艦これ がんばれ鯉住くん   作:tamino

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日が長くなってきて春の兆しが見え始めましたね!(ニュースで見る大雪から目を背けつつ)
無限に伊豆に行きたい季節だぁ。


第176話 やりたいことやったもん勝ち

(あ、鯉住くーん、映ったよ!! ほら、多分これ大本営の会議室!!)

 

(でかした明石!! 妖精さんもいい仕事したねぇ!!)

 

(なんか人いっぱいいるから会議中かな? お忙しいところすみませーん!)

 

(なんかあれだな、映像めっちゃノイズあるしカクついてるな。これこっちの映像ってちゃんと映ってるのか?)

 

(それは大丈夫! こっちの映像を滑らかに映す犠牲であっちの映像がコマ送りみたいになっちゃってるだけだから。あっちではこっちの映像が滑らかに流れてるはずだよ!!)

 

(原理が全然わからんけどすごい自信だしホントにそうなんだろな! よし、明石とスタッフの妖精さんたち、祭りを実況するから着いて参れー!!)

 

(おー!!)

 

 

 やたらぬるぬる動く鮮明な映像で、見たことがある人にはやたら見慣れた顔が、見たことのない人にはお祭りの若い衆にしか見えない男性が、部下であろう工作艦・明石をカメラマンとしてずんずんと進んでいる。

 大本営の会議室に集められた各地のトップとその秘書艦は、あまりにもいきなりの出来事に言葉を失っている。

 

 いきなりなんだこの映像?

 これオンタイムのライブ映像?

 あのやたらいいカラダした男の人って提督?

 ていうか祭りを実況って何? 見た感じ日本じゃなさそうな雰囲気だけど……

 そもそもなんでただのプロジェクタで映像が流れてんの?

 

 頭の中がハテナでいっぱいになると、脳内処理でいっぱいいっぱいになってフリーズしてしまうようだ。会議に集まった大半のメンバーが呆気に取られてしまっている。

 

 

(皆さん! なんか会議してるっぽいですけど息抜き気分でちょっとお付き合いください! ラバウル第10基地の鯉住です! 今ウチにお客さんが来てて、せっかくだから祭りしてるんで、皆さんも一緒に盛り上がりましょう!!)

 

(押しが強い! 流石は修羅場モードだね!)

 

(今日の俺は絶好調だからな!! 会議中の皆さんもいい息抜きになっていいだろ!! いいことができて気分がいい!!)

 

(すごい自信だね! 私も楽しくなっちゃう!!)

 

(いいぞ明石、楽しめ楽しめ!! TPOを意識した言動をとれぇい!! はっはっはー--!!)

 

 

 テンションが高すぎる。ようやく頭の中が落ち着いてきた面々だが、なんか場の空気が完全に支配されちゃってるので口を挟もうにもはさめないという状況が生まれてしまった。まるで気分は何も知らないまま、しょっちゅう連行される某タレントのようである。

 

 

(皆さん見てください! こちらが我々で用意した出店になります!! 主に補助艦艇のみんなで頑張って料理を作ってくれました!!)

 

(ええと提督に明石さん、そのモニターなんですか? ……って、映ってる皆さんってすごい人たちじゃ!?)

 

(なんかそうみたいだな、元帥とかいるし! 俺たちだけで楽しむのもなんだから雰囲気だけでもお届けすることにしたぞ!! 速吸もなんか一言どうぞ!!)

 

(え、ちょ、そんな無茶ぶりしないでくださぁい!!)

 

(ハハハハハ! それじゃそうだな、他に誰か感想言ってくれる人いるかー!?)

 

(ハイ、では私が!!)

 

(お、伊良湖じゃないか! マイクに向かってどうぞ!!)

 

(見えてますか元帥閣下ー! 私ここで充実した生活を送ってます!! こっちに送ってくださってありがとうございます!! 今の目標は提督から結婚指輪を貰うことです!!)

 

(はいありがとうございます!! 伊良湖がんばってくれてるからな!! 今度指輪申請しとくから無理しない程度にこれからも頑張ってくれ!!)

 

(やったぁ!!)

 

(てなわけで屋台からでしたー!! あ、イカ焼き貰ってくね。モグモグ……うまい!!)

 

 

 やたら勢いが良すぎる上に声もすごいデカい。そしてものすごいテンポがいい。ツッコミどころが多すぎるがゆえになんかこう口をはさめない。

 未だ置いてけぼりの大本営組をさらに置いてけぼりにする勢いで、画面の中のハイテンションな連中は話を先に進めていく。

 

 

(ハイ次はこちら! 見事な櫓と神輿でしょう!! 造ってくれたのは妖精さんですが、デザインしてくれたのは研修生の葛城さんです!! 一言どうぞ!!)

 

(え、あ、私ですか!? って、この映像、提督と大和さんいるじゃないですか!! 今これって繋がってるんです?)

 

(おう!!! なんか伝えたいこと伝えていいぞ!!)

 

(いやちょっと何やってるのさ大佐、葛城に絡んでどうしたのよ)

 

(あ、ちょうどいいところに瑞鶴先輩!! これ今大本営と繋がってるみたいですよ? 提督と大和さんにメッセージ送れるみたいです!!)

 

(提督さんと大和さんに? いやそんなワケないでしょ……こっから本土までどんだけ離れてると思ってるのよ)

 

(いやいや本当だぞ!! ということで瑞鶴さんも葛城さんといっしょになんかどうぞ!!)

 

(フリが雑過ぎるんだけど……まぁいいや。もしホントに聞こえてるならだけど、私、かなり強くなったからね。次の大規模作戦は私に任せて!!)

 

(私も天城姉にすごい鍛えられたんで、そんじょそこらの深海棲艦には負けませんよ!!)

 

(うーん、いいですねぇ!! こんな感じでふたりとも頑張って研修してますので、元帥も期待しててくださいね!!)

 

 

 ついに見知った顔が出てきてしまった。大本営第1艦隊の瑞鶴と葛城である。見た目だけでは流石に判断できないのでもしかしたら別の鎮守府の瑞鶴と葛城かもしれないが、そんな態度は微塵も感じられないので本当にそうなのだろう。

 そんなふたりの報告を受けて、鋼のメンタルでこの場でも動じていない元帥は「うむ」と満足げにうなづいている。大和はまだ回復しておらず、真顔で画面を見つめている。

 

 

(そしたら次はメインイベントですよ!! 花火大会!! お客さんたちがデザインした花火を見比べてみましょう!!)

 

(オイ人間、モウ始メテイイノカ!? 待チキレネェンダヨ、サッサトシロ!!)

 

(散々御膳立テシテモラッテオイテソノ態度……コレダカラ蛮族ハ。イクラ相手ガ人間ダトハイエ、義理ヲカクト畜生ト変ワラナイワヨ? 同族トシテ恥ズカシイワ)

 

(黙レコノくそちび!!)

 

(ヤレヤレダワ……)

 

(まぁまぁまぁケンカせず仲良くしてもらって!! 準備できたんで打上げ始めましょう1!)

 

(ぎゃははははは!! コノ私ノ『いかチャンすぺしゃる』ガ一番ニ決マッテルゼェ!!)

 

(私ノ『黄金比長方形無限回転体貝殻』ニハ敵イマセンヨ。エエ、間違イナク)

 

(はははは!! 自信があるようで何よりです!! それじゃあ妖精さんたち、やっちゃってくれ!!)

 

 

 ひゅるるるる……

 

 

 ドドドォォンッ!!

 

 

((( オォ~! )))

 

 

(キレイねadmiral、なんて美しいのかしら!! 本当の芸術ってのはこうじゃないといけないわ、そうでしょ!?)

 

(コマンダン・テストも満足してくれたか!! いいよな花火!!)

 

(ふぅむ。一発の花火ではなく小玉を連発して躍動感を出すとは、かなりの技術だな。こうも見事にイカやカニが動きまでも再現されるとは、なかなかやるじゃないか。褒めてやってもいい)

 

(すごいなアークロイヤル、まるで花火博士だな!!)

 

(心が落ち着きますね……落ち着いたら眠くなってきました。……提督、抱き枕になってくれません?)

 

(悪いが天城、それはまた今度な!! ちょっと今用事があるからな!!)

 

 

 なんか見たことない深海棲艦たちが打ち上げ花火で盛り上がっている。いや、ありえないでしょ。と言わんばかりに目をこすりまくる会議参加メンバー。そりゃそうもなる。

 時間が結構経ったからか冷静になれる者も増えてくるらしく、一部では独特のリアクションが始まった。具体的には呉の鼎大将とラバウルの白蓮大将が大爆笑し始めた。ちょっと前まで自分たちがいた場所でなんかよく分かんないことが始まってしまったので、それがツボに入ってしまった模様。報告書だけで聞いていた鯉住くんの暴走を目の当たりにしたことで、そっちもツボに入ってダブルパンチという形である。

 そしていきなり笑い始めた大御所ふたりを見て、その他メンバーは更なる混乱に包まれる。ようやく持ち直してきたところに更なる不意打ち。頭の上のクエスチョンマークは増えていく一方である。

 

 

(ねぇちょっとアドミラルさん、なにしてんのさ)

 

(おお、ガンビア・ベイさんじゃないですか! 大本営にこの楽しいお祭りをお届けしてるところですよ!!)

 

(え、もしかしてライブ配信中ってこと? いやダメでしょ軍紀的に)

 

(ダメなところには流してないのでギリセーフですよ! ハッハッハ!)

 

(そういう問題じゃないよね。やっぱ頭おかしいわこの人間。いや、褒めてるんだけどね、私達への対処含めて)

 

(恐縮です!!)

 

(ハーイ! 聞こえたわよ、ベイ!! 配信中ですって!? ミーのこのビューティフルボディを世界に見せびらかすチャァンスじゃない!!)

 

(うわなんか来た)

 

(モグモグ……ゴクン。なによ、画面の向こうに居るの誰? 偉い人間? だったらよく聞きなさい! このアドミラルは私の夫にすることに決めたわ!!)

 

(ハッハッハ! コロラドさん、気持ちは嬉しいですけど俺はここを離れられないですよ! 大事な部下もいますからね!!)

 

(うわまたなんか来た。ていうか私達は帰んなきゃいけないからそれ無理でしょ)

 

(フン、場所なんか些細なことよ!! 美味しいご飯と紳士的なおもてなしができる人間を手放すなんて出来るわけないじゃない!)

 

(アハハハ! そこまで褒めていただけると悪い気はしませんね! 楽しんでいただけるように場を整えられてよかったです!! ホラ、艤装のみんなも楽しそうにしてますよ!!)

 

 

 プロジェクタの画面がスライドした先に見えるのは、楽しそうにキャッキャしながら食事をしている深海棲艦の艤装達。傍から見ると魑魅魍魎大集合みたいな絵面に、普段戦いの相手として相対している秘書艦たちはカラダがこわばる。しかし……

 

 

(ししょぉー! なんかロブソンさん(ロブスター型艤装)とキングさん(タラバガニ型艤装)がプルプル震えてるんですけどー)

 

(ん? ああ、ちょっと待ってくれ! ……なるほど、そういうことな!)

 

(食あたりかなにかです? 胃薬持ってきます?)

 

(いや、彼らの持っているものを見てごらん!)

 

(これは……刺身とワサビ!!)

 

(そう! ワサビをポリポリしすぎて刺激に震えているんだろうな! ……うん? そうですか、美味しいですか!! この刺激がクセになる? わかってますねー!!)

 

(いきなりバンザイしてどうしたのかと思ったら、感謝のジェスチャーだったんですね。それなら一安心! 艤装と心を通わせられる師匠はやっぱりすごいです!!)

 

(おうおう、そんなに褒めるな夕張よ!! 照れるじゃないか!!)

 

 

 なんか艤装と仲良くしてる……

 会議室の空気がまた一段とモヤモヤしたものになる。目の前のこれっていったい何なんだろうか? 同じ世界線の出来事なんだろうか? そろそろ見えない疑問符で会議室が満たされそうである。

 そして大爆笑しすぎて腰に来た鼎大将が崩れ落ちる。年には勝てない模様。ひとり脱落である。

 

 

(普通の人間なら艤装の気持ちなんてわかんないわ! そういうところが素敵! 抱いて!)

 

(オーゥ! パッショネイトなアップローチですねー!! これはもうウェディング待ったなしですヨ!)

 

(ハハハハハ!!)

 

(頭痛くなってきたよ……)

 

(まぁまぁガンビア・ベイさん! こういう時くらいは羽目を外して楽しまないとですよ!! はいリンゴ飴!)

 

(モゴォッ!! ……ちょっとさぁ! いきなりレディの口にリンゴ飴突っ込むとか、デリカシーとかないの!?)

 

(ハハハ! ソーリーソーリー!! でも大丈夫ですよ、ベイさんがさっき食べてたやつとは別の味のやつですから! 味変です!)

 

(私が今怒ったのそういうことじゃないんだけど……無敵すぎる……)

 

(ハハハ!!)

 

 

 なんか見たことない金髪の艦娘達と漫才したりイチャコラしたりと忙しい様子を見て、やっぱり言葉が出てこない会議室の面々。情報爆弾の前には思考回路もショート寸前である。

 そしてここで大爆笑していた白蓮大将が腹を抑えてぶっ倒れた。どうやら腹筋が攣ったらしい。ふたり脱落である。

 

 

(……あぁ、提督、こんなところに居たんですね! 花火大会も終わったので、そろそろお神輿で練り歩く時間……って、なにしてるんです?)

 

(おう古鷹! 日本に元気をお届け中だぞ!!)

 

(ええ? それってどういう……?)

 

(フルタカじゃん。あんたのアドミラルさん、上司のところにライブ配信してるよ)

 

(ラ、ライブ配信!? マズいですよ軍紀的に!!)

 

(大丈夫大丈夫!!)

 

(私もそう言ったんだけど、終始この調子だよ)

 

(それホントですか、ガンビア・ベイさん!? 提督、深海のお客さんの方が常識的ってちょっと良くないと思います!!)

 

(大丈夫だって! ほら、画面の皆さんもイスに座りながら楽しんでるだろ!?)

 

(画面の皆さんって……なんだか大御所ばかりに見えるんですけど!?)

 

(普段気を張ってばかりの人たちにこそ息抜きしてもらいたいだろ!? 俺は疲れた皆さんに癒しをお届けするんだ!!)

 

(気遣いの方向が明後日なんですよぉ!!)

 

(フルタカじゃ相性的に勝てないの分かってるでしょ。諦めなよ)

 

(うぅ、報告書になんて書けば……!!)

 

(この映像録画もしてあるから、動画データですって提出すればそれだけでいいんじゃないか!?)

 

(こんな色々おかしい動画、アーカイブに残したらダメでしょう!?)

 

 

 やっと常識的な艦娘が出てきたことで、会議室のほぼ全員が彼女の言葉にうなづいている。正論だし普通はそう考えるということを、ちゃんと言葉に出してくれてるのを見て安心する。本当の意味で会議室に居る疲れた心を癒してくれたのは、言うまでもないことだが彼女の存在である。

 ここで鯉住くんと付き合いが長く、色々と察している大和が机に轟沈した。これからの色々を思って頭と胃が痛くなってしまったらしい。さんにん脱落である。

 

 

(まあまあいいじゃないか古鷹!! それじゃ神輿で練り歩くかぁ!! 本日のメインイベントだぞ、昂ってきた!!)

 

(えぇいヤケですよもう! 後のことは後で考えます!! それじゃお神輿みんなで担ぎ始めますからね!!)

 

(いいぞいいぞぉ! キミたちのパワーには俺はついていけないから応援しかできないが……歌で応援しよう!! 一番鯉住、歌います!!)

 

(いやちょっとまってよ)

 

(あ、ベイさんも歌います? オーゥ↓セイユーキャンシィ↑ー!!)

 

(いや国歌斉唱始めないでよ。絶対アナタエネルギー切れたら動けなくなるでしょ? その前に今回のお礼何にするか決めてよ)

 

(お礼って何のですか?)

 

(うわすごい、ノリだけでなんにも考えてない。ホラ、私達の艤装達をメンテしてくれたお礼だよ。他の相手なら別に気にしないけど、アナタ相手に貰いっぱなしはどうもね)

 

(そんなの気にしなくてもいいのになぁ!)

 

(私達がここまで気にするなんて普通はないんだからありがたく受け取っときなよ。で、なんか欲しい? して欲しいことある?)

 

(そしたら今回初めての皆さんにも、前回と同じこと伝えておいてください!!)

 

(戦う前に威嚇しろってやつ?)

 

(そうです! やっぱりね、戦いはスポーツくらいに収めてほしいんですよ! 昔っから戦いで得するのは戦ってない人だけ! それはねぇ、よくないことですよ! 貧乏くじを引く覚悟がある人に本当に貧乏くじ引かせるわけにはいかないですから!!)

 

(ふーん……まぁいいけど。基本的にケンカをこっちから売らないってことで伝えとくよ。アナタに艤装達えらく懐いてるから、本体が戦おうとしても止めてくれるでしょ。好戦的な奴も多いから不満出そうだけどね)

 

(ラブ&ピースですよラブ&ピース! とはいえ戦いが好きな人がいることも重々承知です!! ということで、定期的に交流戦とかどうです!?)

 

(え゛……て、提督? それって私達が今来てるお客さんみたいな相手と戦うってことですか!?)

 

(そうだぞ古鷹!!)

 

(無理です無理です!! あのオウムガイちゃんたちのご主人(妖精さんたちが夏を刺激しそうな水着を着ているお客さん)くらいなら相手できますけど、それ以上は出力的に厳しいです!!)

 

(大丈夫だって! 古鷹も他のみんなも普段から頑張ってくれてるだろ!? 追いつけ追い越せひっこぬけだ!! いざとなったら加二倉さんのとこから助っ人も呼べるしな!!)

 

(提督の期待が重いですぅ!!)

 

(ふーん、まぁそれならいっか。そんじゃまた来たくなったら色々連れてくることにするから)

 

(合点承知の助です!! あ、その時には一か月前くらいに知らせてもらえます? 艤装の艦載機くん飛ばすとかして)

 

(いーよ。そんじゃま、そういうことで。良かったね古鷹、これ以上の人死にが出ないで済むよ)

 

(いやまぁそれは本当にいいんですけど、もっともっと強くならないと……うぅ……)

 

(私も正直言うと、知り合いに今回の強襲戦に誘われてたのめんどくさいと思ってたからね。ここに居るメンツの参加が無くなっただけでもアンタ達からしたら良かったんじゃない?)

 

(強襲戦?)

 

(ああ、知らないならいーよ。腐れ縁で頼まれてただけだから断っても大した話じゃないし、このどんちゃん騒ぎでここに居る奴らのガス抜きもできたからさ。それよりあの人神輿の方に走ってったけど?)

 

(ああ、本当だ! もうあんな遠くに!? 待ってくださーい!!)

 

(ホラ、アカシだっけ? あんたもカメラマンしてんならアドミラル追っかけなよ)

 

(お心遣い感謝します!! では失礼!!)

 

 

 その後もお神輿練り歩きからのカラオケ大会、伊良湖による和スイーツ大盤振る舞い、艤装達と妖精さんを巻き込んだ鯉住くんの一発芸連発と、言葉にできないようなお祭り騒ぎが大本営会議室に垂れ流しになったのであった。

 




元帥「大佐のおかげで命拾いしたな、まったく」
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