艦これ がんばれ鯉住くん   作:tamino

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佐世保第4鎮守府の出来事は書きたいことが多すぎて、全部書くと10話以上いってしまうことが判明しました。

というわけで結構ざっくり行きます。ご了承ください。




第101話

 

 

「うむ!やはり鯉住殿の仕事は神がかっている!

貴様らもよく見ておくといい!!」

 

「当然です。武蔵さん」

 

「やはり鯉住殿の仕事は格が違う」

 

「部下の夕張殿も段違いの実力。我々も見習わねば」

 

 

ここは佐世保第4鎮守府の工廠。

武蔵に拉致された鯉住君と夕張は、現在彼女の艤装をメンテナンスしている。

 

鯉住君はここで2か月間過ごした経験があるので、ため息ひとつ吐いた後、いつもの調子でメンテを開始したのだが……

夕張に関してはメンタルブレイクが著しく、そんな余裕はない。

 

というわけで夕張が選んだ行動は、現実逃避だった。

彼女はいつも通りふるまうことで、心の安定を図っている。

つまり……物凄い集中力でメンテする提督のお仕事をアシストすること。

それ以外の情報をシャットアウトすることにしたのだ。

 

 

 

・・・

 

 

 

ちなみに鯉住君と夕張の周りには、武蔵を中心に、屈強な男たちが円陣を作っている。

 

彼らはここ佐世保第4鎮守府の艤装メンテ技師たち。

そして同時に見習い憲兵隊員だったりもする。

 

……実はここ佐世保第4鎮守府は憲兵隊の訓練生受け入れを行っている。

提督やその他もろもろを取り締まったりなんやかんやしたりする憲兵隊員にとって、鎮守府での勤務経験は貴重な財産となるからだ。

 

何しろ人のような振る舞いをしてはいるが、艦娘はこの世界における最強兵器。

所持する艤装含めて、取り扱い方が分からないでは、仕事にならない。

 

そういった理由から、憲兵隊の訓練の一環として「艤装メンテ技術取得」があり、その訓練所として佐世保第4鎮守府が認定されているというワケだ。

 

これは憲兵隊統括である鮎飛栄敏(あゆとびひでとし)頭領と、その息子である鮎飛栄一大将の間にある協定によるものだが、それはまた別のお話。

 

 

 

・・・

 

 

 

ふたりの周りには筋肉ウォールが形成されており、熱心な視線も相まって、非常に暑苦しい。

 

当然というかなんというか、黙々と提督を手伝う現実逃避中の夕張の眼には、その光景は映っていない。

下手にツッコミを入れて藪蛇になってメンタルクラッシュが起これるのを恐れている模様。

かわいそうであるが、どうしようもないことだ。

 

 

 

「しかし皆さん……

俺が居た頃と比べて、また一段と力強くなりましたよね……」

 

「お褒めの言葉ありがとうございます。鯉住殿」

 

「鍛錬は1日たりとも欠かしていませんから。

それは鯉住殿も同じでしょう?以前よりも筋肉が引き締まっていらっしゃる」

 

「ははは……ここでの習慣が染みついてしまいまして……

今でもまだ毎朝トレーニングしてますよ」

 

「ハハハ!未だ習慣として続けているとは感心感心!

キミがここに来た当初は、瘦せぎすと言ってもいいくらい筋肉がなかったからなっ!

たったの2か月とはいえ、キミを鍛えるのは随分と楽しかったぞ!」

 

「瘦せぎすって……一般男性くらいは筋力あったと思うんですが……」

 

 

豪快に笑いながら当時を思い出している様子の武蔵。

 

鯉住君はここでの研修で、随分と肉体を鍛えられた。

指揮関係よりもむしろ肉体改造をメインにプランが組まれていた節さえある。

提督とは一体……という疑問と共に、ひたすら鍛えられていたのだ。

 

ちなみに研修内容は、それはもうハードなもので……

 

加二倉提督直伝の特殊武術訓練

メンテ班(憲兵訓練生)達との合同筋トレ

面白がってハイテンションになっている艦娘連中(+レ級)による、好き勝手な絡み

 

これが毎日6時間は続いたとか。

 

毎朝の筋トレもこの時に習慣となったようで、彼は今でも毎朝人知れず、自室で自重を駆使した筋トレに励んでいる。

おかげで彼は現在、懸垂なら10回、逆立ち腕立て伏せなら5回ほどできるまでになったのだ。若干ではあるがゴリマッチョ化してきている。

 

 

「いや本当にその……当時はお世話になったというか、なんというか……」

 

「む、なんだそのハッキリしない言い方は」

 

「だって皆さん、よってたかって俺で楽しんでたじゃないですか……

清霜ちゃんはレ級と一緒に追っかけてくるし、

那珂さんは半日丸々無休憩ダンスレッスンに巻き込んでくるし、

妙高さんは弾薬消費のない近接戦の良さを実践しながら布教してくるし、

龍驤さんは鎮守府100周マラソンに誘ってくるし、

川内さんは隙あらば暗器武術を仕込んでくるし、

あきつ丸さんは俺のこと勝手にサバゲーメンバーに組み込んでくるし、

武蔵さんだって事あるごとに筋トレに誘ってくるし……」

 

「そのくらいいいだろうに」

 

「どれかひとつならまだ耐えられましたが、無茶ぶりが日替わりでちゃんぽんですよ?

定食か何かじゃないんだから……」

 

「そのおかげで鍛えられただろう?

ならばよいではないか!ハハハ!」

 

「武蔵さんがポジティブなのはいいですが、こちらがまきこまれるのはちょっと……」

 

 

武蔵の艤装メンテの手を止めず、げんなりとした表情で受け答えする鯉住君である。

当時の激しすぎる思い出のせいで遠い目をしているが、メンテの精度が落ちないのは流石といったところ。

 

ちなみに夕張もいつも通りだが、その眼からはハイライトさんがいなくなっちゃっている。艤装メンテマシーンと化している。

 

 

そんな感じで謎のプレッシャーの中、艤装メンテをしていたふたりだったが、このまますんなりとはいかなかった。

 

 

 

 

……ドタドタドタドタ!!!

 

 

 

「……この足音……!マズい!」

 

「ム?どうした?」

 

「どうした?って……!早く逃げないと!」

 

 

彼にしては本当に珍しく、メンテ途中だというのに席を立とうとする鯉住君。

それに驚く夕張を尻目に、武蔵は彼の肩を抑え込む。

 

 

「まあまあ落ち着け。大丈夫だから」

 

「大丈夫なわけないでしょう!?

離してください!でないと危険が危ない!」

 

「ちょ、ちょっと師匠……一体何が……」

 

 

 

 

 

「ギャハハハハッ!!人間ンンッ!オ久シブリィッ!!」

 

「あーっ!!ホントに龍ちゃんだー!!遊ぼー遊ぼー!!」

 

 

 

 

 

「キャーーーーッ!!??」

 

「やっぱりレ級!……と清霜ちゃん!」

 

 

凄い勢いで工廠に突撃してきたのは、この鎮守府所属である駆逐艦『清霜改』と、ペットのレ級flagshipだった。

 

 

「人間ンンンンッ!!今日ハ何曜日イッ!?気分高揚日イイッ!!」

 

「相変わらず何言ってんのかわかんない!」

 

「龍ちゃん遊ぼー!ねーねーねー!」

 

「清霜ちゃん、今はメンテ中だから……!

というか怖いからレ級連れて帰って!」

 

「やだー!すぐに遊びたいの!遊んでよー!」

 

「清霜ノ霜ハ『あいざっく・あしもふ』の霜!

人間ンンッ!!ハ!考エル葦(あし)モフ!考エテナイデからだ動カセエエッ!!

ギャハハハハッ!!」

 

 

グイッグイッ!!

 

 

「ウオオオッ!!

ふたりしてカラダ引っ張らないで!!もげるっ!もげるからっ!!」

 

「ハハハハッ!!鯉住殿はウチのメンツに大人気だな!」

 

「人懐っこい清霜殿はともかく、レ級にここまで懐かれているとは……」

 

「メンテ技師としてだけでなく、提督としても抜きんでたものを持っているご様子」

 

「我ら感服いたします。実に素晴らしい御方だ」

 

「感心してないで助けてくださいっ!

その素晴らしい御方がまっぷたつに裂けちゃいますよ!?

このままだとぉっ!?」

 

「ハハハハッ!!まったく大袈裟な奴だ。

オイ、清霜にレ級、鯉住殿を放してやれ。本当に裂けてしまうぞ」

 

「ハイスイマセン武蔵サン」

 

「うー!仕事終わったら絶対遊んでよね!絶対だよ!?」

 

「ハァ……ハァ……

わ、わかりました……わかりましたから……」

 

 

2分割の危機を武蔵の一声で逃れた鯉住君は、肩で息をするほど憔悴している。

 

研修中からこのふたりには振り回されまくったし、追いかけられまくっていた。

レ級に関してはテンションが上がり過ぎると、ガチの戦艦パワーでじゃれついてくるため、命の危険が常にお隣さんという状況だったのだ。

鯉住君が先ほど逃げようとしたのは、条件反射であり生存本能でもあった模様。

 

ちなみに夕張は真っ白になって燃え尽きている。

 

 

「それで龍ちゃーん。あとどれくらいで仕事終わるのー?

あんまり待てないー!!」

 

「時間ハ限ラレテイル鍵ッ子ダアッ!

フタリデ留守番寂シイノオオッ!!」

 

「わかったわかった……

出来るだけ早く終わらせて一緒に遊びましょうね……」

 

「絶対だよ!?娯楽室で待ってるからねっ!!すぐに来てねっ!?絶対だよっ!!」

 

「嘘吐イタラはりせんぼん飲マスゾオオオッ!?

ふぐ毒デエッ!ゴ逝去アソバサレルゾオオオッッ!?」

 

 

 

ドタドタドタドタッ!!

 

 

 

来た時同様に、物凄い勢いでふたりは走り去っていった……

 

 

「モウヤダ……モウヤダ……

コワイ……ココ、コワイ……」

 

「俺はメンテ終わったら清霜ちゃんたちに付き合ってくるけど、夕張は自室待機してような……」

 

「しかし困ったな。

メンテが終わったら、鯉住殿と一緒に出撃しようと思っていたのに」

 

「ええ……?

この前みたいに勝手に出撃しちゃダメですよ……?」

 

「提督に近海なら自由に出歩いていいと、許可をもらってある。案ずるな」

 

「ええ……?勝手に出撃していいってこと……?」

 

「この武蔵、仕方ないとはいえ、飼い殺しのような現状では到底満足できんのだ!

だからせめてこの鎮守府の縄張り内でなら自由にやりたいと思い、提督に自由出撃の許可をとったのだ!」

 

「ええ……?なんで加二倉さんは許可出してるの……?」

 

「提督は部下想いな方ですから」

 

「憲兵隊に所属されていた際も、部下の命を優先して作戦立案されていたとか」

 

「一人前になり、部隊に配属された時にも、加二倉提督のような人格者の下で活躍したいものです」

 

「見習いの皆さんにも、武蔵さんが単独出撃して危険とか、そういう発想はないんですね……」

 

 

勝手に海域出撃、しかも単艦となれば、普通はちょっと待てよとなる。

しかしここでの常識には、そういった考え方は存在しないようだ。

 

わかっていたとはいえ、久しぶりに接してみるとやっぱりおかしい。

話が噛み合わないことに気疲れが止まらない鯉住君である。

 

 

 

・・・

 

 

「……はい。これで終了です。お待たせいたしました」

 

「おおっ!!終わったかッ!!

ああ!出撃が楽しみだ!楽しみで仕方がないッ!!

クククッ!ハァーッハッハァッ!!!」

 

「オツカレサマデシタ……」

 

「夕張……ゆっくり休んでな……」

 

 

焦点が定まっていない目をした夕張を、頭ポンポンしながら慰めている裏では、武蔵がさっそく艤装を装着している。

 

 

「おお……オオオオッ!!!

この感触!馴染む!馴染むぞォッ!!!

ああッ!!もう駄目だ!辛抱溜まらんッ!!極まる!達してしまうッ!

さあァッ!出撃だ!武蔵、出るぞオオオッッッ!!!」

 

 

バシュウッッ!!

 

 

武蔵は物凄いテンションで、勢いそのままに海に出て行ってしまった……

 

 

「「 …… 」」

 

「お疲れ様でした。鯉住殿」

 

「我々も大変勉強させていただきました。ありがとうございます」

 

「これから清霜さんと遊びに行くので?」

 

「ええ……約束しましたので……

死なないように頑張ります……」

 

「ははは。その心配はありますまい。

清霜さんが一緒に居て、そのような結末にはならないでしょう」

 

「それに気配はわかりませんが、川内さんが見張ってくれているはず。

清霜さんの目が届かぬところでレ級が暴走したとしても、瞬時に止めに入ってくださるでしょう」

 

「まぁ、それはそうですが……」

 

「恐らく久しぶりのご来訪に、他の皆様も喜んでいるはず。

もしかしたら川内さんだけでなく、早霜さんも見張ってくれているかもしれませんな」

 

「そんなに喜ばれるほどじゃないと思うんですが……」

 

 

 

「そんなことないって。メンテ班のみんなの言う通りだよ」

 

「ええ ええ わたしも、こころまちにしておりました……」

 

「ホラ。おふたりもそのようにおっしゃっています」

 

「だから毎回言ってるでしょう……?

突然現れると心臓に悪いんですよ……やめてください……」

 

 

メンテ班の皆さんとの会話中だったのだが、例によってというか、いつも通りというか、いつのまにやら川内が会話に参加していた。

しかも今回は彼女だけではなく、駆逐艦『早霜改』まで増えていた。

ふたりとも微塵も気配を感じさせないあたり、隠密スキルがカンストしているというしかない。

 

いいかげん鯉住君は研修当時の感覚を取り戻し、ここの異常性に順応してきたのだが……

夕張はそうはいかず、完全に思考停止。マネキン状態となっている。

 

 

「それでいったい何の用事ですか……?

わざわざ隠れてたのに現れたということは、なにかあるんでしょう?」

 

「なんにもないよ。

強いて言うなら早霜が挨拶したいっていうから」

 

「おひさしぶりです こいずみさん……

わたしとまた いっこんかたむけましょう……」

 

「一献傾ける……ああ、お酒飲みましょうってことですね。

あいにくですが今は禁酒しているんです。

ちょっと色々やらかしてしまいまして……」

 

「ええ……?

わたし、たのしみにしていたんですよ……?

わたしとあなたとなちさんで よるのじかんをすごすのを……」

 

「あ、ああ……そんな悲しそうな顔しないで下さい。

お酒は飲まないですけど、ジュースか何かでご一緒させていただきますので……

俺がいない間、早霜さん達にあったこと、色々と聞かせてください」

 

「あら そのようなうれしいことをいってくださるなんて……うふふ……

それではこんばん たのしみにしていますよ?

なちさんにも こえをかけておきますから……」

 

「わ、わかりました……」

 

「すごくたのしみ……なんていいひでしょうか……」

 

「ひゅー!さっすが龍ちゃん!このたらし!好感度上げてくねっ!

龍ちゃんってやっぱりロリコンなの?」

 

「なんでそうなるんですか……」

 

「だって叢雲ちゃんにプレゼ……」

 

「わー!わー!とにかくっ!

俺はロリコンじゃありません!からかわないで下さい!!」

 

「えー」

 

 

なんでそんなことまで知ってんの……と一瞬思うも、相手が相手だけに諦めざるを得ない。

 

夕張が放心状態で、川内の発言が頭に入っていなかったのは、不幸中の幸いである。

 

 

「ハァ……

天龍龍田の心配ばかりしてたけど、俺も無事でいられるかわかんないな、これ……」

 

 

 

……結局鯉住君はこの後、清霜レ級コンビとフルパワーで2時間ほど遊んだ(必死)あとぶっ倒れた。

そして3時間ほどして目を覚ました後はすぐに夕食、そのまま飲み会へと雪崩れ込むことになった。

 

飲み会には久しぶりの遊び相手がいるとあって、鎮守府の面々が数多く参加。

お酒飲まない発言をガン無視され、ぐびぐびと呑まされることになったのだった。

その際に鯉住君が疲労と酒気から「修羅場モード」に片足を突っ込み、色々と起ったのだが、その結果どうなったかはご想像にお任せ。

 

ちなみに天龍龍田がどうなったかというと……

肉体と精神の極限疲労から、鍛え直し終了から翌日の昼にかけて気絶していた。

夕張についても情報過多と精神的ストレスから、天龍龍田同様翌日の昼まで寝込むことになったのだった。

 

 







ラバウル第10基地の今までの功績まとめ
(重要度は日本海軍内での査定を参考としたものです)

艦娘飽和時代における建造成功
(重要度・中)

艦娘飽和時代におけるドロップ確認
(重要度・中)

艦娘飽和時代における建造による新艦娘邂逅
(重要度・中)

超小規模製鉄所開発
そしてその運用による、ラバウル基地全域における低予算・高品質な艤装部品の高頻度供給
(重要度・極高)

大本営筆頭秘書艦・大和の大幅なメンタルケア
(重要度・中 非公開 プライベート情報)

いずれも完遂率50%を切る研修プランにおける、部下全員の研修完全達成
(重要度・低)

ラバウル第1基地・第2艦隊の救援成功
(重要度・高)

欧州海域ボス2体の転化及び登用
(重要度・極高 非公開 最重要機密)

妖精を指揮下におくことでの鎮守府改造
それに付随した、多数の人類未到達技術の現地運用
(重要度・低 
日本海軍査定としては評価されづらい出来事のため、非常に軽い扱い)

大本営・第1艦隊との実践形式演習で惜敗
(重要度・極低 書類上ではD敗北のため)

転化体を通じた、欧州の深海棲艦勢力情報開示
(重要度・極高 非公開 最重要機密)

ラバウル基地内での護衛任務受注数第3位
(重要度・高 本編では触れてない出来事)

最上位姫級レベルの実力を持つ深海棲艦2体と交渉成功
(重要度・極高 非公開 最重要機密)

深海棲艦の生態(一定期間で復活・実力者ほど知性が高い)について情報獲得
(重要度・極高 提督が既出情報と思い込んでいるため未報告)


超重要な色々は軒並み非公開情報なので、海軍内での風評はそこまですごくないです。

とはいえ、艦娘数の純増、妖精さん印の製鉄所、救援を成功させたメンバーの実力、護衛任務引き受けの多さについては、かなり高く評価されています。
少佐という立場を遥かに越えた実績といっても過言ではありません。

元帥はさらっと中佐昇進を置き土産にしていきましたが、それはこういった功績があったからこそできたことなのです。
元帥はそんなに適当な人じゃないということですね。



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