックは大きいし、今もその被害を受けているモンスターがいて、しかも目の前にいて、止められなかった。止めてあげることができなかった。その事実が一番大きかった。
何が手が届く範囲なら助けたいだ。手が届く場所にいても助けられなかったじゃないか。
出来る範囲ってなんだ。この程度も出来なかったじゃないか。
たった一体さえ助けられないんじゃ、皆の場所を守ることだって……!
──ァアアアアアァァァ────!!
「くぅッ……!」
「ユエさん…?」
「ぐっ……ァ……!」
痛い痛い痛い痛い!!
何だこれ…! 頭が…割れる…! 違う…なに…分からない……!
まるで色んな痛覚が一気に押し付けられたようで、脳が混乱する。
私が今何をしているのか、何をしていたのか。ここはどこで、私は誰なのか。
それさえ分からなくなってしまうほどの情報量に、脳が焼ききれそうだった。
「どうかしましたか!? ユエさん! ユエさん!!」
「ィッ…グ…ゥゥ……!」
「おや? おやおや? 何故そちらの方は苦しんでおられるので? まさか、実験体の能力によるもの? しかし我々には影響など出ていない…ふぅむ。これはとても興味がそそられますねぇ…」
「そんなこと言ってる場合じゃネェよ! 振動のネェ今のうちにずらかるぞ!」
「そうっちゅ! このままじゃおいら達全員下敷きっちゅ!」
「ふむ…確かに、ここはそれほど強く作られているわけではありませんからねぇ…それに実験体は地上へ出たようですし。では女神サマと名の知れぬお方、私どもはこれで」
「あっ、ま、待ってください!」
「待てって言われて待つバカがいるかよ!」
「くっ…でもユエさんが……!」
「ッ…だい、じょうぶ、だか、ら…おいかけ、て……!」
体のどこにも異常が無いはずなのに痛覚だけは強くも弱くもならずに続いていて、けれど少しずつ慣れてきて、ようやく少しずつ周りが見えてきて彼らが逃げるのが分かって、叫んででも痛みを和らげたい衝動を噛み殺し、ネプギアにそう言った。
けどネプギアは「…ダメです。ユエさんを放っておけません!」ってうまく動けない私を背負い、脱出しようとする。
ダメだ。今逃したら、また奴らはモンスターという生命を弄ぶ。…ううん、それだけじゃない。もしかしたら同族さえも実験対象にするかもしれない。絶対に阻止しなきゃならない。
けどもし私がネプギアの立場だったら。そう考えたらネプギアの判断も否定できなくて、体がうまく動かないという意味でも拒めなくて。
私達は元来た道を戻る。まだ上に皆さんがいるかもしれないから、とネプギアが言ったから。
急いで上の空間に戻ると、そこにはまだ皆さんがいて、混乱している皆さんが説明を求めようとするけど、ネプギアが崩れるかもしれないから地上へ、と言うとすぐにコンパさんが弱って思うように歩けないチカさんを背負い、アイエフさんを先頭に、あの迷路のような通路を走る。
どうやら道順をすべて覚えているのか、何か目印を付けていたのか、矢の目印に気付いたのか、その足は迷うことなく進み、私達は全員地上へと脱出することができた。
そしてすぐに何が起きたのか確認しようと皆さんが洞窟の方を見て──目を見開き、後ずさりした。
何かを見た。そう気づいて私も顔を上げ皆さんが見ている方向…空を見上げて、皆さんと同様に驚いた。
あまりにも大きな翼を持った黒いモンスターが、そこにいたから。
逆光で最初は黒いシルエットしか見えなくて、けれど大きく広げたその翼から一瞬鳥系のモンスターかと思ったが…すぐに自分の目を疑った。
皆さんもそれぞれ目の前の存在の姿を疑い、疑問を口にした。
この場にいる誰もが、その異質な姿に、本当にそれはこの世に存在しているモンスターなのかと疑っていた。
その翼は大きさこそ見たことがない程大きいものの、鳥系モンスターと同じ。けどその頭は獣系のフェンリル種のようで、足はまるで昆虫系モンスターの足のように何本もあり、腕はドラゴン種のような鋭い爪を持っている。胴体はリザード種のようだった。
色も部位によって違っていた。全体的に黒いモンスターではあるものの、それぞれに別の色があり、まるで全ての部位が別のところから持ってきて繋げたような、ちくはぐな姿をしていた。
そこでようやく私は研究者の言っていた実験というのが何なのか、察してしまった。
“力を与えた最強のモンスター”。それは、モンスターの各部位を切り取り継ぎ合わせた
「────!」
「くっ…! なんて声量……!」
「耳が、破けそうですぅ……!」
その口から出た雄叫びはフェンリル系のもののように聞こえた。けど冷静に聞けば他の声も混ざっているように聞こえた。
ひとしきり鳴いた後、その鋭い眼が私達を捉える。
その鋭い瞳とお面越しに目が合った。
──「イタイ」──
「…え」
──「イタイ。クルシイ」──
「…声……?」
「ユエさん? どうかしましたか?」
「今、声が聞こえなかった?」
「声ですか? いえ、聞こえてませんが……」
そう言うネプギアは当然嘘なんて吐いてるわけなくて、けど確かに聞こえた。
声。感情を言葉にしただけの、耳を通して聞こえたものじゃない声。
それが誰の声なのか、何故か私はそれが分かっていた。
気付けば痛みは消えていて、代わりに押し付けられたのは怒りや悲しみといった負の感情。
自分のじゃない、誰かの感情。
それが目の前のモンスターの感情であることを、私の中の本能のような部分で感じ取った。
これらをどうして私が分かるのか、聞けるのか。そんなの分からないけど、けどそれらの声…想いや感情が本当で本物で確かで。それだけははっきりと分かる。
はっきりと分かってしまったから。
「…ごめん。下りるよ」
「あ、いえ。…もう大丈夫ですか?」
「うん。心配かけてごめんね」
「いえ。当然の事ですから」
心配するのは当然。だって傷付いて欲しくないから。傷付いたら悲しいから。
ネプギアからしたら初対面も同然の相手なのに、そう言ってくれる辺り、とても優しい心を持っているのだと改めて感じる。
それと同時に騙し続けているようで罪悪感を感じてしまう。あぁ何故あのときさっさとフードとお面を取ってしまわなかったのか。ジンさんの気持ちをないがしろにしちゃダメなのと、これらを取らないことも任務のうちとも思えるからそれで後悔と罪悪感を誤魔化しておくしかない。
とりあえずこのモンスターを何とかしてから自分がルナであることを言うか悩もう。今はもっと別の優先すべき悩みがあるのだから。
そう、このモンスターをどうするか。
彼から感じる負の感情は強い。それが何故なのか、想像したくはないが、予想できてしまう。そしてそれらの感情が、複数分であることも感じた。
あの体を作り上げるのに犠牲となったモンスター全員の感情なのだろう。全員が、強い負の感情を持ったまま犠牲となった。
怨念とも呼べるそれは強い感情が故に強い力を彼に与えているらしい。さきほどからずっと強い負の力を感じ取っていて、それはネプギア達も感じているらしい。とても恐ろしいものを見ている、けど臆さないよう自分を奮い立たせているように見える。
そんな目で見ないであげて欲しい。彼だってあんな姿になりたくて、あんな力が欲しくてああなったんじゃないんだ。
そう言いたくても言えない。ネプギア達にとっては、相手は正体不明のモンスターであることに変わりはないのだから。
実験に使われた可哀想なモンスターだ。そう言って、皆も分かってくれて、それで? それでどうする。分かってくれたところで、このモンスターが人にとって害無き存在なわけではない。むしろ力がある分、危険度は高い。その力を人に向けられれば、多くの人が傷つき、最悪の場合死者が出る。
ただの可能性でしかない。こんなの、前科を持つ人がまた犯罪を犯すかもしれないと思っているのと同じだ。
けど…人を憎む気持ちを持つモンスターを放っておけば、いずれ人を傷つける。そうじゃなくてもこんな街に近い場所にいるモンスターは撃退か討伐対象となる。
それが今の世の
彼の事情は言わない。所詮確証を得たものなどではないし、何よりそのことを伝えて彼女達の手が鈍って、その結果この場の誰かが傷つくよりはいい。事情を知らないまま倒す方が彼女達の心境的にもいいはずだ。
ただ不気味なモンスターを倒した。それだけでいい。
「ネプギア、まだ戦えるよね」
「はい! もちろんです!」
「ならアレを倒すよ。お二人は教祖様の護衛をお願いします」
「わかったです!」
「…いえ、私も戦うわ。教祖様にはコンパがいれば十分よね」
「あいちゃん…もちろんです! しっかりお守りするです!」
「アタクシは教会に連絡して援軍を手配するわ。それまでしっかり持ち堪えなさい」
「…はい」
教会からの援軍って、多分国軍だよね。軍が来ると私の出番が無くなるんだけど…ほら、軍って遠距離型の攻撃ばかりだから。
まあ大きな怪獣相手に軍の兵器をって割と定番な展開かな。…あ、それだと兵器が効かないという展開にも……
ね、ネプギアがいるから大丈夫だよね、うん!
「そうだ。コンパさん、ユニちゃんとロムちゃんラムちゃんに連絡してもらえますか? もしかしたらユニちゃん達の力も必要かもしれないので」
「わかったです。すぐに連絡するです」
…え、まって。
「ロムとラムもこっちにいるの?」
「はい。二人とも今はリーンボックスに…ってあれ? ユエさんは二人と知り合いなんですか?」
「あっいや…その…二人は女神候補生だから……」
「そういうことでしたか」
危ない危ない。つい素で訊いちゃった。まあでも誤魔化せたよね……?
でもネプギアがユニ達を呼ぶなら……
「教祖様、こちらからも連絡していただきたい人物がいるのですが」
「アタクシに? いいわ、言ってみなさい」
「はい。ギルドマスター宛てにこうお伝えください。「任務失敗及び緊急事態発生」と」
「…ギルドマスターに? あなた、ジンが雇った冒険者なの?」
「まあそんなとこです。あ、私のことはローブ羽織ったやつとでも言ってくれればきっと伝わります」
「…わかったわ。伝えておくわね」
「お願いします」
さて、じゃあ……
「大人しく待っててくれた君に感謝を。そして申し訳ないけど…倒させてもらうね」
「絶対にここから先へは行かせませんから。覚悟してください!」
「────!」
それはまるで私達の敵意に応えるように、彼もまたこちらへの殺意を表す。
それが開戦の合図となった。
後書き~
ずっと出してみたかったやつがようやく出せました。
出してみたかっただけで戦闘シーンを書く気はゼロでした。次回どうしよう…そろそろ例の技を出してみたいのですが、そのためには戦闘シーンを書く必要がありまして……
例の技を出したい!そしてやりたいからってやったことをちょっとだけ後悔してる人がここにいます!そう、私です!(魔女の旅々風)
そんなこんなで次回下手くそな戦闘シーンがあったとしても目を瞑ってくれると嬉しいです。
ではまた次回もゆったりしていただけますように。
See you Next time.