今回はちょっと長めです
でぁ、第3話・・・どぞ!
※表記をじじいから一刀斎に変えました。
俺はあの後じじいに連れられ家に入ったが、もう大分遅い時間だったため他の人への説明は明日することになった。
一刀斎「今日からここがお前の部屋じゃ、置物を置くなり水着のねーちゃんのポスターを貼るなりすきにせい」
「貼らねーよ、つーか5歳児なんだと思ってんだじじい」
じじいなりのお茶目なのかなんなのかよくわからない言葉を残して部屋を出て行った。
明日はここに住んでいる他の家族への挨拶あるし速く寝よう。
そう思い、目を瞑ってから意識が遠のくまで、そう時間はかからなかった。
★ ★ ★
俺は朝早朝に目が覚めた。壁に掛けてあった時計で時間を確認してみると、今はまだ午前5時を回った頃のようだ。
目覚めがかなりすっきりしている事から、初めてきた家にしては思ったより熟睡していたらしい。自分の事ながら随分と図太い神経をお持ちのようだ。
外の空気を吸おうと襖をあけると、眩しくて目もあけられないほどの光が差し込んできた。
今日もどうやら快晴らしい。ここは緑に囲まれているから、街中なんかよりもよっぽど空気が澄んでるように感じる。
一刀斎「随分と早起きじゃな」
俺が日差しを浴びながら体を伸ばしていると横からじじいに声を掛けられた。
一刀斎「昨日はぐっすりと眠れたかの?」
「おかげ様でな、快眠だ」
一刀斎「しっかし、この朝っぱらから日差し浴びて体を伸ばす5歳児って、似合わんのぉ」
「・・・ほっとけ」
俺の見た目や性格にも大分慣れてきたのか、じじいはそんな軽口を叩きながら俺に向かって『ついてこい』と言い、俺もそれに従って何の用かは知らないがとりあえずついて行くことにした。
じじいに案内された場所、それは道場だった。
中は結構広く綺麗に掃除されてある、誰かが毎日掃除してるみたいだな。
「じじい、こんなところに呼んで何がしてぇんだ?」
一刀斎「なーに、ちっと早朝の運動がてらお前さんがどの程度動けるのか見ようと思っての。安心せい、本気で死合するわけじゃないわい」
「おいおい、動けるったって生まれてこの方武術の稽古なんぞしたことねぇぞ。それに俺は3年後に教えてほしいって言ったはずだろ」
この前言ったとおり3年間は基礎体力作りや体作りに専念、それにこの体のスペックがどの程度のものなのか、それを桃弥は3年間で把握し慣らすつもりでいたのだ。
今一刀斎に稽古をつけられたところで頭に体がついていかない状態なのである。
一刀斎「じゃから安心せいと言うておろう、本格的に教えるのは3年後からじゃ。それに今どの程度動けるのか確認しといたほうが3年後どれだけ成長したのかわかりやすいじゃろ。気軽に朝の運動だとでも思っておけ」
「・・・たしかに一理あるな、まぁ俺も今の自分がどのくらいなのかは把握しときたい、相手をしてくれるってんならありがてぇ」
桃弥の『やるんならさっさとやろうぜ』という言葉に一刀斎もうなずき、両者は中央に向き合うように立った。
一刀斎「好きにかかってきなさい」
そういう一刀斎の構えには桃弥の神スペックの観察眼を持ってしても、隙と言う隙が見つけられなかった。だが、今は別に相手を倒すことが目的ではなく、あくまで自分の力の確認である。なので桃弥はとりあえず真正面から殴りかかることにした。
「ーーーーっらぁ!」
子供にしてはなかなか速い突きが一刀斎の顔を襲うが、それを首を傾げて難なくかわす。
「ーーーハッ!」
それを読んでいた桃弥は一刀斎の顔の横を通過した突き出した手で一刀斎の頭を掴み、そのまま空中で膝蹴りを放った。
だが、5歳とは思えない速さで突き出した蹴りは難なく左手で掴まれ防がれた。
桃弥は一度離脱しようと掴まれた足とは逆の足で一刀斎を踏み台にし、空中で一回転して距離をとった。
「へぇ、体は思った以上に動くし悪くないな」
どうやら5歳児の体でもある程度の動きなら自分で考えてた以上に動くみたいだ。
自分の体を自己確認している桃弥を見ながら一刀斎はため息を吐いた。
一刀斎「まるで喧嘩みたいな戦い方じゃな。…それにしてもなんちゅうバランス感覚と運動神経しとるんじゃ、お主とわしの身長がいったいいくつ離れてるとおもっとる」
桃弥と一刀斎の慎重はざっくり見ても2倍ほどの差がある。つまり桃弥が一刀斎の顔に攻撃するには、自分の体を空中に投げ出さなければならないのである。なのに先ほどの一連動作を初めてでやって見せた桃弥はやはり卓越した身体能力を持っているのだ。
「まっ、それが俺だしな、んじゃあまだまだいくぜ!」
一刀斎「来い」
そういってその後も朝の運動は7時過ぎまで続いた。
今回は色々と酷いです(汗
・一人称から途中で三人称に変わってる。
・戦闘の描写がへたくそ
戦闘本当に難しい・・・