艦これ がんばれ鯉住くん   作:tamino

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前回で元帥と鳥海さんが、運営方針の共有してるっぽい描写でしたが、実は違います。
あれ実は全部鳥海さんの憶測です。実際合ってはいましたが。
彼女は仕切りたがりなので、好き勝手しゃべってました。

そもそもほとんどあのふたり、話したことありません。
転化体なのであちら側の情報提供をしてもらったことはありますが、それだけです。


前回のふたりの心境

鳥海「状況や人物像を考慮すると、どうせこんなところでしょう。
計算するまでもありませんね」

元帥「聡明な鳥海君のことだし、的外れなことは言わないだろう。
間違っていたら訂正すればいいか」


鳥海さんの趣味でダークな味付けがなされてしまいましたが、実力によって役割分担するというだけの話でした。それ以上の意味はなかったり。




第111話

 

渡された極秘事項まみれの作戦概要書類を見て、横須賀第2鎮守府の提督である及川中将は、難しい顔をしている

 

 

「これは……なんとも……

たった12隻で作戦完了まで考えているとは……

しかもそれだけしかいないというのに、戦力過剰気味などと……」

 

「このメンバーなら妥当なところです」

 

「いやしかし鳥海代理、欧州の二つ名個体と言えば、数、質ともにとんでもないと聞きます。

欧州にだって実力ある鎮守府は多いと聞く。それだというのに人類側が敗北しかかっているのですよ?」

 

「よく考えてみてください。

敗色濃厚な軍に、人材を育てる余裕があると思いますか?

深海棲艦出現以降、欧州は優勢に立ったことがありません」

 

「つまり……欧州の艦娘は、十分な実力をつける暇などなかったと」

 

「艦娘『も』、です。提督側も育っていないでしょう。

人間を指揮するのと艦娘を指揮するのでは、求められるものが違います。

それに気づく事すらできない程度には余裕がないでしょうね。

余裕の中からしか、真の解決法は浮かんでこないものです」

 

「うーむ……では……人類側が未熟なだけで、実際のところ、欧州の二つ名個体はそこまでの実力ではない。

だから今回のような少数でも、任務には支障ない、と」

 

「違います。

こちらの戦力が冗談じみているだけで、あちらの海域ボスが精強無比であることに疑いはないでしょう。

……中将のところには佐世保第4鎮守府帰りの部下がいたはずでしょう?」

 

「えぇ。代理と同じ重巡洋艦の加古がいます」

 

「でしたら今回のメンバーがどれだけおかしい実力を持っているか、推測できるのではないのですか?」

 

「いえ実は……研修で何をしていたか書類にはまとめてくれたんですが、話を聞こうとすると、お茶を濁されてしまうのです。

研修先がどんなこところかくらいは詳しく知っておきたいのですが、私も噂でしか知らない程度で……」

 

 

及川中将の部下であり、横須賀第2鎮守府の不動のエースでもある、古鷹型2番艦・重巡洋艦『加古改二』。

彼女も天龍龍田と同じく、鬼ヶ島の研修を完遂できた数少ない存在である。

 

主導教官はあきつ丸。研修期間は短縮版の1か月。

戦闘行動全般を叩きこまれ、海上行動だけに留まらず、陸戦行動まで徹底的に仕込まれたようだ。

 

神通ほどのスパルタではなかったが、一般と比べれば彼女の指導も十分頭おかしいレベルだったため、加古の心には大きなトラウマが植え付けられた。

 

そういうことで、当時を思い出したくない彼女は、その話になるとなんとしてでも話題を変えようとするらしい。

天龍龍田とベクトルは若干違うが、似たようなもんと言えば似たようなもんなのである。

 

 

「まあ……あの鎮守府にひと月も居れば、そうもなるでしょう」

 

「はぁ……」

 

 

 

・・・

 

 

 

「鮎飛大将の意向で、私達にも佐世保第4鎮守府の情報がほとんど入っていない。いわゆる秘密兵器扱いということらしい」

 

「一応大本営は佐世保鎮守府の上部機関なのですから、情報開示していただきたいところなのですが……」

 

「いざという時の保険程度に捉えておいてほしい、ということだろう。

普段は彼らに頼らず運営してくれという意思の表れでもあるだろうな。

実際それで5年前は九死に一生を得た」

 

 

元帥の言葉を聞き、苦い顔をする鳥海。

 

 

「……あの人たちが居なければ、もっと可能性があったんですけどね……」

 

「私も事が済んでから一ノ瀬中佐に聞いて驚いた。

まさかたったの6隻で、駿河湾と相模湾を防衛しきるとは」

 

「……太平洋沿岸は日本における動脈。

愛知から東京までの破壊は、戦略目標だったのです。

……だからこそ、あの海には1000を超える上級戦力を投入したのです」

 

「せ、千を超える……!?」

 

「あら……大和さん。

あなたも知っているはずではないのですか?」

 

「具体的な数までは……

提出された戦闘詳報には『各員100以上の深海棲艦を掃討』としか……

それでも十分目を疑う内容でしたが……」

 

「ハァ……あの人たちは何を考えて……

……いや、どうせ『数えるのが面倒で覚えてない』とか、そんなところでしょうね……

戦闘には想定外は必ずついて回るとはいえ、化け物の登場は予想できなかったわ……」

 

 

当時を思い出して、眉間に手を当て眉をしかめる鳥海。

よほど悔しかったのだろう。

 

本当の化け物に化け物と言わせる面々。大概である。

 

 

「あの時は運よく、非公開演習のために横須賀第3鎮守府(一ノ瀬中佐のとこ)まで、佐世保から主力が出向いていたらしいな」

 

「……ええ。あとから聡美司令に聞いたところだと、そういうことのようですね。

日本全域の無線基地局を掌握する前に、あの人たちのデータを仕入れておくべきでした。

今思い出しても……本当に悔やまれます……」

 

「過ぎたことは仕方なかろう。

……それよりも今回の議題について話し合いたい」

 

「……ああ、申し訳ございません。

ついつい思い出にふけってしまいました」

 

「気にしないでよい。

先方からの打診では……戦力的には十分だから本当は増援など必要ないが、日本海軍全体の体裁を考えて一部隊送ってほしいとある。

先ほども指摘されたが、国際的な目を考えると妥当な線だろうな」

 

「では提督。

ここに居るメンバーの鎮守府から艦娘を選出する、ということでよろしいでしょうか?」

 

「うむ。大和君の言う通り。

数は……そうだな。連合艦隊を編成するので……

こちらから6隻、第2鎮守府から4隻、第3鎮守府から2隻ということでいいだろう。

実力としては、大規模作戦のボス艦隊を撃破出来る程度はないと厳しい。

いくら余剰戦力とはいえ、相手が相手なのでな」

 

「わかりました提督。

それでは私の方でメンバーを決めてしまってもよろしいでしょうか?

割り振ってある通常業務や性格を考慮して、最適な者を選出します」

 

「うむ。頼むぞ、大和君」

 

「すみません。電話で秘書艦と相談しても良いですか?

そこまで長くはかからないと思いますので」

 

「構わない。及川中将。時間も気にしなくてよい。

抜け漏れがないよう、ゆっくりと相談してほしい」

 

「ありがとうございます」

 

「それでは私も聡美司令と相談させていただきます」

 

「承知した。鳥海君。

……そういえば、一ノ瀬中佐の体調は大丈夫なのか?」

 

「ええ。健康体です。

体調不良ということにしてはありますが、それはただの口実ですから」

 

「そうなのか?」

 

「今回の召集内容を聞くに、大した案件ではないと判断しましたので、私が出てきました。

司令官の頭脳は、もっと有益なことに使うべきですから」

 

「ふむ。まぁ、佐世保鎮守府で完結している案件である以上、大したことがないというのはその通りだな。

中佐が息災ならば特に言うことはない」

 

「恐縮です」

 

 

やっぱり転化体はフリーダムである。そして元帥も相変わらずである。

げんなりしている大和と及川中将を気にすることなく、鳥海は横須賀第3鎮守府と連絡を取り始めた。

 

何を言っても暖簾に腕押しなことを心で理解した二人も、色々諦めてメンバー選出へと移った。

 

 

……と、その時。

 

 

 

プルルルル……

 

 

 

「……電話?誰かしら?……あっ」

 

「どうした?大和君」

 

「りゅ……鯉住中佐からです。出ても良いですか?」

 

「うむ。それはちょうどいい。

今回の出撃メンバーに、中佐のところの天龍君と龍田君の名前が見られたからな。

どういう経緯で作戦に参加することになったのかも、聞いておきたい」

 

「そうですね。わかりました。

それでは失礼します」

 

 

 

ピッ

 

 

 

「もしもし。大和です」

 

(あっ、お久しぶりです、大和さん)

 

「どうしたんですか?鯉住中佐」

 

(……ん?鯉住中佐……?

……ああ、お仕事中でしたか。お忙しいところすいません)

 

「いえ、大丈夫です。それで用件は?」

 

(あーと……非常に申し上げにくいのですが……)

 

「……また何かやらかされたのですか……?」

 

(すいません……直接的に何かしたわけではないんですが……

ちなみに、佐世保の皆さんが欧州に向かったのって伝わってますよね?)

 

「……ええ」

 

(その詳細報告というか、どうしてそんなことになったのかという話をですね……)

 

「え、ちょ……なんで中佐がそんなことを知っているんですか?」

 

(まぁ、実際居合わせましたし……)

 

「え?な、なんで?

なんで中佐が佐世保での決定に居合わせてるんです??

中佐って今ラバウルに居るんですよね?」

 

(いえ、その時は佐世保第4鎮守府に居てですね)

 

「なんで!?」

 

(拉致されてきたんです)

 

「拉致!?」

 

 

相変わらず彼の方から来る連絡は、わけがわからない。

なんだかよくわからない展開に、何も言えなくなる大和。

 

 

(ともかく、それで事の顛末を知ってるんですが、流石に大和さんと元帥には連絡しておいた方がいいと思いまして……)

 

「は、はぁ……」

 

(私は電話だけでも問題ないと思ったんですが……

どうにもそういうわけにもいかなくってですね……)

 

「えーと……それはどういう?」

 

(色々とやむを得ない事情とか逆らえない流れとかがあって、そちらに向かうことになりまして……)

 

「それはつまり……大本営までいらっしゃるということですか?」

 

(えぇ、まぁ、いらっしゃると言いいますか、なんと言いますか……)

 

「???」

 

 

なんだか歯切れが悪い鯉住君。

なにか言いづらいことがあるようだ。

 

大和がその辺をつついてみようと思ったところ、彼から予想外の二の句が飛び出してきた。

 

 

(ええと……すでにいらっしゃってると言いますか……)

 

「……え?」

 

(いや、ホントに申し訳ございません……

連れの方針で、極力相手には準備させないのが優位に立つコツだとか何とかで……今まで連絡させてもらえず……)

 

「……え? ええ???」

 

(ついさっきあの人、いつの間にか消えてましたので、そろそろ現れると思うんですが……)

 

「ちょ、ちょっと!それってどういう……!!」

 

 

 

 

 

「こういうことー」

 

 

「!!???」

 

 

 

電話中の大和の背後に、いつの間にか川内が立っていた。

佐世保第4鎮守府ではいつものことだが、普通はそんなの驚かない方がおかしい。

 

 

「せ、川内型……っ!!あ、あうあう……!!」

 

「そんなに驚かないでもいいじゃない。二度目なんだしさ」

 

「りゅ、龍太さん……これって一体……!?」

 

(あー……ちょっとだけ川内さんの声聞こえました。

本当に申し訳ない……すぐに行きますんで……)

 

 

ひょいっ

 

 

「龍ちゃん早く来てねー。2階の会議室だから」

 

(ハァ……なんでそう川内さんはハデな動きが好きなんですか……?

……あ、愛宕さん、お久しぶりです。

……あぁ、はい、すいません、アポイントメントはないんですが、元帥も大和さんも、もうご存知なので……

あ、そういうことです……ハイ……よろしくお願いします)

 

 

大和から電話をひったくって鯉住君と連絡を取る川内に、トラウマも手伝って開いた口が塞がらない大和。

そして大和と同様の状態になって、電話口から秘書艦に心配されている及川中将。

 

対照的に、多少驚いたものの通常運行な元帥に鳥海。

 

さっきまでの真面目な雰囲気が消し飛んだ瞬間である。

 

 

「まーそういうことで!

もうちょっとしたら龍ちゃんたちも来るからね!」

 

「あー……うー……」

 

「い、一体どこから……!?

いつの間に……!?」

 

「大和君、及川中将、落ち着きなさい。

……キミは加二倉中佐のところの川内君か?」

 

「あ、そうです。初めまして元帥!よろしくね!」

 

 

シュピッとキレイな敬礼をする川内。

不法侵入しておいて何を今さらという意見は、この場では効力を発揮しないことだろう。

 

 

「……うむ。かなり驚かされたが……

川内君は今回の件の報告をしに来てくれたと、そう受け取ってしまってよいか?」

 

「はい!それと書面以外でも色々あったから、補足説明も兼ねてお話ししますね!」

 

「そうか。それは助かる。

こちらとしても聞きたいことはあるのでな。

書面には、今回動き出すことになった詳細な理由が載っていなかった」

 

「あ、やっぱそれ気になります?

それの報告のために中佐にも同行してもらいました!」

 

「ほう……

鯉住中佐が、なんらかの切っ掛けとなったのか」

 

「ですね!

それじゃ中佐が来るまでに、核心部以外は説明しちゃいますから!

別に龍ちゃん居なくても説明できるけど、やっぱり本人の口から聞いた方がいいですからね!」

 

「承知した」

 

(これホントに龍太さん必要なのかなぁ……?)

 

 

 

・・・

 

 

 

2,3分すると、愛宕に案内されて鯉住君と夕張が会議室までやってきた。

 

愛宕は現場の変な雰囲気に戸惑っていたが、考えても仕方ないと割り切り、ふたりを引き渡すと逃げるように退出していった。

 

そして到着した鯉住君は、なんとなくこの状況は予想できていたのもあり、ため息ひとつした後に挨拶を始めた。

 

 

「はぁ……お久しぶりです。伊郷元帥、そして大和さん。

……それと何故か鳥海さん。

突然の訪問で失礼過ぎることは重々承知しております……」

 

 

深々と頭を下げる鯉住君。それにつられて夕張も。

 

 

「お、お久しぶりです、中佐……

頭を上げてください……」

 

「うむ。別に大した問題ではない。気にしないでくれ。

……それよりも久しいな。そちらに訪問して以来か。

夕張君もあの時は世話になった」

 

「は、はい!こちらこそお世話になりました!」

 

 

鳥海は電話で色々連絡を取っていたようだが、彼の挨拶を受けたあたりで通話を終了しており、一息遅れつつ挨拶を返す。

 

 

「……お久しぶりです。約10か月ぶりというところかしら」

 

「あぁ、もうそんなになるんですねぇ。

あの時は色々とお世話になりました」

 

「こちらこそ。

あなたが居た時は、色々と刺激があって楽しかったですよ」

 

「そう言ってもらえると、こちらとしても嬉しいです。

……それと……そちらのお方は?」

 

「彼は横須賀第2鎮守府を任せている、及川中将だ」

 

「ちゅ、中将殿!?すみません!挨拶が遅れてしまって!」

 

「き、気にしないでくれ……

そんなことよりも、何がどうしてこうなっているんだ……?」

 

「あ、あぁ、突然でしたもんね……説明させていただきますと……」

 

 

 

・・・

 

 

説明中

 

 

・・・

 

 

 

「つまり……最重要機密を連絡するために、電文を使わず、わざわざ直接口頭で報告しに来た、と……」

 

 

呆気にとられた顔をしている及川中将。

防諜上しっかりしてる海軍専用ネットワークであるので、いくら極秘事項と言えど、普通は電文で済ませてしまうものだ。

 

それをわざわざ口頭で伝えに来るとは……

 

 

「まぁその……佐世保第4鎮守府の皆さん的には、これが普通ですので……」

 

「加古……奴め、そんなとんでもないところに行ってたのか……」

 

 

加古の知られざる地獄の訓練に思いを馳せる中将。

そんな感じで話がいったん途切れたのを見計らって、鳥海が話しかけてきた。

 

 

「そういえば足柄はどんな調子ですか?鯉住さん。

将棋の腕前はあがっているのかしら?」

 

「あぁ……まず確認するのはそこなんですね……鳥海さんらしいです」

 

「当然でしょう。

足柄は貴方のところまで、将棋研修も兼ねて出向いたんですから」

 

「それは一応聞いていますが……

主目的としては、給糧艦の代わりとして来てくれたものだと思っていたんですが……」

 

「それはそうですが……まぁ、優先順位はこの際置いておきましょう。

それで?どの程度強くなったのですか?」

 

「申し訳ないですが、それは正直言ってわかりません。

なにせ足柄さんと俺では、実力が違い過ぎて、対等な勝負ができませんから」

 

 

実は鯉住君は、空いた時間を使ってたまに足柄と将棋を指している。

優秀な秘書艦のおかげで、事務仕事にそこまで時間がかからないので、そういった部下との交流時間はある程度確保できるのだ。

 

ちなみに足柄は彼とだけではなく、北上大井姉妹ともよく将棋を指している。

まだまだ足柄の方が実力があるらしく、北上と大井はほとんど勝てないようだ。

 

 

「ふぅん……では、聞き方を変えましょう。

足柄は貴方のところに着任してから今までに、何か変化したかしら?」

 

「変化……?そうですね……

なんというか……雰囲気が丸くなった気がしますね。

夕張はどう思う?」

 

「ふぇ!?わ、私ですか!?」

 

「うん。俺はなまじ足柄さんとの付き合いが長いからさ。

どう変わったかって言われても、ピンと来なくて」

 

「ええと……うーん、そうですね……

なんと言いますか……笑顔が増えた気がします」

 

「そうかな……?

前から結構笑ってた気がするけど……」

 

「何度か足柄さんと出撃……というか遠征ですが、一緒に戦ったことありますけど……

最初のうちは笑うと言っても攻撃的な感じだったんですが、最近は随分と角が取れてきたっていうか……

まぁ、最近はあまり一緒に海に出てないので、何とも言えませんが……」

 

「あー……言われてみれば……」

 

「……へぇ」

 

 

鯉住君と夕張の人物評を聞き、鳥海はニヤリとしている。

 

 

「その変化、どう出るか……

……とにかく、一度盤を挟んでみなければ、何とも言えませんね。

決めました。近いうちにそちらに向かいますので、よろしくお願いします」

 

「え、ちょ……ま、まぁいいですが……

そ、その時はしっかり事前連絡してくださいね!絶対ですからね!?」

 

「???

何を当然のことを言っているんですか?」

 

「みんなそう思ってくれていれば、もっと平穏な生活がおくれたんですけどねぇ……ハァ……」

 

「ですよねぇ……ハァ……」

 

「???」

 

 

元帥たちに向かって、楽しそうに事情説明をしている川内を横目に見つつ、ため息を吐くふたり。

 

色々と事情を知らない鳥海は、首をかしげて不思議そうにするのだった。

 

 

 




中途半端だけど長くなっちゃうからここまで。

登場人物が増えるとどうしてもなぁ。
もっとコンパクトに行きたいけど、そうすると薄味になるからなぁ。

その辺のバランスが悩みどころなのです。
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