彼女に関しては殆どギャグ補正入りませんので(たぶん)、もうちょっと真面目な展開にお付き合いください。
「……ってワケなのよ。葛城はどう思う?」
「……」
「葛城?」
「ちょっと何言ってるかわかんないですね」
「だよねぇ……」
アークロイヤルからワケもわからず一刀両断され、鯉住君に答えの出ない禅問答のようなことを指摘された翌日。
瑞鶴は手始めに、後輩であり研修生仲間でもある葛城に、昨日言われたことを聞いてみることにした。
すなわち
『「深海棲艦と戦う」ということ以外に、自分がやりたいと考えていることは何か?』
という質問だ。
元々艦娘は、前世の記憶を多かれ少なかれ持っている。
だからこそ、兵器として、護国の象徴として、その身は戦闘に捧げるという意識は共通のものであり、普通ならそのことについて深く考えることなどない。あまりにも当然の使命として受け入れている。
それ以外の大事なことと言われても……聞かれるまで考えもしない者が大半なのだ。
「私はあっさりと天城姉に教導艦になってもらえたのに、瑞鶴先輩はずいぶん苦労してるんですね」
「……葛城だけズルい」
「そんなこと言われても……逆に先輩がそこまで拒否されているのが理解できませんよ」
「うーん……」
実は昨日、瑞鶴が撤退したあとのこと。
彼女のことはなるようになるこということで放置し、鯉住君は葛城の研修受け入れを天城に頼みに行ったのだ。
さっきの今で葛城と共にやって来た鯉住君をアークロイヤルは快く迎え入れ、天城を布団から引っ張り出してくれた。
天城は完全に寝ぼけていたが、葛城の「天城姉! 瑞鶴先輩みたいに強くなりたいの! 鍛えて!」という素直な申し出に「ふわぁ……提督がいいって言うなら、別に構いませんよ……」と、あっさりと教導艦を引き受けてくれた。
それを紅茶を飲みながら見ていたアークロイヤルは、涼しげな表情だった。瑞鶴に対する態度とは雲泥の差だったとか。
ちなみに天城はその時ちゃんと服を着ていた。上下ともにメチャクチャ薄くてメチャクチャゆるゆるな服を着ていた。
鯉住君はその姿を直視しないよう、常に視線をそらし続けており、葛城は鯉住君が姉をいやらしい目で見ていないか、常にチェックしていた。
「このまま私達だけで考えていても、サッパリ話が進みませんね。
ここの皆さんに片っ端から聞いてみたらどうです? 皆さんならわかってるって、大佐は言ってたんですよね?」
「それしかないか。葛城は?」
「私は今日から研修開始ですので、ご一緒できません! すいません先輩!」
「葛城だけズルい!」
「1日でも早く先輩に追いつきたいので! それでは!」
瑞鶴のぶすっとした様子を気にも留めず、ニッコニコで葛城は走り去って行ってしまった。
ポツンと置いて行かれてしまった瑞鶴は、しょうがないなぁといった様子で、頭をガシガシやっている。
「ハァ……仕方ないか。私ひとりで聞き込みに行こう」
・・・
「それでまずは私に相談しに来たってわけね」
「ええ。大佐のことなら、筆頭秘書艦のアナタがよくわかってると思ったから」
「ふふん。その判断は正解ね。いいわ、教えてあげる」
瑞鶴はまず最初に叢雲に相談することにした。
彼女が鯉住君に対して一番遠慮なく接していると感じているからだ。言い換えると、一番彼のことを尻に敷いていると感じているということでもある。
「色々話す前に……まずはアナタに謝らないといけないわね。
話を聞く限りだとアイツの説明の仕方、これ以上ないくらい、わかりにくかったでしょうから」
「謝ってもらうことないけど、正直言って大佐の言ってることは半分も理解できなかったわ……」
「それは仕方ないわよ。普通の艦娘にそんな話いきなりして、理解できるわけないもの」
「ふ、普通の艦娘?」
「そ」
当たり前のように『普通の艦娘』と言われて、たじろいでしまう瑞鶴。
彼女は日本海軍で最も強力な部隊(表向き)である、大本営第1艦隊に所属しているのだ。尊敬の視線や意見には慣れていても、『普通』扱いされたことなどない。
しかしそんな事実はお構いなしに、叢雲の中では彼女は普通枠に収まっているようだ。瑞鶴が普通というよりは、叢雲の知る鼎大将組の面々が頭おかしすぎるだけなのだが。
「艦娘っていったら、深海棲艦と戦うのが自分の使命と思ってる子が殆どだわ。
なのにいきなり『戦わなくていいとしたら、何したい?』なんて聞かれても、何を言われてるかわからずフリーズするってものよ」
「実際そうなったわ」
「ということは瑞鶴さんも、そう考えてるってことよね?」
「そ、そりゃそうでしょ。そう考えるのが当然じゃない」
「ところが当然じゃないのよ。ウチではそう考えてる子なんて、全然いないわけ」
「な、なんですって!?」
予想外な言葉をさらりと口にする叢雲に、瑞鶴は驚きを隠せない。
「ああ、勘違いしないでほしいんだけど『戦いなんてしたくない』って、戦いから逃げてるわけじゃないわ。必要なら戦うし、必要なければ戦わないってだけ」
「そんな気持ちで……敵から護るべきものを護れるはずないわ」
「何言ってるのよ。現に私達、全海域解放したじゃない」
「そ、それはそうだけど……」
「だったらいいじゃない。やることはできてるんだし」
叢雲が言うには、この基地には『深海棲艦と戦わなくてはならない』と思っているメンバーは殆どいないらしい。
瑞鶴にとっては大きな衝撃だ。『そんな艦娘居るのか?』というレベルの話である。
しかしそれでも、この基地ではちゃんとした結果を出している。つまり戦いができないわけではない。むしろ得意ともいえる。
そのかみ合わない事実に、ちぐはぐなところを感じる瑞鶴。そこを理解しなければならないようだ。
「……今の私じゃ分かんないということが分かったわ。大佐と話した時と似た感覚ね」
「アイツの話はごちゃごちゃしすぎなのよ。
大方アイツ、『誤解されるような言い方できない』とか『自分で気づけるような話の組み立てしなきゃ』とか『瑞鶴さんに失礼な言い方できない』とか、その辺のことを考えてたんでしょうけど……
それを全部詰め込んだせいで、逆に意味不明な聞き方になってちゃ世話ないわよね。呆れちゃうわ、ホント」
「へ、へぇ」
「そんなだからアイツ、事務仕事も全然できないのよ。
一部を切り捨てられずに、全員が納得するやり方をギリギリまで探すせいで、仕事が遅いのなんのって……」
「はぁ……」
「そのせいで私の仕事がぐーんと増えちゃってるのよ? ありえなくない?
私がいないとアイツひとりじゃやってけないんだから。ホントになんとかしてほしいわよね!
そんなだからアイツからは目が離せないのよ!」
「えーと……」
なんかボヤキに見せかけた惚気話が始まった。まともに付き合っていては胸焼けしてしまうので、瑞鶴は話を元に戻す。
「そ、それは大変ね。
……ところで、アナタは大佐に同じこと聞かれたら、どうやって答えるの?」
「……ん? ああ、そうね、その話だったわね。
結局アイツが言いたいのは、『自分で自分の生き方決めてほしい』ってことだから。アークロイヤルも似たようなところね」
「……はぁ」
「というわけで、私の答えは『今までと一緒でいい』ね。別に私はやりたいことないもの」
「……え?」
「強いて言うなら、ずっと傍でアイツの面倒見てやらなきゃいけないくらいかしら。強いて言うなら」
「そ、それだけ? え? それでいいの?」
「別にいいじゃない。やることやってるんだし」
「いやまぁ、それはそうなんだけど……」
「私も最初はもっと真面目だったのよ?
第1基地で艦娘として転生してから、高雄さんや龍田に基本的な研修受けて、今度こそ最後までこの国を護ろうって思って……
ま、今やそれも昔よね。そんなお堅い考えで乗り越えられるほど、現実は甘くなかったってところかしら」
「……ええと」
「私からはこんなところね。他のみんなにも聞いてみなさい。参考になるでしょうから」
「……はい」
なんか思ってたのと違って、割と適当な感じだった。
叢雲に放り出されるように追い出され、なにがなにやら、どうしていいのやらわからない瑞鶴である。
「はぁ、なんなのよもう……とりあえず他の人にも聞いてみよう」
・・・
「私ですか? えーと……ここのみんなとずっと一緒に居たいですね。それだけで十分です」
「え? 私? 師匠と暮らせていられれば満足かな。えへへへ」
「そだねぇ。ダラダラできればいいかなー。つまり今まで通りってことで」
「北上さんと居られればなんだっていいです」
「私は提督のお嫁さんだから、もっと料理とメンテの腕を上げなきゃいけないかも!」
思いたったらすぐ行動。
足が止まりそうになったらとりあえず動いてみる派の瑞鶴は、片っ端から聞き込みをしていった。
「……誰も戦闘について考えてないわ。この鎮守府、本当に大丈夫なの?」
そしてその結果は、『今が幸せ派』と『提督大好き派』の2パターンに分かれていた。
普通の鎮守府なら大多数がそうである『戦闘頑張る派』がひとりも居なかったのは、彼女にとって少なからず衝撃的だった模様。
艦娘は戦闘で活躍してナンボだと思っているので、この結果には違和感しかない。
「うーん……」
廊下を歩きながら瑞鶴が戸惑っていると、通路の向こうから、まだ聞き込みをしていないふたりが歩いてきた。
「やや? そなたは瑞鶴殿ではないか。難しい顔をして、何を考えているのかや?」
「なんだか悩みがありそう。子日たちでよければ、相談にのるよ?」
「あ、ああ。初春ちゃんに子日ちゃん。実はね……」
「ふむ。かくかくしかじかというわけか」
「そうなのよ」
駆逐艦のふたりにも、戦闘以外で自分がやりたいと思うことについて聞いてみる瑞鶴。
駆逐艦は精神的に幼い者が多いこともあり、瑞鶴としてはふたりに対してしっかりした答えは期待していない。とはいえ、全員に聞いてみると決めた以上、例外を作ることもないだろう。
というわけで、同じように聞いてみたのだが……
「別にわらわは戦闘をしたいわけではないのう。鯉住殿、妹たちと共に歩めれば、他はなんだってよい」
「子日もみんなと暮らせれば幸せだよぉ。今のままでも幸せだけど、できたら若葉と初霜も呼んで、一緒に暮らしたいなぁ」
「ふたりも戦闘については触れないのね。艦娘の本領は戦闘だと思ってたのになぁ……」
やっぱりこのふたりも、他のメンバーと似たような感じだった。戦時だというのに、実に暢気なものだ。
しかし、瑞鶴のボヤキを聞いたふたりは何やら思うところがあるらしく、少し違った話題を振り始めた。
「姉さん。瑞鶴さんが悩んでることだったら……鯉住さんといつもしてる話、してあげればいいんじゃないかなぁ」
「そうじゃな。まさにうってつけじゃろうて」
「大佐といつもしてる話?」
「うむ。我が愛しの旦那様は、色々とわらわ達のために、心と時間を割いてくれておるのじゃ!」
ドヤ顔で胸を張る初春。何やら瑞鶴の疑問に対するジャストな答えがあるようだ。
「それってどんな話なの?」
「ええとねぇ。鯉住さんとはたまに、駆逐艦がどうやったら活躍できるかの話し合いをするの」
「駆逐艦が? 活躍?」
「うむ。瑞鶴殿はどうやら戦闘に興味があるようじゃからの。
……正規空母から見て、戦闘面での駆逐艦とは、如何ほどのものかや?」
「え? ええと……私達は夜戦ができないし、護衛としての活躍は頼りにしてるけど……」
「しかしそれも、軽巡洋艦や重巡洋艦と比べれば、心許ないじゃろ?」
「それは……」
「遠征でも同様。資材獲得、護衛任務共に諸々のリスクを考えると、軽巡洋艦や重巡洋艦の方が適任。
駆逐艦が効率で勝るのは、被弾の危険が極端に低い近海哨戒のみ、といったところかの」
「……まぁ、正直言うとそうね」
「じゃろ? 艦の時代には、低燃費に魚雷の高火力、艦体の小ささからの機動力と回避力、そして艦体修理速度の早さという、様々なアドバンテージがあったが……
艦娘となった今では、そのすべてにおいて、艦種による差が大幅に縮んでしもうた。
つまりは艦娘における駆逐艦には、戦闘における居場所がないということじゃ」
「そんなに卑屈にならなくてもいいと思うけど……」
「卑屈ではなく事実。
ま、そういうことで、わらわ達駆逐艦には、大型艦のお主らには思いもよらぬ悩みがあるんじゃよ」
「うーん……」
「姉さんが言いたいことはね。駆逐艦と海防艦は、本当に強い子以外は戦闘で活躍できないから、他のところで活躍した方がいいんじゃないかなってことなの」
「そうなっちゃうかぁ」
「そうなっちゃうんじゃよ。
駆逐艦が他艦種に勝るのは、基本的には数のみじゃ。しかし数だけおっても艦隊に居場所はない。
他の駆逐艦も皆、瑞鶴殿の言うように戦闘に居場所を見出しておるようじゃが……このような現状ではの」
「……そっか」
そんなこと、言われるまで気にしなかった。艦時代(前世)の記憶に頼って、駆逐艦は大型艦の護衛という印象しかもっていなかった。現実が見えていなかった。
何年も同じ鎮守府で、駆逐艦と一緒に頑張ってきたというのに。
初春の言葉が事実だというのは、各鎮守府の第1艦隊、第2艦隊の構成比率を見れば明らか。なにせその中で駆逐艦が占める割合は、5%にも満たないのだ。
艦娘はみんな戦闘での勝利に自分の価値を見出している。そこは間違いない。
しかし、他艦種の完全劣化と言ってもよい駆逐艦や海防艦は、その考え方で行くと、常に劣等感と無力感に苛まれることになる。
それは……とても辛いことだろう。
「だから鯉住さんと私と姉さんで、駆逐艦がどうやったら活躍できるのか、時々相談してるんだ!」
「……大佐、そんなことしてたんだね」
「む。惚れるでないぞ? わらわの旦那様なのじゃぞ?」
「惚れない惚れない。それで、結論はどうなったの?」
「そんなもの簡単に出るものではない。
……が、ひとつの可能性として、戦闘以外での活躍を考えたらどうか、という話で落ち着いておる」
「鯉住さんが教えてくれたんだ! この鎮守府に色々造ったのは、そのためでもあるんだって!」
「農場とか生簀とか?」
「そう! 鯉住さんが言うには、同じ艦娘と戦闘力で比べるから辛いんだろうって!
だから人間のお仕事を色々してみて、気に入ったお仕事ができれば、居場所が見つけられるかもしれないって!」
「はー……」
このどう見ても軍事施設とは思えない鎮守府には、農場や生簀、水族館など、ワケのわからない施設群があるが……それらを造った理由は鯉住君の趣味というわけではないようだ。彼は彼なりに考えて、それらの設備をこしらえたらしい。
……実はそれらを造った理由の殆どは、ノリと勢いでハッスルしてしまった、という情けないものだったりする。何とも言えない理由だが、元々頭の中にそういった考えがあったからこそ、そんな施設群ができたともいえる。
「おかげでわらわ達も、随分と充実した毎日を送らせてもらっておる」
「妖精さんたちと一緒に畑仕事したり、ニワトリさんやカイコさんの面倒見たりするの、すごく楽しいよっ!」
「……ふーん。そんなに楽しいんだ」
「わらわとしては面倒くささが先立つので、楽しいとは言い難いの。
しかし、仕事をした分は、誰かが喜んでくれる。誰かに必要とされるのは嬉しいものよ。お主にもそれはわかるじゃろ?」
「戦闘で認められるか、他で認められるか、それだけのこと、ってわけか」
「うむ。鯉住殿がお主に伝えたかったことのひとつは、そこじゃろうな」
「なるほどなぁ」
ここでは『艦娘=戦力』という公式が当てはまらない。その風潮は、提督によって作られたようだ。
他所とは違った方向性で、艦娘に対して真摯な姿勢を貫いているということだろう。瑞鶴はそこに感心し、此処での生活に対する興味もわいてきた。
と、そんな雰囲気の中、初春がおかしな話を始めた。
「実際に他の鎮守府にも、戦闘以外で活躍しておる艦娘はおるぞ?
わらわ達が元居た呉第1鎮守府の元同僚、神風型の旗風がそうじゃ。
どこをどう間違ってしまったのか、今では大漁旗制作に没頭しておる」
「……ん? 今なんて?」
「大漁旗制作じゃ」
「聞き間違いじゃなかったのかぁ……」
「神風型は駆逐艦の中でも旧型じゃからの。あやつは悩んでおった時期があったのじゃ。『戦闘でうまく活躍できない。もっと皆さんの役に立つには、どうしたらいいのでしょう……?』といった具合に。
それがいつの間にやら、何かが吹っ切れたようで、元々趣味だった手芸経験を活かして、大漁旗を造ってみることにしたとかなんとか」
「ちょっとぶっ飛びすぎじゃない……?」
「鯉住殿が鎮守府改造した辺りから、本腰を入れ始めたようじゃし……わらわ達が影響を与えたという一面はあるじゃろな。
あやつは現在、大漁旗販売を通じて知り合った呉の漁師連中から、アイドル扱いをされておる。そのおかげで漁船護衛任務では指名が入るほど引っ張りだこ。地元の豊漁祭りでは司会を務めるほど持て囃されておる。
どうじゃ? 旧式のいち駆逐艦が、豊漁の女神扱いじゃ。元同僚として鼻が高いというものよ!」
「旗風さん、そのおかげで最近元気だよねっ!
呉鎮守府の駆逐艦ネットワークで、新作の画像載せてくれるんだよっ! ほらこれ!」
子日がササっと取り出した端末の画面には、実に見事な大漁旗を掲げた、満面の笑みの旗風が写っていた。
『私、今、生きてます!』なんてビビットなセリフが聞こえてくるようだ。
「なんかすごい方向性だけど……こういうのもいいものなのかもね」
「これもひとつの艦娘の生き方ということよのう。
瑞鶴殿には瑞鶴殿の生き方があるはずじゃ。じっくり探せばよかろ」
「うん。そうしてみる」
「頑張ってね!」
「ありがとね。ふたりとも」
瑞鶴はふたりにお礼を言って別れた。
昨日ボロクソに言われて焦りと悔しさに心が支配されていたのだが、いつの間にかそれも随分と薄まっていた。
たったの1日ではあるが、昨日までの自分と比べて、随分と視界が広くなったと感じる。大本営でずっと訓練を続けていれば、このような機会は得られなかっただろう。
「まだ本当の意味で分かったとは言えないけど……一歩前には進めたかな」
初春ちゃんは実は相当頭がいいです。伊達に大規模鎮守府筆頭である呉第1鎮守府でネームシップやってただけはありません。
普段が自由奔放なので、あまりそれを感じさせないですけど。