小さなアイドルの歌   作:s@tou

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サブタイトルは適当です。

出番の大人しいキャラがいますが、後々に表に出す予定ですので安心してください。
後、今回は試験的に別キャラ視点を書いてます。


4/8 UA3000越えありがとうございます!こんな駄作ですが、面白いと思っていただけているなら幸いです。是非、これからも楽しんでください!

6/2大幅リニューアル


嵐の前の静けさと、言っておこう。

学校で出会ったアイドル達が引き起こした『蒼井家お泊り会』の決定から数日。

我が心には『困惑』『期待』『不安』の三つを生み出し混沌を極めていた。

 

 

このーままーーあるきつづけーてるー♪

 

 

「って事、分かった?」

 

『いや、まるで分からん。なんだその歌は』

 

時刻は既に9時を回っている。

俺は自分の部屋で一人電話をしていた。

 

「要するに、あいつらは今日からしばらく家にいるって事だ」

 

『最初からそう言え、馬鹿者。まぁ、泊まる事に関してあれこれ言うつもりはない。強いて言うなら、キズモノにはしてくれるなよ』

 

「当たり前だろうが。って、胸を張っては言えねぇけどな」

 

『自分の欲望に忠実なやつだな。まぁ、この事についてはあまり詳しく詮索はしないでおこう』

 

しねぇのかよ。

ってか止めろよ。

 

「で?今回の電話してきた要件は?」

 

『うむ。拓斗、明日暇だろう?』

 

「まぁな。なんで?」

 

『事務所まで来い』

 

「・・・はぁ!?ちょっ、どういうことだよ!」

 

仕事には真面目なこの人がこんな事を言い出すとは・・・思わず叫んじまった。

 

『詳しくはまた明日、朝早くに連絡する。私も今仕事が残っているのでな。ではな』

 

「おい、待t・・・切りやがった。何なんだよ」

 

せめて詳細は教えて欲しいもんだ。

あと、まだ仕事してんのか。いい加減体壊しそうだ。

ベットに倒れ込んで、通話を切られたスマホを見る。

 

 

スマホの着信履歴には『美城の叔母さん』と書かれていた。

 

 

 

ちなみに、なんで俺が一人自分の部屋にいるかというと、ついさっきリビングを追い出された。なんでも女子トークとかなんとかをするかららしい。まぁ、布団は敷いてあるから別に良いんだけど。

 

・・・あ、喉渇いたらどうしよ。

 

 

~~~~<その頃、リビングでは>~~~~

 

「ねぇ、拓斗の声がしなかった?」

 

「気のせいじゃねぇか?」

 

「いえ、今のは私にも聞こえました。どうしたんでしょう?」

 

「ありすもかよ。どうせ、ゲームでもやってミスったんじゃねぇの?」

 

私達は今、拓斗さんの家のリビングに集まってパジャマパーティーをしてますわ。

リビングには6つの布団が敷かれていて私達はそれぞれの布団に寝転んで話をしていますの。

最も、拓斗さんには自分の部屋に戻っているようにお願いしました。いくら拓斗さんとはいえ、一緒にはできませんわ。

 

「さ、じゃあ早速だけどガールズトークするわよ!」

 

「ガールズトークって、何すんだよ」

 

「そりゃあ、恋バナとか・・・」

 

「・・・それ、このメンバーで聞いて楽しいですか?」

 

「分かりきってますわね」

 

「じゃあじゃあ!みんながどうやって拓斗君を好きになったのかっていうのはどう?」

 

「あら、いいんじゃない?気になってはいたし」

 

「えぇ。皆さんの拓斗さんとの出会い。気になりますわね」

 

「それ、オレも話さなきゃいけないのか?」

 

「当たり前です」

 

「マジか・・・」

 

「どうするの?順番とか。やっぱり、一番最初にあった順?」

 

「っていうことは、私からだね!」

 

ふふっ、今夜は楽しくなりそうですわね。

 

 

~~~~<しばらく経ってから、拓斗の部屋>~~~~

 

「んぁ・・・、いつの間にか寝てたのか・・・」

 

そうか、俺、電話の後、本を読んでて寝落ちたんだな。

時間は・・・12時か。

あいつらはまだ起きてんのか?

半分寝てる頭で足を動かしてリビングへと向かう。

あれ、リビングが明るい?

 

「おーい、お前ら、早くねr・・・ってなんだ寝てんのか」

 

しかも布団も被らずに。寝落ちしたか?

 

「・・・しかし、気持ちよさそうに寝てんな・・・ねむてぇ・・・」

 

あー、体の力が抜ける・・・。

桃華と梨沙の間・・・いい匂いすんな・・・。

 

・・・いしきがぁ・・・

 

 

~~~~<更にしばらく経ってリビング>~~~~

 

「あれ、私寝てたの・・・ん?」

 

いつの間にか寝てたみたい。

布団も被らず、風邪ひいちゃうわね。

・・・なんでこいつは私の隣で寝てるのよ。

あんた自分の部屋に戻ったんじゃなかったの?

それに・・・

 

「桃華は拓斗の頬に口を付けて何してるの?」

 

髪を掻き上げて目を閉じて横を向いて寝てる拓斗の頬に口を付けて嬉しそうにしてる友達が、そこにいた。

 

「・・・あら、梨沙さん。起きてましたのね」

 

「いや、何もなかったようにしてもばっちり見えてたから」

 

冷静にしてるけど、顔赤いの分かってるわよ。

 

「そ、そんな事より早く皆さんに布団を掛けてあげましょう」

 

「はいはい、桃華はありすと千枝をお願いね」

 

そういって、まずは晴を動かす・・・前にいつの間にか乱入していたこのバカを端っこに追いやる。

しかし晴はやっぱり軽いわね、いつも動いてるくせに食べないから?

みりあは・・・あれ?どこ行った?

 

「って、なんでそっちにいるのよ」

 

何故か端っこに追いやった拓斗に抱き着いていた。

しかも胸元に顔を抱いて。

あれ、拓斗は苦しくないのかしら。っていうか、やっぱりみりあの大きいわね・・・。

 

「桃華、終わったらちょっとこっち来て手伝ってくれない?」

 

「どうしたんですn・・・あら」

 

「そういうことよ。ほら、そっち持って」

 

やっぱり二人分は重いわね。

って、拓斗は半袖半ズボンで寒くないのかしら?

・・・拓斗って意外といい体して・・・

 

「梨沙さん、何を見てますの?」

 

「な、なんでもないわ!」

 

桃華の声で我に返って二人を下ろして布団をかぶせる。

正直、みりあが独り占めしてるみたいで心の中がモヤモヤするけど、今さらこんな事を表に出すような仲じゃないわね。

 

「そうですの?」

 

「そうよ。さぁ、早く私達も寝るわよ」

 

私はさっさと部屋の電気を消して自分の布団に入る。

そういえばこの布団、この家の物なのよね。

・・・あいつの匂いがする。

 

すごく、落ち着くわ。

 

 

 

~~~~<早朝>~~~~

 

えーっと、これはどういう状況かな?

目の前は真っ暗、でもって凄く温かく、何かに抱きしめられているようだ。

でもって俺の目の前にある、この柔らかいのは一体?

何とか自由になってる片手でそれに触れてみる。

 

「んっ・・・」

 

なんか、色っぽい声が?

めっちゃ柔らかいな、これ。

 

・・・あ、今目が覚めた。これ何か分かった。で、誰に抱き着かれているか分かった。

 

「・・・みりあ、ちょっとごめんな」

 

正直、目の前の発育の良いそれにもっと触れていたかったが、朝っぱらからそんな事している訳にもいかないので、包囲網から抜けて辺りを見渡す。

そういや俺、昨日ここに来て寝たんだっけか。

時間は・・・まだ6時か。

 

「ジョギングにでも行くか」

 

体を起こして、ジャージに着替える。

 

 

さーて、今日は波乱の予感がするな。

 

 

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