魔法科高校の超能力者 作:クローバー
魔法。
嘗ては空想の産物であり今や科学的に証明された異能、超能力、特殊能力。
だがそんなこと心の底からどうでも良い。如何に
というか俺の力はこの世界においても異常すぎる。
「……
俺の呟きと共に黒い球体が現れる。光すら飲み込むような漆黒のそれにかなり遠いゴミ捨て場に持っていかなきゃならないゴミを放り投げると削り取られる。
これが俺の能力………の、一端。
他にも魔法では不可能とされている瞬間移動や物理法則を無視して物の生成(ちなみこれは後で消える)、身体能力強化に精神干渉、物体透過に日光操作何でもござれだ。
この力ある日事故で頭打って生死の境をさ迷った年から使えた。といっても最初は全然、なんも出来なかったが。とろうとした紙がヒュと手元にきただけ。そこから鍛えた。
まあ代償がないわけじゃないんだけどな。特に今使ったのは本来の力を解き放てばヤバい。解き放たなければ1日何度か使える。
え?そんな力をたかだか運ぶのが面倒なゴミを消すのに使うなって?良いんだよ俺の力なんだから。
さ、帰って妹とあーそぼ。
「………………」
「…………あ」
と、振り返ったところで目があった。
誰だっけ此奴?あ、思い出した。学校一の美少女………柴田?違った、千葉だったか………ん?なんか違う気も……。いや、それより見られたぞ俺!?
「く……」
「く……?」
「クラスの皆には内緒だぜ☆」
「……………」
やめろ!そんな冷たい目で俺を見るな!
「……魔法の使用は禁止ですよ。というか、アナタは普通科では?」
「もちろん普通科だぜ。俺は魔法師になる気なんてないから」
ちなみにだがこの中学、魔法学科が存在する。将来魔法師を希望する者に特別に教えているのだ。目の前の……ええっと………何だっけ此奴の名前。
「……?何か?」
「あんた、名前何だっけ……」
「え!?私達同じクラスですよ!?それは、確かに科が違うので授業の半分は違う教室ですけど………」
「ん?あ、そっか!思い出した!芝沢美月だろ!」
「………司波深雪です」
「おっけ、改めてよろしく司波深雪」
はぁ、とため息をはいた司波深雪。つかれてんのか?まだ学生なのに……まあ、なんか良いとこのお嬢さんみたいだし家の事情とか色々あるんだろ。
「それで、あなたは普通科なのに何故魔法を?いえ……CADなしに?BS魔法?」
一人顎に手を当てぶつぶつ思考する司波……みかさ?暇だね~。俺はさっさと帰ろ。
「八星、お前今日から魔法学科を受けろ」
「What?」
あの女!俺が魔法(っぽい何か)使ったことバラしやがったな!内緒って言ったのに!おかげで先生にこっぴどく叱られたじゃねーか!
んで、魔法とは何たるかを知るために、とか言う理由で強制的に魔法学科入り。畜生………帰って理子に慰めて貰おう。