小さなアイドルの歌   作:s@tou

9 / 13
メインメンバーで、一番難しい事。
・桃華のお嬢様ゼリフ
・同級生に対しての千枝のセリフ、そしてキャラ
・何故か世話焼き幼馴染キャラっぽくなってしまう梨沙

早めに慣れます・・・。


さすがにお泊まり会の二日目は大人しい。

「「御馳走様でした」」

「ごちそーさん」

「「ごちそうさまでした」」

「ごちそうさまですわ」

 

夕食はとても美味しかったです(梨沙特製ハンバーグ)。

 

「お粗末さまでした。みりあ、皿洗い手伝ってくれる?」

 

「はーい」

 

「俺も手伝おうか?」

 

「これくらい私たちがやるわ。あんたはゆっくりしてていわよ」

 

「そうか。じゃ、頼んだ」

 

とは言っても、どうしたもんか・・・。

うーん・・・。

 

「・・・なー、あーりすー。暇だー」

 

って事で、目の前で勉強し始めたありすに当たる。

 

「・・・」

 

「・・・やーっぱお前のほっぺ、もちもちしてんなー」

 

しかもスベスベ。

 

「・・・」

 

「・・・あ、そこの計算間違ってる」

 

数g、算数ですか。ほぉ。

 

「・・・」

 

「・・・やっぱお前の髪って綺麗だよな。さらっさらしてて」

 

触り心地いいなぁ。

 

「だけど、胸までさらっさらなのはどうかとおm「さっきから何してるんですかっ!!」うおっ」

 

黙々と真面目に勉強しているありすを構って、全く動じねぇと思ってたらやっと反応してくれた。

 

「いや、だから暇なんだって」

 

「私は真面目に勉強してるんです!ほっといてください!」

 

「んじゃ真面目な話、そことそこの2問、あと問題集の前ページの数問を間違えてる」

 

「え?そんな筈は・・・本当ですね。答えと違います」

 

「だろ?ちょっと貸してみ」

 

貸してみ、といいながらも強引に鉛筆とノートを取ってヒントを書く。

 

「ほら、やってみ」

 

「・・・なるほど。ありがとうございます」

 

「いいって事よ。そうやって素直にしてりゃあ可愛いのに」

 

「かわっ・・・、っていうか!さっきも何か恥ずかしい事を言ってましたよね!?」

 

「えっ、今更かよ。俺はもう邪魔しねぇから、頑張れよ」

 

「拓斗さんはいいんですか?宿題」

 

「俺は楽勝だからいいんだよ」

 

「・・・それが嘘じゃないのが腹立ちます」

 

って事で、次なるいじり相手、もとい話し相手に向かう。

 

「はぁーるぅー」

 

そう、リビングでテレビを見ながらスマホを弄ってる晴だ。

そんな晴の後ろから腕を回す。

 

「・・・お前、酔ってるのか?」

 

「俺酒飲めねぇ」

 

「飲んだことあんのかよ」

 

「いや、流石にない」

 

まぁ、元々身内で酒を飲む奴いないからな。

この家に酒なんて持ち込まれ・・・いやいたな、一人だけ。ババアが。

 

「んだよそれ」

 

「でも、どうせ飲むなら誰かと飲みてぇ」

 

「なんで」

 

「赤信号、みんなで渡れば怖くないってね」

 

「それ、ダメな奴じゃねぇか」

 

「冗談だ。けど、二十歳になったらこの面子で飲んでみたいってのはあるなぁ」

 

「まだ全然先だろ」

 

「そうだな、これまで生きた分とプラス六年生きなきゃいけねぇな」

 

うわっ本当に長いなー。って言っても、大人にとってはあっという間って言うんだろうな。

って、あれ?なんか晴がセンチメンタルな感じになってる?

 

「・・・なぁ、拓斗。俺達、いつまで一緒にいられんのかな」

 

どうした晴!?言動が変だぞ!?

 

「どうした、お前らしからぬ真面目な発言」

 

「うっせぇ。ただ、中学校は一緒にいられるだろうけど、高校になったらそうもいかねぇだろ。それに、みんないつまでもアイドルって訳でもないだろうし」

 

珍しいな、本当に。こいつが悲しそうな顔でこんな事を言うなんて。

 

「そーだな。馬鹿なお前にしては正しい事を言ってるじゃねぇか」

 

「馬鹿って、お前・・・」

 

「結論から言ってやる。お前らが一緒にいたいと思っている間は絶対に一緒にいられる」

 

「なんでそう言い切れるんだよ」

 

「俺がこの7人を繋いでやるよ。何年だろうが、何十年だろうが、合法違法あらゆる手を使って一緒にいさせてやるよ」

 

「違法はダメだろ。・・・でもなんでだろうな、お前が言うと本当に出来そうなの」

 

まぁ、今回のプロデューサーの件が無くてもアイドルに近づく計画はしてたしな。今回の件は嬉しすぎる誤算だった。

 

「でも、今のセリフ、自分で言って恥ずかしくないのか?」

 

「おー、この真面目な雰囲気でそういう事を言いますかね。まぁ、自分でも何言ってんだろうとは思ってたけど」

 

ちなみに、俺がセリフを言った時リビングにいる他の奴らが反応したのは言うまでもない。

っていうか、お前めっちゃ嬉しそうな顔したよな。可愛いかったです。尚、写真には収めてる。最近はシャッターを無音に出来るんだぜ?(ゲス顔)

 

「ところで、お前ら風呂に入ったのか?」

 

「桃華と拓斗以外は全員入ってるぜ」

 

「あぁ、どうりで晴からいい匂いがするわけだ」

 

「おいっ!嗅ぐなよ!」

 

「晴もちゃんと女の子してるみたいで安心した」

 

「なんなんだよっ!ったく・・・」

 

となれば、風呂にでも入ってくるか。

桃華は・・・電話中だっけ?

って思ったら戻ってきたな。なんか疲れた顔で。

 

「どうした、桃華」

 

「私としては、平然と晴さんに抱きついているあなたに『どうした』と聞きたいですわね。お父様が電話で口うるさくて・・・」

 

あー、あの親父さんかぁ。まぁ、親バカだからなぁ。

 

「ま、そりゃ大事な娘が見知らぬ男の家に泊まりなんて心配にもなるさ」

 

「いえ、そういう事ではなくて」

 

ん、違うのか。

 

「『あの男を逃がすなよ』と」

 

・・・そっちかよ!ってか、アイドルやってる娘に何言ってんだよ。

 

「逃がすつもりなんてないですわ。なのにお父様ったら・・・」

 

「その返答はどうなんだよ。あ、そうだ。お前先に風呂入るか?」

 

「私は後でいいですわ」

 

「そうか、じゃあ俺が先に入ってくる。って、あれ?千枝は?」

 

あいつも親に電話しに部屋を出たはずだ。

 

「千枝さんはまだ電話中ですわ」

 

「ん、了解」

 

さて、脱衣所へと・・・なんで晴は俺が離れようとすると子犬みたい寂しそうにすんの?

 

 

って事で脱衣所に来たはいいものの、そういや俺の前にあいつら入ってるんだよな・・・。

洗濯機に放り込まれてる下着に目が行くのは仕方ない。だって男の子だもん。

・・・あの小学生の範囲にしては明らかにデカいブラは誰のだろうか。まぁいいや。

 

ちなみに、ウチの風呂はあのバカ親のせいでデカい。

まぁ、俺は風呂とか温泉とか好きだからいいんだけども。

あー、しかし疲れた日の風呂は最高だー!

・・・あー。気持ちいい・・・。

仕事でも温泉に合法的に入れんかなぁ?

俺、プロデューサーって事は企画とか持ち込んでもいいんだよな・・・。

温泉企画考えよ。

 

 

風呂から上がった俺は、リビングにて書類を読んでいた。

ちなみに、桃華は風呂入りに行って、梨沙はパパと電話へ、晴はだらけて、ありすは一段落したらしくタブレットを操作している。

 

「ねー、拓斗君。明日はどうするの?」

 

そんな俺の膝に頭を置いて静かにしていたみりあが下から俺を見上げていた。

もぞもぞ動くな。くすぐってぇ。

 

「そーだなー。お前ら、明日は一日中レッスンだろ?」

 

「うん。リトルマーチングバンドガールズのみんなでレッスンだよ」

 

「リトルマーチングバンドガールズ?」

 

なんだそりゃ。

まぁ、名前でなんとなく予想はできるけども。

 

「小学生のマーチングバンドだよ」

 

と、答えたのは背中にもたれかかっている千枝。

いつの間にかいた。

 

「なるほどなぁ」

 

あ、書類に書いてあった。

ふむふむ。なるほど、ロリコン向けなんですね、分かります。

 

「・・・って、みりあ?大丈夫か?」

 

そういやさっきから声が眠そうだなぁとは思ってたけど、もう流石に限界なのかしらんが、めっちゃ眠そうにしてるみりあがいた。

 

「もう9時だな・・・。布団敷くか。みりあ、ちょっと動くぞ」

 

「私も手伝うね」

 

みりあをゆっくりどかして、千枝と他にリビングでのんびりしていた4人に手伝って貰って、リビングに布団を6枚敷く。

 

「んじゃ、俺は自分の部屋に戻るわ」

 

布団の上でゴロゴロしている5人に言う。

なんか楽しそうだな。

 

「んだよ、一緒に寝りゃあいいだろうが」

 

お前、なんで普通の枕抱いてんだよ。

可愛いから許すけど。

 

「だめよ。これからはガールズトークの時間なんだから」

 

昨日もやってじゃねぇかよ。

・・・やっぱ髪下ろしてお淑やかにしてると、一瞬誰かわからなくなるよな。梨沙って。

 

「いや、お前ら寝ろよ。ってか、みりあが寝てる・・・起きてんじゃねぇか」

 

しかも、少しも眠そうじゃない。

さっきまであんなに眠そうにしてたろ、お前。

 

「さっきは拓斗君の膝枕が気持ちよかったからだよー」

 

俺の膝に、変な成分がある訳ないからな?

 

「そりゃ良かった・・・良かったのか?まぁいいや」

 

ちなみに、ここまで無視していたがありすは既に落ちている。

顔に落書きしてないだけマシだと思え(ありすへの上から目線)。

 

「お風呂上がりましたわ」

 

なんとも言えんタイミングで桃華が帰ってきた。

すっげぇいい匂いするんだけど。シャンプー?それともボディソープ?

 

「んじゃ、マジで俺はもう寝るから。話を盛り上げるのはいいけど、早く寝ろよ。あと、電気はちゃんと消して、ちゃんと布団を被るんだぞ」

 

「母ちゃんか、お前は」

 

「じゃねぇと、また寝に来るぞ」

 

・・・なんでちょっと期待の眼差しを向けるんだよ。真面目な話してるだろうが。

 

「言っとくけど、流石に今日は夜中に目は覚めねぇからな」

 

疲れてるし。

みんなが渋々(なんでだよ)頷くのを見てから、おやすみ、といってリビングを出て自分の部屋に行く。

 

という事で、ここまでの人生で一番なっがい(体感)一日が終わった。

案の定、ベットに寝転んだら直ぐに寝れた。

 

その時、夢の中で芳乃がめっちゃお姉さんしてたのは、本当にただの夢だったのかどうなのか。

明日本人に聞いてみよう。

 




突然だが、この作品を使ってクロスオーバーをしたい。
ってか構想だけは頭にある。

・・・あの天才便利博士を早く出さなければ。



そういえば、安倍菜々さんが七代目シンデレラガールになりましたね。
おめでとうございます。
なんでも『平成最後のシンデレラガール』だとか。
見たとき、思いっきり草を生やしたのは記憶に新しいです。

平成最後のシンデレラガール、つまりは

『平成シンデレラガールFINAL』という訳です。

あれ?なにかに似てますねぇ・・・。


『仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL』


全国のDVD販売店にて好評発売中!!
(これがやりたかった)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。